【ミドルフェイズ9 ~交渉5日目①~】
シーンプレイヤー:リュウ、イーディス
GM:どこいきます?幻糸門は修復されてるので、先程のものに加えて各国行けます
リュウ:どこいってないんでしたっけね
GM:あ、あと保有戦力にキューレヘルトが追加されます
GM:国として行って無いのはファゴッツ、ハルフェアですね
GM:他はどこも終わってます。
GM:一応説明しとくと ファゴッツは商人の国。砂漠が大半の国ですが地下水源が潤沢で水には困ってません
GM:加えてペールゼン商会というマツコデラックスみたいな姉妹が経営してるアーカイア随一の商会がありまして
GM:そこが実質的な国の運営を抑えてます
風間サスケ:嘘を言うな!ってなりそうだな
GM:一方ハルフェア。ハルフェアは大きな産業もない島国で完全な農業国です。火山もないのに温泉に各地で湧くので有名でして
GM:観光で有名な国……でした、つい最近まで
リュウ:何ぃ?!
リュウ:温泉に行こうと思ってたのに!
風間サスケ:リュウさん余裕の構えすぎる…
GM:英雄召喚にあたり、ハルフェアの王女ソルジェリッタが実は伝説の絶対奏甲を二機秘匿していたことが判明
GM:これを知った評議会はおかんむり(ちなみに当然イーディスもおかんむり)、奇声蟲討伐後、制裁が課せられることが評議会で既に議決されています
GM:尚、これに対してハルフェア議会はこれに反発
風間サスケ:どっちもどっちじゃねえかな…
GM:一時はシュピルドーゼと一触即発の状態になりそうになりますが、ヴァッサマインの仲介によって後日評議会との外交交渉を行う事でとりあえずひと段落しました
GM:さて、どっち行きます?
GM:ちなみに、温泉は別に潰れたわけではないので行けますよ
リュウ:わぁい
リュウ:ハルフェア!
リュウ:温泉ですよ!
リュウ:イーディスと温泉!
リュウ:男湯なんてあるわけないんですようぇへへへへ
GM:わぁい、下半身ばんじゃーい
GM:ちなみにハルフェアに火山ねぇです
GM:島なので多少の勾配はありますが、基本広い平原がある土地です
風間サスケ:地下に謎の高熱源体が…?
GM:地質学者も「なんで温泉湧いてるんだろ?」と首をひねってます
風間サスケ:ほえー
イーディス:「あの……女王陛下」
ソルジェリッタ:「はい?なんでしょうか?」
イーディス:「我々は折衝に来たはずなのですが、何故……」
GM:イーディスは水を吸ったバスタオルを引き上げると現状最大の不満を口にした
イーディス:「何故温泉に入っているのでしょうか?」
カポーン
リュウ:やったぜ。
風間サスケ:おかしい…拙者は薄汚い牢獄で頭のおかしい女に虐められていたのにこの差は一体…
リュウ:これは私も入っているのか、混浴なのか。それが問題だ
ソルジェリッタ:「我が国の格言に『お湯と肌の話し合い』というものがありまして、秘密抜きの話し合いには適当かと。ささ、リュウさんもどうぞ」
リュウ:「は、失礼します」タオルで腰を隠しつつ入ります
リュウ:やったぜ。
風間サスケ:ひゃっはー しっとマスク何処…
ソルジェリッタ:「あら、厚い胸板ですねぇ」
ソルジェリッタ:「ひびきとは違いますね、ふふっ。女の子と比較したら失礼だったかしら」
GM:ソルジェリッタがリュウの胸板をツツツーと指でなぞる
リュウ:「・・・こちらに来る前から鍛えていますから」
リュウ:イーディスを軽く伺いながら受け答える
イーディス:「っと!それはいいのです!女王陛下!話をはぐらかさないでいただきたい」
GM:イーディスがソルジェリッタとリュウの間に割り込んで話をもとの路線に戻そうとする
イーディス:「こほん。評議会としては、正直に申しまして二機の伝説奏甲を隠匿していたハルフェアに対する疑念が強くあります」
[見学用]@見学:ん
[見学用]@見学:とりあえず3機まで伝説級のありかが分かったわけだ?
イーディス:「出来れば早急にこれらの二機を評議会に明け渡していただきたい」
[見学用]@見学:確定であればだけど
GM:それに関しては確定です
リュウ:そうだね。リュウが知ってるのはこれだけ
風間サスケ:倉庫のはハルフェアのなんだろうか
GM:具体的には 1機:クロイツゼクスト 2機:ミリアルデブリッツ 3機:ブリッツノイエ ですね
ソルジェリッタ:「ミリアルデブリッツもブリッツノイエも我が国の国宝です。そう簡単に渡すわけにはいきません」
GM:ちなみにミリアルデブリッツのデザインと性能は装甲ページ105に乗ってます
風間サスケ:サーコートっぽい肩周りの正統派騎士機体いいねえ
リュウ:「国宝ですか。今は誰か乗っているのですか?」
ソルジェリッタ:「ええ、私の英雄が乗っています」
リュウ:「先程のひびき、さんですか?」
ソルジェリッタ:「はい。ブリッツノイエは妹の英雄が同じく乗っております」
[見学用]@見学:女性英雄か
[見学用]@見学:レアだな
[見学用]@見学:……レアだよな(白目
風間サスケ:キテル…
ソルジェリッタ:「もっとも。ハルフェアには奇声蟲は少ないので、実戦経験はすくないのですが」
リュウ:「今はどちらに?」
ソルジェリッタ:「今は別室で待機してもらっています。召喚の際が温泉でして、どうも私と入るのがトラウマになってしまったようで・・・まいりました」
リュウ:「そうでしたか・・・後ほどアイサツをさせていただいても?」
ソルジェリッタ:「構いませんよ。現世ではじょしこーせーだったという事なのですが、話があえばいいのですけれど」
リュウ:「ええ、ありがとうございます」
リュウ:「イーディス、伝説奏甲の話はその後でも構わないか?」
イーディス:「構いませんが。どうするつもりです?」
リュウ:「何、私を信じてくれ」
リュウ:あれ、確かサスケくん女子トイレに召喚されたんじゃなかったっけ(捏造
風間サスケ:そうだったかな…そうだったかも…
GM:ちなみに、オフシャルだとひびきと響で使い分けてますが
GM:ひびき と きょう って読み方が違うだけで字は同じ 響 らしい、この二人
GM:さて、ではシーンの続き
イーディス:「……わかりました。では機体の移譲に関してはまた改めて。元より私とソルジェリッタ様の二名で決めていい問題でもないわけですし」
イーディス:「ですが、ポザネオ島奪還作戦への参加に関しては別です。是が非でも参加していただきます」
ソルジェリッタ:「そちらに関しては確約させていただきます。ただし、国の守りもあります。参加はひびきと私の二名ということでいかがでしょう?」
イーディス:「二人?女王陛下自ら参戦いただけることは感謝しますがいくらなんでも規模が小さすぎます」
ソルジェリッタ:「ハルフェアの保有戦力が他国のそれと比べて極めて小規模なのはご存じのはずです。ブリッツノイエは動かせません」
イーディス:「では評議会で警備隊を出します。それならば問題ない筈です」
ソルジェリッタ:「その戦力を奪還戦に向けられてはいかがでしょう?自国に制裁を加えると言っている組織の軍隊を国内に入れるなど、正気の沙汰とは思えません」
イーディス:「交渉決裂……と、いうことでしょうか?」
GM:二人の間に緊張した空気が流れ、温泉に入っているはずなのにリュウは背筋を冷たいものが流れるのを感じた
リュウ:内心めっちゃ楽しんでいるリュウであった
GM:どうします?この会話に介入しないならここでとりあえずこの会話は決裂して終わりますが
リュウ:そうだなー
リュウ:難しいんだよねー評議会の否定はできないし
リュウ:まだ評議会への不信感をイーディスに植え付けてないし
リュウ:どうするかなぁ
リュウ:「まあまあ、温泉に入っている中で緊迫した中になっても仕方ありませんよ」
イーディス:「……」
リュウ:「ブリッツノイエが今は動かせないことはわかりました」
リュウ:「今回ミリアルデブリッツを出していただけるだけでもありがたいですよ」
リュウ:「こちらは伝説奏甲を出せるか、わかりませんからね」
GM:余談ですが公式の年表ではツムギに煽られた響が参戦の意向を示して結局参戦していますが、今回ツムギはヴァッサマインにこもってるので歴史が変わっています。
リュウ:「国を護るというあなたの使命、理解しています。なのでこの場は引かせていただこうと思っております」
イーディス:「リュウ様!?」
ソルジェリッタ:「ご理解痛み入ります。では、ミリアルデブリッツとわたくしが参戦する、ということでよろしいですね?」
リュウ:「はい。イーディスも今はそれで構わないか?」
イーディス:「しかし、それでは……」
リュウ:「伝説奏甲が一体あるだけでも成果だ。あとはどう活かすか」
イーディス:「わかりました」
イーディス:「ではミリアルデブリッツの参戦の旨、評議会に報告させていただきます」
ソルジェリッタ:「ありがとう。イーディスさん……さて、頭の痛くなるお話も終わりましたし。飲みますか。今年は麦が豊作だったんで、おいしいんですよ」
リュウ:お酒・・・
風間サスケ:やりましたね
リュウ:寄った勢いで・・・
GM:くるっと、音を立てるかのように女王の仮面を脱ぎ捨てたソルジェリッタが、温泉のよこの樽からジョッキをとりあげなみなみとビールを注ぐ
リュウ:(速い・・・!この人の本性はこれか・・・!)
風間サスケ:あったよストロングゼロ!
イーディス:「い、いえ。職務中ですので」
リュウ:イーディスを背負って帰られるかもしれない。これは貴重な体験ですよ
ソルジェリッタ:「そういわずに、ねっ。お二人ともまだ飲み足りないでしょう?ああ、なんでしたら果実酒も用意しますけど」
風間サスケ:心臓が締め上げられるような感覚と共に意識が遠くなった思い出
リュウ:「果実酒もあるのですか?」
風間サスケ:接待!色仕掛け!誘惑!
リュウ:ククク、酔ったイーディスとかいう貴重なシーン。ククク・・・
ソルジェリッタ:「ええ、ルリルラの特産は白ワインですの」
GM:ちなみにここでいうルリルラはハルフェアの首都です
リュウ:「おお・・・!」
風間サスケ:おー タイトル回収
リュウ:こっから始まるからルリルラだったり?
イーディス:「リュウ様もなにその気になってるんですか。温泉で泥酔したら溺死の可能性もあるんですからね」
リュウ:「大丈夫だ。私は泥酔しない。ここはせっかくの温泉を楽しもう」
イーディス:「酔っぱらいの酔っていないと同じくらい信用できません!ああ、もう女王陛下もジョッキ両手に持って迫ってこないで下さい!」
リュウ:「ふふふ、イーディスも飲もう」
リュウ:「今日は仕事ももうないだろうしな」
GM:これから30分後、みょうに騒がしい温泉を気にした衛兵が温泉の様子を見に来たところ
リュウ:この光景は忘れられない思い出ですよ
風間サスケ:CG回収出来た!
GM:誰のものかわからない吐瀉物と空のジョッキに囲まれた3人が浴槽のとなりで爆睡していたのを目撃したことは以降、ハルフェアの宮廷記録から削除された歴史の闇である
GM:リュウ、イーディスペア前半終了
リュウ:アルコールには勝てなかったよ・・・
【ミドルフェイズ9 ~交渉5日目①~】
シーンプレイヤー:サスケ、ミーナ
風間サスケ:ファゴッツ行きかなぁ
風間サスケ:まだ行ってない場所でしたよね
GM:ファゴッツOK。幻糸門はハルフェアに繋がっちゃってるけどトロンメイルと隣接しているので1日かければ行けます
GM:1日というか半日か。午前中潰せば行ける
風間サスケ:おお、運が良かった
リュウ:運がいいわけじゃないんだけどな・・・
GM:ではサスケ、ミーナペアは午前中はファゴッツに向かう馬車の上で終了だ
風間サスケ:悩むミーナに車中であれこれ声かけるが問題は解決せず みたいな
GM:ミーナが作ってくれたお弁当食べながら「ピクニックみたいだねー」的な会話をして朗らかに終了。特段トラブルもなし
風間サスケ:たーのしー
GM:そうだね、ミーナの悩みは話しても解決はしない。そもそもこの英雄と歌姫というシステムが生きている限り。サスケを前線に送り続けている限り。イーディスとの確執がなくならない限り……
GM:そして、その話をしているサスケの脳裏には時折あのはっぱさまの言葉がひらめくのだ
風間サスケ:この戦いが終わったら奏甲乗りをやめるんすよ…もう再就職先も見つけてあったりして
はっぱさま:「英雄ではアーカイアは救えない、倒すものではなく救うもの。勇者でなければ」
リュウ:アンノウン接近!
リュウ:ブレイク!ブレイク!
風間サスケ:避けられない!誰か!誰か助けっブツッ
風間サスケ:「勇者…救う者…覚悟を決めねば…」
リュウ:撃てよ、臆病者!
リュウ:撃てぇぇぇぇ!!!
リュウ:といいながら討たれるのかな・・・
GM:では、サスケミーナペアの午前中は終了だ
【ミドルフェイズ10 ~交渉5日目②~】
シーンプレイヤー:リュウ、イーディス
GM:ではリュウ、イーディスペアの午後だ
リュウ:わぁい
リュウ:じゃあひびきちゃんに会いに行こうかな
GM:はい。ひびきには場内を歩いていればわりと簡単に会える
GM:ちなみにイーディスは自分の演じた醜態にかなり衝撃を隠せないようすで現在自室に引きこもり中
イーディス:「威厳ある評議会の歌姫があんな……」
リュウ:「かわいい」
リュウ:「じゃない、まあまあ、時には羽目を外すことも大事なんだ」
GM:では城の廊下を君があるいていたところからシーンスタートだ
リュウ:とか言ってから来たってことで
GM:セーラー服をきた女子を君は見つける
リュウ:なるほど、わかりやすい
リュウ:「そこの君」と声をかける
GM:ちなみにセーラー服にはセーラー服だが、腕に手甲がついてたり、冒険用の装備が微妙についてる
ひびき:「……きみ、誰?」
ひびき:「あんまり見かけない人だけど。ぼくになにかよう?」
リュウ:「私は評議会から来た英雄の廿楽リュウと言います」
リュウ:「あなたのことをソルジェリッタ様からお話を聞いて会いに来たのですよ」
ひびき:「ああ、評議会の……それで?」
ひびき:「ハルフェアの国としての話には応えられないよ」
リュウ:「女性ながらも英雄として戦っていることを聞いて、その話をお聞きしたいのです」
ひびき:「好き好んでやってるわけじゃないけどね。いいんじゃない?刺激的で」
ひびき:「少なくとも学生生活よりは面白い……かもしれない」
GM:どこか遠いところを見ているような、それでいてぼーっとしているような返しを返すとひびきは「あははは、キャラじゃないキャラじゃない」と笑う
リュウ:(なるほどな。戦闘経験は浅いと言っていたが、確かにそのようだ)
ひびき:「それで、ボクの話なんて聞いてもつまらないと思うけど、なに?」
リュウ:「ありがとう。それじゃあもう一つ聞きたいことがあるんだけれど」
リュウ:「いいかな」
ひびき:「なに?」
リュウ:「ミリアルデブリッツという伝説奏甲に乗っていると聞きましたが、乗った時にどんな感じがしますか?」
ひびき:「うん?別に?特になにもないかな。奇声蟲には負けないし、すごく強い機体だと思う」
リュウ:「そうですか。ありがとうございました」
ひびき:「ただ……」
リュウ:「ただ・・・?」
ひびき:「動力のアークドライブの出力が強すぎるとかで、起動中はあんまりソルジェリッタ達は近寄れないみたい」
ひびき:「アークドライブが周辺の幻糸を全部吸い取っちゃうから幻糸が薄くなちゃって、私たちでいう高山病みたいになっちゃうんだってさ」
リュウ:「なるほど、それは問題だな・・・」
ひびき:「今の工房では再現できない技術で出来てて、たしか……『パーフェクトドライブ』、って言うんだって」
リュウ:「パーフェクトドライブ・・・」
ひびき:「だからミリアルデはツインシートには出来ないんだ」
ひびき:「本当ならその方がソルジェリッタも安心だと思うんだけどね」
リュウ:「そうだな。二人乗りできないのは問題だな・・・」
ひびき:「限界起動させれば黒い粒子みたいのだしはじめるからわかると思うよ。ミリアルデ以外のはみたことないから確実なことはいえないけど」
リュウ:「ああ、それなら見たことがある。なるほど、見分け方はそれか」
ひびき:「ならそれだ。他は……ないかな。専門家じゃないからね。ごめん」
リュウ:「いや、ありがとう。とても貴重な話だった」
ひびき:「ううん。きみもポザネオ島行くんだよね?よろしく」
リュウ:「ああ、よろしく」
GM:ではひびきと握手したところでこのシーンは終了だ