前回までのあらすじ
ついにクラインと対峙した鴉とレミル。
しかし圧倒的な力を持つクラインの兇刃に
レミルは斃されてしまうのだった!!
Written by ケルクク
<地上の鴉>第342羽 『ナインボール・セラフ』
「レミーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!」
愛する者の死という事態に鴉は我を忘れたが、それでも戦士としての本能は目の前の赤いACに対して警戒を切らせなかった。
『我を忘れてレミルの元に行けばそこで終わったのだが、成長したな』
本気で感心したようなクラインの声に鴉は怒りで頭が真っ白になったが懸命に自らを押さえつける。
「クライン!!アンタ何を考えている!!何故フォボスで力尽きた俺を助けた!!!地球に下りた目的は何だ!!ここで何をしていた!答えろ!クライン!」
激情のままに戦っても勝てる相手じゃない事を自らに必死に言い聞かせて、冷静になるための時間稼ぎの問いを発する鴉。
『前にも答えたはずだ。全ては理想のため、復活のためだ。火星での反乱も地球に降り立ったことも全ては彼女を目覚めさせるための布石に過ぎん。
長かった。セレ・クロワールからこの場所を教えられてから20年。ようやく彼女を目覚めさせることができた』
「セレ・クロワール?AI暴走事件の主犯からいったい何を聞いた!いや、そもそも彼女とは誰だ!答えろ、クライン!!」
『ああそうか。お前達は真実を知らないのだったな。セレ・クロワールとは個人の名前ではない。ラナ・ニールセンと同じく人類を管理すべき物が数多持つ名前の一つだ。
そして、お前は彼女に既に出会っている。正確には彼女の胎内にいると言った方が正しいか』
「ラナ・ニールセンに人類を管理するだと。…まさか!彼女とは管理者の事なのか!?管理者は一台ではなかったのか!」
『そのとおりだ。彼女は三人目だ。
ラナの役目は来る時まで人類を正しく管理する事。セレの役目は人類が独力で生きていけるか計る事。
そして彼女の役目は、人類が再び地上を破壊したときにもう一度人類を管理する事だ」
「そうか!!アンタは最初から火星の反乱を成功させる気なんかなかったんだな!!企業の火星での基盤を破壊するだけでよかったんだ!
火星での基盤を破壊されて火星からの資源を手にいれる事ができなくなった企業は争いを激化していき、いずれは全面戦争を起こす。
そして全面戦争が起こればどこが勝つにしろ地上は壊滅的な被害を受ける!それがアンタの狙いだろうクライン!!!」
『そうだ。それと地球での争いを激化させて最重要警戒地区であるここの警備を緩めさせ私が侵入する隙を作るという目的もあったがな。
とはいえそもそも火星でお前が熱核ナパームミサイルの発射を阻止しなければこんな面倒な事をせずにすんだのだがな』
「そんな事で!そんなくだらない事の為にレミルを殺しやがったのか!!いやレミルだけじゃない!!アンタの妄執のせいでいったい何人死んだと思ってる!!!ふざけるのもいい加減にしろ!クライン!!!」
ついに忍耐の限界に達した鴉が赤いACに対してKARASAWAを乱射する。
『さらに貴様らレイヴンが企業間の争いに介入し力関係を調節した事で全面戦争も起きず、彼女を完全に目覚めさせる事もできなかった。
まったくお前達には計画を狂わせられっぱなしだ。だがまぁいいだろう。彼女のデータベースにあったアレをナービス領に向かった私が目覚めさせれば全て終わる。
いや、始まるのだ!!地上に降り注ぐ破壊の雨が彼女を目覚めさせるのだ!!!』
KARASAWAを避けた赤いACが変形し、アナイアレイターの周りを高速で周回しながらミサイルを連射する。
「ナービス領に向かった私?どういう意味だクライン!!」
鴉は自らに迫り来るミサイルを必死にかわしながら縦横無尽に辺りを飛び回る赤いACから目を離さない。
『簡単な事だ。ここにいる私は正確に言えば私ではない。私は人間である私、つまりレオス・クラインを元に創られた戦闘プラグラムL1だ。
そしてL0は役割はナービス領に行き二度目の大破壊を起こす事。ここにいる私の役割は計画の最大の妨げになるイレギュラーである貴様の排除だ!!』
赤いACは人型に戻り兇刃を振るう。
「アンタ一人の妄念で地上を地獄に変えるつもりか!!アンタにそんな権利があると思っているのかクライン!!ふざけるな!!」
アナイアレイターは跳び上がり兇刃を回避すると、そのまま空中からLS-3003を振るう。
『権利ではない!!義務だ!!これは彼女を殺し楽園を破壊してしまった私がやらねばならない贖罪なのだ!!!』
並みのACなら両断される一撃。しかし、赤いACはその身を蒼い刃で斬り裂かれながら再度兇刃を振るう。
「過去の罪を償うためにさらに罪を犯すつもりか!!アンタ程の男がその矛盾に気づかないはずはないだろう!!」
アナイアレイターは辛うじて兇刃から放たれた光波を回避し、WC-IR24を発射する。
『だとしても今更L0は止まれん!!私はラナを殺してしまったのだ!!私はセレに人類の未来を託されたのだ!そして私はスミカに誓ったのだ!!!
そうだ!私は守るために生み出された!!私の使命を守り、この世界を守るために!!修正プログラム、最終レベル!!』
赤いACは変形する事でエネルギーグレネードを回避すると一気にアナイアレイターから距離をとる。
『お前はフォボスで私に人類を導けと言ったな!ならば導こう!!二度目の大破壊に!!!その後の彼女が支配する楽園に!!』
そして十分な距離をとった所で人型に変形しアナイアレイターと対峙する。
『全システムチェック終了!!戦闘モード、起動!!
それを望まないのなら私を止めてみろ!!
フォボスでL0を止めたように!!
かつて私が貴様が乗るアナイアレイターでこのナインボール・セラフを止めたように!』
「いいだろう!俺がアンタを止めてやる。アンタが何をしようと何度だって俺が止めてやる!!アンタから受け継いだこのアナイアレイターで!!!」
鴉は愛機に戦闘態勢をとらせる。
『ならば始めよう鴉!!お前の翼が天使に届くか試してみるといい!!!
ターゲット確認、排除開始!!!』
かくして七十年の時を超えて復讐者と天使の未来を賭けた戦いが始まる。
****お知らせ。次回の地上の鴉は原作者が再起動で体調を崩したためお休みします****
「騙して悪いが今回の主役は私達よ!!」
「いきなり何を言っているんだい、姉さん?」
ノックもせずに僕の部屋に入ってきた挙句に訳の解らない言葉を叫ぶ姉さんに、読んでいた週間ラインアークを置いて問いかける。
普段は優しくて美しくて素敵で可愛らしい姉なのだが稀に妙な電波を受信するのが玉に瑕だ。
やはりこれも青い血を維持するために中世より近親婚を繰り返してきたウォルコット家の負の遺産のせいなのだろう。
「気にしないでジーン!!様式美よ!!」
なのでさらに意味不明な返答をした姉さんを温かい目で見ながら「そっか」と返す。大丈夫。僕は何があっても姉さんの味方だよ。
「フランシスカ、意味の解らない奇声を上げる暇があるのなら早く私にオナニーの作法を教えなさい」
姉さんの後ろからきつい事をいいながらさらにもう一人の乱入者が部屋に入って来てぇええ!!??
「メッメアリー様!?ごっ御無礼を!!」
「よい。私が急に訪ねてきたのだ。それに今日はフランシスカの友人として来ている。故にユージンもそのように振舞うように」
慌てて礼をしようとする僕をメアリー様が制する。
えーと、これは要約すると「今日はプライベートだから無礼講で」って事だよな。
「そうよ!ジーン!!今日はメアリー様がオナニーをご存じないというので教えるために招待したのよ!!!」
「ええ、聞けばエリザベスやクレオパトラや楊貴妃や卑弥呼といった歴代の高貴な女性は皆オナニーを修めていたというではないでしょうか。
ならばBFFのクイーンたる私も修めなければなりません」
そりゃぁ、高貴な女性に限らず思春期以降の人間なら大抵はオナニーの仕方ぐらい知っているでしょうよ。誰だよ、メアリー様に歪な知識を吹き込んだのは。…姉さんしかいないか。
姉さんを見るとニンマリと笑っていた。あれは新しい玩具を見つけた時の笑顔だ。冗談じゃない!!メアリー様が遊ばれるのは勝手だけど僕まで遊ばれてたまるか!!
「では、男性の僕はいないほうがよさそうですね。席をはずしてぇえええっぇえ!!」
何で自分の部屋から逃げなくちゃいけないのか今一釈然としないが、とにかく逃げようと立ち上がったところでメアリー様に綺麗に投げられて受身も取れずに床に叩きつけられる。
「待ちなさい。いいですか、あらゆる修練は第三者、特に異性の目があると飛躍的に効果が上がります。だからユージンにはここにいて欲しいのです」
言葉こそお願いだが口調は命令、しかも倒れた僕をグリグリ踏みつけながら言われては僕に拒否権はない。あ!下着はレースをふんだんに使った白か。ちょっと意外だ。
「なら王大人に頼んではどうでしょう?あるいはアンシールやイアッコスもいると思いますが?」
しかし僕はギリギリまで諦めない!!その方法が仲間を売るという行為なのは自分でも疑問だけど。
「完璧に修めたならともかく習熟前の無様を卑しき赤い血の下民共に見せるわけには行きません。
王には、その、完全に習得した後に見せて驚かせたいのです」
保護者を吃驚させたいという稚気を晒す事に子供のように真っ赤になりながら、逃げようとする僕を的確に踏み続けて逃がさないメアリー様。
このギャップがその手の人には堪らないのだろう。しかし残念だけど僕は3次元では姉さん一筋なので苦痛しか感じない。
「そういうわけだからジーンはここにいてね!!でも最初から見たら流石にメアリー様がお気の毒だからある程度メアリー様がオナニーを習得なさるまではジーンはゲームでもやってて!!」
勝手な事をいいながら姉さんがさりげなくメアリー様から僕を救い出し、ついでにヘッドマウントディスプレイを付ける。
「これで、ジーンには見えません。では始めましょうメアリー様。お召し物を脱いで私の言うとおりに動いて下さい」
「待ちなさいフランシスカ。まずは流れを把握したいので一度貴女がやってみなさい」
仕方ないのでやるべきゲームを吟味しながら二人の会話に耳を傾ける。
「はい、かしこまりました。個人個人で手順に差はあるのですが、まずは私はこのように右手で軽く胸をもみ始めます。この時は揉んでいるのは自分ではなく好きな人、私の場合はジーンと思うと快感が増します」
「なるほど、確かに息が荒くなって顔が赤くなってきましたね。それで次は?」
「はい、ある程度感じてきたら左手で下を」
「下?下とはどこですか!!教えるのならはっきりといいなさい!!」
「はい!お豆です!!お豆をいじります!!ああ、いいよぅ!ジーン!!」
「お豆ね。まぁ、今はそれで許しましょう。あら、随分はしたない染みができていますね」
「あぁ、すいません。メアリー様に聞かれていると思うと興奮してきてしまいました」
「あらあら、名門ウォルコット家の令嬢たるフランシスカは人に見られると感じる変態なのですね」
「ちっ違います!!」
「何が違うのですか!!見なさい!!こんなに糸を引いてグチョグチョです。ほら!この音が聞こえないのですか!!」
「あぁああぁあ!!駄目ですメアリー様!!そんなにかき回さないで下さい!!!」
「こんなにはしたなく溢れさせてこの淫乱!!私は人に見られて感じる変態ですと言いなさい!」
「いっ言えません!!」
「言いなさい!!フランシスカ!!」
「うぅうぅ、私は人に」
「あのぅ、オナニーの練習じゃなかったんですか?姉さんの調教になってますよ?」
熱くなった二人に水を差すつもりで話しかける。盛るなら姉さんの部屋でやって欲しい。つーか僕の部屋でやるな!!
「すいませんフランシスカ。ついいつもの癖で。よくぞ止めてくれましたユージン。礼を言います」
「いえ、メアリー様。私もつい夢中になってしまったので。仕方ありません。再び脱線しないようにメアリー様は私に続いてください」
「人の真似は好きではないのですが。仕方がありませんね」
「では、メアリー様、汚れるといけないのでお召し物を脱いだら私と向かい合う形で腰掛け下さい」
「待って、フランシスカ。私は一人では脱げないので貴女が脱がしなさい。ただし、いやらしい貴女の両手はいやらしい貴女の白くべたつくなにかで濡れているので使わずに口で全て脱がすのですよ」
「かしこまりました。では失礼して」
僕はどうあってもこの部屋から出る気のない二人に溜息を吐き、仕方なくゲームを起動させるのだった。
~~地球暦240年5月2日 無名の葬儀場~~
【イベントカット『二人きりの葬式』】【BGM『悲劇3』】
「ねえジノお兄ちゃん、パパとママはなんでおねんねしてるの?」
幼女の問いかけに幼女の代わりに喪主を勤める少年は答えを探す。
しかし、余りに幼いが故に『死』を理解していない幼女に少年は答えを返す事はできず、結局幼女を縋る様に抱きしめる事しかできなかった。
「大丈夫。僕がアグを守るから。おじさんとおばさんの代わりに僕がアグを守るから。だから大丈夫」
そのまま涙を流しながら守ると大丈夫を繰り返す少年。
それは自らに言い聞かせるように悲痛な、あるいは幼女を残してこの世を去ることになった幼女の両親に約束するかのような必死で神聖な誓いだった。
「ないてるの、ジノお兄ちゃん?だいじょうぶだよ!!アグはちゃんとパパとママがおきるまでジノお兄ちゃんといっしょにいい子でおるすばんできるよ!!
だからなかないでジノお兄ちゃん!そうだ!アグがいい子いい子してあげる!!」
幼女は何故少年が泣いているのかも解らずにそれでも少年を慰めようと懸命に励ます。
「ありがとう、アグ。ありがとう」
少年はそんな幼女に礼を繰り返し言いながらさらに幼女を抱きしめる。
この世の全てから幼女を守るかのように、あるいは幼女だけは失わないようにするかのようにしっかりと。
***暗転****
~~地球暦240年7月13日 ジノ家浴室~~
【イベントカット『アグとお風呂・アグを洗う』】【BGM『アグH1』】【SE『シャワー』】
「はい、お顔と髪の毛洗い終わったよ。次は体洗うからお膝からどいて」
「は~い!えい!」
「危ないから跳び降りちゃ駄目だよ、アグ」
「ごめんなさ~い。ねえ、ジノお兄ちゃん?なんでジノお兄ちゃんはアグの体をお手手であらうの?アグもジノお兄ちゃんと同じタオルであらってほしいな」
「それはね、ほら触ってごらん」
「うわぁ!これかたいしギザギザしてるよ!これでゴシゴシしてジノお兄ちゃんはいたくないの?」
「僕は大人だから肌が硬いんだね。でもアグはプニプニしてるだろ?だからお兄ちゃんが手で洗ってるんだよ。流すよ、アグ」
「ぷわぁ~、そうなんだ。じゃぁ、アグがもっとおっきくなったらタオルであらってね」
「大きくか。ふぅ、そうだねいいよ。じゃぁアグ、お尻と割れ目さん洗うから体上げるよ。ほぉら~!」
「わぁ~い!!アグおふろでこれがいちばんすき~!!」
【イベントカット『顔面騎乗位・アグ』】【SE『シャワー』終『フェラチオ』始】
「ハァハァ、ここは特に敏感だからいつものように手じゃなくてお兄ちゃんが舌で舐めてあげるね。まずはお尻から」
「たかくておもしろい~い!!やぁ~ん!ジノお兄ちゃんくすぐったいよ~~!!」
「あはは、ごめんごめん。じゃぁ、アグ割れ目さんも舐めるからクパァして」
「はぁ~い!!クパァ」
「ゴクリ、ハァハァ。じゃぁアグ、ここもばい菌が入ったら危ないから舐めるね」
「キャハハハ!!もうジノお兄ちゃん!くすぐったいよぉ~~!!や~ん!ふーしちゃだめぇ!ひゃぁぁあん!すわないでよ~!」
「ハァハァ、ごめんごめんつい夢中になっちゃって。それじゃぁ終わったから下ろすよアグ」
「は~い!じゃぁ、つぎはアグがジノお兄ちゃんをあらってあげるね!」
「ありがとう、アグ。それじゃぁお願いするね」
【イベントカット『アグとお風呂・ジノお兄ちゃんをゴシゴシ』】【SE『フェラチオ』終『シャワー』始】
「よいしょよいしょ!!どうお兄ちゃん!アグじょうずでしょ!!」
「ああ、上手いよアグ」
「えへへへ~~。じゃぁつぎは前を洗ってあげるね」
「ゴクリ、ああ頼むよアグ」
「あ~!やっぱり大きくなってた~!!おひざの上にいるときからアグのおしりに当たってたもんね!
え~と、アグのことすきだと大きくてかたくなるんだよね?ツンツン、ニギニギ、えいえい!うわぁ~びくびくしてるぅ!!やっぱりジノお兄ちゃんのこれおもしろ~い!
ねえジノお兄ちゃん、今日もこれで遊んでいい?」
「ハァハァ、もちろんだよアグ」
【イベントカット『お気に入りの玩具』】
「わぁ~い!ツンツン!スリスリ!ビシビシ!コチョコチョ!フーフー!
よぉ~し!ぴくぴくふるえておしるを出してきたぞ~!もうすこしだ!
…ペロリ、う~うう、やっぱりにがいよぉジノお兄ちゃん!」
「そうか、じゃぁアグが好きな蜂蜜をかけてあげようね」
【イベントカット『お気に入りの玩具・差分1』】【SE『シャワー』終『フェラチオ』始】
「わぁ~い!!これでなめれる!ハァム……チュパ……ムゥ………んっ…ピチャピチャ………エム……ムゥ……レロレロ…ふ………はぁ……ぺろ、ぺろん……ちゅっ」
「くっ、いいよアグ!」
「ふぃふぇふぇ~。ふぁふぁふふぇおふぃふぃ~。んっ……んんっ……んあぅ……ぷちゅぅっ…んはぁ……んっ、レロレロッ、れろん!」
「あぁあ、舌が尿道にぃ!くっぅ!駄目だ!アグ、そろそろ出るよ」
「チュポン、え~!アレにがいからや~!アグがぜんぶなめるまでがまんして!ジノお兄ちゃん!ん、はぁむ…んふぅ……ン、レロッ……はぁ、くちゅっ!
ん……あ、んんっ……くちっ、カプリ」
「アグ!今噛んだら!!ああぁあ!駄目だ!!出るぅぅうううぅう!!!」
【イベントカット『お気に入りの玩具・差分2』】
「むぅううう!!!!」
【イベントカット『お気に入りの玩具・差分3』】【SE『フェラチオ』終】
「うぇぇええ!!にがいぃいい!!!アグこれきらいっていったのに!!ジノお兄ちゃんのばかぁぁ!!!」
「ごめんごめん、お風呂上りのアイス、お兄ちゃんの分上げるから許して」
「むぅう!それならいいけどぉ!」
「ありがとうアグ。それじゃぁ体流して出ようか」
「うん!」
***暗転***
「あぁぁああああぁあ!!!ジーン!!!」
「呼んだ姉さん?」
呼ばれたので仕方なくゲームを落としヘッドマウントディスプレイを外していく。
それにしてもクンプレアーノスが出すニーニャ原作の『ロリコンランク一位』は最高だよなぁ!こんだけ濃厚なエロがヒロイン12人全員に4シーン以上あるのに抜きゲーじゃなくて燃えゲーなんだもんな!
しかもヒロインだけじゃなくて脇キャラやジジキャラもきっちり掘り下げてあるし、世界観や戦闘システムもきっちり練られてるしな。
まさか、空から幼女の乗ったノーマルが落ちてくるなんていうありがちなスタートから、最後は霧の魔物を斃して全並行世界を救うなんて壮大な話になるとは思わなかったよな。
これなら130コームっていうちょっぴり高い値段も全然ありだよなぁ~。
なんせ欠点が一周300時間ぐらいかかる事とトゥルーを見るのにヒロイン全員のノーマルとグットエンドを見ないといけないぐらいだもんなぁ~。
やっぱり三次元より二次元だよな~。あ~、モニターの中にいきてぇ!
等と思いながらヘッドマウントディスプレイを外し、現実に帰還する。
「ちょっと!フランシスカ!!一人でイくんじゃありません!!!私はこれからどうしたらよいのです!!!」
ヘッドマウントディスプレイをとって視界に移ったのは、満足げな顔で脱力して床に寝転がる姉さんと中途半端に出来上がった状態で放置されているメアリー様だった。
姉さんは完全にイっていて意識がトんでいた。グショグショのアソコからは断続的に潮を噴いてってあ~~!やりやがった!!
姉さんのアソコから潮とは違う若干黄色い液体が噴出し綺麗なアーチを作る。たく、イったら漏らすって姉さんの悪癖だよなぁ~。
おかげで子供の頃から何度僕が後始末したか。あ~あまた僕が片付けるんだろうなぁ。
って、それよりもまずはメアリー様だよな。漏らしたら姉さん暫くは意識が戻らないからあのままってわけにはいかないよな。
仕方ない、面倒だが不肖の姉に代わって僕が仕込むとしますか!
後書き
某所からの移送です。良かったら見てください
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