小説/長編

Written by えむ


 それはちょうどセレンとネリスの三人で食事を済ませ、自宅兼ガレージへと戻っているときのことだった。セレンの携帯端末が呼出音を響かせ、ちょっとすまないとレックスとネリスの二人に断りを入れて、その場から離れる。
 そんなセレンの様子を眺め、とりあえずその場で待ちながら、適当に会話を交わす。

「そういや、この前のミッションで有澤重工の例のグレネードキャノン使ったって言ってたけど。どうだった?」
「最高峰と言える有澤製の超大型大口径榴弾砲、OIGAMI。あの圧倒的重厚感。巨砲とも言える長砲身かつ大口径…。それでいて展開ギミックもある凝りっぷり。さらに火力ももちろん、砲撃音も最高。究極にして至高ってのは、ああいうのを言うんだろうな…」

 感慨深く呟き、レックスは遠い目をしながら、ふとガレージに初めてOIGAMIが届いた日のことを思い出した。
 あの日は…、いやその前の日から色々大変だった。あまりにも楽しみで、届く日が決まってから3日間は一睡も出来ずに完徹。
 当日は、届くのは昼ごろだったのに待ちきれず、雨の中、早朝からガレージの外で待ち続けたせいで風邪を引きかけ、それにも関わらず、届いたその日のうちにフォートネクストに装備。シミュレーションではなく実際に試射しようとして、セレンにど突かれたのは良い思い出だ。
 後は、あまりにもOIGAMIが届いたのが嬉しくて、有澤社長にお礼のメールを出した後、知り合い全員(協働したことのあるリンクス含む)に「いっやほー!!」と写真付きメールを送って、テンションがしばらくの間上がりっぱなしで、届いてから眠れない日々が数日続いて、寝不足がたたってダウンしたりとか。今思えば本当に良い思い出(?)だ。

「……えっと。もしもし? レックス?」

 ネリスが呼びかけるが、レックスはどこか遠い目をしたまま帰ってこない。

「……またこれか…」

 目の前で手をひらひらさせても帰ってこないレックスに、ネリスは一人深いため息をついた。
 昔からこうだった。新しいグレネードキャノンが手に入ると、思い出す度に、しばらくの間はこんな風になってしまうのである。
 だがレックスのグレネード好きは、コルセールにいた頃からの周知の事実。発射音から方向と距離を誤差1cmで判別し、さらにグレネードキャノンの製品名を当て、はたまたスペックデータ全て暗記し、挙句の果てにその設計図まで描けるのは、世界中探したって何人もはいないだろう。
 それほどまでにレックスはグレネードが好きなのである。
 とりあえず放っておけば、そのうち戻ってくるだろうし。肝心な時には、すぐに戻ることはわかっているので完全放置する。ちょうどそこへ、セレンが険しい表情で戻ってきた。

「レックス、ラインアークから依頼だ。緊急のな」
「…やっぱりか」

 セレンの一言で、レックスは正気に戻る。そして真面目な表情で、わかっていたかのように呟く。 ホワイトグリントと言う脅威がいない今は、ラインアークを潰す最大のチャンスだからだ。

「相手は…オーメルだよな」
「その通り。しかも今度は……恐らくネクストを使ってくるだろうとのことだ」
「その根拠は…?」
「前回のメガリス襲撃後、以前から準備を進めていた対空高射砲が現在は稼動している。その結果、オーメルの空中戦力は容易に近づけない。地上戦力に関してもそうだ。メガリス周辺の地形は複雑だ。防御側に地の利があるからな。通常戦力で、今のメガリスを落とすのは簡単ではないだろう」
「…それでネクストか。確かにあそこを潰すなら、ネクスト一機あれば充分だろうしな」

 前回と違いメガリスの防衛システムは完成している。だがネクストを止めるには力不足。それゆえにレックスの元へと依頼が来た。まして「何かあったら力になる」と言ったのだから、当然のことだろう。

「わかった。その依頼は受ける。で、具体的なプランは向こうから出てるのか?」
「メガリスで待機し、強襲してくるネクストを迎撃すると言うプランが提案されてるな」

 ラインアーク側からのプランを聞き、レックスはその場で考え込む。それからすぐに顔をあげ、セレンに告げる。

「セレン、それじゃあダメだ。それだとメガリスは守れない」
「どういうことだ?」

 レックスの言葉に、セレンが怪訝な表情を浮かべる。

「理由は二つある。一つは、僕の腕。ネクスト相手の戦闘で、メガリスに注意を払う余裕はない。守りながら戦うなんて器用なことは無理だよ」
「確かに、そうか。で…もう一つは?」
「メガリスを使えなくするのにネクストなら、大した手間がかからないことだ。最悪、ネクストを落とせてもメガリスだけ破壊される可能性もあるし、メガリス破壊に専念されたら僕のフォートネクストじゃ止められない」

 機動性を武器に逃げ回られたら、動きの鈍いフォートネクストでは、どうすることもできない。
 まして護衛目標は巨大。適当に撃っても火力があれば、簡単に破壊できるだろう。

「…じゃあ、どうする? 見捨てるつもりはないのだろう?」
「もちろん。ちゃんと別の案は考えてる」

 そう言って、レックスはセレンに自分が考えたプランを説明する。それはメガリスを守ると言う点に置いて、とても合理的なプランであると同時に、恐らく前代未聞と言える手でもあった。

「あいかわらず、突拍子もないことを言い出すな、お前は…」
「だけどこれが一番メガリスに被害が及ばない。後の問題は速度差をどう埋めるかと、対峙するリンクスが誰か…だけど。どっちもすでに解決してる。あとは準備するだけだ。とりあえず1時間ほどシミュレーターやってから行くから。セレンは他の準備を頼む」
「…? あぁ、わかった」

 出撃前のシミュレーター。恐らく何か理由があるのだろうと思うが、まずはレックスに頼まれたとおり。出撃のための準備をすべくガレージへと向かうセレンであった。

 そして、それから十時間ほど後。
 ラインアークにて、VOBを装着したフォートネクストの姿があった。今回の武装は左手にインテリオルのレールガンRG01-PITONE。右腕部にMSACのハンドミサイルALLEGHENY01。格納にアルゼブラの射突ブレードMUDANと愛用の有澤製普及型グレネードNUKABIRA。そして―――

「……俺さ。タンク機にこれを積む奴初めて見たよ」
「いや、俺だって初めてだよ。てか、タンクに積むくらいなら軽量型使えば良いような気もするんだが…」

 ラインアークの整備班全員が目を丸くした代物、それは両背と両肩に積まれたオーメルの追加ブースターであった。その意図は誰が見ても明らかだ。追加ブースターの出力を借りて、強引に機動力を上げようと言う狙いだ。
 さて、整備班がタンクに追加ブースターと言うアセンに目を丸くしている頃。レックスはレックスでVOBの最終チェックを済ませ、オーメル側の作戦開始を待っていた。

『久しぶりのVOBだが、さすがにもう騒いだりはしないだろうな?』
「…あれだけの猛特訓に加え、何回か経験したからね。一応、大丈夫だよ。怖いけど」
『まだ怖いのか…。…っと、オーメルのネクストが出撃したと今報告があった。相手はトラセンド。ランク11ダリオ・エンピオだ』
「だと思った。これで違うのが出てきたら、泣くところだったけど」

 ほぼ予想通りの相手に、思わず苦笑を浮かべる。
 オーメルグループに現在残っているリンクスは5名。その中で最強なのはジェラルド・ジェンドリンだが、彼が出てくる可能性はゼロに近かった。人柄と性格からして、彼がすでに抵抗する術のないラインアークにトドメをさすようなミッションを受けるはずはないからだ。
 次にリザイア。彼女が出てくる可能性も、また低かった。なぜなら、オッツダルヴァが落ちた今、オーメルが所有するリンクスは、リザイア一人だけなのだ。貴重な戦力をこんなミッションにオーメルが出すとは考えにくい。
 そしてアルゼブラのシャミア・ラヴィラヴィとド・ス。この二人が出てくる可能性は、他の面々よりは高いとはいえ、それでも出てくる可能性はないと予想していた。まずシャミアは状況戦のエキスパートと聞く。自分に有利な状況で戦うスタイルを好む以上、自分から敵地に飛び込むような真似はそうそうしないだろうというのが理由。ド・スに限っては、彼のネクスト…スタルカは局地戦向けだ。この手のミッションにはまず向かない。
 となれば、残るはダリオ・エンピオのトラセンドとなる。

「セレン、トラセンドのVOB稼働限界時間は割り出せるよな」
『あぁ、問題ない』
「よし――。じゃあ残り30秒切ったら、教えてくれ」
『わかった。―――VOB点火する、行ってこい!!』

 フォートネクストの背部に接続された巨大なブースターが点火される。それと共に機体は最初はゆっくりと、そして次第に加速していき、音速へ突入。目標目掛け、超高速で前へと進むのであった。






 彼――ダリオ・エンピオに任されたミッションは、難易度としてはそう難しい物ではなかった。
 メガリスの防空網をVOBを使って突破し、メガリスを破壊する。それだけだ。

「……ちっ」

 小さく舌打ちをする。今回のミッションはあまりにも簡単すぎる。果たしたところで、大した評価にはならないだろう。だが、それでも上からの命令である以上、断りはしない。素直に従った方が、結局は自分にとってプラスになるからだ。
 ただそれはそれとして。今は人目がないのもあって、不満を隠そうともしていない。

「つまらんミッション―――っ?!」

 そう言いかけたところで、突然の衝撃に機体が揺れた。

『VOB被弾!!』
「なんだと!? メガリスの防空ラインは、まだ先のはずだ!!」

 予定では、メガリスの対空砲が展開されているエリアまでは、まだしばらく時間があるはずだった。それにも関わらず被弾したと言う事実に、驚きを隠せない。
 だが、その原因はすぐに明らかとなった。

『!! 後方にネクスト反応。これは―――ランク31 フォートネクストです!!』
「後方だと?! 」

 VOBよりも速度の出る兵器は存在しないはず。そんな思いで、普段は決して使うことのないVOB用の後部カメラの映像を出してみると、後方からVOBと共に連続クイックブーストで迫るフォートネクストの姿が、そこにあった。

「VOBで後方から…!?」

 予想もしないタイミングでの強襲。だが、そのフォートネクストが再びレールガンを向けたところで、ダリオの思考はすぐに我に返った。再び左サイドへとクイックブースト。絶妙なタイミングでレールガンを回避した。

「くそっ…!!」

 ダリオの表情に焦りが浮かんでいた。まさかVOB使用中に、ネクストがVOBを使って強襲してくるなど思いもしなかったからだ。さらに自分が置かれた状況は、圧倒的に不利だ。なぜなら後方の相手へ反撃する手段がない。
 まして数発程度で爆発するほどやわな作りではないとは言え、VOBに何発ももらえば爆発は確実。そうなればひとたまりもない。最も、危なくなったら強制パージすればいいだけことではあるのだが。
 再び後方から放たれたレールガンの射撃を、さらにサイドへのクイックブーストでかわす。
 そうやって数回の攻撃を回避し、最初の不意打ちから立ち直ったダリオは、どうやって後方にいるフォートネクストを落すかについて考え始めるだけの余裕が生まれ始めていた。
 連続で左右にクイックブーストを使って機体を振りVOBを急減速させる。後方についていたフォートネクストは、前にいたトラセンドが急に減速して迫ってくるのを見て、慌てた様子でVOBを上昇させ、衝突を回避しようと試みる。
 速度の出ているフォートネクストが、減速したトラセンドの上を飛び越えるように追い越していく。それを見て、すぐさま前方へとクイックブースト。速度を上げてフォートネクストの背後を取る。

「…ふ。まだまだだな。所詮は下位リンクスだ」

 左右に激しく動き回るのを避けるために、上か下にかわそうとするのは間違いではない。だが、この場合は回避よりも減速すべきだった。背後を向けないと言うこの状況下で、後ろを取ることがどれだけ重要かは少し考えればわかることだろうに。明らかな相手の判断ミスに、ほくそ笑む。
 攻守交替だ。
 腕部のレーザーライフルと背部兵装のレーザーキャノンを展開する。そして発射。だが今度はフォートネクストが機体を左右に振り始めた。追加ブースターによる推力強化もあり、その動きはタンク機でありながら激しい。

「くくくっ……慌てているな」 

 トラセンドも同じように左右へのクイックブーストを使って、機体を減速させる。さすがに滅多やたらに動き回る相手に当てるのは自分でも難しいが、追い越しさえしなければどうと言う事はない。攻撃のチャンスはいくらでもあるのだ。
 やがて左右に暴れていたフォートネクストの動きが変わった。横方向から再び前方向へとクイックブーストで加速し始めたのだ。
 
「勝てないとわかって、今度は逃げる気か…?」

 当然、それを逃がすダリオではない。
 
 クイックブーストを使ってトラセンドを前へと飛ばす。背部追加ブースターのせいか、タンクの癖に早いが追いつけないほどではない。間違っても振り切られる心配はないだろう。
 気がつけば、VOBの進路はメガリスから大きく逸れていた。だが、そんなことは些細なことだ。
 そしてVOBの稼働限界も近づいていた。しかし、それも問題ではない。むしろVOBをパージしてからが正念場なのだから。
 メガリスとネクスト1機を天秤にかけて、どちらが獲物としての価値が大きいかは一目瞭然。まして相手はラインアークの生き残りであり、オーメルが密かに目の敵にしている相手。落せば、自分の評価は大きく上がるのは確実だ。
 やがてフォートネクストの勢いが落ちた。連続でクイックブーストを吹かしたせいで、エネルギーが一時的になくなったのだろう。いくらか広がっていた距離が縮まる。
 すぐさまレーザーライフルとレーザーキャノンを起動。動きが鈍った隙を突き、VOBを狙い撃つ。―――被弾。フォートネクストのVOBの一部が火を吹き始める。
 
「…アイデアは良かったが。詰めが甘いな」

 さらに攻撃を加えようと、トリガーを引く指に力を込める。だが、そこで正面から複数の熱源体が近づいてきた。レーダーによる識別結果はミサイル。
 
「……なっ?!」

 弾速としては、決して早いものではない。正面のそれを確認してからでも充分に間に合うほどだ。
 
「ちっ…予想もしない手を使ってくるとは聞いていたが」

 ミサイルがVOBよりも遅いのを利用して、敢えてノーロックで射出。それを利用して後方へと攻撃をしてくる相手に、忌々しい表情を浮かべる。最後の悪あがきにも見えるが、意外にもやっかいな攻撃だ。
 次々と正面から流れてくるミサイルを避けるべく、まずは回避行動に専念するダリオ。背中に追加ブースターを積んでいる以上、ハンドミサイルなのは間違いないだろう。となれば、弾数もそれほど多くはない。撃ち切るのも時間の問題だ。
 
「…あと少し…っ」

 レックスはトラセンドの動きから目を離さず、一回限りのチャンスが来るのを待っていた。
 ハンドミサイルを背後の相手の動きを見つつ、上下左右にばらまいて牽制し、時間を稼ぐ。だが、その時間が来る前にハンドミサイルの弾が切れた。
 最後の抵抗とばかりに、フォートネクストを動かし、同時にハンドミサイルとレールガンをパージする。あわよくば背後の相手にぶつからないかと期待したが、さすがに甘かった。なんなく回避されてしまう。
 そして、VOBが被弾したことを知らせるアラートが表示される。後方への攻撃手段がなくなった以上、向こうは何も心配することなく攻撃が可能だから当然の展開だ。
 回避行動に専念。だが最後の一手のために大きな回避はしない。おかげでほぼ撃たれ放題だが、それにも構わず微妙な軌道修正を行って、位置を合わせる。被弾によってアラートが鳴り響き、すでにVOBのステータスは真っ赤になっていた。もう、いつ爆発してもおかしくない状態だ。

『トラセンドのVOB使用限界まで、15秒』

 勝負をかける。
 レックスはフォートネクストの装備している腕部を動かし、NUKABIRAの砲口を背後―――VOBへと向けた。ここまでで5秒が経過する。
 
「――セレン!!」
『VOB強制パージする!!』

 8秒経過。セレンの声と同時に、レックスはNUKABIRAのトリガーを引く。強制的に分解し始めたパーツに直撃し、後方で大きな爆発が起こる。
 10秒経過。至近距離の爆発にPAが削られるのも構わず、フォートネクストがクイックターンで180度反転する。
 12秒経過。MUDANのトリガーを引く。自動制御によって装備された腕が後ろへと引かれる。同時にトラセンドが目前に迫る。
 細かく狙う必要はない。相手は真後ろにいて、真っ直ぐこっちに突っ込んでくるのだ。真っ直ぐ来る相手なら自分にだって充分狙って当てれる。
 14秒。MUDANを装備した腕が前へと突き出される。使用限界を越えたトラセンドのVOBが強制パージされ、同時に射突ブレードの先端がトラセンドのコアを捉える。

『なんだとっ?!』

 目前でVOBが爆発したように見え、勝利を確信したダリオは、爆炎を隠れ蓑に迫るフォートネクストに対処することは出来なかった。

『こんな奴に――――』

 そして15秒。それと同時にトラセンドが相対速度も相まって凄まじい威力となったMUDANによって機体を上下真っ二つにぶち抜かれ、ばらばらになったVOBのパーツがフォートネクストへと幾つもぶつかる。
 だが頑丈な装甲を持つタンク機であるフォートネクストにとって、VOBがそのまま激突するならまだしも、分解したパーツ程度で致命的なダメージにはならない。

「っ。はぁ…っ」

 極度の緊張状態から解放され、レックスはコクピット内で大きく息を吐き出した。
 VOB使用限界によるパージのタイミングにあわせて、トラセンドを撃破する。そうすることでVOBそのものの直撃を回避したわけだが、タイミングが悪ければVOBの体当たりを受けかねなかっただけに、いつも以上に危険な賭けだった。
 だがもちろんぶっつけ本番と言うわけではない。
 シミュレーターを使って、正面からオーバードブーストで突っ込んでくる軽量機相手に1時間。ひたすらMUDANを振り続け、身体で距離とタイミングを覚えて、挑んだ結果だ。

『毎回心臓に悪いぞ、レックス。それはともかく、撃破できたな。これでラインアークもしばらくは大丈夫だろう』
「そうだな。でもやっぱり、ラインアークにホワイトグリントは必要だよ、セレン」

 そう答え、カメラをメガリスのほうへと向けた。
 やはりホワイトグリントの存在は大きい。存在そのものが牽制になるし、実際の強さも桁外れだ。言うなれば、抑止力。ラインアークの安全を考えるなら、やはりその抑止力となる何かが必要だ。
 ただ、どうがんばっても、自分は代わりにはなれない。もちろん、誰にでも任せられる役でもないのだが。
 しかし今は、とりあえず休みたかった。それにどちらにしても、しばらくはラインアークは大丈夫のはず。そう思いつつ、レックスは機体をゆっくりと降下させるのであった。

 To be continue……


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移設元コメント


☆作者からの一言コーナー☆
 えむです。一度書いたものの、コメントにて色々指摘があったため、精進するためにもそれらご意見を元に、展開や戦闘などを大幅に修正してみました。
 これで良くなっていると…いい…なぁ…。
 
 では、前の奴のコピペそのままですが・・・
 一応コメント返信を。
 
>レックスは企業連の情勢によって大丈夫とは思いますが、オーメルから報復的行為、いわゆる「騙して悪いが」が来なければいいが
 その時は、その時…でなんとなかなるでしょう。お約束として(マテ

>オーメルのラインアーク…アナトリアの傭兵に対する執着って、キリコを畏れるペールゼン閣下と同種の匂いがすると思う。そろそろネリスと協同ミッションかな?ダリオがボコられそうな予感w
 ボコられはしませんでしたが、ひどいやられ方かもしれません。ダリオ、おつかれさま…。
 
>次回は、ネリスと協働ミッションなのか、はたまた社長と一緒にGW防衛戦線なのか激しく気になりますね。
 ネリスの出番は、もうちょっと先なのだ…。すまぬ…。

 以上、コメント返信でした。
 旧版にて、たくさんのご指摘ありがとうございました。言われなければ、自分は絶対気づかないので・・・orz
 今後とも、指摘突っ込みその他、よろしくお願いします。

 それではここまでお付き合いただきありがとうございました。(=▽=)ノシ
 あとコメントリセットかかってしまいます、ごめんなさいorz 


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