前回までのあらすじ
クラインの反乱から二年後。
フォボスで消息を絶ったクラインを地球で見たという噂を聞いた鴉とレミルは地球に降り立ち、
遂にクラインがいると思われる未踏破地区最深部に到達したのだった!!
Written by ケルクク
<地上の鴉>第341羽 『未踏破地区最深部』
「ここが未踏破地区の最深部か。ふん、陰気臭い感じがクラインにぴったりだな」
「アンタの気持は解るが焦るなよ、レミル。さっきみたいな化物がまだいるかもしれないんだからな」
「解っている!!それに焦っているのはお前も同じだろう?声が震えているぞ」
「ちっ。昨日のアンタを思い出して興奮したんだよ」
落ち着こうとしたレミルが口にした軽口に鴉が下品な冗談で返す。
「それは嬉しいな。だが今から興奮しているようなら今日も早そうだな」
「んな!?くそ!なら見てろよ!今日は絶対にお前を先にイかせてやるからな!!!」
「ふふ。それは楽しみにしていよう。ところで先の未確認ACと巨大MT、覚えがないか?」
鴉をからかった事で落ち着いたレミルは意外と子供っぽい所がある鴉をこれ以上拗ねさせない様に話題を変える。
「レミルもか。俺も何か覚えがあるんだよな~」
「そうか。お前も覚えがあるなら間違いあるまい。あれは」
『ヴィクセンとファンタズマだ。随分と遅かったな二人とも』
「「クライン!?」」
「レミル!発信源はどこだ!!」
「百メートル先の縦穴を300メートル程下った先にあるドームの中心からだ!!」
「了解!!先手は俺が貰うぜ!!!」
鴉はアナイアレイターを縦穴に飛び込ませ、底に着いた瞬間に目の前にいるACにKARASAWAを乱射する。
『無駄な事は止めろ。彼女に勝てる者はこの世には存在しない』
赤いACは必要最低限の動きでプラズマを避けていく。
「この世に最強はいても不敗はいない!アンタの言葉だぜクライン!!今だ!レミル!!!」
アナアレイターがWC-IR24を赤いACに向かって発射する。
『最も重要な単語を忘れるな。正確にはこの世に最強であり続けられる【人間】はいても不敗であり続けられる【人間】はいないだ』
赤いACは空中に飛び上がり余裕を持ってエネルギーグレネードを回避する。
「人間以上の存在にでもなったつもりか!!そこまで堕ちたかクライン!!ならばその狂妄と共に散れ!!!」
BEX-BD150を使い一気に縦穴を降りてきたレミルACがZWF-S/NIGHTを発射する。
「馬鹿な!!消えた!!くそ!ステルスか!!!ならば!!」
突然姿を消した赤いACにレミルが舌打ちしながらステルスを起動し、鴉と合流しようとする。
「!?ステルスじゃねぇ!!変形だ!!くそ!ミサイルが邪魔で!!逃げろ!レミル!!」
『無駄だ。人間の目は誤魔化せても彼女の瞳は欺けん』
「後ろに!速い!駄目!避けられない!!!…ごめんね、鴉」
レミルの謝罪と同時に再び変形して人型に戻った赤いACがレミルACを両断した。
「レミーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!」
次回、<地上の鴉>第342羽 『ナインボール・セラフ』に続く!!!
「読み終わったよ!姉ちゃん!!」
弟の声に弟が保健の教科書を読破している間暇つぶしに読んでいた地上の鴉第40巻を置いて弟の前のベットに腰掛ける。
「そう。じゃぁ、そろそろ実践を始めようかしら」
そう言って上着を脱ぎ捨て足を大きく開く。
「姉ちゃん。凄い」
一人遊びや弟のモノを咥えた事で興奮しひくつき涎を垂れ流してシーツに染みを作っている私を見て弟が息を飲み、無意識に自分の子供チンポに手を伸ばす。
「駄目よ!」弟の手を掴む。
「姉ちゃん!?」
「これは勉強なんだからね。だからお姉ちゃんの体は好きにしていいけど、アンタはチンポ弄っちゃ駄目。もしちょっとでも触ったらそれで終了だからね!!!」
「そんなぁ~!!姉ちゃん!酷いよ!!!」
「我慢なさい。でも」
言葉を切り、情けない声を上げる弟の目を舌で舐め回す。
「あ、あ、あ、ああ、何これ!凄い!姉ちゃん!!姉ちゃん!!」
未知の快感に弟が戸惑い固まる。ふふふ、眼球はアソコと同じくらい敏感だから凄い感じるよね。自分ひとりじゃ弄れないからオナニーには向かないんだけど。
「ふふ、気持ち良かった?もし触らないでイけたらもっと凄い事を一杯してあげる。出来るわね?」
「うん!!俺頑張るよ!!」
「うんうん、アンタは素直でいい子だね。それじゃぁ!始め!!!」
そして私は拙いが一生懸命な弟の愛撫に身を委ねながら、買ってきたもう一つの薄いご本を読み始めるのだった。
「あなたが見学者ですか。運が良いですね。丁度食事の時間ですよ」
研究員はやってきた見学者を出迎えた後に施設を案内しながら解説を始める。
「AMIDAは雑食でして私達は栄養のバランスが偏らない様に、また将来外に出た時に自分で餌を手に入れられるように外にいる生餌を与えています。
生餌の種類は犬や猫や鴉や鼠等の外に一般的にいる動物に各種虫に一般的な草、後は人間といったところでしょうか。
まぁ、百聞は一見にしかずなので見てみてください」
モニタールームに着いた研究員がコンソールを操作すると大小様々なモニターが点灯する。
そこには逃げ惑う生餌に向かって元気よく襲い掛かるAMIDAの姿があった。
「えーと、大小二種類のAMIDAが映っていると思いますが、小さくて色が薄いのが雄、大きくて青いのが雌です。って、常識でしたね。すいません。
それよりよーく見てください。一匹だけ妙な動きをしているAMIDAがいることに気づきませんか?」
そう言いながら研究員がコンソールを操作するとモニターの一つが隅にいる一匹のAMIDA(雌)を映し出す。
そのAMIDAは確かに妙だった。
他のAMIDAは泣き叫ぶ生餌に襲い掛かり貪り食っているのだが、そのAMIDAだけはその場から一歩も動いていなかった。
それどころか他のAMIDAが近づいてくると威嚇し、それでも近寄ってくるものには酸を吐きかけ撃退する。
「怪我をして動けないわけではありませんよ。ほら、彼女の足元を見てください。何か見えませんか?」
そう言いながら研究員がコンソールを操作するとモニターがAMIDAの足元に寄っていく。
「そうです!!鎧土竜です!!彼女は鎧土竜を守っているのですよ!!!
なぜ彼女が餌に過ぎない鎧土竜を守っているのかはまだわかりません。
しかし、彼女は確かに鎧土竜を守っているのです!!!!
そろそろ他のAMIDA達は満腹になったようですね。興味深いのはこれからですよ!!」
研究員の言葉通りに他のAMIDA達は満腹になったのか生餌を追い回すのをやめて思い思いの行動をとり始める。
すると鎧土竜は今まで自分を守っていたAMIDAの上によじ登ると羽を振るわせた。
AMIDAは鎧土竜からの合図があると動き出し、あらかじめ目を付けていた物陰に隠れていた生餌に襲い掛かる。
前腕の一撃で左半身を粉砕され母親の名前を呼びながら転げまわる生餌をAMIDAが咥え、他のAMIDAのいない部屋の隅による。
そしてAMIDAが生餌を放し、止めを刺すと鎧土竜はAMIDAから降りてきてお礼を言うようにAMIDAに寄り添う。
するとAMIDAは照れたように甲高い鳴き声をあげる。
そうして暫く愛情を確かめ合っていた二匹はやがて気が済んだのか仲良く並び死体を食べ始める。
「見ましたか!!!二人が愛を確かめ合うのを!!!
なぜ二人が他のAMIDAの食事が終わってから狩りをするかというとですね、鎧土竜を守るためなんです。
AMIDAは愛らしい外見からすると意外ですが非常に凶暴でして、時に他のAMIDAの生餌を奪う為に酸を吐きかけたりすることもあるんです!
そうすると鎧土竜が危険なので彼女は他のAMIDAの食事が終わってからいくのです。生餌が無くなる危険を犯してまでね。
素晴らしいとは思いませんか!!彼女は自らの生存本能より鎧土竜の安全を優先しているんです!!!!!」
感動のあまり涙を流しながら研究員はAMIDAを讃える。
その間に餌を食べ終った二匹はまた狩りを始めるのだった。
****
「姉ちゃん、お尻の穴舐めたい」
「ふふ、いいわよ。じゃぁ、仰向けに寝てごらん」
「うん」
「じゃぁ、顔の上に座ってあげるからたっぷりと味わいなさい」
****
数度の狩りを終え満腹になるとAMIDAは長い鳴き声を上げ、鎧土竜もそれに答えるように羽を震わせる。
「おや!貴方は運がいい。
これはAMIDAの求愛行動なんです。
ほら見てください、他の所でも交尾が始まりましたよ」
研究員が獣欲に顔を上気させながら説明する。
「AMIDAの交尾は雌が横になり、普段は体内に隠している卵管を内腹から出します。
そして剥き出しになった卵管に、これも普段は内腹に隠している精管を出した雄が精液をかけて受精するという形をとります。
通例一匹の雌に対して雄は4~7匹程度ですが、稀に二十対前後の雄が群がる場合もあります」
我慢できなくなった研究員はスカートを脱ぎ捨て下着とパンストを破り捨て秘所を右手で慰めながら左手でコンソールを操作する。
「ああ、これなんかそうですね。これは一匹の雌に、ひのふの…十五匹もの雄が群がっています。
ふふふ、この時ばかりは普段は中の悪い雄達も協力して雌に精液をかけるんですが、これはかけすぎです。真っ白です。
それにしてもこの光景は人間同士の交尾より余程官能的だと思いませんか?
実験動物に劣情を催すなど研究者として最低ですが、こればかりは発情を抑えられません」
白衣以外を全て破り捨てた研究員が猛烈な勢いで自らを慰めながら説明を続ける。
「何故雄が複数匹集まるかというとですね、無防備な交尾の時間を出来るだけ短くするとか色々あるんですが、最大の理由は雌に食べられる危険性を減らすためなんですよ。
どうして雄が交尾中もしくは後に雌に食べられてしまうかといいますと理由は三つほどありまして、
まず第一に、普段は体内に納めている卵管を体外に出した結果減った体積を空腹になったと誤認してしまうからです。
だから雄は食事後に交尾をして少しでも食べられる可能性を減らしているわけですね。
次に、目の前を動かれてしまいますと本能的に捕食してしまうんです。
最後に、他の雌に射精をさせないためです。可愛らしい外見とは裏腹にAMIDAは嫉妬深いんです。
ああ!!私もAMIDAと一つになりたい!!!」
説明を終えると同時に研究員が達し、同時に放尿する。
「失礼。子供の頃からの癖でして」と見学者に頭を下げた研究員が破り捨てた衣服で床を拭き始める。
だが見学者はそんな研究員に目もくれず興奮した自らを慰めていた。
見学者が興奮したのは先ほどの研究員の自慰でもなければ、AMIDAの交尾でもない。
見学者が凝視し続けるモニターには、寝転んだAMIDAの卵管に必死になって精液をかけ続ける鎧土竜の姿があった。
見学者の視線に気づいた床を吹き終わった研究員が見学者が達したときに床を汚さないように見学者の前に立つ。
「不思議ですよね。
一対一で交尾を行えば100%雄は捕食されてしまう筈なのにこのペアーは何度も交尾を行っています。
それに幾ら交尾をしても異種族間では子を成す事など出来ないだったのに…」
自らの下腹部にかかった見学者の精液を白衣で拭い、ついでに見学者の性器も白衣で拭って綺麗にした研究者が溜息をつきながらコンソールを操作する。
するとモニターが切り替わり、元気よく空を飛び回るAMIDA(新種)の姿が映し出された。
「ここに移っている、いや全ての新種は彼女達の子供かその子孫です。
まったく、我々がどんなに研究しても出来なかったのがまさか自然に生まれてくるとはね。
確かに彼女には顕在化していないとはいえ因子が埋め込んでありましたし、鎧土竜にも退化したとはいえ羽があります。
だから遺伝子の悪戯が起こらないとは言い切れないのですが、いやそもそも異種族間で子供が出来るはずがないか。
まったく、自らの無能を晒すだけですが何一つ理由がわかっていないのが現状です」
溜息をつき項垂れる研究員。
そんな研究員に優しく見学者は肩に手を置き微笑む。
「それはきっと愛の奇跡でしょう。だって見てください」
「そんな!非科学的なこ…いえ、そうですね。そうかもしれない」
咄嗟に見学者の言葉を否定しようとした研究員だが、見学者の指差す先を見て言い直し、微笑む。
微笑む二人が見る先のモニターには、交尾を終えて仲睦ましく寄り添い眠るAMIDAと鎧土竜の姿があった。
ジーン、感動した!!!!
やっぱりORCA出版のPQ昆虫記は最高だわ。
「うーん!」読書で凝り固まった体をほぐす為に伸びをしてそのまま後ろに倒れこむ。
だが、私を迎えたのはドロドロになったシーツの感触ではなく弟の子供特有のしなやかな体だった。
しまった!と思ったときには既に遅く弟の体で唯一硬い部分が首を擦る。
「あぁああぁあぁああ!!!!姉ちゃんの首気持ちいい!!出るぅううぅううぅぅぅうう!!!!」
叫びとともに、首に既に何度も出しているのにまだドロドロな弟の精液がぶちまけられる。
そういえばお尻の穴を舐めたいっていうから顔面騎乗位してあげてたんだった。
その状態で私が後ろに倒れたせいで限界を迎えた弟のチンポに首が当たって最後の一押しをしちゃったわけね。ん?この場合は最後の人扱きかしら?
何て事を考えながらせっかくだから未だ精液を出し続ける子供チンポに髪を巻いて扱いてあげる。
ロングヘアーの特権よね。セレンさんは髪が短いせいでしてもらえないから首輪付き君はこれ好きなのよね~。
尿道を親指で下から上になぞり最後の一滴まで搾り出した後、体を起こして髪を確認する。
「やっぱりドロドロか。しょうがない。お風呂に入るしかないか。アンタは私がお風呂に入っている間に洗濯お願いね」
言い捨てて立ち上がり、ドアに向かって歩き出す。
「ちょっと待ってよ!!何で俺がそんなことやらなきゃいけないんだよ!!!」
「あら?折角お風呂でご褒美上げようと思ったのにいらないの?」
文句を言う弟に微笑んで、ついでに右手で右胸を上げて右乳首を舐めて左手でクパァ~する。メイちゃん必殺ポーズよ!!
「任せてよ!!!俺洗濯大好き!!!」
勢いよく返事をしてシーツやら服やらを集めはじめた弟に「じゃぁ、お願いね~」と手を振ってお風呂場に向かう。
さて、ママ達が帰ってくるまで後三時間。次は何して遊ぼうかな?
次回!メイのいけない性教育・二時間目『体育』に続………いたらいーよね?
後書き
某所からの移送です。良かったら見てください
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