【ミドルフェイズ5 ~交渉2日目①~】 シーンプレイヤー:サスケ、ミーナ
GM:はい、じゃあまず転移門どこにします? リュウ:サスケにおまかせ! 風間サスケ:シュピルドーゼに玉砕だ! 風間サスケ:とりあえずブリギットから紹介状を貰おう GM:それは別にアクションを必要としません。今日になればすぐにもらえます GM:本国行く? 風間サスケ:うん 風間サスケ:他って大使館か自由民ですよね GM:あとは工房。交通時間を覚悟するならファゴッツくらいなら行けます GM:あとは単騎でポザネオ島に突撃という手もないではない 風間サスケ:それは英雄すぎる… 風間サスケ:工房ってのはシュピルドーゼのですか GM:トロンメイルのですね。シュピルドーゼのもいけます 風間サスケ:まあ本国凸で GM:えーでは、シュピルドーゼ本国に行くとですね GM:ビリィッ 風間サスケ:えっ GM:サスケとミーナの目の前で先ほどまで手紙だったものが紙吹雪となって舞った。 風間サスケ:ダメダッタカー リュウ:ですかー GM:君らの目の前で破り捨てられる評議会の親書とブリギットの手紙 デュミナス:「それで、君たちは私にこんな紙切れを見せて何をして欲しいと?」 風間サスケ:「ボサネオ島奪還作戦に力を貸していただきたく」 GM:破り捨てられた手紙を灰皿に乱雑に投げ捨て懐から出したマッチで着火させると女王デュミナスは言った 風間サスケ:ひ、ひどい… GM:ちなみにデュミナスはブラックラグーンのバラライカをイメージしてください デュミナス:「そもそも、私は最初から君ら英雄の召喚自体に反対の立場だ、見たまえ、君ら英雄という兵を事前準備もなく呼び寄せた結果」 デュミナス:「極度のインフレが起き、市民生活を圧迫している。軍の兵站に今のところ影響は出ていないが、何故我々栄光あるシュピルドーゼ軍をそもそもの現況を作った評議会のケツを持つために動かさなければならない?」 風間サスケ:ぐうの音も出ない 風間サスケ:「ではボサネオ島に陣取った女王種は放置されますか?」 デュミナス:「評議会のお歴々や黄金の歌姫様におかれましては海よりも深く反省し、我々に対しての謝罪があってはじめて協力体制という言葉が出てくるのではないかね?」 風間サスケ:ぐう 風間サスケ:「まさしくその通りでござるな…」 デュミナス:「勿論、その時は君のような平英雄などではなく、最低でも三騎士が勢ぞろいで来て欲しいものだ」 リュウ:そうですね、ボザネオ島奪還に失敗し、奇声蟲の巣と化したら、もはや手がつけられないでしょうね リュウ:今しかないんだよな。対抗できるのは GM:デュミナスは手紙を焼き捨てたマッチの火で高そうな葉巻に火をつけると口にくわえる デュミナス:「勿論。我々とて奇声蟲は脅威だ、女王種も排除せねばならん。だが、大切なのはまず筋道だ」 風間サスケ:「なるほど、あなた方にも体面がある。評議会に顎で使われたなどと言われたくはないでござろうな」 GM:「クックックッ。いやいや、小僧。そういう意味ではない。暗君に私の兵の命を預けることは出来ない、という事だ。ましてや軍役も経験していない文官上がりの十二賢者の老害共や、持ち上げられただけで編隊の士気もろくに取れない小僧には特に、な」 リュウ:なんか今日、神経逆撫でしかされてない気がする 風間サスケ:多分面倒な交渉先から突っ込んでるせい 風間サスケ:軍師どこなの… GM:トロンメイルでまさか失敗するたぁ、このはっぱさぁまぁの目をもってしてもぉわからねぇぇぇぇっ! リュウ:ダイスは信用してはいけないからね 風間サスケ:「無能に船頭をまかせるのも呉越同舟も勘弁願いたいものでござるからなぁ…」 デュミナス:「そう言う事だ、出直してもう少しまともに話せる奴を連れてこい」 風間サスケ:「最後に一つだけお聞きしたい」 風間サスケ:「評議会がしくじった場合、状況を収拾する目処はお有りで?」 ミーナ:「ちょっと!女王だと思って黙って聞いてたら失礼三昧!私たちは……」 デュミナス:「私たちはぁ?……」 GM:堪忍袋の緒が切れたといわんばかりの姿勢でデュミナスに食って掛かろうとしたミーナの鼻面にどこからともなく表れたマスケット銃が突き付けられる 風間サスケ:「ミーナ殿!」 デュミナス:「勘違いするなよ小娘。私はお前たちつかいっぱしりの話を『聞いてやっている』んだ、立場を弁えろ」 リュウ:というかこいつマスケット扱えるのか 風間サスケ:緋色の翼のにそこまでネームバリューあるのかな… リュウ:ないんじゃないかな() 風間サスケ:ですよねー GM:いや、そこそこある。が、この人が聞く気がないだけ GM:各地に行っても無下にされないのは サスケとミーナの肩書=トロンメイルの影響力があるから 風間サスケ:評議会にごめんなさいレター書いて貰わないと… デュミナス:「そして小僧。我がシュピルドーゼ軍をなめるな。貴様ら英雄が操縦する絶対奏甲の兵器としての有用性は認めてやろう」 リュウ:それだけの戦力があるなら英雄抜きで奇声蟲滅ぼしてくださいよw デュミナス:「だが、それはあくまで指揮、統率された上で運用された場合での話だ」 デュミナス:「もう一度言ってやる。私の兵を貴様らの指揮下に入れるつもりは無い」 デュミナス:「奇声蟲を駆逐したいならば貴様らこそ我々シュピルドーゼの軍門に下れ」 デュミナス:「以上だ。帰っていいぞ」 GM:デュミナスは太く笑うとマスケット銃を下げる 風間サスケ:「これ以上は無駄のようでござるな。ミーナ殿帰りましょう」 ミーナ:「そんなだから……」 デュミナス:「あ˝?……驚いたな。まだ口答えする元気があったか」 風間サスケ:バーカ滅びろ商店街! ミーナ:「そんなことばかり言っているから英雄と歌姫がいつまでたっても手を取り合えないのよ!」 ミーナ:「ブリギットだって家を飛び出して!なんでなの?この国の人たち皆そんな野蛮な武器ばかり構えて!」 デュミナス:「当然だ」 ミーナ:「え?」 デュミナス:「我々は『軍人』だからな」
【ミドルフェイズ5 ~交渉2日目①~】 シーンプレイヤー:リュウ
GM:はい、リュウさんの版です リュウ:わーい手番だ リュウ:どうしようか…… GM:リュウさんが行って無いのは徒歩圏内だとシュピルドーゼ本国、自由民 くらいですかね 風間サスケ:この結果って共有できませんよね GM:今の会話内容は流石にね。まぁ、共有したいなら、あとで心配になってついてきたくらいなら会話内容が一部聞こえたでもいいですよ 風間サスケ:ですよねー リュウ:割りとどうしたらいいんだろうなー 風間サスケ:調べ物か一緒に来てたことにするかって感じでしょうか リュウ:一緒に行ってもな、相手側を納得させるってどうしたらいんだろう 風間サスケ:向こうが納得する指揮官を用意するか、指揮権投げつけるかなぁ GM:ぶっちゃけた話をすると彼女をチェスで負かせば納得してくれます 風間サスケ:えっ リュウ:えっ(判定か何か GM:ちなみにダイスの判定有り。ようは、彼女を納得させる実力をみせればいいわけです。指揮官としての、ね リュウ:出ますかぁ! リュウ:やってやんよ! 風間サスケ:スキル的にはどれなんです? 風間サスケ:あのいけ好かないイケメンババアの鼻を明かしてくれー! GM:スキルは推理ですね リュウ:5あるな! GM:さらにレベル1につき+10のブーストがつきますから、リュウさんの場合 GM:45点のブーストですね 風間サスケ:基準値しだいだけど結構分がありそうだ GM:で、30スタートなので、目標値は75ですね リュウ:4/1か,やるしかねぇ! GM:まぁ、リトライ出来るのであまり気張らずw GM:では行動方針を 風間サスケ:引き下がろうとしたところでバーンってやつかな リュウ:シュピルドーゼへ! デュミナス:「当然だ。我々は『軍人』だからな」 リュウ:といったところでドアをノックする音 デュミナス:「誰だ?」 リュウ:多分誰か付添いると思うんですけど GM:ちなみにイーディスは今回は連れてきてます?シュピルドーゼに来る分には嫌がりませんけど リュウ:うむ……一人で 歌姫A:「評議会の視察団の追加という事で……」 デュミナス:「話なら今終わった、もう話すことは無い。お引き取り願え」 歌姫A:「と、言う事ですが……どうしますか?」 リュウ:「本命は私ですので。失礼させていただきます」 GM:ドアを開けて入ってきたリュウの姿を見てデュミナスが目を細める 風間サスケ:「リュウ殿!何故ここに!?」 デュミナス:「なんだいなんだい、三騎士様のお出ましか。最初からこんなつかいっぱしりではなくあんたが来れば話が早かったのに、遠回しなことだ」 リュウ:「お初にお目にかかります女王陛下。少々用事がありまして、先にこの二人を出させていただいた次第です」 デュミナス:「そうか。だが、話は変わらん。貴様ら素人の下につくつもりは無い。評議会の老害にはお前たちが指揮下に加わるなら考えてやると伝えろ」 リュウ:「素人?ご冗談を」 デュミナス:「虚勢を張るな。軍役の経験があるわけでもあるまい?」 リュウ:「ええ、ありませんとも。私は狩人でしたので」 デュミナス:「話にならんな。それでどうやって指揮を執る。兵の命を背負う」 リュウ:「英雄、歌姫の生命、すでに背負っております。指揮とて同じことです」 GM:まぁ、この人言葉がきついのと話を聞かない事、英雄に対しての偏見があるという事を除けばようは「素人の下に入って自分が死ぬのも部下が死ぬのもごめんだ」っていう事を言ってるだけなので リュウ:「素人であろうと、やらねばならないのです。私にはその責務がある」 デュミナス:「いいや。我々専門家がいるのだ、専門家に任せればいい」 デュミナス:「何も素人のお前たちが指揮を執る意味はない」 リュウ:「では、私の指揮能力に不満があると?」 デュミナス:「そう言う事だ」 リュウ:「そういうことであれば、実践で証明してみせましょう」 デュミナス:「証明?」 リュウ:「チェス、そちらもご存知ですね?」 デュミナス:「なめられたものだな、ボードゲームと戦場を同列に扱うとは」 デュミナス:「用事とはそのチェスボードの買い出しかね?」 リュウ:「どちらも戦場です。戦場をただのボードゲームと侮るのですか」 GM:デュミナスがリュウがわきに抱えたチェスを指さす リュウ:買ってきてたのか(困惑 風間サスケ:こんなこともあろうかと デュミナス:「いいだろう。挑戦を受けてやろう。世界一物騒なチェスゲームだ」 リュウ:「感謝致します」 デュミナス:「構わんよ。その代りお代はいただく。そうだな……そこの歌姫」 ミーナ:「えっ?私?」 リュウ:あっこれは…… デュミナス:「そうだ、お前だ。お前、こいつが負けたら今晩相手をしろ」 GM:ミーナの顔が瞬間的に真っ赤になる ミーナ:「なっ、なななななななななっ」 風間サスケ:「ちょっと待つでござるよ!?」 リュウ:「安心してくれ、二人共」 リュウ:「私は負けない」 デュミナス:「安心しろ、歌姫の力を奪うようなことはしない。一晩たっぷり可愛がってやるだけさ」 風間サスケ:「しかと耳にしたでござるからな」 デュミナス:「ああ、約束しよう」 ミーナ:「ちょっと、勝手に決めないでよ!」 風間サスケ:25%かー デュミナス:「やめるのか?私はどちらでもかまわないぞ?」 ミーナ:「ぐっ……わかった。その代り私も条件があるわ」 デュミナス:「条件?」 ミーナ:「リュウさんが勝ったら、私の親友に……ブリギットに謝りなさい!!」 風間サスケ:「うむ、リュウ殿は負けないと言いきったでござる。拙者はそれを信頼したい。わざわざ一人で来た理由とかはしらない」 デュミナス:「くっ……はははははははははっ!!これは傑作だ。おい、お前。こんな青二才を使節に使うとか正気かね。いや、私は嫌いじゃないが」 リュウ:「まぁまぁ、積もる話は勝負してからに致しましょう」 GM:腹を抱えて笑い出すデュミナス。嘲笑が多分に入っていたもの、それはデュミナスが今日初めて見せた笑顔だった。 デュミナス:「……んっ……そうだな。さて、では改めて始めよう。この世界の命運と、少女の(精神的)貞操がかかったチェスゲームを」 GM:では、リュウさんどうぞ リュウ:1d100=<75 行くぜ! DiceBot : (1D100<=75) → 17 → 成功 風間サスケ:やったー!!! リュウ:ふっ 風間サスケ:リュウサンカッコイイー! GM:~30分後~ GM:カツンッ リュウ:「ーーチェック」 GM:リュウが盤面に進めたポーンが黒のキングを追い詰める デュミナス:「なんだと……いや……ぐっ……」 ミーナ:「勝ったの?ねぇ、勝ったの?」(顔を蒼白にしながらうろうろしつつ) 風間サスケ:「勝ったな…」 デュミナス:「……リザイン(投了)だ」 デュミナス:「素直に負けを認めよう。このキングに目はない」 リュウ:「試合を受けていただき、ありがとうございました」 デュミナス:「なに。構わんさ。こちらも共闘するのならば相手の実力は知る必要がある」 デュミナス:「さて、約束だったな。シュピルドーゼ軍の派兵に同意しよう」 リュウ:「感謝致します」 風間サスケ:「こんなにあっさりと…これが発言力の違い…」 デュミナス:「陸軍は転移門と陸路で運べばいいだろうが海軍は到着にしばらくかかるだろう。何しろ大陸の裏側だ」 デュミナス:「牙の海に駐留中の海軍を向かわせたとしてまぁ、ざっと4日……ギリギリだが何とかなるだろう」 GM:はい、ここで一つネタバラし GM:今デュミナスも説明しましたが、作戦の戦場になるポザネオ島は大陸を挟んで裏側。船は大量の物資を移送できますが、移動に時間がかかるので GM:実は2日目までに説得を負えないと、シュピルドーゼ軍の中の海軍は実は作戦当日には間に合わなかったのです GM:ゆえに、シュピルドーゼを最初に説得して攻め落とすのは最適解だったりします。ご慧眼でした リュウ:すごーい! デュミナス:「軍艦10隻、大型船15隻、リーゼ級15機、シュヴァルベ2機、シャルラッハロート5機、確かにお届けしよう」 風間サスケ:そんなに リュウ:「全ての者を背負わせていただきます」 GM:3日以降だと船がなくなるので半分になりました デュミナス:「よろしく頼む。無駄死にはさせたくない」 リュウ:「承知しています…!」 風間サスケ:「(しかし拙者の胃を痛めた交渉とはなんだったのか…)」 GM:デュミナスがタバコを口から外して灰皿に片付けたのち、リュウに手を差し出す リュウ:此方も手を差し出します 風間サスケ:力が…!面倒毎をすっとばせる権力が欲しい! GM:自分の存在意義に首をかしげるサスケをしり目にガッチリと握手する両者。 GM:後に、黒王条約と言われるこの条約の締結がアーカイアの歴史に与えた影響は決して少なくはない GM:リュウがかなりの権力者だけどそれを出来ない辺りお察し GM:クロイツという武力でしたがわせるとかなら出来るかもしれない 風間サスケ:自由民の新型が元がプルパなのにかなりの性能に見えたでござるよーと何気なく伝えておこう 風間サスケ:覇王すぎるぜ リュウ:ぶっそうだなぁ GM:残る日数は4日。残る国家は ヴァッサマイン、トロンメイル、ファゴッツ、ハルフェア 風間サスケ:一番面倒なところは抑えたぞと思ったがペールゼン商会絶対ヤバイよね GM:組織は 自由民、現世騎士団。さぁ、一日一つ口説けば行ける算段! 風間サスケ:無茶言うなよ!? リュウ:ヴァッサマインは、こちらがやりましょう リュウ:トロンメルは任せます GM:ついでにゼクストをどうするかというお話も残ってます 風間サスケ:三騎士は大変でござるなー