Bloodborne
キャラクタービルド †
- まず本作はステ振り直しができないため、やり直しが効かない事に注意すること。
- 結論から言うと、全ステータスMAXにする事自体は可能なので厳密には深く考える意味は無いと言えば無い。
- だがレベルの近い者同士でマッチングするという仕様上、極端にレベルを上げると自然にはマッチしにくくなるので、多くは一定のレベルに留めた中でステ振りを考えるのである。
- 従来のソウルシリーズでは100~120のあたりが定番となっているが、ブラボに関してはアップデートで幾らかマッチングの範囲が緩和されたため、最も下限がきつい侵入を目的とするのでなければ140まで上げてしまっても協力なら問題はない。心配なら130に留めてもいいだろう
- 「どうせ最初からオンラインプレイするつもり無いし」「PS5出た今となってはオンラインにそんなに人居ないやろ」というならマッチングしやすくする必要など無いかもしれないが、それでもゲームを円滑・快適に進める上で育成方針というのは大事。初心者にとっては猶更である。
また全ステカンストできるといってもそこに至るまではかなり時間がかかるので、何を目指して何を優先するかを考えるのはやはり無意味ではない。
- なお、ステータスは99まで上げる事ができるが、ステータスの上がり方の仕様上25までがピークで実質的に意味があるのは50まで。50以降もそれなりに攻撃力が伸びる秘儀に関する神秘以外で99まで上げるのは道楽の域。
- 過去も参照のこと。
ビルド例 †
筋力ビルド †
分かりやすい「力こそパワー」なビルド
イメージ通り重打属性持ちが多い
- 筋力武器と言えば、回転ノコギリを始め使いやすい武器が揃っている。
- 一撃当たりのパワーは高い傾向が強くなる。その分スタミナ的にも重いので、持久に振るのも良い
- 体力、持久、筋力、最低限の技術にしか振らない純然たる筋力ビルドの場合、銃威力と内蔵攻撃威力はかなり落ちる。銃に関しては持つ事すらできないものも出て来る。
- 良くも悪くも、機を見て接近して殴る、それだけを突き詰めたビルドと言える。
- 代わりに少し技術に振れば装備に高い筋力を要求する大砲、ガトリング銃を装備する事ができる。真に威力を発揮させようと思ったら下記の筋血ビルドの方が良いが、遠くにそれなりのダメージを与えられる貴重にダメージ源になる。
- 初期では実用性の面で内臓攻撃も上がる技量に押されがちだったが、重い深淵血晶の上方で多くの武器を扱える汎用性の高さを獲得した
技術ビルド †
仕込み杖の美しさに惚れた人に
内蔵攻撃が正に必殺の威力を持つので、使いこなせば対人戦で強みを発揮するビルドとなり得る
- 発売前から注目を集めていた仕込み杖をフル活用したいならコレ。
- 実の所技術補正だけが特に高い武器というのは仕込み杖と獣狩りの曲刀、落葉くらいと少ないので、血質か神秘のどちらかも併せて上げた方が選択肢自体は多くなる。
- これらは比較的スタミナ消費が少ないので、スタミナにあまり振らなくても攻撃の手数や緊急離脱用のスタミナ確保がしやすくなるのも長所の一つ。
- 筋力同様、技術極振りビルドにすると血質が低いままなので銃はパリィ専用になる。
- こちらは筋力に振らない分、筋力マンのように強引に大砲やガトリングを撃つだけ撃つという使い方もできない。
- 銃パリィを決めさえすれば必殺のモツ抜きで大ダメージを狙える点が筋力との違いであり長所。
- 秘儀にも頼れないが、こちらには投げナイフや毒メス
、石ころがある。サブウェポンの域は出ないが筋力よりはアウトレンジでも戦えるだろう。
血質ビルド †
銃撃の威力が高まる、どちらかと言えば対人で強い
血質の高さが活きるには時間がかかる。晩成型と言えるかも
- 血質が高い事で威力を発揮する仕掛け武器と言えば、やはり千景か。後は瀉血の槌など。
- その入手は中盤も過ぎていよいよ終盤といったタイミング。右手武器はしばらくノコギリ鉈か何かに頼る事になりそう。
- 骨髄の灰で威力を高めた銃、いわゆる灰エヴェや灰連装の直撃は相当なパワーになる。
神秘ビルド †
属性攻撃・秘儀特化ビルドとも言い換える事ができる
こちらも真価を発揮するのは中盤以降な晩成型
- 神秘特化武器といえば月光やゴースの寄生虫があるが、属性付き血晶石を嵌めれば何を使っても良い。
- 裏を返せば属性武器や属性血晶石を手に入れてからが本番である。何でもある程度できるといえばそうだが、そこまで至るには結構時間がかかるだろう。
- もう一つの特色といえば秘儀を十全に扱えるという事。秘儀もやはり手に入るのは後になってからなので、序盤は苦労するかもしれない。
- 属性防御力が高い殉教者ローゲリウスが壁になるかもしれない。銃パリィを練習するか物理武器も用意するかしておこう。
- エネミーの弱点属性を上手く突くことで物理にも匹敵するかそれ以上のダメージを出すことが出来るのが強みとなる。そのためエネミーの防御傾向をある程度把握しておくことが求められる
- とはいえ大半のエネミーは炎が大なり小なり有効なので、特に難しく考えなくても何とかなる
- 秘儀の特性上、血質系と並んで中・遠距離攻撃が得意な傾向がある。
- ソウルシリーズにおけるスペルが使えることもあり、他が50までで十分とされる中で唯一99まで特化する意味があるビルドでもある
- 50から99まで上げると秘儀の攻撃力はおおよそ1.3~4倍、大技である彼方の呼びかけは1.5倍ほどになる
上質ビルド †
ルドウイークの聖剣をブンブンするだけのビルドなどと言ってはならない
器用貧乏なんて事は無い。実際初心者にも扱いやすい
- ソウル系から存在する伝統のビルド。筋力と技術を同程度上げる、「筋技ビルド」とでも言うべき方針。
- 優秀なルドウイークの聖剣を始め、多くの武器に適正を示す。
- できる事の多さ、内蔵攻撃の威力の高さ等の点から扱いやすく、初心者の初周回時のビルドにもおすすめされる事が多い。
- 実際には筋力補正と技術補正が同一な仕掛け武器はルドウイークの聖剣だけなので、好みやよく使う武器に合わせて筋力と技術のどちらかに偏らせた方がより使いやすくなるだろう。
- 血質と神秘はどうしても低くなるので、銃撃の威力が出ない・秘儀の多くに制限がかかる→遠距離戦が不得手といった点は短所。銃は銃パリィするためのものと割り切る必要は出て来る。
- マッチする武器はルドウイークの聖剣以下筋力と技術のどちらかの補正がC以上なら何でもある程度はという懐の広さ。
- 過去は従軍経験がオススメされる。
筋血ビルド †
脳筋に準じるパワーと高い銃威力
大砲系の大火力を活かせるかが鍵となる
- 平たく言えば銃を使えるようになった脳筋。
- 高い筋力を要求される銃、つまり大砲系やガトリング砲の威力を最大限引き出す事ができるビルドでもある。
- DLCの瀉血の槌も高い適正を示す。
- 上記の上質にも下記の複合系ビルド全般にも言えるが、レベルを上げて両方50まで上げるのも良いし、優先する方を決めてどちらかに偏らせても良い。どちらにするかはお好みで。
当然、両方上げる方が強力になる分道のりが長くなるので完成までが大変ではある。
筋神ビルド †
トニトルスの真の力を見たい、見せつけたい人に
他にも何故か個性的な見た目の武器が得意な傾向が強い
- トニトルスや爆発金槌のような自前で属性エンチャントできる武器がかなり強力になる。トニトルスは普段何かとネタにされがちだが、筋神ビルドが使えば馬鹿にならない威力を出せる。
- 単純に筋力と神秘の補正が強いローゲリウスの車輪や小アメンの腕も良い。
- シリーズでおなじみの月光は今作だと能力補正の関係でこのビルドが適正となる
- 勿論各種秘儀も有効。筋力に頼れる分、純神秘マンよりは序盤に余裕が出るだろう。
技血ビルド †
技術系武器と銃器の威力が高まる
銃槍以下「銃撃ができる仕掛け武器」が真価を発揮する
- 技術ビルドの特性に高い銃撃威力が同居。
- 技術補正が高く、かつ銃威力が高い事に意味がある武器と言えば銃槍、レイテルパラッシュ、シモンの弓剣であろう。
- こちらもやはり、序盤は技術ビルドとして戦えるので純血種より進めやすいだろう。
技神ビルド †
近距離帯は隕鉄系武器で、遠距離帯は秘儀で戦うビルド
やはり適正武器が揃うのは後半なので、完成には時間がかかる
- 技術系と属性付き血晶武器、秘儀が武器となる。
- 技術武器の他、技術神秘両方の補正が高い葬送の刃や慈悲の刃が主力となり得る。どちらも入手は遅いが。
血神ビルド †
属性化した武器と秘儀、銃で戦う遠距離重視のビルド
多様な攻撃手段を取り扱うことができる
- 銃と秘儀による中~遠距離、属性化や血質系の武器による近距離を実質的な物理と属性の両方でこなすことが出来る
- ソウルシリーズの呪術のような血質と神秘両方の恩恵を持つ要素は今作には存在しないため、ビルドの中でも特異な立ち位置にある
- 対応力や攻撃手段に優れるが水銀弾の消費が激しくなりやすく、筋力と技術が後回しか最低限になるため使用できる武器が限られる難点を持つ
- 育成においても血質と神秘どちらか一方だけと比べるとまだマシな方だが、ある意味両方の苦労を背負うことになる