前回までのあらすじ。
遂に始まった鴉とオルレアの最終決戦!
鴉は策と罠で順調にオルレアにダメージを与えていくが、アンジェは鴉を無視して突破に専念してしまう!!
逃げに徹されてはACの火力ではネクストを斃す事は出来ない!
果たして鴉はこのままオルレアを逃してしまうのか!!

Written by ケルクク
 



 

<最後の鴉~~国家解体戦争編~~>最終羽 『鴉』 後編

 
進路上正面に敵反応か。
二つ先の扉の前にノーマルの反応を探知したのでオルレアを止める。
こうもあからさまに姿を現すか。十中八九、いや確実に罠だ。
どうする?引き返して迂回するか。だがここ暫く一本道だったから最後の分かれ道まで二分近く戻らないといけない。
そこまで時間的な余裕があればノーマルとはいえ私の移動先に回りこむ事は容易いだろう。
あるいはOBを使えば奴が迂回するより早く移動できるかもしれないが、私にOBを使わせてPAを減衰させる事こそが奴の狙いの可能性もある。それに先に罠があれば罠と奴に挟み撃ちにあってしまう。やはりOBを使うわけにはいかない。
ではどうする?必殺の間合いまで慎重に距離をつめるべきか?或いはSULTANの射程まで近づいて攻撃してみるか?

「な!?」迷っているとノーマルがOBを展開した。
「くっ!」反射的に放ったSULTANは動揺のせいか狙いが甘く、あっさりとラストレイヴンに回避される。
そのままネクストのOBには劣るとはいえ、それでも十分な速度で距離をつめてくるラストレイヴン。
くそ!SULTANは接触までにリロードが間に合わない!もう使えん!!
どうする?後退しながらHITMANで迎撃する?それともQBで回避した後こちらもOBを使って振り切るか?
駄目だ!反応が遅れたせいで今から後退しても奴を倒す前に追いつかれるし、前に罠が仕掛けてあったら罠とラストレイヴンに挟撃されてしまう!!
だから奴の狙いが何かはわからんが、それをする前に斬るしかない!

いいだろう、ラストレイヴン!如何なる勝算があるか知らんが、ネクストのいや、私とオルレアに正面から挑んだ事を後悔させてやる!!
 


 
オルレアはOBで突撃する俺をマシンガンで迎撃もせずに、ただ月光を構えて俺が間合いに入るのを待ち構えている。
マシンガンでの牽制もせず、月光で叩き斬ってやるという殺気を隠そうともしてねぇ。どんな罠があろうともそれごと俺を斬るってか?
その真っ直ぐさは気持ちがいいが、若すぎんだよ処女が!!それじゃあこの先生きのこれないぜ!!
確かにネクストとACの差は絶望的だが、それでもブレードでくると解ってりゃぁ打つ手はあるんだよ!!

ブレードの間合いに入った瞬間にオルレアは凄まじいスピードで一瞬で彼我の距離を0にしてくる。
強化人間の俺でさえ視認できない速さ。コンマ一秒後に俺は両断されているだろう。
「だがなぁ、見えなくても何度もブンブン振り回してりゃぁタイミングも軌道も予測できるんだよ!!」
月光の刃がアナイアレイターに命中する瞬間にAEGISを起動させる。
月光とAEGISが干渉し合い接触面に激しいスパークが発生し想定以上の負荷にAEGISが悲鳴を上げる。
ち、弾けねぇか。だがまだだ!!
悲鳴を上げるAEGISにさらにENを叩き込み、同時に左手のFUTENを最大出力で起動しAEGISとせめぎ合う月光に叩きつける。
「いい事を教えてやる!!ENブレードはなぁ、ENシールドで弾けるんだよぉ!!」
二つのEシールドが想定外の負荷でオーバーロードを起こして吹き飛ぶのと同時に、オルレアも月光を弾かれ致命的な隙を晒した。
「全弾持ってけ!!アサルトロケット百列拳!!!」
 


 
「私の月光がノーマル如きに弾き返された!?」
有り得ない事態が起きたことに一瞬自失し、「しまった!?」我に返った時には手遅れになっていた。
「あぁあああぁああぁあああぁあああぁあああぁああ!!!!」
奴の両肩から次々と発射されるロケットが命中していく。
くそ!被弾の衝撃で身動きがとれない!!
固まるオルレアに次々と飛来するロケット。少しずつ、だが確実にPAを削り取られていく。
不味いぞ。この火力でこの連射力。PAが無くなればネクストといえども耐え切れん。
くそ!どうする?どうすれば助かる?
だが焦る頭では答えは出てこない。焦燥に頭を掻き毟る。
そうしている間にも次々とロケットは着弾しオルレアのPAを削り取って、って待て、僅かだが被弾のペースが落ちていないか?
…そうか!ロケットを喰らうたびに少しずつ後ろに押されるからラストレイヴンとの距離が遠ざかっているのか。
ならオルレアが破壊される前に硬直が解ける程距離が開く事に賭けるしかない!!

蓄積されるダメージと削られるPAを無視してきたるべきチャンスに備えジェネレータを稼動させENを蓄える。
もしかしたらチャンスが来る前にPAがダウンし敗れるかもしれない。
そんな不安を捻じ伏せ集中し、来るかどうか解らないチャンスを待つ。

「いまだ!!!」
オルレアの硬直が解けた僅かな瞬間にSBとBBにENを叩き込む。
弾かれたように左後方に跳ぶオルレア。QBの起動を優先させて姿勢制御も何もしなかった為に着地後に態勢を立て直すことが出来ずに地面を無様に転がる。
ノーマル相手になんという不様!だがかわしたぞ!ラストレイヴン!!
頭上を標的を失ったロケットが通り過ぎていくのを見て、立ち上がる事よりも移動を優先しBBを吹かす。
推力を得たことで地面を凄まじい勢いで転がって柱の陰に隠れる。
柱の影でようやく立ち上がり、さらにSBとBBを使ってラストレイヴンとの距離をとる。

次々と飛来するロケットを避けながらダメージを確認する。
…よし、PAこそダウンしたがオルレアの損傷は殆どない。
とはいえ、あと二秒斉射を受け続ければ不味かった。
傍らを通り過ぎていくミサイルが壁に大穴を開け、さらに壁の向こうを破壊していくことにゾッとする。
しかしこうも追い詰められるか!侮っていた気はないがそれでもどこかノーマルと油断していた。
まさか両背装備とはいえノーマルの単一の武器にネクストを屠るだけの火力と連射力があるとは。
ロケットの嵐が止み、ラストレイヴンが身を翻しゆっくりと下がっていく。
どうする?火力が同じ武器があるとわかった以上PAはまだ回復していないが追撃するべきか?
MOONLIGHTを弾いた武装は壊れたし背武器も弾切れ、つまり奴は今丸腰なのでは?
いや、駄目だ!背武器が弾切れである保証はないし、仮に弾切れで奴が丸腰だとしても自身を囮に私を罠に誘い込んでいる可能性がある。
そうだ。距離100以内に奴に近づくべきではない。
確かにここで逃せば奴にネクストを屠る事が出来る武器をまた用意されるかもしれない。
だが、その武器ではネクストを捉らえられない。
考えてみろ、今までの奴の罠は全てダメージを与える事よりも動きを止める事を優先していた。
そして罠が機能しなくなると今度は避けようが無い超至近距離からの攻撃を行ってきた。
それは何故だ?簡単だ。ノーマルの武装ではネクストを捉えられないからだ。

ならば対処は簡単だ。今までどおり奴を無視して、そして接近してきても一定の距離を保てばいい。
もし接近を試みてきたら落ち着いて距離を維持しながらHITMANで蜂の巣にしてやるかSULTANで蒸発させる。
だからここはPAが回復するまで待つべきだ。
PAさえあれば警戒しながら進めば罠が効かない事は解っているし、もし罠に嵌っても逃げる事に専念すれば大した損害無く抜け出せる。
そして接近してきたら落ち着いて迎撃してやればいい。警戒さえすればOBを使われても充分に対処できる。
そうだ。まだオルレアのAPは六割以上あり、基地も七割を走破した。
だから追い詰められているのは私ではない。ラストレイヴンだ。
だから落ち着け。深呼吸し、逸る心と呼吸を沈める。

「認めよう、ラストレイヴン。貴様の方が一枚上手だ。もし同じ条件で戦ったら勝つのは貴様だろう。
 だが私達が乗っているのはノーマルとネクスト。だからお前は勝てない」
 


 
「追撃してこなかったか。いい判断だ。だがなぁ、だからお前は勝てないんだよ」
鴉は安全圏まで退避に成功すると同時に大きく息をすると共にリンクスを嘲笑う。
なにせ、奴は何の策もない丸腰のACを警戒して追撃こなかったのだから。
まぁ、おそらく追撃しないであろうとは思っていたが。
何しろ今まで散々罠に嵌め続けてやったのだ。
なので奴がこれみよがしに退却する丸腰になった俺を見て罠があるのではと疑うのは当然だ。
まして奴は優秀な軍人であり、PAが回復していない事も併せて考えれば慎重になるのは当然だろう。
だから99%奴は追ってこないと思っていた。
だが、絶対ではない。もしここで奴に賭けに出られたら俺は死んでいた。
相手が気紛れを起こさないよう祈りつつ、相手に罠があるのではないかと疑わせる程度に思わせぶりな撤退を続ける。
全力で逃げれば相手の追う気を誘うし、かといってあまりにバレバレだと逆に罠がないからあるように見せかけているのではないかと疑われる。
サドンデスの恐怖に怯えつつ繊細な演技を続けるのは本当に疲れた。
「だが、その甲斐はあったぜ。この勝負、俺の勝ちだ」
WR-ARが目論見通りの結果を齎した事に笑みを浮かべ、パージし、最後の武装を着けていく。
右腕にWG-1-KARASAWAを、左腕にLS-3003を。
右肩にWM-SMSS24を、左肩にWC-IR24を。
そしてEXTENTIONにBEX-BT180を。
BEX-BT180以外に意味はない。ただ、最期は一番馴染んだ装備で決めたいだけだ。

「確かにACじゃ、いや地上のあらゆる兵器がお前達ネクストには敵わねぇ。
 だけどなぁ、だからって降参してたまるか!俺達を従えられるのは俺達だけだ!!俺達が自由に空を飛ぶのを邪魔しようってんなら、どんな相手だろうと叩きのめす。俺達はそうやって俺達の翼を守ってきたんだ!!
 だから俺がお前を止めてやる。俺がレイヴンの強さを思い知らせてやる!!クラインから受け継いだこのアナイアレイターで!!!」
 


 
高速で突っ込んでくるノーマルの反応。OBか。
ち、PAはまだ回復していないというのに。いやだからか、勝負を賭けてきたか、ラストレイヴン。
だが残念だったな。今度は付き合う気はない。
BBを使ってノーマルと正対しながら下がっていく。
流石にノーマルとはいえOBとBBでは速度差があるのでいずれ追いつかれるが問題ない。
それまでに奴を破壊できる時間は充分あるし、よしんば全てかわされたとしても奴のENが尽きる方が先だ。
「悪いが、これで決めさせてもらうぞ、ラストレイヴン!!」
そのまま下がり続け、距離が500を切った所でSULTANを発射する。
今度は前と違い二次ロックもしっかりとした。ノーマルに避ける手段は、「んな!?」だが、ラストレイヴンの肩につけたブースターが稼動した瞬間、ノーマルは凄まじい勢いで90°旋回しSULTANを回避した。
く!?補助ブースターか!!これが貴様の切り札か!!だがそこまでの出力を出せば当然ENを喰うはずだ。
ならばそう何度も連射できるものではあるまい!!
視界の外に飛び出したノーマルを追うと再度補助ブースターを煌かせこちらに向かってくるところだった。
「くそ!!」迫り来るラストレイヴンにHITMANを乱射する。
だがラストレイヴンはその全てを補助ブースターを稼動させ無茶苦茶な旋回でかわし、接近してくる。
馬鹿な!!あの補助ブースターはそれなりのENを消費するはずだ!幾らなんでもああも連発してENが持つはずがない!!
QBを駆使して奴との距離を離しながら毒吐く。
だがあろう事かラストレイヴンはOB中に補助ブースターを連発しながら、更にエネルギーライフルとエネルギーキャノンを交互に乱射し始める。
OB中にEN兵器を乱射する!?くそ、そんな事をすればネクストだって十秒持たずにENが尽きるぞ!!
なのに奴は既に三十秒近くOBを続けている!一体奴は何をしているんだ!!
駄目だ!!あんな動きをされては射撃武器では捉えきれない!!
くそ!結局頼りになるのはMOONLIGHTだけか。
いいだろう、ラストレイヴン、最後の勝…しまった!?
MOONLIGHTを構えようとしたところでENが足りていないことに気づく。
くそ!こんな初歩的なミスを!!使う気がなかったから確認が甘かった!!
彼我の距離が100を切る。
この距離で射撃をしてこないということは奴の狙いは零距離か。
そうか!パイルバンカーだな!あれなら確かにPAがダウンしていればネクストを一撃死させることが出来る!
ならば!まだだ!!ラストレイヴンに向かってロックが終っていないがHITMANを乱射する。
二次ロックしていても当らないんだ。一次ロックも終っていないこの攻撃が当るわけがない。
だがこの攻撃が二次ロックしているかどうかは奴にはわからない。そして奴が補助ブースターでかわせばその間にMOONLIGHTを使うENが溜まる!
だから避けろ!避けてくれ!!
だがラストレイヴンは避けずに正面から突っ込んできた。くそ!!
狙いが甘いとはいえそれでもまったく避けなければそれなりに被弾する。
HITMANがラストレイヴンの装甲を削り取り、剥きだしになった内部から火花や小爆発が起こる。
だがラストレイヴンは満身創痍になりながらも遂にオルレアとの距離を零にした。
「まだだ!!」ラストレイヴンが大きく振りかぶった右手をHITMANを捨てた左手で掴む。

「これで、パイルバンカーは使えまい!!」
 


 
オルレアがマシンガンを捨てて囮の左手を掴む。かかったな。馬鹿が。
「いい子だ!そのまま掴んでいろよ!!!」
そのまま勢いを殺さずオルレアに激突する。
オルレアも後退していた為か覚悟していた程の振動は来なかったが、それでもコックピットの計器から火花が走る。
「もう少しだけ持ってくれよ!アナイアレイター!!」
LS-3003を捨てて左手でオルレアの右手を掴み月光を封じ、さらに足を絡めてオルレアの動きを封じる。
絡み合ったまま先程ロケットで開けた穴を通って目的の場所へとオルレアを運んでいく。
ついでにWC-IR24を目の前のオルレアに発射する。
やっぱり殆ど効かないか。んとに、丈夫だなこりゃ。セラフやパルとタメはるぜ。
まぁいい。これで撃破しようとははなから思ってねぇ。こりゃたんなる嫌がらせだからな。
そうら、目的地が見えてきた。
目的地、この廃基地の動力炉が見えたので懐から動力炉の自爆スイッチを取り出す。
さて、何秒後に自爆させるかね。
オルレアのPAの展開前に自爆させればオルレアを斃す事が出来る。
今までのデータから考えると再展開まであと20秒ぐらいか。
だが、二十秒では俺も自爆の範囲外に逃げ切れない。つまりここで奴と心中することになる。
一方リミッターカットの時間は残り約一分。その間はオルレアを抑えてられる。
一分あれば俺は逃げ切れるが、同時にPAの無くなったオルレアは行動不能になるだろうがリンクスは無事だろう。

『鴉殺し』オルレアには仲間が大勢やられたし、バーテックスをグチャグチャにされた。
だから命を捨ててでも敵をとりたい。
またもし自爆が想定外に弱かったりオルレアのPAが強ければ破壊されずに追ってくるかもしれない。
それに時間を与えれば与えるほどオルレアがアナイアレイターの戒めを振り切って逃げる可能性も増す。
なによりどうせこれからはネクストの時代だ。俺達が今までのように自由に生きられるとは思えない。なら最期に奴を道連れにするのも悪くない。
決まりだな。
覚悟を決める為に目を閉じ大きく息を吸い込んで、吐き出…そうとしたところで幻聴が聞こえた。

『あ?報酬を全額前金にする?んだそりゃ?俺の情報分析に不満があるって事か?俺の分析は完璧だ。お前がへましない限り生還できるに決まってんだろ。
 わかったら何時もどおり帰ってきてから払えよ。…ムカつくから三割増しでな』
『ほらね、初物だったでしょ?お代は二千万コームになるわ。…手持ちが足りない?なら生きて帰ってコツコツ返しなさい。解ってると思うけど私の取立ては厳しいわよ。死んでも地獄にまで追いかけて集金に行くから覚悟しとくのね』
『レイヴン・・・その称号はお前にこそふさわしい。…それと私の我侭に付き合ってくれて有難う。嬉しかった』
『この私ですら倒すことが出来たのだ。ならば最強の傭兵であるお前に倒せないことはあるまい。後は頼んだぞ、鴉』
『もしお前が死んだら私はお前の分まで飛ぶわ。逆に私が死んだらお前は私の分まで飛ぶのよ?約束よ、鴉』
『秩序無くして人は生きてゆけん。たとえ、それが偽りであってもだ。生き抜くが良い、鴉。私とお前、どちらが果たして正しかったのか。お前にはそれを知る権利と義務がある』

「…OKだ。解ったよ、御節介共。俺はここで無駄死にするわけにはいかないよな。
 それにこれは仕事だ。オルレアの足止めをするっていうな。だから仕事が終ったら帰らないとな」
頭を振って自爆を一分後に設定してアナイアレイターを自動操縦にする。
「今までアンガトなアナイアレイター。クライン、相棒を返すぜ」
そして十年以上付き合ってきた愛機に別れを告げてコックピットから這い出し、目の前にいるオルレアに見えるように笑い告げる。

「運が良かったな。見逃してやるぜ、山猫」
 


 
『運が良かったな。見逃してやるぜ、山猫』
ラストレイヴンは私を嘲笑すると同時に飛び降りた。急速に遠ざかる中でラストレイヴンがMTに乗り込む。
見逃してやるぜだと!!斃す価値が私にはないというのか!!私を哀れんだな!!
屈辱に頭が熱くなり、奴を追撃しようとオルレアを動かそうとするがしっかりと固められて身動きが取れない。
悔しさに唇を噛み切る。視界が歪む。くそ!泣いているのか私は!なんて無様なんだ!!
「が!?」背中に強い衝撃が来る。どうやら壁にぶつかって、何!?高エネルギー反応だと!?
これは、基地の動力炉か。これを自爆させる事が奴の切り札か。
そうか!最初から奴はロケットは当てる気がなかったのか。ここへの道を作るためのものだったのか。
くそ!まんまと嵌められた!!!舌打ちし自爆の威力を計算させる。
チ、プライマルアーマーが無い今巻き込まれれば大破は免れんか。
だが即座の自爆は無いはずだ。
私を屠るつもりなら今すぐに自爆させればいい。そうしないのは恐らく巻き込まれないよう逃げる時間を稼ぐためだろう。
ならPAが再展開するまでのあと十秒間爆発しなければ…
10









よし!!再展開!!
知らずに止めていた息を吐き出し全身の力を抜く。
次はとオルレアにしがみつくノーマルを振りほどこうとするが外れない。
未だにノーマルはOBを続けているのでQBや通常ブーストでは対抗できないし、半分めり込むような形で動力炉に埋まっているので横QBも無駄だ。いつ起爆するかわからないのにOBを使ってPAを消費するわけには行かない。
武器は背部兵装は死角に入られているし、HITMANは捨ててしまった。右手も動力炉に押し付けられているのでMOONLIGHTを今起動したら動力炉に突き刺さってしまう。
くそ!!どうしようもないのか!!動力炉が自爆するまで何も出来ないのか!!
このままでは私は任務も達成できず、敵に哀れまれ見逃される、ただの無能じゃないか!!
苛立ちのままにコックピットの外壁を殴りつける。
せめて、せめて、奴に一矢報いる手段は無いのか?
……ある!
「認めよう。この勝負お前の勝ちだ。私にバーテックスの本隊を追う手段は無い。
 だが、ただでは負けん。お前だけでも殺らせてもらうぞ!!ラストレイヴン!!!!!」

****

アンジェの咆哮と同時に最大限出力で起動したMOONLIGHTが動力炉に突き刺さり、鴉の設定した時間より三十秒早く動力炉は自爆した。

<最後の鴉~~国家解体戦争編~~>エピローグ 『止まり木』に続く!

 




 
「規制なんてぶっ飛ばせ!!貴方の股間の愛人エイプーのアブナイ海賊放送、今日もカラードを電波ジャックして始まるよ!!
 本日のゲストは危険日にゴム無し膣出し当たり前!!もう一人の獣(性的な意味で)、サーベージビーストさんです!」
「マッハで孕ませてやんよ!!」
「さて!放送倫理やプライバシーなぞシカトして毎回スクープを追い求めてる当番組。
 前回は女性リンクスは寝る時は何派かという疑問を解き明かすべく全女性リンクスの寝込みを強襲しました!!
 パジャマ派かネグリジェ派が多勢を占めるのが事前予想だったのですが、結果は何と!寝る時は全裸派が一番多いという衝撃の結果に終りましたね~。
 中でもリリウムちゃんが全裸派だったのは皆さん驚かれたのではないでしょうか?私としてはシャミアさんがピンクの可愛い動物パジャマだった事の方が驚きでしたけど。そういえばカニスさん、寝ているリザイアさんに悪戯しましたよね?」
「ちょ、おま!本名晒すな!」
「そんな感じで前回の放送の直後視聴者の方からもっとリンクス(♀)の事を知りたいという意見が多数寄せられたので今回もリンクス(♀)について調査しちゃいますよ!!それではゲストのサーベージビーストさん、本日の番組内容をお願いします!」
「任せときな!しっかり紹介してアンタには楽させてやるよ!
 んで、番組内容だが、先日行われたリンクスを対象にした男女共同の身体測定に進入した時の映像を独占放送だぜ!!」
「ミッションの時の凛々しいリンクス達は普段はどんな顔を見せるのか?気になるあの子のスリーサイズはなんなのか?下着の色は?ナドナド色々気になる方は多いでしょう。ではでは、早速放送です!!」
「マッハで放送してやんよ!!」
 


 
「しっかし何で各企業毎にやるリンクスのパーソナルデータの更新を今年に限って合同でやらねばならんのじゃ?
 バックレようとしたら強引に連行されるし、まったく面倒で堪らん」
「あなたみたいにプロフィールを毎年適当に出す人間が多くて問題になってたからよ、ド・ス。
 あなたのデータ確認したら毎回違ってるじゃない。代役を立てるならせめて同一人物にしなさいな。
 それで今回は経費削減の一環をかねて毎年独立傭兵だけにやっている検査を全リンクスに広げたそうよ」
「…シャミアか。ほっとけって、なんで裸なんじゃ?」
「あなただってトップレスじゃない?」
「わしは男じゃ。お前は女じゃろ?」
「あら、今時男女差別?女は戦場にでるなといい相変わらず古いわね」
「ほっとけ。わしの流儀じゃ。変えるつもりはない」
「ならこれも私の流儀よ。放っておいてちょうだい」
「……相変わらず口が立つの。じゃけん女は好かんのじゃ」
「安心して。私もあなたの事が好きじゃないから。でも貴方の背中にいる素敵な蜘蛛は好き、いえ愛してるわ」
ド・スの背に彫られた蜘蛛の刺青を愛しげに撫で、口付けしようとしたシャミアをわずらわしげにド・スが振りほどく。
「ケチね」
「それより一人か?イルビスはどうしたんじゃ?」
「あぁ、イルビスならGAのリンクスを肥溜めにぶち込むチャンスって張り切って大量の毒物と爆発物と銃器を持ち込もうとしてたんで拘束したわ」
「相変わらずのテロリストじゃな。しかし大丈夫か?いくらリンクスで未遂じゃといっても暗殺をしようとしたんじゃアルゼブラの立場が悪くなるんじゃないか?」
「あら、心配してくれるの。嬉しいわね。でも安心して。捕まったのはうちの敷地内で捕まえたのもうちの社員だから問題ないわ。
 公的にはイルビスは落ちてたパンを食べてお腹を壊して療養中ということになってるわ。
 そうそう、ちなみにド・スをここに連れて来たのもうちの社員よ」
「余計な事を。しかしわしを捕まえるのに子供で取り囲むなんて頭のいい真似をうちの奴らが思いつくとは思えんかったから納得したわい」
「男で囲んだらあなたは全員殴り倒して逃亡しかねないからね。でも子供でしかも女ならそんな真似は出来ない。
 ホント、ファミニストは楽でいいわ」
「…ふん、もう挨拶は済んだじゃろ。とっとと、元の場所に戻らんかい」
「いいじゃない、一緒にいさせてよ。向こうにはあの子がいるからね。一緒にいると壊したくなっちゃうのよ」
「知るか。我慢せい」
「無理ね。向こうに戻ったら五分もしないうちに私はあの子の右目を抉り出してるでしょうね。
 でもそんなことしたら色々と問題になるでしょう?だからド・スお願い」
「………たっく、この狂人が。面倒はかけるなよ?」
「面と向かって酷いわね。でもありがと、ド・ス。貴方のそういうところは嫌いじゃないわ」

****

「向こうは、ラブラブだな!!ファッション!ロラント!!」
「ラブラブって言うのにはちょっと違う気が。後、愛称が名前より長いうえに別人になってるんすけど…て、眩暈が」
「ファッション言うな!!一回きりの誤字をいつまでからかわないでください、スティレット先輩!
 …うぅ、怒鳴ったから気分が悪く」
「二人とも元気が無いな。どうした?
 私が持ってきた焼き立てパンと出来立てチキンとビールを分けてやろうか?」
「あ!駄目です!スティレットの姐さん!!今のウィンディーに食い物を見せたら!!」
「ハァハァハァ、クイモノ!タベタイ!タベタイ!!ノミモノ!ノム!!ノム!!」
「おお!どうしたファッション!そんな涎を垂らして飢えた獣のような目で私をみるなんて。
 あぁ同性の理性まで失わせる私の魅力が怖い。
 でもファッション。その顔は子供がみたら小便漏らしそうだから少し直した方がいいぞ?
 何しろ私でも少し漏らしたくらいなんだ」
「漏らしたのかよ!!いや、それよりも早く食い物をしまってください!!ウィンディーはもう三日も断食してて限界なんです!!
 耐えろ!ウィンディー!今食べると全てが無駄になるぞ!体重測定まで後三十分じゃないか!!」
「腹が減った。腹が減った。ひゃはは。喉が渇いた。喉が渇いた。クヒヒヒ。
 …ウゥ、アト、サンジュップン?」
「そうだ!後三十分だ!頑張れウィンディー!!」
「くぅ~!冷えたビールは美味いなぁ~~!このチキンも脂がのってて最高!!パンはやはり焼き立てに限る!!」
「黙っててください!!ウィンディー頑張れ!矜持に賭けてやりきると誓っただろう!!」
「ウゥ、ワカッタ、アタシ、ガマンスル!」
「よおし!よく頑張った!偉いぞ!!」
「でも何でファンションはこんな無茶なダイエットを?やっぱり今日の体重測定か?」
「ええ」
「駄目だぞう、ロラント。恋人が無茶なダイエットを始めたら止めないと」
「いや、俺も止めたんですよ。ウィンディーはありのままが可愛いし、それに記録に残る体重測定の前だけ断食するような姑息なやり方はお前らしくないだろって」
「いい説得だな。しかし、ファッションはそれを聞いてくれなかったのか?」
「いや、そしたら『確かに私らしくないのは自覚している。でも私のせいでロイがデブと付き合っていると馬鹿にされるのは我慢ならないんだ!』って意地になってきかないんすよ。んで俺のためにやってくれる事なんでそんなに強く言えないし」
「ファッションは別に太ってはいないと思うが?」
「そこは四日前に姐さんに『ウィンちゃんは私と身長が同じでカップが三つも低いのに私より重いんですね~。一体どこについているんでしょう?やっぱりお腹ですか?や~い、ウィンちゃんのおデブさん!』ってからかわれたらしんでそれで…」
「成る程。なら後でエイエイは私が懲らしめておこう。それで、ロラントがやつれてるのはファッションに付き合ってダイエットしてるから?」
「いえ。ちゃんと三食喰ってますよ。やつれてんのはウィンディーに搾り取られてるせいです。
 なんか断食してから食欲を性欲に変えてるのかウィンディーが凄くて。腹が減ってるせいか普段は飲んでくれない精液もおいしそうに飲んでくれるんで俺もつい張り切っちゃいまして。
 昨日なんてウインディー、そろそろ限界だからってんで物理的に食べれないように手をアームバインダーで拘束して足と柱を鎖で繋いだんですよ?その拘束された姿に発情しないなんて男じゃない!!てなわけで一日中やってたんです」
「インテリオル交殺法影技!裂破(リア充股間激烈蹴)!!!」
「ぎゃぁあああぁあ!!!」スティレットに全力で股間を蹴り上げられて悶絶するロイ。
「スミスミに最近会えてなくて寂しい私の前で惚気るからだ。ふん、後はエイエイにお仕置きするだけだな」
「ウゥ、アト、サンジュップン、ガマン、ガマン」

****

「お腹減ったわね~。早く終らないかしら」
「やっぱり朝食抜いてきたのかよ。中学の時みたく貧血で倒れるなよ?」
「煩いヘタレ!!!オナニーのし過ぎで赤い玉を出して死ね!!」
「たく、イライラするくらいなら飯食べてくればいいのに。どうせこれが終ったら喰うんだから意味ないじゃんか」
「記録に残るって所に意味があるのよ!!くそぅ!何時もみたいに測定者を脅せば簡単だと思ってたのにまさか合同になるなんて。
 おかげで二食抜いても50キロきれるか微妙だわ。もう少し早く始めていれば!」
「脅すってそんな事してたのか。どうりでGAの医務室にいくとダンさんもメイさんと付き合うなんて大変ですねって言われるわけだ」
「煩いヘタレ!!あ~もう、にしても誰よ!こんな余計な事をした奴は!!そもそも男女合同ってどうなのよ!これはセクハラよ!セクハラ!!さっきからこのヘタレが私のナイスバディーを舐めるように見てるのが気になって仕方ないわ!!」
「だ、だ、だ、だ、誰が見てるんだよ!け、け、検査着は大きいから体のラインなんてでねえよ!!け、け、決してちゃんと着てないから近くで見ると頭を掻き毟るたびにピンク色のモノがチラチラと!とか思ってないからな!!
 だいたい、お前の裸なんて共同任務の後のシャワー室で見慣れ「あぁ?お前?」ヒッ、ヒィ!ごめんなさい!!メイさん、メイさんです!」
まぁ、水泳で着替える時に着るゴム入り着替えバスタオルのような検査着は体のラインを完全に隠してしまうのだが、流石に片手で俺の胸倉を掴んで吊るし上げたりすると、はだけて色々見えてはいけないものが見えてしまう。
あぁ、この女俺を吊るし上げて興奮してるよ。乳首がピーンと立ってる。見えて嬉しいけど、このままじゃ死んでしまう。
うわーん、何時もならこれで許してくれるのにこの馬鹿イラついて見境をなくしてやがる!!このままじゃマジで死ぬ。
脱出しようともがくが一向に外れない。つーか、仮にも男の俺が本気で両手を使って外そうとしてるのにビクともしないってどうよ。
あぁ、こんな事で死んでしまうなんて。あぁ、セレブリティ・アッシュ第32話で死んだエレピンクが手招きしてる。
「お姉さま、駄目です!その、色々見えてしまってます!!」
「あら、リリウムちゃん!久しぶり!元気だった?」
リリウムちゃんに声をかけられた瞬間にメイが笑顔で振り向き「ふげ!」ついでに俺を投げ捨てる。
あぁ、床に叩きつけられた痛みより今は新鮮な空気を吸える喜びの方が嬉しい。生きてるって、素晴らしい!!
「はい、元気です。お姉さまも元気そうで何よりです」
「私は女の子の日以外元気だからね!あれ?そういえば王は?」
「王大人でしたら本日は外せない用事があるのでお休みです」
「あ、王もなんだ。社長も遅れてくるらし~のよね~。せっかくアピールチャンスなのに」
床で喘ぐ俺を無視してガールズトークを繰り広げる女二人。
メイはともかくリリウムちゃんにまで無視されるなんて。やっぱりGWの風呂の事を怒ってるんだろうか?秘書さんもアレ以来会うと顔を真っ赤にして要件を済ませたらすぐ逃げ出しちゃうし。
やっぱり事故とはいえあんな事をしてしまってはGWのガトリンググレネードから撃ち出されるぐらいじゃ償えないのか。
はぁ、二人しかいない俺の女友達が一気に0になるなんて。やっと、メイとお袋以外の女性と会話できるようになったのになぁ~。
やはり俺の居場所は惨事にはないんだ。
「あぅう///」「まぁ、可愛いお腹の音。へぇ、やっぱりリリウムちゃんもご飯抜いてきたんだ?」
「は、はい。恥ずかしながら朝食を抜いてきました」
「勝った!あたしは昨日の夕食からよ!これは今日の検査は貰ったわね!」
「ふ、ふふふ、は~っはっはっは!!甘いですね!GAの小娘共!たかだか数食抜いたくらいで勝ち誇るなど糖尿病の人の精液より甘いです!!」
「あんたはエイ=プール!?インテリオルがなんでこんなところにって、体操服にブルマ!?あんたなんて格好してるのよ!」
「?ブルマってなんですか、お姉さま?」
「なんて事でしょう!ブルマを知らないとはこれだから若い子は。グフ!!く、自分の発言でダメージを受けてしまいました!!流石BFFの新しい王女ですね!リリウム!恐ろしい子!!
 まぁ、いいです!説明してあげましょう!!ブルマとは由緒正しい女子の戦闘服にて萌えの正統衣装なのです!!
 しかしナマスパッツ派の台頭と、何より自称教育者のババァ共に嫉まれ弾圧され今では絶滅危惧種で幻想郷入り間近なのですよ!」
「…まったく解りません」
「そもそも既に絶滅してるじゃない。ブルマなんてダンの部屋にあるAVかアニメぐらいでしか見ないわよ」
「ふん、野蛮なGAではそうかもしれませんがインテリオルでは残ってるんです。といっても一校だけですが。
 いや、苦労しました。廃止される事を防ぐ為に株を買い占めて買収して理事になって、授業料及び諸経費や寮費を無料にして生徒を確保する。
 正直私がリンクスでなければ無理でしたね!しかし!全てはブルマと旧スク(白)を守る為です!
 そして私が着ているこれは安いコスプレ衣装ではなく高校生用の正統な衣装です!!」
「アンタ金の使い方を全力で間違えてるわよ!!!」
「いえ、お姉さま。目的はともかく結果として私財を投じて孤児や経済的に貧しい子供に教育を受けさせているのですからむしろ正しいのでは?」
「ぐ、確かに」
「ふふん、解ったら小娘は黙っていなさい。それで、エーとナニしにきたんでしたっけ?
 あ!思い出しましたよ!ダン君の検査をしにきたのでした!ちょっと、失礼」
エイ=プールさんが床にへたり込む俺のロープをはだけさせる。
「どわぁ!?」「きゃぁあ!!」視線を逸らすリリウムちゃんと悲鳴を上げる俺を無視して俺のチンコをジーと観察する。
「ふむ、通常時は10CMと。おお!これは中々期待できそうですね。では、次は大きくなったときの固さと長さを計ります。
 ふふふ、私の胸で挟んで固さと長さを、きゃぁ!」
体操着を捲り上げようとしたエイ=プールさんをメイが首を掴んで吊るし上げる。
「いきなり何してんのよ!!あんたもにやけてないで、とっととその皮被りをしまいなさい!!」
「だから個人的に男性のチン長を計ってるんですよ。女性がスリーサイズを計られるなら男性もチン長を計られてもいいと思いません?」
「思うか!!アンタが変態なのは勝手だけどインテリオル内で終らせなさいよ!!」
「ロイくんもヤンのも知ってますもん。だからこの際独立傭兵も測ってみようと」
「だからなんでこいつなのよ!」
「カラードランクの下からですよ~。あ、ちなみにチャンプスさんは測りましたよ。ワイルドですが下のほうは意外とでした」
「聞いてないわよ!!あ~もう!いいから帰れ!!」
「嫌です。何で本人ならともかく貴女に指図されなきゃいけないんですか?ねぇ、ダンさん、ダンさんのチン長私のオッパイで測らせてくれますよね?大きいままじゃ大変ですから測り終えたらちゃんと小さくしてあげますよ?」
エイ=プールさんが胸を手で挟み強調する。
小さくしてくれるってアレだよな?くぅう!アレで俺のアレをアレしてくれるのか!!
「あぁ!別に俺は構わな「あんたの意見は聞いてないのよ!黙ってろ!ヘタレ!!ああもう!こいつの長さは24CMよ!固さは釘が打てるぐらい!ほら!これで満足?解ったら次にいきなさい!」
「嫌です。ホントかどうかわからないじゃないですか。
 にしても今のやり取りでなんとなく二人の力関係がわかったので面白そうだから弄りたいところなのですが、残念ながら後がつかえているので手早く済ませなければいけません。なのでここは次の体重測定で体重が少ない方が勝負でどうですか? 幸いな事に前回の結果は共に49KGですからこれならいい勝負になるでしょう。もっとも前回の結果が虚偽申告で無ければですけど。
 いやなら座高が高い方とかでもいいですよ?あぁ、見た感じこっちなら確実に私の負けですね~」
「おい、メイ挑発だ。の「いいわよ!!やってやろうじゃない!!」
「いい返事です。う~ん、でも商品がこれだけだとつまらないですね~。そうだ!負けた方は一日中ネコミミとネコ尻尾をつけて語尾に『ニャン☆』をつけるのはどうですか?」
「…え、さ、流石にそれは」
「あれぇ~?負けるのが怖いんですか?やっぱり勝てないと思ってます?今なら謝れば許してあげますよ?」
「まさか!そうだ!どうせなら一日じゃなくて一週間にしましょうよ。そっちの方が面白いわよ!」
「いいですね。ではそうしましょう。では、メイさん。楽しみにしていますからね~」
「ふん!後で後悔したって遅いんだからね!!」
「ふふふ、楽しみにしています。あ、ちなみに私今朝測ったら48KGでした。でわでわ~」
「………」
「………」
「………」
「おい、メイ」「…お姉さま」
「………………」
「………………」
「………………」
「…返事がない。ただの屍のようだ。あ~あ、おりゃ知らないぞ?馬鹿な約束して」
「お姉さま、今からでも謝った方がいいのでは?」
「だ、大丈夫よ。か、勝てばいいのよ!勝てば!AHAHAHAHAHAHAHA!!」
 


 
「は~い。ここで前編終了です!どうでしたか?リンクスの意外な面が見れたでしょうか?シャミアさんやド・スさんの裸には興奮しました?
 続きは後編になります。可愛いあの子のサイズや乳首の色!そして美人で賢くてナイスバディなインテリオルの女神とまで呼ばれるエイ=プールさんは胸が大きいだけの粗野なGAの小娘に勝てるのか?楽しみですね~。気になりますね~。
 ここで残念なお知らせです。無料放送分はここまでです。続きを見たければ公益法人萌ブルマ&旧白スク学園に寄付をお願いします。
 寄付後に送られてくるアドレスで続きを公開していますので、寄付よろしくお願いしますね!
 気になるあの子のサイズやフルヌードや××がみたいなら寄付しかないです!!
 今なら抽選で三名の方にウィン・D・ファンション使用済みブラとショーツを各二名様に、ロイ・ザーランド使用済みコンドームを五名様にプレゼントです!!
 貴方の寄付がブルマと旧スク(白)を救います!
 それではここまでの放送は、貴方の股間の愛人エイプーと放送では出番が一切なかったカニスさんでお送りしました!!」
「やっぱり俺は出番なしか~」

次回、メイのいけない性教育・五時間目『特別授業』に続くぜ!!………多分

 




 
後書き
某所からの移送です。良かったら見てください
 


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