マップ上に配置されている機体の残骸などから入手した雑多なデータ群のアーカイブ。通信記録やシステムログ、ひいては傭兵登録のライセンスコードまで世界観をうかがい知ることができる内容となっている。
アーカイブ名 | 入手場所 |
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ライセンスコード:レイヴン | chapter1:「密航」 |
汚染市街にてACの残骸から抜き取ったライセンスコード パイロットの登録情報が確認できる ---------------- 登録番号:Rb23 識別名:レイヴン ランク:--/F 所属:独立 ・ライセンス失効まであと3日
汚染市街にてACの残骸から抜き取ったライセンスコード パイロットの登録情報が確認できる ---------------- 登録番号:Rb18 識別名:トーマス・カーク ランク:26/E 所属:独立 ・ライセンス失効済み
汚染市街にてACの残骸から抜き取ったライセンスコード パイロットの登録情報が確認できる ---------------- 登録番号:Rb37 識別名:モンキー・ゴード ランク:--/- 所属:独立 ・ライセンス失効まであと15日
汚染市街にてACの残骸から抜き取ったライセンスコード パイロットの登録情報が確認できる ---------------- 登録番号:Rb29 識別名:G7 ハークラー ランク:22/D 所属:ベイラム・インダストリー ・ライセンス失効まであと12時間
残骸から抜き取ったシステムログ 機体の制御状況が確認できる FCSがフル稼働していた形跡が見られるが まるで敵影を捉えられていない ヴェスパー第4隊長ラスティの速度に翻弄された 極めて一方的な戦闘だったようだ
残骸から抜き取ったシステムログ 機体が受け付けた操作状況が確認できる 攻撃や回避に関わるレコードが1件もない どうやらこの機体のパイロットは 作戦開始と同時に脱出レバーを引いたようだ
残骸から抜き取った映像記録 ヴェスバー第4隊長ラスティのAC 「スティールヘイズ」 の機体構成が確認できる シュナイダー製高機動フレームを軸に 手数や速度で優れる武器が携行されている ラスティはヴェスパー部隊では通常運用されない 実弾兵装も使いこなしているらしい
残骸から抜き取った映像記録 ヴェスパー第4隊長ラスティとの交戦中に 通信の接続を試みていた形跡がある ―――――――――――― 何を考えているんだ…! 俺は…俺は見たんだ! 帥叔のファイルを 俺は… なぜこんなことを…!
残骸から抜き取った映像記録 カメラに記録されていた過去の映像が確認できる この機体はかつて BAWS第2工廠に配備されていたようだ 一見何事もない日常風景だが よく見ると映像の片隅に干渉された形跡がある モニター欺瞞形式のジャミングを受けたのだろうか
残骸から抜き取った映像記録 グリッド086に侵入した機体がRaDの歓迎を受けたようだ ―――――――――――― 待て!待ってくれ! 俺はしがない債権回収業者だ ここがあんたらのシマとは知らなかったんだよ あいつは逃げ隠れるのが得意なんだ 今ごろこのグリッドのどこかに… やっ…やめてくれ! 殺さないで…!
残骸から抜き取った映像記録 同志への演説が撮影されていたものと思われる ―――――――――――――― アイビスの火より以前 コーラルが尽きることはなかったのだという それを技研の罪人たちが焼き払った 倒錯した衒学者どもがルビコンの恵みを弄び 挙句手に負えず焼き払ったのだ!
残骸から抜き取った映像記録 このレッドガン隊員は死亡する直前 同僚との通信を行っていたようだ ―――――――――――――― イグアス ミシガンの言うことは聞いとけ あいつは本社のボケどもとは違う クソ親父だが俺らを切り捨てるような真似はしねぇ この作戦を考えたゴミ野郎を殺してやりたいぜ おめえは上手いことサボッたな 俺も…
残骸から抜き取った映像記録 無人ACの性能テストを行っている様子が見て取れ 責任者らしき人物の音声も残っている ―――――――――――――― AIと有意な差は認められませんね 実験は失敗です 興味があったのですよ 無人機の時代を終わらせたのがACなら その優位性がどこから来るのか ファクトリーに伝達しておきなさい 次は胴まで残した部品を送るのです
残骸から抜き取った映像記録 ルビコン調査技研所長 ナガイ教授の独白と思しき 音声が含まれている ―――――――――――――― 残り12分 やるべきことは全てやった アイビスの火を見届けるのは私ひとりで良い あの少年は強く生きていけるだろうか 木星には友人もいる きっと良くしてくれるだろう
残骸から抜き取った映像記録 BAWS第2工廠の警備に当たっていた哨兵が 何者かによって撃ち抜かれている ―――――――――――――― そうビクビクするな BAWSは星外企業にもMTを提供している この工廠が目を付けられることはない なるべく多く売りつけて資金をエルカノに回すんだ それが俺たちルビコニアンの生きる… どうした?通信が途切れ…
残骸から抜き取った通信記録 作戦開始前に交わされた同志との会話のようだ ――――――――――― ヴェスパー上位に敵うわけがない 死んだな 俺ら… でもツィイーが非番だったのは良かったよ みんなの妹分だしな あの子は戦場に出るべきじゃない ちゃんと恋をして 幸せな家庭をさ…
残骸から抜き取った通信記録 ヴェスパー第4隊長ラスティの暗号通信を 解析しようと試みていた形跡がある ――――――――――― 時が来…らファーロ…がエルカノ…技術を…供…る それ…では隠し通…なければ
残骸から抜き取った通信記録 先行して潜入していたルビコン解放戦線の伝令が 企業に排除されたものと思われる ――――――――――― 師叔に報告を…! ファーロンは技術支援に合意した あの新型はこれで完成する… ふたりが潰し合う結果になる前に お伝えしなければ…!
残骸から抜き取った通信記録 仲間との雑談がログに残っていたものと思われる ――――――――――― なあ知ってるかよ あの衛星を作った惑星封鎖なんちゃらでは 人間がAIに使われているらしいぜ あ?言われてみりゃそうだな うちも大して変わらねえか だがチャティはボスの言うことは聞くからな そうプログラムされてんじゃねえかな
残骸から抜き取った通信記録 執行部隊の間で行われた情報伝達と思われる ――――――――――― システムより通達のあった通りだ 当面は企業勢力の掃討に注力する 独立傭兵の動きも見逃すな この状況を作ったのも 元はと言えばブランチの連中… 奴らもルビコン入りしている可能性が高い
所属不明機体から抜き取った観測データ 高度に暗号化され 何者かによって解除された形跡がある ――――――――――― 強制執行システムがルビコン地中に置かれていたとは 制圧艦隊の襲来が早かったわけです しばらくは観測者たちの動向を注視しましょう 併せてアーキバスにも間接支援を
残骸から抜き取った文書データ 解放戦線の帥父 サム・ドルマヤンの書き残した 随想録の一部であるようだ ―――――――――――――― コーラルはルビコンの祝福である この痩せた大地は しかし内より無限の恵みをもたらし 雫ひとつで我らの血肉を成す コーラルよ ルビコンと共にあれ!
残骸から抜き取った文書データ 解放戦線の帥父 サム・ドルマヤンの書き残した 随想録の一部であるようだ ―――――――――――――― 「声」を見るようになってどれほど経つだろうか 「尽きることはないから心配は要らない」 いつものように恵みを摂る私に 彼女はそう言った 「私が君なら許さないだろう」 私はそう言って それから己の欺瞞を恥じた
残骸から抜き取った文書データ 解放戦線の帥父 サム・ドルマヤンの書き残した 随想録の一部であるようだ ―――――――――――――― 「共生」 彼女はその言葉の意味を考えているようだった 私たちの幸福な時間は 彼女の同胞の犠牲の上に成り立っている こんなものが共生で良いはずがない…
残骸から抜き取った文書データ 解放戦線の帥父 サム・ドルマヤンの書き残した 随想録の一部であるようだ ―――――――――――――― いつものように 私の内側で彼女が囁く 技研都市の論文に… 共生の可能性を見つけてきたと 「コーラルリリース」 これが果たされれば 私も「向こう側」に行けるかもしれない
残骸から抜き取った文書データ 解放戦線の帥父 サム・ドルマヤンの書き残した 随想録の一部であるようだ ―――――――――――――― 彼女は私の意志を尊重するという ここを渡れば人間世界の悲惨 渡らなければ… 賽を投げる覚悟が 私にはできずにいる
残骸から抜き取った文書データ ルビコン調査技研所長 ナガイ教授の口述筆記が 散逸したものと思われる ―――――――――――――― コーラルは自己増殖する生体物質であり その増殖速度は個体群密度の影響を受ける 例えば真空状態 これは密度を最大化する理想的環境のひとつと言える 重要なのは密度効果による 「相変異」の兆候を見逃さないことだ それは人類には制御できない破綻となる
残骸から抜き取った文書データ ルビコン調査技研所長 ナガイ教授の口述筆記が 散逸したものと思われる ―――――――――――――― 第1助手の様子がおかしい 明らかに研究に取り憑かれている Cパルスで人間の知覚を増幅するなど 理屈は通っていても許されるものではない 可能性が人を狂わせる コーラルはその最たるものだ
残骸から抜き取った文書データ ルビコン調査技研所長 ナガイ教授の口述筆記が 散逸したものと思われる ―――――――――――――― 第1助手の子息をラボで引き取ることにした 寡黙で気丈な 鉄のような少年だ 研究は彼の母親を奪い 父親を狂わせた 私を恨んでも良いだろうに… 第2助手の力も借りることにしよう あれは玩具を作るのが得意だったはず 少年が笑ってくれると良いが
残骸から抜き取った文書データ ルビコン調査技研所長 ナガイ教授の口述筆記が 散逸したものと思われる ―――――――――――――― まずい コーラル潮位が異常な速度で上昇している この共振は相変異の… 計算しろ 猶予は? 47時間2分16秒 間に合う アイビスを出せ!
残骸から抜き取った文書データ ルビコン調査技研所長 ナガイ教授の口述筆記が 散逸したものと思われる ―――――――――――――― 技研もルビコンも壊滅は避けられない 問題はそのあとだ 変異波形発生の兆候も見られる 観測を続けなければ 頼れるのはもはや第2助手しかいない 私にできるのは 教え子に業を背負わせることだけだ…
残骸から抜き取った文書データ パイロットが非番の折に残した口述筆記だろうか ―――――――――――――― ガリアで見つかった井戸も じきに枯れそうだ コーラルは昔のように多くは採れない ようやく採れても企業に掠め取られる コーラルがなければ ミールワームが育たない 今日も子供たちが飢えて死んでいく…
残骸から抜き取った文書データ アーキバス再教育センターに関する記述がある ―――――――――――――― ・コーラル反応調査を円滑に進めるにあたり ルビコンに再教育センター仮設支部を建設する ・収容対象は主に捕虜としたルビコニアンとし 必要に応じて敵性企業の構成人員も対象とする ・対象に再教育が有効でなく かつ一定の戦闘技能が認められた場合は 然るべき手続きを経て「ファクトリー」に移送すること
覆面戦場画家「STV」の画稿 STVは人が描くことに拘った最後のひとりとも言われ その作品は一部の好事家に高値で取引されている ―――――――――――――― STVメモ ・座っているお爺さんが一番凄そうに見える
覆面戦場画家「STV」の画稿 STVは人が描くことに拘った最後のひとりとも言われ その作品は一部の好事家に高値で取引されている ―――――――――――――― STVメモ ・女の人が一番偉くて賢い どこかで見たことがあるような気がする
覆面戦場画家「STV」の画稿 STVは人が描くことに拘った最後のひとりとも言われ その作品は一部の好事家に高値で取引されている ―――――――――――――― STVメモ ・この人たちはガラが悪すぎる
覆面戦場画家「STV」の画稿 STVは人が描くことに拘った最後のひとりとも言われ その作品は一部の好事家に高値で取引されている ―――――――――――――― STVメモ ・インタビューを申し込んだら一番偉そうな人に断られた ・いい人もいる フィーカを一杯もらった
覆面戦場画家「STV」の画稿 STVは人が描くことに拘った最後のひとりとも言われ その作品は一部の好事家に高値で取引されている ―――――――――――――― STVメモ ・殺し屋ふたりの取引現場を偶然見かけたので 物陰に隠れてこっそり描いた ・「借りた金を返さない馬鹿がいる」らしい
覆面戦場画家「STV」の画稿 STVは人が描くことに拘った最後のひとりとも言われ その作品は一部の好事家に高値で取引されている ―――――――――――――― STVメモ ・4人組の独立傭兵で ひとりはオペレータらしい 詳しいことは教えてくれなかった ・4人目には結局会えず
アイビスの火に巻き込まれ死亡したとされる 半世紀前の巨匠「STK」の遺稿 その作風はAI画家たちに取り込まれ そして消えていった ―――――――――――――― STKメモ ・教授 2人の助手 少年 ・助手1 精神混濁 少年 目の奥に光
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