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幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra

第二話 『黒い館の亡霊』

ポザネオ島を震撼させた飛行型奇声蟲襲撃事件より一ヶ月。
最終的に大召喚により召喚された機奏英雄は5000人を優に超える。 唐突に突きつけられた非日常と、指導者たる黄金の歌姫の昏睡。
一時の混乱こそあったものの、黄金の歌姫の代行者たる白銀の歌姫と最高評議会の尽力により
事態は収束。概ねの機奏英雄は状況を受け入れ、アーカイアでの新たな日常に埋没していった……

そして現在。次々にロールアウトする新型絶対奏甲。
現世の兵器の発想を取り込んだこれらの新兵器によって各地の奇声蟲は確実にその姿を減らしていた
新たに出来た仲間達とちょっぴり危険だが、刺激的な日常を消化していた君たちはある日
白銀の歌姫と廿楽に呼び出される。
「急な話だけど、あなたたちにはヴァッサマインにいってもらいます」
目指すはヴァッサマインの幽霊屋敷。貴族種が根城にする廃墟に活路を開け!

【幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra ノイシュタルト】
  第二話 [黒い館の亡霊]  --戦場にコンチェルトが響く--

■ハンドアウト
PC1 英雄PC1
「わんにゃー」
自分でかわいいと思っているのか、その生物は君の目の前でゴロリと寝そべって見せた。
猫か?いや、犬か?……ずんぐりむっくりのボディーに無駄につぶらな瞳
そして頭にはえる謎の植物!
アーカイアに来て一ヶ月、生態系が地球と『ほぼ』変わらないことは把握している。
「拾って欲しいわんにゃー」
こ、この生物はいったい……
その日、割とどうでもいい宿縁と出会う

PC2 歌姫PC1
あの事件から一ヶ月が経った。
英雄を得た歌姫として修行期間をすっとばし、見習いから正式な歌姫へと任命された事には
正直驚いたが、おねぇさまと同じ歌姫になれたことは正直うれしい。
出会いこそ「アレ」だったが、英雄とも上手くやっていこうとは思う……

で、最近自分のパートナーが変な男に言い寄られているのにあの男は今どこで何をやっているのだろうか?

PC3 英雄PC2
飛行型襲撃事件の終結から1ヶ月。
ポザネオ島の復興も終わり、事件集集の功労者として機奏英雄の代表格の一人として
順調に名を上げ始めた君だったが、その耳に不吉な噂が届く。
ヴァッサマイン方面の奇声蟲討伐隊が壊滅したらしいのだ。
全体的な戦線は既に基本的に殲滅戦の様相を呈している。
シュヴァルベによる空爆に対して大方の奇声蟲は対抗手段を持たないからだ。
これは、一度現地の様子を確認しに行く必要があるかも知れない……

メイン


GM:点呼開始!

PC3:準備完了!(1/3)

風間 サスケ:準備完了!(2/3)

ミーナ:準備完了!(3/3)

全員準備完了しましたっ!

GM:ベネベネ、よくぞそろった我が英雄たち。では今回も地獄めぐりをはじめよう

GM:さて、では前回からの時系列のあらましからざっくりと

GM:前回、君たちがアーカイアを訪れてから既に1か月の月日が流れた

風間 サスケ:「温泉回…水着回…いろんな事があり申した…」

GM:召喚された多数の英雄たちは英雄召喚と命をかけろという状況に対して当初は強く反発

GM:ポザネオ島の一区画を占拠して徹底抗戦を訴える派閥が発生するなど、一時は混乱があったものの

GM:和解側の英雄と白銀の歌姫、および評議会の説得により沈静化をすることになる

GM:ぶっちゃけると「衣食住の提供と安全の保障」っていうとても現実的な提案でなんとかしたんだけどね

GM:そして、現在

GM:ちなみに、先行召喚されたリュウさんやツムギは既に訓練課程を終えているので教師担当です

GM:英雄は男女混合で召喚されているのでパートナーの歌姫の為の寮も併設。女性英雄と歌姫はそっちに居ます

風間 サスケ:「まったくそのような不貞のやからがいるとは嘆かわしいでござるな…」 (何故かボロボロの忍び世装束)

GM:まったくだぁ

ミーナ:「サ ス ケ ?」

リュウ:「全くだ。私はイーディスと一緒に寝たいだけだというのに」

風間 サスケ:「なんでござろう?」

イーディス:「私は別にかまいませんよ」(信頼しきった目)

ミーナ:「そういうの、やめてよね?」

リュウ:「なら同棲しますか」

風間 サスケ:「拙者はあくまで忍びとして主の身を守ろうとしただけでゴザルヨー」

イーディス:「評議会で私が使っていた私室ならまだ空いているはずですが、少し遠いですね」

風間 サスケ:「何の話か心当たりはござるぬが、ミーナ殿がそういうのであれば肝に銘じるでござる:

GM:そんな日常を君達は謳歌していた、というところで、ではプロローグだ

ミーナ:「でも・・・心配してくれてありがとう」

GM:プロローグ:シーンプレイヤーなし

GM:雪の降りしきる空を緋色の装甲が編隊を組んで飛んでいく

GM:現実の燕は群れない。単独で動き、単独で空を駆ける

GM:鋼鉄の赤い燕。絶対奏甲フォイアロートシュヴァルベ。そのヴァッサマイン方面、奇声蟲討伐隊の一団だ

英雄A:「では、これより空爆を開始する。森林部への延焼を避けるため、山間部側より順次作戦を開始」

英雄B:「ラジャー。爆弾投下準備よし」

英雄C:「準備よし」

英雄D:「準備よし」

英雄A:「投下開始」

GM:空から降り注ぐおおぶりの樽。着弾と同時に雪で白く染まった森が色彩を赤く染めてゆく

英雄B:「隊長。これが終わったら今日は飲みに行きませんか」

英雄A:「お前昨日も飲みに行ったばっかりだろ。こちらには年齢制限がないからって限度は弁えておけ」

英雄B:「いやぁ、そこはそれ、役得ですよ。きれいな歌姫に美味い酒。英雄冥利に尽きます」

英雄C:「確かに。うちの歌姫、あっちの彼女より美人だからなぁ」

英雄D:「リア充乙」

英雄A:「お前たち、作戦行動中だという事を忘れるな……まぁ、確かにかみさんにばれないで若い子と仲良くできるのはいいな」

GM:笑い声が上がる。ポザネオ島で確認されたという飛行型を除き、奇声蟲はシュヴァルベの空爆に対してほぼ無力だ

GM:奇声によって行動を制限されることこそあれ、それも編隊を取っていればフォローしあう事で解決できる

GM:そんな、油断があった……

:ヒィィィィィィィィンッ

英雄B:「隊長、なんか耳鳴りがしませんか?」

英雄A:「気圧差だろう。耳抜きでもしておけ」

英雄B:「やったんだけどな」

英雄C:「あれ、隊長。俺も……」

:バギンッ

GM:突如、金属が破断する鈍い音が響いた

GM:同時に、隊長機の斜め後ろを飛んでいた3番機の胴体が泣き別れになる

英雄A:「なっ!?……全機全方位警戒!なんだ、何が起きた!?」

英雄B:「わかりません、三号機!応答しろ3号機!」

英雄D:「クソ、一体何が!?こんなの聞いてないぞ!隊長、一時撤退を……」

GM:4号機の翼がひしゃげてはじける。コントロール不能になり自らの作り出した炎の海の中に墜落する赤い機体はなんの皮肉だったか

英雄B:「うわぁ!うわぁぁぁぁっ!!」

英雄A:「落ち着け2号機!一旦撤退するぞ。地上部隊に3号機と4号機の回収は頼むんだ」

GM:パニックに陥りファイアボルトを地上に向かって乱射する2号機を1号機が抑える

GM:その、ターゲットが制止する一瞬を姿なき狙撃者が見逃すはずがあるわけがなかったのだ……

英雄A:「……え?」

:幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra ノイシュタルト  BG

:第二話  [黒い館の亡霊]

GM:以上、プロローグ終了

GM:次!ファーストシーン

GM:プレイヤー:ミーナ

PC2:はーい

GM:まぁ、ぶっちゃけるとブリギットだ

ブリギット:「ミーナ、私、どうすればいいのかもうわかんない……」

ブリギット:頭を抱えるブリギット

GM:ことは数日前、ブリギットについに宿縁のパートナーが見つかった、その時にまでさかのぼる……

GM:あ、サスケも出てきていいですよ

ブリギット:「ミーナミーナ!ついにね、ついに私にも英雄様が見つかったの!」

ミーナ:「ブリギット!それはよかったわね!おめでとう!」

ブリギット:「うん!セルビウムさんっていうんだけど、ミーナにも紹介……あれ?セルさん?セルさーん?」

GM:あ、ちなみにここ女子寮です

ミーナ:「これであなたも歌姫の仲間入りね!」

GM:ブリギットがミーナに自分の英雄を紹介したくて連れてきました。現在女子寮、正面ロビー

セルビウム:(………)

GM:同時刻、女子寮更衣室前に立ちすくむ人物が居た

PC2:更衣室?

GM:はい

PC2:セルビウムさんが!?

セルビウム:(………)

GM:はい

PC2:マジか

PC2:迷子になったのかしら

セルビウム:「出来た、侵入できてしまった……」

セルビウム:「協力者が居るとこんなに楽なのか……」

セルビウム:感慨深げに腕を組んでうんうんとうなずくセル氏

PC2:故意犯だ!

セルビウム:「苦節トライアル10回。窓に目張りをされ、鏡を取り換えようとしてバレ、女装まで試したのに……俺の努力って……」

セルビウム:「いつも一緒の忍者の彼……なんつったっけか、彼の為にも、俺はこの秘密の花園から戦利品を持ち帰る義務があるッ!」

セルビウム:「神が許さなくても男性のみんなが許してくれる!」

セルビウム:「では、ばれないうちに……」

GM:ドアノブに手を伸ばすセルビウム氏。そんなことになっているとは知らない二人はロビーをセル氏を探す

ミーナ:「セルビウムさーん? どこですかー?」

ブリギット:「セルくーん?」

GM:そして、更衣室の方から悲鳴が上がる

GM:ズバリ、セリフはこうだ

ミーナ:「いまの悲鳴!」

モブ歌姫:「いやぁぁぁぁぁっ!!下着ドロよぉぉぉぉっ!捕まえてぇ!!」

ミーナ:「・・・・・・・・・・・・」

セルビウム:「うおおおおっ!みんな待っててくれぇ!」

GM:下着の山を抱えて激走するセル氏

ミーナ:「・・・・・・あれがあなたの英雄?」

ブリギット:「・・・・・・・・ちがう」

GM:泣きそうな顔で顔をそらすブリギット

ミーナ:「・・・・・・そう。よかったわ。安心してとっちめることができるわ」

セルビウム:「うおおおおおおおっ!!」

ミーナ:「サスケ!いるんでしょう!来なさい!」

風間 サスケ:「はっ!サスケここに参上でござる!」

GM:ドアに向かって突撃するセル氏

ミーナ:「あいつをとっ捕まえなさい!いますぐに!」

風間 サスケ:慌てて隠す

風間 サスケ:「了解でござるよ!」とセルにいい加減にとびかかる

GM:で、誰もなにもしなかったらセルはドア突き破って逃げますが止める?

風間 サスケ:背中に跳び蹴りをしてドアに突き飛ばす

GM:ちなみにセルは一応覆面かぶってはいる。声も服装もそのままだし、知り合いは分かる

セルビウム:「ぬぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

風間 サスケ:「貰ったぁ!!(上手く逃げるでござるよ!)」

セルビウム:「くそぉ、もはやこれまで!(君は!?ありがとう)」

GM:下着の一部をひっつかんで逃げ出すセル

GM:道路に散らばる下着をかき集める歌姫たち

風間 サスケ:「逃したでござるか…」

GM:茫然自失のブリギット

ミーナ:「のがした? にがしたの間違いでしょ?」

ミーナ:サスケのポケットに手を突っ込んで白い布とやらを引っ張り出します

風間 サスケ:(顔を真っ青にして脂汗をだらだら流す)

PC2:ちなみに誰の下着か分かりますか

GM:じゃあ、1D10で判定をどうぞ

GM:数字で誰のか変わります

PC2:1d10 えいっ

DiceBot : (1D10) → 2

GM:2だとイーディスのですね

風間 サスケ:やべえ

風間 サスケ:「これはご、誤解でごzるよ!

ミーナ:「ごめん ぶりぎっと ちょっと さすけと おはなし してくるわ」

ブリギット:「・・・・ うん・・・」

風間 サスケ:「や、やだぁ…拙者まだ死にたくないよぉ…」

ミーナ:サスケの首根っこを掴んで自室に連行します

GM:で、そんなことがあって数日後

GM:結局犯人は不明のまま

GM:女子寮への男子禁制の鋼のおきてが作られるにとどまっていたところで現在に時間は戻る

ミーナ:「犯人不明、ね。サスケはそういうところ変に義理堅いんだから」

ブリギット:「ねぇ……ミーナ、英雄ってなんだろう……」

ミーナ:「・・・わたしにも、分からないわ」

GM:ブリギットはショックをだいぶショックを受けたようで、ここ数日落ち込んでしまっている

GM:そして、そんな彼女に追い打ちをかけるようなことがおこる

セルビウム:「おっ、居た居た、ブリギットー!」

GM:頭にはでなたんこぶを作ったセルが手を振りながらこちらに歩いてくる

PC2:あれ、場所ってどこですか

PC2:なるほど。てっきり女子寮かと思ってました

ブリギット:「あ、セルくん……ミーナ、彼がわたしの英雄のセルビウムくん」

ミーナ:「? どうしたの、ですか?」

GM:一瞬驚いたような顔をした後に画像みたいなキリッとした顔になると歩くスピードをあげてミーナの方に歩み寄ってくるセル

ミーナ:「ひっ」

ブリギット:「セルくん。こちら私の友人のヴィルヘミーナ……へ」

セルビウム:「愛してるっす!一目ぼれしました」(がしっと手を握る音)

セルビウム:「付き合ってください!」

ミーナ:「・・・・・・・・・・・・は?」

ブリギット:「なんでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

ミーナ:「え、だってあなた、ブリギットの宿縁じゃ、・・・えっ?」

GM:ブリギットが絶叫したところでファーストシーンは終了だ

GM:シーン2:シーンプレイヤー  サスケ

GM:ちなみに今の告白と同時刻のシーンになります

風間 サスケ:影に潜んでいたらとんでもないものを目撃してしまった

GM:君は先日の狼藉の結果、ミーナから受けた折檻の負傷を癒すために薬屋に薬を貰いに行った帰りだ

GM:そして、その君の目の前に今、なぞの生物が転がっている……

GM:頭にはえた葉っぱ

風間 サスケ:「何か嫌な電波を受信した気がするが気のせいだろう…そしてこの不明物体はいったい…」

GM:なんの獲物もとれなさそうな癖にきらりと光る牙、ずんぐりむっくりのボディー

GM:胴長短足のボディーは実に鈍重そうである

風間 サスケ:「異世界はよくわからんでござるな…」と指でつんつんでしてみる

???:「わっ、わにゃーん」

風間 サスケ:「こゃーん!なんだネコか…」

???:(ふっ、この下等生物め。吾輩の愛くるしい演技につられてのこのこときおったわ、これでこやつの心は吾輩のとりこよ)

???:(さぁ、拾って帰れ!そして吾輩に贅沢三昧をさせるのだ!)

風間 サスケ:「この愛くるしい??生き物を連れ帰ればミーナ殿も少しは怒りを収めてくださるでござろうか…」

???:(そうだ!いいぞ!)

風間 サスケ:「まあ、これも何かの縁でござる。良ければ拙者についてくるでござるよ」

GM:しかし、ふとサスケの頭にひらめくミーナの言葉

風間 サスケ:ピキーン

GM:「いい、サスケ。今は忙しいんだから動物なんて世話している暇はないの。絶対に拾ってくるんじゃないわよ」

風間 サスケ:「ああ、そうであった。すまぬがぺっとは拾ってきてはいけないと言われていたのでござった」

風間 サスケ:「誰か別の人に拾って貰うでござるよ」

???:(なにぃぃぃぃぃぃっ!?そ、それは困る。とても困る)

風間 サスケ:懐からスルメ的な何かを差し出して場を去ろうとする

風間 サスケ:「むぅ…何か起死回生の一手はないものでござろうか…」

GM:スルメ的ななにかを手で払いのけ直立する謎の生物

風間 サスケ:「何!?」慌てて距離を取る

???:「ふふふふっ、恐れるではない。しかして畏敬せよ。では改めて自己紹介をしてやろう……」

???:「吾輩は神である!名前はまだ無い!!」(ドヤァ)

風間 サスケ:「か、神ぃ?」(胡乱げな眼差し)

???:「うむ!……やっぱりもったいなかったかな」(地面からスルメを拾い上げて食べる)

風間 サスケ:「神様、奉納品でござる」残りのスルメもだばぁする

???:「わーい……ってちがぁう!」(スルメを食いながら)

???:「ええい、焦るでない。よいか、異邦人よ。吾輩は神である。アーカイアにおける200年ぶりの混乱を収める為に降臨した。あがめよ」

風間 サスケ:「ははー」(五体投地

???:「しかし、この200年で吾輩への信仰は実に弱まってしまった……ゆえに、力を回復しなければならない」

???:「具体的には吾輩に名前をつけてあがめよ。そして我が力を取り戻す力を貸すのだ」(スルメをもぐもぐしながら)

風間 サスケ:「名前でござるか…拙者これでもねーみんぐせんすには定評があるでござるよ!」

???:「よし、任せたぞ!」

風間 サスケ:「スルメ丸…ねこいぬ左右衛門…ゴッド太郎…悩むでござるな…」

???:「我が力は愛の力。具体的にいうと絆判定とかが多少便利になる!」

風間 サスケ:「それはすごいでござるな…」

GM:正確にはこいつがいるシーンでは絆判定がふり直し出来る。1シナリオ3回までだけど

風間 サスケ:「はっぱ丸…発破さま…はっぱさま…?」

???:「なんだその安直なネーミングセンスは。まぁ、よかろう。ではわがはいは今からはっぱさまだ。あがめよ、そして吾輩に自堕落な生活をさせるのだ」

風間 サスケ:「ミーナ殿も神様を連れ帰るなとは言わなかったでござるし、お連れするでござるよ」

GM:ちなみに絆レベルが増えるとこいつの出来ることが増えていく

はっぱさま:「うむ!くるしゅうない。ちなみに吾輩が神なのは吾輩とお前だけの秘密な……で、スルメはもうないのか?」

風間 サスケ:「(ポケットをがさごそ)あたりめならあったでござる」

はっぱさま:「わーい!」

GM:サスケがみょうちきりんな神様を拾ったところでシーン終了だ

GM:ちなみに、現在絆レベルがトータル4なので、絆判定振り直し3回+判定振り直し1回(各キャラクター1シナリオ1回)となりまーす

GM:後者はなんでも1回判定がふりなおせるので上手く使ってねー

風間 サスケ:ありがたや…

PC3:了解です

GM:では最後のファーストシーン

GM:プレイヤー:リュウ

GM:君は教師として働く一方、各地の作戦指揮官としても動いている。

GM:そして、今君の手元には気になる報告書があった。ヴァッサマイン方面の奇声蟲討伐部隊が壊滅したという報告書だ

リュウ:(ふむ……飛行型の奏甲を)

イーディス:「どう、思われますか?」

リュウ:「まず間違いなく飛行型の奇声蟲だろうな」

リュウ:「もしくは対空能力のあるタイプか」

イーディス:「先日のアレですか……同型がいるとすると放置出来ませんね」

リュウ:「一体でも現れたことがある以上、次は必ずくるものだからな」

リュウ:「早めに手を打ちたいところだが…」

イーディス:「現在の英雄の皆様のご協力は飛行型絶対奏甲の優位性に裏打ちされたものでもあります。士気にもかかわるかと」

リュウ:「そうだな…」

イーディス:「ヴァッサマインといえば白銀の歌姫さまの領地です」

イーディス:「視察なされますか?」

リュウ:「戦闘経験があるのは私とサスケだけだからな…。行くしかあるまい」

リュウ:「できることなら、他の英雄たちにも経験させたいところだが」

リュウ:「この分では足手まといが関の山か…」

リュウ:ふぅーっと息を長く吐きます

イーディス:「現在対空装備と新型飛行型絶対奏甲の開発を急務で行っています。リュウさまはお休みになってください」

イーディス:「少々こんを詰め過ぎです」

リュウ:「……そうだな」

リュウ:「イーディスもいつも付き合ってくれているから、少し休もうか」

イーディス:「///……はい。いい茶葉が入ったんです。レモンティーでもいれますね」

リュウ:「ありがとう。楽しみにしているよ」

GM:この会話から数日後、サスケ、ミーナの二人に出向命令書が届くことになる

GM:内容は「ヴァッサマイン方面第四航空隊」

GM:「捜索任務」

PC3:これは、これは…

GM:メンバーは リュウ、イーディス、サスケ、ミーナ、セルビウム、ブリギットの合計6人だった……

GM:と、言うところでファーストシーン終了

PC3:PC的にセルビウムを選ぶ理由が知りたいです

GM:では、舞台は変わりミドルフェイズ。ヴァッサマインに舞台は変わる

GM:評議会もリュウさんと同じ懸念をもってまして「飛行型と接したことのある人間を増やしたい」という事でねじ込まれました

PC3:OKです

リュウ:おくびにも出しませんが、マヌケめと思っておきます

GM:さて、ではMAPかえまーす

GM:はーい。今回の第一MAPです

GM:現地にはポザネオ島の白銀の歌姫の城にある幻糸門からヴァッサマインの首都にいけるので時間は1日くらいです

GM:現地に到着したところから始まりますが、ラーヴェ持っていきます?

GM:ちなみに現地でも奏甲は借りられます

PC3:ちょっとGMに質問

GM:はい、どうぞ

PC3:白銀の歌姫の城から来たということは、視察はしたということですよね?

GM:視察っていうのは白銀の歌姫の城を、ですか?

GM:それとも現地の視察?

PC3:現地ですね

GM:現地はこれから皆さんがします

PC3:了解です

GM:そして現地

GM:大雪です

GM:えー、また今回のセッションのシステムをここで開示します

GM:今回のセッションは『日数制限』があります

GM:とあるイベントが規定日数を過ぎると起きてしまい、皆さんそっちにかかわるためにポザネオ島に戻らざるを得なくなります

PC3:ふむ。了解です

GM:なので、そこまでの間に捜索を終わらせ、事態を終息させてください

風間 サスケ:了解です

GM:日数は二週間。14日さしあげます

PC2:1行動で1日消費ですか?

GM:MAPを説明しますと大まかに分けて4つのエリアがあります

GM:1つ。村。補給を受けられます。村Aは絶対奏甲の補給や修理などをする施設があるのでこちらではそういったものを受けられますが村Bにはそういうものが無いので受けられません

GM:また、村Aの住人の話だとここ数日連絡が取れないということで、なにか異変が起きている可能性があります

GM:2つ。山岳部。正式名称白霜山脈。こっちでいうアルプスにあたる険しい山越えです。絶対奏甲での山越えになります

GM:険しい山なので、場合によっては滑落などの危険もあります

GM:3つ。森林部。クリスタルバルトと呼ばれる大規模な樹氷地帯です。地上型奏甲は通行不可能

GM:生身なら移動可能ですが野生動物なども多く生息していて、土地勘が無いと若干危険です

GM:4つ。行方不明地点。どうなっているのか不明です。現地の住民の説明だと古い屋敷がその近辺にはあったはずとの事ですが、空爆もしたので現在どうなっているかは不明です

GM:以上、現地の説明でした。では行動方針を

GM:では決まったようなので行動方針の決定をお願いします。

GM:あとキャラの移動

リュウ:イーディスと一緒に村Aで情報収集

PC3:ラーヴェはどうしましょう

風間 サスケ:それ以外でシュワルベに乗って村Bへ

PC2:村に置いといてもらいましょうか

PC1:そういう感じで

GM:えー、ブリギットペアはどうします?

PC1:もう機体はないんでしたっけ

PC3:奏甲は二体だけですか?

GM:いいえ、何機かありますよ

PC1:飛べるのを借りて乗って貰いましょうか

GM:シュヴァルベは1機しかないですね

リュウ:必ず飛ばないといけない?

PC2:もしかして他に飛行型ない?

GM:森は飛ばないと越えられません

PC2:森林ルートで奏甲は飛行型必須ですね

リュウ:ではラーヴェをサスケ、シュヴァルベをブリギット組へ

PC1:まあそうなりますよね…

リュウ:私はフォイアロート使います

GM:どうぞ

風間 サスケ:紅い三連星!

GM:では確認です

GM:サスケ、ミーナペア&セル、ブリギット ラーヴェとシュヴァルベで村Bへ

GM:リュウ、イーディス  村Aで聞き込み

GM:初日はこれでよろしいですか?

リュウ:はい

風間 サスケ:YES!

PC2:オッケーです

GM:ではシーン開始

GM:1日目

GM:まず村A組からいきましょうか

リュウ:了解です

GM:アーカイア知識か偵察で判定してください目標値60

GM:間違えた40

イーディス:「評議会のものです。お話をお伺いしたいのですが……」

イーディス:2D10

DiceBot : (2D10) → 5[4,1] → 5

イーディス:1D100

DiceBot : (1D100) → 1

リュウ:?!

イーディス:こっちだった。そして21なので失敗

リュウ:1d100+10 偵察

DiceBot : (1D100+10) → 78[78]+10 → 88

GM:どうやら村人は評議会に対してあまりいい感情を持っていないようだ

リュウ:「すみません、少しお聞きしたいのですが…」

GM:リュウは成功。何が聞きたい?

リュウ:いくつ聞けますか?

GM:3つまで許可しましょう

リュウ:山について、空を飛ぶ影があったか、森林部について、屋敷についての4つが思いついた

リュウ:1,2,4ですね

リュウ:森林部はPC1,2さんに任せましょう

風間 サスケ:まかせろー(バリバリー

PC2:聞く相手がいるのかなー?

GM:では順番に 1.山について    黄金の歌姫という信仰の対象が居るアーカイアにしては珍しく信仰の対象になっている霊山。雪が積もるので毎年春になると恵みをもたらしてくれる

GM:ドラゴンが住んでいるという事だが、実際に目撃証言がいくつかあるが人間を攻撃してきたことは殆どない。山神と同一視されてたりする。サンダーブレスをはく模様。

リュウ:L.E.Dか

GM:3. 屋敷について    英雄戦役の時の歌姫の館だと聞いている。高名な英雄で歌姫とも仲がよかったという事だが、悪徳に染まった英雄と決戦の末これを討伐するも歌姫が英雄をかばって死亡。それを悲しんだ英雄は屋敷跡に自らの愛機と歌姫の亡骸を埋葬し、自らはその墓守を終生行ったという……という、昔話が伝わっている

GM:英雄が得意とした戦法は「槍での突撃」。大型の(と、言っても旧型の奏甲は大抵大型ですが)絶対奏甲を愛用していたようで、大盾と大槍を構えたイラストの乗ったこの地方で売られている子供向けの絵本を見せてくれるよ

PC3:……ふむ

GM:では村A、初日は終了

GM:では村B組

リュウ:了解です

GM:わりとあっさり村Bにはつきます

GM:そのまま村に直接着陸でいいです?

風間 サスケ:ラーヴェはあんまり下ろしたくないなぁ

PC2:上空から村Bの状況を確認しましょうか

GM:村人とりあえず元気みたいです。絶対奏甲が来たのに気づいて何人か村の外に出てきて様子をうかがっています

PC1:近隣に離陸に仕えそうな地形あります?

GM:無い

PC2:カタパルトか高所!

風間 サスケ:ぐぐぐぐ…

PC2:ぐえー

GM:だからラーヴェ着陸するとここに置いてくしかない

PC2:つーても徹夜で飛行させるのはあぶないし

ミーナ:「ごめんブリギット、お願い!」

風間 サスケ:「良いから集中するでござる。ここは既に敵地だぞ」

セルビウム:「恋に生きる男は常在戦場ってなぁうぉぉぉぉぉぉぉっ!?降下速度まちがえたぁぁぁぁぁぁっ!?」

ブリギット:「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!?なんでこんなのばっかりぃぃぃぃぃっ!?」

ミーナ:「ブリギットー!」

GM:急降下で着地に失敗して大ゴケするシュヴァルベ

風間 サスケ:「機長・副機長共に経験不足でした」

ミーナ:「サスケってたまによくわかんないこと言うわね」

GM:村人が様子をうかがっているとぐったりしたブリギットと割と元気なセルがいかにも「やっちまったゼ☆」みたいな感じで出てくる

GM:えー、では情報判定。当人が行っていないので達成値30で判定どうぞ

GM:今回は足せるのは偵察のみだ

PC2:偵察なし!

風間 サスケ:偵察なら拙者の出番でござる

風間 サスケ:双眼鏡も乗せて良いでしょうか?

GM:奏甲乗りながらは流石に曲芸過ぎるので駄目

風間 サスケ:1d100<=47

DiceBot : (1D100<=47) → 70 → 失敗

風間 サスケ:本当に申し訳ない…

PC2:しかたないね

GM:ミーナさんどうぞ

PC2:忘れてた!

GM:あ、ミーナさんは借りてもいいよ、双眼鏡

風間 サスケ:おお!

PC2:1d100<=30 といっても偵察ないからなー

DiceBot : (1D100<=30) → 50 → 失敗

GM:歌姫は歌を歌ってるだけだし

風間 サスケ:悪くはなかった…

PC2:借りても駄目だった

GM:足しても駄目だね

GM:えー、セルくん達が戻ってきて説明してくれますが特に問題はない村だったとのこと。最近連絡をAの村と取っていなかったのは

GM:絶対奏甲での奇声蟲の討伐で森を焼かれることに対する反発と英雄なんかと関わり合いになりたくなかったから、とのこと

風間 サスケ:「そういう人たちも当然いるでござるよなぁ…」

セルビウム:「いやー、ほんと。ミーナさんと違って愛想のかけらもない奴らでして。早く帰れで取り付く島もないっていうか、ほんと、なんなんですかねー。なぁ、ブリギット」

ブリギット:「え、ええ……そうね……」

風間 サスケ:「交渉術のカリキュラムをとったほうがいいでござるな」

ミーナ:「・・・セルビウムさん、少し静かにしてくれますか」

セルビウム:「ですよねー。このセルビウム。アーカイアの為、ひいてはミーナさんの為命をかけて……え?あ、そうですか?」

ミーナ:「ブリギット、その、・・・だいじょうぶ?」

風間 サスケ:「セルビウム、英雄は対となる歌姫のために戦うのでござる。そこのところを忘れるなよ。」

セルビウム:「勿論。俺だって英雄さ、歌姫の為に戦う。だけどさ、サスケも忘れてないか?恋愛と宿縁は別だぜ?運命で出会うだからそいつと恋愛しろってのはちょっとお花畑だろ」

セルビウム:「それはそれ、これはこれでいくのが、お互いにとっても幸せなことだと俺は思うね」

セルビウム:「ねー、ミーナさーん」

ミーナ:「セルビウムさん。そこまで言うのでしたら、英雄としての責務をちゃんと果たしてください」

ミーナ:「あなたの宿縁の歌姫を、ちゃんと守ってくださいね」

ミーナ:「わたしからは、それだけです」

セルビウム:「勿論ですよ。ブリギットは俺の歌姫ですから」

ミーナ:「・・・頼むわ。もう二度と、ブリギットをあんな目に這わせたくないんだから」

ブリギット:「………ミーナ」

GM:では、初日終了

GM:ミーナは肉体の消耗チェック2回お願いします

GM:2D10を振って7以下で成功

GM:ちなみに3つチェック入ると行動不能になります

PC2:2d10<=7 1回目!

DiceBot : (2D10<=7) → 16[6,10] → 16 → 失敗

PC2:2d10<=7 2回目!

DiceBot : (2D10<=7) → 13[3,10] → 13 → 失敗

GM:チェック2回。行動不能リーチです(邪悪な笑み)

PC2:ふえぇ・・・

風間 サスケ:「ミーナ殿の消耗が早い…どこかで休めれば良いのでござるが…」

PC3:1日ミーナを休ませた場合、回復しませんか?

GM:1日休ませれば1個回復します

PC2:着陸しなきゃ休めないですよね

PC3:では、2日めはミーナは休んだ方がいいですね

GM:または絆ゲージのボーナスをゲットした時にそれで消すこともできます

PC1:チームリュウと合流しないとラーヴェが回収出来なくなるのがなぁ

PC3:6まで探索後、3に戻り、シュヴァルヴェで村Aに。イーディスを連れて行ってください

PC3:もしくは乗り換えですかね

GM:とりあえず2日目行きます

GM:行動方針、どうぞ

リュウ:フォイアロートで4へ

GM:装甲なら2マスすすめますが?1マスでいい?

リュウ:問題ありません

GM:ではサスケチーム。どうします?

GM:行方不明地点へ行くという選択肢も一応ありますが

風間 サスケ:付いたところで墜落してもあれですし、

PC3:村Aに戻るのも手です

風間 サスケ:まだ時間はありますし、一旦戻りましょうか

PC2:ブリギット組は村Bに待機させて、私たちは戻りますか

PC1:セルを単独行動…まあ戻りましょう

GM:いいでしょう。ではシュヴァルベとブリギットペアを残して村Aへ移動です

GM:2日目:

PC3:ふむ。奇声蟲の巣は、ないですよね

PC3:OKです

GM:では偵察判定で目標値50で判定をどうぞ

リュウ:1d100<=60

DiceBot : (1D100<=60) → 61 → 失敗

リュウ:嘘だろ?!

風間 サスケ:そんな!

PC2:おしい

イーディス:1D100

DiceBot : (1D100) → 60

リュウ:いやまて、フォイアロートの偵察修正を+

リュウ:70まで引き上げられる

イーディス:イーディス、リュウともに成功ですね

リュウ:サンキューです

GM:特に大したことのない普通のやまだが、大型の動物が比較的少ない事がわかる

GM:恐らく件のドラゴンのものだろう

PC3:了解です

GM:ここでイーディスはドラゴンに対してアーカイア知識での判定を行える

GM:目標値70

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 64

GM:成功

リュウ:ナイス!

イーディス:「ドラゴン。アーカイアにおいて奇声蟲を除き、唯一絶対奏甲に対抗できる生物……」

イーディス:「英雄戦役ではドラゴンを飼いならして兵器化しようという構想もあったようですが、人間とほぼ同等かそれ以上の知識と寿命、能力を持つあの生物を飼育することはできなかったようです」

イーディス:「今でこそシュヴァルベがありますが、飛行型演奏」

イーディス:「今でこそシュヴァルベがありますが、飛行型奏甲が無い当時の技術力では、今の奇声蟲と同じく対抗策のない天災のようなものだったのでしょう」

イーディス:「非常に危険な生物です。気を付けていきましょう」

リュウ:「ああ、わかった

GM:さて、ではリュウ、ミーナ組は帰投したばかりだけどなにかあるかい?

リュウ:何もありません

GM:サスケ、ミーナ組ね

GM:サスケ入れ忘れちまったいw

PC2:ひとまずミーナは休養に入りたいです

風間 サスケ:情報交換と休憩くらいですか、まだAで情報収集出来ましたっけ

PC3:ですから森林部に入るための案内役を

GM:出来るよ。探索ワードまだ残ってる

PC1:案内役を探すのって判定は何を使います?

GM:交渉だね

PC1:交渉かぁ…

PC1:じゃあ情報収集で

PC1:偵察で良かったですよね

GM:ちなみに判定値は30

PC2:今回は双眼鏡使えます?

GM:情報収集なら偵察。目標値60でどうぞ。双眼鏡も使っていいよ

PC1:やったぜ

PC1:1d100<=87 偵察 情報収集

DiceBot : (1D100<=87) → 38 → 成功

GM:さて、何が聞きたい?

風間 サスケ:聞くことは森林に関してと、村Bについてに歌姫の名前ってところでしょうか

PC2:そんなところですね

GM:3つ聞けるけど?

風間 サスケ:森林部 村B 屋敷の歌姫

風間 サスケ:これだ!

GM:OK  では 1:森林部   クリスタルバルトという大森林の端の方にあたる場所で6と2は非常に森が深く木も太い為絶対奏甲は通れない。では5は通れるのかというと5は樹氷地帯で低い木が乱立しており、これが凍り付いて鋭くとがっており視界こそ比較的クリアなものの、絶対奏甲で歩こうものならアクチュエーターが即座に破損して立ち往生することになる

GM:半面、この辺りは木の質がよく、高値で売れる為、木材の産地として有名

GM:2.村B  リュウが調べたことと大差はありませんが、木材加工業を営んでいる以外に、結構古い村だという事を聞くことが出来ます

GM:当然というのも変な話ですが、村Aとは交流はありますがあまり仲はよくなかったようです

GM:3.屋敷の歌姫の名前は伝わっていませんが、絵本などでは便宜上ソプラノとなっています。これが本物の名前なのか違うのかはわかりません。そもそもあの屋敷は放置されて長く、不気味がってだれも近づかなかったようです

GM:これくらいですね

風間 サスケ:「こういったことを聞いてきたでござるよー」

ミーナ:「あ、ありがとうサスケ・・・」

PC2:ミーナは部屋を借りて休ませてもらってるって感じで

はっぱさま:(おい、サスケよ。パートナーは大事にせねばならんぞ)

風間 サスケ:[

風間 サスケ:「これは…脳に直接…!」

PC2:そういえばはっぱさまってサスケと一緒にいるんですか

GM:いや、はっぱさまついてきてるよ

風間 サスケ:情報収集のついでに何か甘いものとか調達出来ませんかね

GM:今もサスケの足元でゴロゴロしてる

GM:ああ、それくらい別にいいよ

風間 サスケ:「疲れたときには甘いものが一番とお祖母様もおっしゃれていた。ミーナ殿ー!!さしいれでござるー!!」

風間 サスケ:ドンドンドン

ミーナ:「鍵なら開いてるわ、入っていいわよ」

風間 サスケ:「失礼するでござる。村のものから甘味をいただいてきたでござる。良ければご賞味くだされ」

PC2:ベッドで寝ていたミーナは上体を起こしてサスケの方へ向き直ります

ミーナ:「ええ、いただくわ。ありがとうサスケ」

はっぱさま:(おせっ、おせっ!押し倒せ。野獣のように襲い掛かるのだサスケ……いかん、それでは信仰心がたまらん)

風間 サスケ:「任務のためとはいえ、婦女子をこのような強行軍につきあわせてしまい大変申し訳ないでござるよ…」

ミーナ:「あら、白くてモチモチとした美味しそうなおもちがサスケの足元に・・・」

はっぱさま:ファッ!?(しっぽをわしづかみにされた音)

風間 サスケ:「こちらははっぱさまでござる。先日倒れていたところを拾ったのでござるよ。」

はっぱさま:ぶ、ぶにゃー

ミーナ:「はっぱさま・・・?サスケ、へんな動物は拾ってこないでって言ったでしょ?」

風間 サスケ:「はっぱさまはぺっとではなく神さ、えーっと拙者の…忍犬でござる!」

風間 サスケ:「忍のつとめを果たす上で欠かすことの出来ない相棒でござるよ!」

はっぱさま:ぶにゃー…えっ!?わっ、わんわん!

ミーナ:「いぬ?このへんなのが?(ぷにぷに)」

はっぱさま:わ、わんわん

ミーナ:「(ぷにぷにぷにぷにもふもふもふもふ)」

風間 サスケ:「み、ミーナ殿…?」

はっぱさま:(さ、サスケ!この娘目がヤバい!たす、たーすーけーてー)

ミーナ:「・・・サスケ、この子借りるわ」

はっぱさま:(救いを求める目)

風間 サスケ:「わかったでござる。(目を合わせずに)」 

はっぱさま:罰当たりめぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!

ミーナ:「・・・ありがとう。お菓子はそのあたりに置いといて」

GM:では2日終了

GM:ミーナは絆ゲイン判定どうぞ

PC2:2d10でしたっけ?

GM:そうです

PC2:2d10 絆!

DiceBot : (2D10) → 4[2,2] → 4

GM:お、成功

風間 サスケ:やったでござる!

PC2:ラッキー!

GM:では3日目

GM:行動方針どうぞ

PC2:肉体もこのタイミングで1点回復でいいですか

GM:どうぞ。さっきの絆ポイント消費すれば肉体ゲージのダメージ0に戻せますよ

PC2:絆ポイント消費はしないです

GM:わかりました。では、リュウ&イーディスペアから行動方針どうぞ

リュウ:7へ移動します

GM:今回も1マスですか?

リュウ:はい

GM:わかりました。ではサスケ、ミーナペアどうぞ

風間 サスケ:こちらは徒歩で2に移動ですかね

GM:ミーナもそれでいいですか?

PC2:了解です

GM:では今回はサスケミーナペアから行きましょう

GM:さぁ、エネミー遭遇判定行きましょうか

PC1:ぐえーっ!

GM:目標値40で判定して成功したら回避しきったでいいですよ

GM:今回は代表でサスケどうぞ

PC1:対応スキルはありますか?

GM:偵察で

風間 サスケ:1d100<=67 遭遇判定 双眼鏡月

DiceBot : (1D100<=67) → 92 → 失敗

風間 サスケ:おいおいおい

GM:君達はベアー君と出会ってしまった

PC2:ぐえー

風間 サスケ:「まずい…獣でござる…!」

ミーナ:「やり過ごすことはできないの?」

GM:敏捷判定で二人そろって速度で勝てれば逃げ切ったでいいでしょう

風間 サスケ:1d100<=54 敏捷

DiceBot : (1D100<=54) → 19 → 成功

GM:まった、こちらの敏捷が達成値だから

PC2:対決ですな

風間 サスケ:おっと

GM:敏捷+2D10  で判定です

風間 サスケ:4+2d10

DiceBot : (4+2D10) → 4+15[6,9] → 19

風間 サスケ:あれー!?

GM:7+2d10

DiceBot : (7+2D10) → 7+11[9,2] → 18

GM:負けた、だと……

GM:あとミーナが18以上なら逃げ切れます

PC2:ミーナ追いつかれそうでこわい

PC2:5+2d10 敏捷!

DiceBot : (5+2D10) → 5+11[1,10] → 16

PC2:ぐえー!

風間 サスケ:「やはり先日の疲労がまだ…!振り切るのは無理でござるか!」

GM:ミーナにベアーナックルが襲い掛かる

ミーナ:「だめ、もう、無理・・・!」

GM:命中値70で判定ミーナの回避が25だから45以下で命中

風間 サスケ:割り込んで盾で受ける!

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 77

PC2:避けた!

GM:外れた。となりにあった木が嫌な音を立てて表面が割ける

PC2:咄嗟に屈んでベアーナックルを避けました!

GM:反撃ねらう?まだ逃げる?

PC2:敏捷対決だと不利なんで反撃しましょうか

PC1:やるのか(チャキッ

GM:では攻撃どうぞ回避値は0だ

風間 サスケ:こちらから殴れば良いのでしょうか

PC2:歌術で支援ってできますか

GM:はい。この戦闘ではヘックスは使いません。もうかなり接近してますし

GM:歌術での支援も問題なく可能です

GM:殴って殴り返しての繰り返しです

PC2:では打撃増加の歌1で支援します

GM:どうぞ

GM:気力判定をお願いします

PC2:2d10<=14 気力チェック

DiceBot : (2D10<=14) → 12[9,3] → 12 → 成功

GM:サスケの打点が5点上昇します

ミーナ:「サスケ!やっちゃって!」

風間 サスケ:2d10 コスト

DiceBot : (2D10) → 14[6,8] → 14

風間 サスケ:ぐえー!

GM:MP残り16

PC2:半分持ってかれてる

風間 サスケ:1d100<=84 KATANA

DiceBot : (1D100<=84) → 46 → 成功

風間 サスケ:2d10+9 ダメージ

DiceBot : (2D10+9) → 4[2,2]+9 → 13

GM:おっしゃあ、ダメージカマァン!

風間 サスケ:逆!逆!

風間 サスケ:違うわ 4+8+5で17だ

GM:大けがをしたが熊はまだ生きている

GM:返しを受けろぉ。ベアーぱーんち

風間 サスケ:「引け、こちらに戦闘の意思はないでござる。」

風間 サスケ:ぐはー!

GM:ターゲットは偶数だとミーナ、奇数だとサスケ

GM:1D10

DiceBot : (1D10) → 3

GM:くらえサスケぇ!35だから35以上で命中

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 64

GM:はずれたぁ!

風間 サスケ:「幻術だ。」

GM:返しどうぞ!

風間 サスケ:1d100<=84 KATANA

DiceBot : (1D100<=84) → 100 → 失敗

風間 サスケ:オイオイオイオイ

PC2:オイオイオイオイ

GM:ヒャッハァ!神の恵みって奴だぜぇ!

PC1:ファンブルとかってありましたっけ…?

GM:ある

PC2:にゃんと

GM:これはファンブル

風間 サスケ:オイオイ(ry

PC2:骨は拾ってやる

GM:1D10

DiceBot : (1D10) → 2

GM:ターゲットミーナ

PC2:ぬ

GM:45以下で命中

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 22

GM:命中!

PC2:ぐえー!

風間 サスケ:ヤバイヤバイ

ミーナ:《そんな!》

風間 サスケ:「抜かれた!?」

GM:3D10 ベアーナックルがミーナを襲う

DiceBot : (3D10) → 13[1,7,5] → 13

PC1:やばいけど低めで良かった…

PC2:通常HPのこり8!

GM:ミーナが大木にたたきつけられる

ミーナ:《くっ・・・!》

風間 サスケ:「おのれ!畜生風情が!!」

GM:攻撃どうぞ

風間 サスケ:1d100<=84 チェスト!

DiceBot : (1D100<=84) → 15 → 成功

GM:ダメージどうぞ

風間 サスケ:1d10+13 ダメージ

DiceBot : (1D10+13) → 2[2]+13 → 15

風間 サスケ:出目が酷い…

GM:くまちゃんが断末魔の声をあげて倒れます

風間 サスケ:「はぁ…はぁ…ミーナ殿!ご無事ですか!!」

ミーナ:「・・・はあ、はあ。・・・ええ、大丈夫よ」

GM:そしてここでイベント

風間 サスケ:おおっ?

PC2:むむむ

GM:君達が立ち上がろうとしたときに近くの草むらが「ガサッ」と音を立てる

ミーナ:「誰っ!?」

風間 サスケ:「何奴!?」

GM:負傷した君達では追いつけないがその人影が居たところを捜索することはできる

GM:偵察で判定をどうぞ

風間 サスケ:これって双眼鏡乗せても良いんでしょうか

GM:どうぞ。目標値60です

風間 サスケ:1d100<=87 偵察

DiceBot : (1D100<=87) → 65 → 成功

PC2:1d100<=60 偵察素振り

DiceBot : (1D100<=60) → 90 → 失敗

GM:そのドックタグにはこう書いてある

GM:「ヴァッサマイン方面第四航空隊奇声蟲討伐隊隊長 キムラ ノリスケ」  と

GM:ここで3日目の森林組は終了だ

風間 サスケ:「これは…消息を絶った部隊の生き残りがいるでござるか…?」

GM:さて、では山岳組だが、君達はもうそのスクウェアに入った時点で冒頭からイベント確定なんだよねぇ

イーディス:「リュウ様、流石にこれは逃げた方がいいのではないかと……」

GM:イーディスが顔を青くしてぽつりとつぶやく

GM:呼吸そのものが帯電しているのか周辺の空気がパチパチと音を立てて振動する

GM:フォイアロートの目の前に着地した巨躯が一歩足を踏み出すたびに地面が震撼する

GM:翼を開けば10メートルはゆうにあるだろうか、黒い翼はうろこに包まれて漆のような質感をみせている

GM:今、君たちの目の前に伝説が降臨していた……名を『ドラゴン』という

リュウ:(これが…!ドラゴン!)

ドラゴン:「我が領地に断りなく踏み入るとはよくよくなめられたものよ」

リュウ:「断りなくあなたの領地に踏み入ったことは謝らせていただきます」

ドラゴン:「ならぬ。疾く去るがいい人の子よ。貴様らが200年前の事を凝りもせずに繰り返したこと、われらは周知である」

PC3:イーディスは200年前の事を知っている?

ドラゴン:「我ら竜は盟約を守ろう。誰にもかの地には向かわせぬ」

GM:英雄戦役の事を指しているであろうことはわかるけど、具体的に何を言っているのかhわからない

PC3:ふむむ

ドラゴン:「そして、我が領地に入ることも許さん。繰り返す、消えよ!!」

リュウ:「わかりました。この場は引かせていただきます」

ドラゴン:ドラゴンが息を吸い込む

イーディス:「いけない!ブレスが来ます」

リュウ:「一つだけ聞きたい!この先の屋敷に何がいる!」

GM:吐き出されるサンダーフォース。直撃を受けたフォイアロートの左腕が一瞬で融解する

ドラゴン:「おらん。今やなにも……なにもだ。誇りも、愛も、地に落ちた。だが、それは貴様ら異邦人には関係の無き事。今は失せろ人の子よ。今はその身の定めは知らぬがよかろう。そのいかずちの境界を超えるようなことがあれば次は容赦せぬ」

リュウ:「ありがとうございます」

リュウ:「行こうか。イーディス」

PC3:もと来た道を戻ります

イーディス:「さ、流石に死ぬかと思いました」

リュウ:「すまなかったな。怖い思いをさせてしまった」

リュウ:「こいつは片腕を失ったが、良い情報が得られた」

イーディス:「いえ。リュウさまの歌姫は私ですから。最後までお付き合いします」と珍しくイーディスが青い顔をしながら笑うよ

リュウ:「ははは、こういうことはもう最後にするよ」

リュウ:と笑いながら山を下ります

GM:ではこれで3日目終了です

GM:4日目の行動決定どうぞ

リュウ:村Aに戻り、フォイアロートの修理を頼み、ラーヴェの武装変更をしたいです

GM:OK

風間 サスケ:予定通り村Bへ

GM:了解です。では帰りは特にイベントがないのでリュウペアはそのまま村に戻ります

PC3:OKです

GM:ではサスケ、ミーナペア

PC3:武装は槍、ライフルにしたいのですが、槍はどれが許可できますか?

GM:TL1までならなんでもいいですよ

PC3:トライデントにします

GM:了解しました

GM:で、サスケ、ミーナペアですが

GM:二人が村に着くとあの二人が居ません

風間 サスケ:「これは…どういうことでござろう…」

GM:ちなみにシュヴァルベは残ってる

ミーナ:「ブリギット!セルビウム!どこにいるの!」

PC2:とりあえず聞き込み調査しましょう

GM:では判定をどうぞ

GM:偵察、交渉、??で判定可能です

PC2:??

風間 サスケ:自分は偵察で

GM:??は条件が満たされたら公開されます。それまで選択不可です

風間 サスケ:「機体に何か書き置きでも残っていないでござろうか…」

PC2:どっちもスキル持ってないので交渉で

GM:ではサスケ、判定どうぞ50です

風間 サスケ:1d100<=77 偵察

DiceBot : (1D100<=77) → 52 → 成功

GM:OK

GM:ミーナも続いてどうぞ

PC2:1d100<=50 交渉!

DiceBot : (1D100<=50) → 84 → 失敗

PC2:失敗!

GM:では、サスケは何を調べる?3つ指定してくれい

GM:ちなみにミーナは村人に割と冷たくされました。英雄なんかに媚びてる負け犬くらいの言い方されたところもあります

PC2:がーん!

風間 サスケ:村とシュワルベと森の入り口かなぁ

風間 サスケ:なんか他に思い当たります?

PC2:ブリギット組の行方が気になります

風間 サスケ:そうだ場所じゃなくて対象だ

風間 サスケ:村と村人とビルギット一行でどうでしょう

風間 サスケ:誰だよブリギット組だよ

PC2:村と村人はセットで聞けないかなあ。そしたら残りでシュワルデ調べときたい

風間 サスケ:どんな感じでしょう

GM:村単体の探索が無理ですね

GM:村人 シュヴァルベ  森の入り口  なら可能です

風間 サスケ:↑でいいですかね

PC2:うーん、いいでしょう

風間 サスケ:じゃあそれでお願いします

GM:そして、ここでイベントが発生します

風間 サスケ:ええ…

PC2:こわいよぉ

風間 サスケ:「何かわからんがこれはまずいでござるよ…」

GM:あ、そうだ。シュヴァルベに関して書き忘れてましたが

ミーナ:「まさか、ブリギットが向こうに・・・?」

GM:着地した時の姿勢で各座したまま地面にワイヤーで固定されています

GM:住人の方曰く転倒防止だそうです。ちなみに実際そのままだと倒れる可能性はある姿勢でした

風間 サスケ:ううううんんん?

PC2:もし動かそうとするとワイヤーが邪魔で動かせないのかな

GM:いや、奏甲のパワーあなどっちゃいけません。地面につないでる杭を引き抜いて余裕で立ち上がれます

PC2:あとは起動できるかどうか・・・

GM:しいて言うなら立ち上がるのに多少時間がかかるくらいですかね。ほら、人間だって邪魔なものがあると立ち上がるのに時間かかるでしょ?

PC2:あっ(察し)

風間 サスケ:「不親切なのに妙に親切な村人でござるなー(棒)」

ミーナ:「そういう嫌味みたいなこと言わないの。村の人たちだってできることをやってくれてるのよ」

GM:さて、とりあえず今のシーンをやったら4日目終わるんですけど、どうします?

PC1:一分たりともここにいたくないんですけど…

PC2:金属音が気になるとはいえ深入りするのはこわい!

GM:深夜の森入る?徹夜で行軍するなら一応森にならいける

風間 サスケ:2の森に入ってフック使って樹の上に陣取ることは可能ですか?多少は安全になるかなと

GM:ちなみに村人も嫌々だけど凍死されても迷惑だしという事で宿くらいならかしてくれる

風間 サスケ:うううんんんんん…

GM:大雪の真っ最中ですが?

風間 サスケ:逃げ場がドンドン…

PC2:宿を使わせてもらうしかないですね

GM:とりあえずサスケ&ミーナペアの結論を聞こう

風間 サスケ:シュヴァルベで一緒に寝ようぜー 拙者は多分不寝番だけど

PC2:うーん、でもミーナなら多少怪しいとはいえ宿を使わせてもらう派だなあ

PC2:サスケ、うまくミーナを説得してくれ!

GM:おう、サスケ。身の危険を感じるってよ

風間 サスケ:「ミーナ殿、はっきりいってこの状況は異常でござる。セルの奴も流石に奏甲を放り出してどこかにいくようなやつではござらぬ。」

ミーナ:「・・・ええ。いくら軽薄そうにしていても、そういうことはしないはず。だけど・・・」

風間 サスケ:「村人達の態度からして、この村にはなにかよからぬ秘密の臭いがするでござる。村の中では拙者もミーナ殿を守り切れる自身がないでござるよ」

風間 サスケ:「窮屈な思いをさせてしまうでござるが、今宵はシュヴァルベの中で過ごして頂きたい。もし不安に思うのであれば拙者は外で待機するでござる」

ミーナ:「・・・わかったわ。そこまで言うなら、シュヴァルベで休ませてもらうわ」

ミーナ:「サスケの分はあるの?」

風間 サスケ:「もちろんでござる。流石の拙者も毛布なしでは凍えてしまうでござるよ」と毛布二枚を渡すよ

風間 サスケ:調べれるのならコクピット調べたいですけど行動権必要じゃありません?

GM:まぁ、それくらいなら。別に特に怪しいものはありません

GM:動かそうとするとアークドライブに火を入れるので周囲に思いっきりばれますがいいですか?

風間 サスケ:ううう…

GM:構造的には破損してないかくらいならメンテナンスで判定できます60です

風間 サスケ:俺じゃん!

風間 サスケ:じゃあメンテナンス振りまーす

GM:どうぞー

風間 サスケ:1d100<=65 メンテ

DiceBot : (1D100<=65) → 99 → 失敗

風間 サスケ:てへぺろ

PC2:ええ・・・

GM:何もわからなかった!!

はっぱさま:「吾輩の力借りるかー?」(にやにや)

風間 サスケ:「何卒!何卒お願いいたす!」

ミーナ:「サスケ?誰と話してるの?」

はっぱさま:「よかろう!これぞラブパワー!」

はっぱさま:みょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょん

GM:判定もう一回どうぞ

風間 サスケ:1d100<=65 メンテ

DiceBot : (1D100<=65) → 33 → 成功

GM:特に壊れていないことがわかる

風間 サスケ:カタカタカタカタッーン!

風間 サスケ:「ふむ、こちらには仕掛けはされておらぬでござるか…」

GM:では、5日目になる前に本日のセッション最後のイベントです

PC2:イベントだー!

GM:夜、君たちが寝ているとシュヴァルベのコックピットハッチがコンコンとノックされます

???:「英雄さま、英雄さま……起きてください」

GM:してることにした方がいい?

GM:じゃあ、巻き戻し

GM:周囲を警戒するようにして歩いていた小さな人影はビクッ!としたように軽く飛び跳ねると両手をあげて降参のポーズをとる

風間 サスケ:「子どもでござるか…?」

???:「わ、私はこの村のものでミーシャといいます。あやしいものではありません」

風間 サスケ:「怪しいかどうかはこちらが決めるでござるよ。要件はなんでござるか?」

???:「あなたたちにお会いさせたい方がいます。夜更けにもうしわけありませんが、一緒に来ていただけないでしょうか?」

風間 サスケ:「しばし待たれよ。」とミーナ殿を起こしに行く

???:「そして……お願いします。私たちを助けてください!」

風間 サスケ:「ミーナ殿起きてくだされ、なにか動きがあったでござる」

ミーナ:「・・・むう、サスケ?」

ミーナ:「なにかって・・・なに?」

風間 サスケ:「助けを求める村人が来ているでござる。どうか共に判断を」

ミーナ:「・・・助けを求めてる人がいるのなら、その力になるのが英雄と歌姫よ。行くわ」

風間 サスケ:「承知」

GM:君達がシュヴァリエを降りたところで4日目は終了する。次回!後編に続く!!

PC3:楽しみだなぁ

PC1:やべえよやべえよ…

PC2:次回はいつにしましょう

GM:まだ私の6月のシフトが出てないので今決められなくて申し訳ないんですが、そんなに間を開けずにやろうと思っています

PC1:はーい

PC3:6月10日以降になりそうです

PC2:やったぁ

GM:点呼開始!

風間 サスケ:準備完了!(1/3)

リュウ:準備完了!(2/3)

ミーナ:準備完了!(3/3)

全員準備完了しましたっ!

GM:ベネベネ、時間通り。よくぞ集った我がヒーローたち

GM:では、後編はじめようか?

PC1:はーい

PC2:了解!

PC3:行きましょう!

GM:では、五日目からシーン再開だ

:五日目

GM:五日目はリュウ、イーディスペアから描かれる

リュウ:と、いうわけでどうしよう

GM:まず、プレイヤーの状態変化として物資が届きましたので、5日目から機体の強化が出来ます

リュウ:やったぁ

GM:機体の強化には1日かかりますが、カスタムは1日に3か所まで同時進行可能です

GM:ちなみに、お金は黄金の工房もとい評議会が出してくれるのでかかりません

GM:が、物資の関係で『トータルで12か所まで』しか強化できません

リュウ:ふむ…

GM:ハードポイントの追加、装甲追加、ツインシート仕様化、好きに改造していただいて構いません

GM:以上の事を踏まえて、シーンスタートですが、どう動きます?

リュウ:1日は、彼らに任せましょう

リュウ:強化に入ります

リュウ:で、なんですが、少々悩みたい

GM:了解しました。10分間相談の時間を設けます

リュウ:一度、シーンを切り、サスケ&ミーナにシーンをわたしたい

リュウ:時間のロスもなくなりますし

GM:ああ、ミーナとサスケのシーン。ないんだ(ゲス顔)

リュウ:あー…まあいっか

GM:リュウとイーディスが村に行くまでない

リュウ:ラーヴェの射撃修正を上げたいのですが、方法とかってあります?

GM:観測装置改良 というカスタムで可能です

リュウ:ふむ

GM:リュウさん本人か、工房の技師がカスタムの判定を行い

GM:スキル判定で80以下を出せば成功

GM:HP−1して射撃修正+5、偵察修正+10出来ます

リュウ:そして、1日に三つまでですね

GM:観測装置改良の重複カスタムは2回まで可能です

GM:はい

リュウ:5,9,15でお願いします

GM:9選んでもラーヴェは起動モード特殊ですから通常の起動モード入れないので無駄になりますがいいですか?

リュウ:ああ、そうなんですか

GM:ラーヴェのテキストにも書いてありますが、ラーヴェは歌姫能力の《起動モード》シリーズは選択できません

リュウ:では1に変更します

GM:了解しました

GM:1追加装甲   5観測装置改良    15複座コックピット化   の3つでよろしいですね?

リュウ:いや、1は必要ないか。すみません5,15でイベがうすなsy

リュウ:なんかすごいことに

リュウ:お願いします

どどんとふ:「GM」がログインしました。

どどんとふ:「」がログインしました。

GM:失礼。なんかログアウトしてしまったみたいです

リュウ:いえ、問題ありません

GM:では、3つですが、どうします?リュウさん自分で挑戦します?工房の技師に任せます?

リュウ:1は捨てて、5,15の二つで行きます

GM:ちなみに判定スキルはメンテナンス

リュウ:メンテはないのでおまかせ

GM:では複座化と照準ですね、了解しました

リュウ:照準は*2で!

リュウ:これ言っていませんでしたね

リュウ:すみません

GM:了解しました照準2回と複座化ですね

GM:では観測装置改良から判定を行います

リュウ:はい。お願いします

GM:技師は25スキルがあるので75以下で成功

GM:1d100

DiceBot : (1D100) → 96

GM:失敗

GM:1d100

DiceBot : (1D100) → 64

GM:2回目成功

GM:つぎ複座化

GM:こちらは60以下で成功

GM:1d100

DiceBot : (1D100) → 15

GM:成功。複座化と観測装置が強化されました

リュウ:やったぜ

GM:ではちょっとラーヴェいじります

GM:修了しました

リュウ:ありがとうございます

整備士:すみません、時間が足らず観測装置の強化が途中で終わっています。またツインコックピット化したことで回避値が落ちているので気を付けてください

整備士:「一応、観測装置自体の性能は向上しているはずなので以前よりは使いやすくなっているはずです」

リュウ:「ああ。大丈夫だ。助かったよ」

リュウ:「と、いうわけだイーディス」

リュウ:「今回は、一緒に乗ってもらうことになる」

イーディス:「わかりました……しかし、あの子達から返答がない事が気になります」

リュウ:「そうだな。何かあったのは確実だろう」

リュウ:「だからちょっとだけ、細工をしていくことにした」

イーディス:「細工?」

リュウ:「まあ。それはあとのお楽しみってやつだな」

GM:では、そんな話をしているとイベントが入る

???:「ですから!・・・・だけ・・・わけにはいか・・・ですか!?」

GM:どうやら誰かが外で騒いでいるようだ。ちなみに女性の声だ、誰かと言い争っているようだね

リュウ:「ん?なんだ?」

リュウ:すっと見に行きます

GM:ではイーディスもついていきます

GM:君達が倉庫の外に出ると何人か歌姫と衛兵がもめているのが見える

リュウ:近づくか

リュウ:「どうかしたのか?」

歌姫A:「もう2週間ですよ?私たちだけでもなんとかならないんですか?」

リュウ:あっ行方不明者の歌姫か

リュウ:これは、面倒だな

衛兵:「そうは言っても無理なものは無理なんです!このゲートの使用は……あっ、これは調査団の皆様!」

イーディス:「硬くならずとも結構です。なにかトラブルですか?」

衛兵:「いえ、この方々が……」

歌姫A:「あっ、評議会の方ですね?私たち、行方不明の英雄の歌姫です。今の捜査状態をお伺いしたいのですが」

歌姫B:「そうです、もう2週間も私たちここで待機しつづけで、どうなっているんでしょうか?」

リュウ:「まずは、落ち着きなさい」

リュウ:「立ち話もなんだ。どこか、座って話せるところにでも行こうか」

歌姫C:「私たちは落ち着いています。お二人ももう数日この近辺を捜索されてわかったと思います、こんな連日の吹雪で彼らが生きているとお思いですか?」

リュウ:「だったらどうした?」

リュウ:「英雄が死んだとでも言うのか?」

歌姫A:「客観的に考えればそうなります。だいたい、いくらこの山の吹雪だと言っても2週間かければ下山は可能なはずです」

リュウ:「理由など聞いてはいない」

歌姫B:「そうです!だから、お二人もすぐに出発しないでここにいるのでは?」

イーディス:「私たちはまだ捜索を諦めてはいません。そこを勘違いしないように」

リュウ:「死んだかどうか確認したわけではない」

リュウ:「それだけで十分だ」

歌姫C:「では、皆様が捜索を行うことはとめません。ですが、せめて私たちをトロンメイルに返してください」

リュウ:「別に構わん」

リュウ:「さっさと帰ればいい」

歌姫A:「そうです。もう、生きているかどうかもわからない英雄の……」

イーディス:「いい加減にしなさい!」

GM:リュウが冷たい顔で切り捨てると同時に歌姫Aが吐き捨てたセリフを聞いたイーディスが歌姫Aを張り倒す

イーディス:「英雄召喚で望むと望まないとを問わず歌姫になったものはいくにんもいます、しかし歌姫になった以上あなたたちは評議会の末席に席を持つもの」

イーディス:「規律と規範を乱し、あまつさえ自らの英雄を切り捨てるような発言をするとなは」

イーディス:「発言をするとはなにごとですか!恥を知りなさい!」

イーディス:「……評議会特務監査官の命で、全員、歌姫の役職を凍結。事件終結まで居室での謹慎、を命じます。よく考えるように」

リュウ:「……では行くかイーディス」

リュウ:「何か奢ろう」

GM:リュウに声をかけられ、ゴミを見るような目で歌姫たちを見ていたイーディスの表情が「あっ!やらかした」みたいな顔になる

イーディス:「すみません、大変お見苦しいところを」

リュウ:「何がいいかな?スパゲティ?ハンバーグ?」

リュウ:「ん?どうした。何を食べようか?」

GM:イーディスの肩を抱いてその場を歩き去ろうとするリュウとイーディスの背中で泣き出す歌姫A

歌姫A:「だって、だって私たち……」

歌姫B:「私たちだって!別に望んで歌姫になったわけじゃないんだから!!」

リュウ:「………」

リュウ:黙って行く

リュウ:と、見せかけて振り返る

歌姫C:「なんで……なんで『あんな気持ち悪い知らない人たちの為』にこんな思いしなきゃいけないんですか!」

リュウ:「お前たちが英雄のことを、なんと思っていようが知る気もない」

歌姫A:「全部!全部母姫様が悪いんじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

リュウ:GMこいつ……!

GM:歌姫Aの叫び声は吹雪の音に紛れる

リュウ:やりやがったなGMぅぅぅぅ!!!!!

GM:そのゴウゴウという音の中でイーディスの顔色がよくなかったのは、リュウ

GM:の気のせいだっただろうか……

GM:と、いうところで5日目終了です

PC3:切り替えよう。うむ

GM:続いて6日目

GM:さぁ、リュウ、イーディスペア。行動方針どうぞ

リュウ:荷重を2強化

リュウ:観測装置を捨てます

GM:荷重3強化出来ますから荷重3でも同じですけどいいですか?

リュウ:ええ

リュウ:無駄になったが、まあいいでしょう

GM:では、荷重3から行きます

GM:荷重2から行きます

GM:判定値80以下で成功

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 25

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 87

リュウ:やってくれるな…

GM:一回成功、どうします?

リュウ:続行で

GM:デチューンでいいですか?

GM:デチューンだと判定なしですが

リュウ:ええ、外します

リュウ:ああ、待て、どうせなら荷重増やしますか

GM:どちらでもいいですよ

リュウ:果汁増やします

リュウ:フルーティになりましたが、荷重です

GM:グレープ100パーセントだぜ!

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 1

リュウ:やるじゃない!

GM:あ、クリティカった

GM:じゃあボーナスで2あげちゃう

リュウ:さっきのと貸し借りなしね

GM:最大荷重7になりました

GM:余剰4

リュウ:おまたせ

GM:6日目はとくにはイベントはありません

リュウ:ないのかー

GM:なにかしたいことがなければ7日目に入ります

リュウ:イーディスにチョコでも持っていきたいな

GM:ではどうぞ

リュウ:「イーディスー。プレゼントだよー」

リュウ:後ろでに隠したチョコをわたします

イーディス:「えっ……あっ、ありがとうございます」

リュウ:「最近忙しいからな」

リュウ:「疲れを取るには一番だ」

GM:チョコをイーディスは受け取るが昨日から妙に元気がない事がわかる

リュウ:でしょうね

リュウ:うむ。ではあれをやるかな

イーディス:「ええ。ありがとうございます……トロンメイル原産ですね。ビターな味が売りらしいです」

リュウ:「ああ。試食してみたが、美味しかったぞ」

イーディス:「リュウさま、一緒にどうですか?コーヒーでも入れます」

リュウ:「今日は私が入れよう」

リュウ:「たまには、こういうのも悪くないだろう?」

イーディス:「ありがとうございます……いつになったらやむんでしょう、この吹雪」

イーディス:「まるで先が見えない暗い闇のよう……」

リュウ:「……溶かしてみせようか?」

イーディス:「ええ、リュウ様は私の光です。いつか、アーカイアを覆う闇も溶かしていただけるものと、信じます」

リュウ:「ならイーディスは私の光だな」

GM:イーディスが左手の薬指にはめた指輪をいとおしげになでる。リュウと出会ったときからずっとイーディスがつけているものだ

リュウ:「二人で、この闇を祓おう」

イーディス:「……二人で……」

リュウ:「ああ。二人で、だ」

GM:イーディステーマ

イーディス:「リュウさま、覚えていらっしゃいますか?昨日のあの子達……」

リュウ:「……ああ」

イーディス:「英雄召喚は性急すぎました。残念ながら、あのような意見を持っている歌姫が居ることは事実です」

イーディス:「英雄の方々は私たちアーカイアの者にとってイレギュラーです。それは変わりません」

イーディス:「ですが、皆様は自分の意志でこちらにこられたわけではないのです」

イーディス:「この一か月。リュウさまと色々な英雄と面会しました」

イーディス:「戦闘が強い方、弱い方、実務向きの方、学生、さらりーまん……というのは私にはよくわかりませんでしたが、戦えるとは思えませんでした」

イーディス:「でも、皆様私たちの為に最終的には戦ってくれると約束してくれて……」

リュウ:「英雄全てが"英雄"足り得るわけではない」

リュウ:「だが、英雄として呼ばれたのなら」

リュウ:「誰もが"英雄"になれるはずだ」

イーディス:「……リュウさま、私こわいんです!英雄の皆様が差し出してくれたことの対価に私たちは報いることが出来ているのか!」

GM:イーディスのほほを一筋の涙がつたう

リュウ:右手の人差し指ですっと拭います

イーディス:「違う……私は……リュウさま……死んでは駄目です……」

リュウ:「……私は死なないさ」

リュウ:「死ぬ訳にはいかない。悲しんでくれる歌姫様がいるからな」

GM:イーディスが噛み殺すように嗚咽を漏らす。それは、君が見たイーディスの初めての涙だった…… リュウ:すっと抱き寄せます

リュウ:軽く、頭をなでます

GM:イーディスがワッ!と泣き出す。その頭をリュウはずっと、イーディスが泣き疲れて眠ってしまうまで撫でていた……と、いうところで6日目は終了だ

GM:絆判定2回

GM:ゲイン8で判定

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 18[9,9] → 18

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 8[2,6] → 8

GM:お、一回入った

GM:残り1回で絆3

リュウ:うむ

GM:ではイーディスとリュウのべた甘シーンを乗り越えて7日目だ

GM:で、どうします?行動方針

リュウ:村Bに行きます

リュウ:ま た せ た な !

GM:はーい

GM:今回は着陸するでいいんだよね?

リュウ:ええ、降ります

リュウ:ただし、村Bにどんな建物があるのか確認してからです

GM:普通の村です

リュウ:もちろんシュヴァルヴェも確認します

GM:あ、聞き忘れましたけど装備は?

リュウ:ラーヴェの、ですか?

GM:はい。ダインスレイヴ+なにで出撃してます?

リュウ:前回宣言したようにトライデント、ライフルです

GM:ライフルはテクニカルレベル3なんでまだ実用化してないです

リュウ:むう。突っ込まれたか

GM:マスケットならOKです

リュウ:リピータボウは?

GM:大丈夫です問題ありません

リュウ:ではそちらで

GM:トータル重量が5になるので回避-10になりますがいいですか?

GM:ちなみにSLよろしく途中でパージってのはありです

リュウ:あー、重量か

リュウ:一回使って捨てるか

リュウ:いや、最初から捨てるか

GM:了解しました

リュウ:トライデントのみで行きます

GM:トライデントのみ。了解です

リュウ:射撃はダインスレイヴでガンベル

GM:では村上空にラーヴェでついた。特に村に異常はない

GM:シュヴァルベもサスケたちが来た時と同じくアンカーで固定されたままだ

GM:思いっきり雪が積もっている

リュウ:「シュヴァルヴェがアンカーで固定されているな…」

リュウ:「しかし、サスケ達の姿が見えない」

イーディス:「転倒防止アンカーですね。それにしても酷い姿勢……」

リュウ:「ああ。無理やりだな」

リュウ:「どうやら、ただの村ではないらしい」

イーディス:「セルビウムさん達の姿も見えませんね」

イーディス:「とりあえず着陸しますか?」

リュウ:「ふむ……」

リュウ:「シュヴァルヴェの近くに降りよう」

GM:ではラーヴェはシュヴァルベの隣に軟着陸する

リュウ:「だが、いつ襲撃があるかわからない。いつでも飛び立てるように準備を頼む」

イーディス:「わかりました、アークドライヴはアイドリング状態を維持させます」

リュウ:では、シュヴァルヴェを少し近くで確認しようか

リュウ:どんな状態かなー

GM:雪が積もっているね、コックピットハッチも開きっぱなしだ。サスケたちが降りたときから放置されたままだという事がわかる

GM:ちなみにコックピットに手紙はない

リュウ:あいつらー

リュウ:では村に行きますか

リュウ:いや、その前にシュヴァルヴェのアンカーを外します

GM:村人の対応はサスケ達とほぼ変わらない

リュウ:両手ついて体勢は跪かせるポーズ

GM:シュヴァルベ起動させるにはラーヴェ一回止めないと駄目よ?

リュウ:起動させる必要はないですよね?

GM:イーディスが歌わないといけないから

リュウ:人一人を動かすだけですから

GM:あ、ラーヴェで姿勢変えるのかw

リュウ:いちいち降りて隙を見せるきはないのだ

GM:了解しました。村人が超おっかなびっくりのぞいてきますがシュヴァルベの各座に成功しました

GM:もうアンカー無しでも倒れることは無いでしょう

リュウ:「うむ。やはりこの姿勢が安全だな」

リュウ:「というより、基本的にこの姿勢だと教えたはずなんだが…」

イーディス:「帰ったら教練のやり直しですね」

リュウ:「……そうだな」(瞳に炎をともしつつ)

GM:さて、では探索をどうぞ

GM:判定はかわらず   偵察、交渉、??   で可能です

リュウ:まずは偵察から

GM:対象は  村  人  建物(大きな家)   建物(村はずれの小屋)  です。3つまで探索可能です

リュウ:先に村外れの小屋へ

GM:村はずれの小屋ですね?では偵察で  目標値30+スキルなので  40でどうぞ

リュウ:ラーヴェの修正をもらおう

GM:村を奏甲で探索する……だと……

GM:地上なので+10して  50で改めてどうぞ

リュウ:明らかに何か起きてんのに、生身で行動するわけないよなあ?

リュウ:1d100

DiceBot : (1D100) → 61

リュウ:むぅ

GM:08小隊の村を闊歩するザクみたいだw

GM:ええと、調べましたがよくわかりません。ただ、村人はどうやらそこに君達を近づけたくないっぽいことはわかる

リュウ:ならいいか

GM:それとなくやっているみたいだが、見張りが居ることもわかる

GM:次どうぞ

リュウ:大きな家を調べましょう

GM:判定スキルは?

リュウ:交渉ないので偵察

リュウ:もとより交渉などするつもりはない

GM:では50+20 で70以下で成功です

リュウ:1d100<=70

DiceBot : (1D100<=70) → 19 → 成功

リュウ:やったぜ

GM:OK。村長の家ということがわかります。屋根の一部と玄関の飾りが一部壊れているのがわかる。屋根は流石に修理されているけれどどうも最近壊れたもののようだ

リュウ:ほう…

GM:イーディスが聞いてきたところだと大雪で壊れたとの説明を受けるが、まぁ、そんなはずないのは察せる。明らかに人為的破壊の後だ

リュウ:なるほどな

GM:つぎ、どうぞ!

リュウ:せっかくなので、もう一度小屋を調べます

リュウ:次の行動は決まっていますがね

GM:では判定値変わらずでどうぞ

リュウ:1d100<=50

DiceBot : (1D100<=50) → 26 → 成功

リュウ:やったぜ

GM:チッ

リュウ:へっ

GM:村人が食料を運び込んでいるのが見える。どうも中に誰か居るみたいだね、食料の寮を見るかぎり、

GM:どうも人数は一人

リュウ:一人……か

リュウ:わざわざ食料を運ぶのか

GM:以上、探索フェイズ終了。よるになりまーす

GM:そして、夜。イベントあるんだけど、リュウさん達どこで寝ます?

リュウ:え?ラーヴェ

GM:村人たちはやっぱり「嫌だけど凍死されたら困る」と言って宿くらいは用意してくれる

リュウ:敵陣にむざむざ出向く真似はしない

GM:イーディスは別にどこでも寝られるように訓練してきたのでどこでも構いませんというスタンス

リュウ:すまなそうな顔をして、イーディスに毛布を上げたい…

GM:ではまたラーヴェで寝る方針で

リュウ:ええ(ニヤリ)

GM:ちなみに、村人たちにイーディスがサスケとミーナの行方を聞いてみたが  数日前に来たけどその日の夜にどこか行った  という回答

GM:そして夜、深夜4時くらいかな。ラーヴェの胸部装甲がコンコンとノックされる

リュウ:「誰だ?」

???:「もしもし、起きてます?」

リュウ:コクピットは開けない

イーディス:(何者でしょうか?)

リュウ:相手の確認はできるはず

GM:警戒心はんぱねー

GM:勿論出来ます。そして、それは君たちの知っている人物の姿だ

リュウ:ほう

リュウ:で、名前は?

???:「お二人とも、遅すぎます。何日待たされたと思ってるんですか」

ヴィルヘミーナ:「さぁ、早く来てください。さっさと、この村の問題を解決しちゃいましょう」

リュウ:「嫌だと言ったら?」

GM:黒いコートをかぶったミーナはラーヴェを見上げるとにやっと笑った

ヴィルヘミーナ:「え……それは困ります」

リュウ:「まずは状況を説明しなさい」

イーディス:「リュウさま、あれ本物のミーナさんです」

リュウ:(本物であろうとも、警戒する必要がある)

リュウ:「どうした?早く説明してくれないか」

???:「それは、私の方から説明します」

GM:ミーナの後ろから同じくフードをかぶった中学生くらいの女の子が出てくる

GM:ちなみにこのフードは雪除けのフードでこの地方では一般的なもの。素性を隠すものではありません

エアーリヒ:「私はこの村に住むものでエアーリヒと言います。ミーナさん達にはこの村を占拠している方々の排除の為に協力していただいております」

ヴィルヘミーナ:「まぁ、まだ何も出来ていないんですが」

リュウ:「ほう?占拠か」

リュウ:「ということはあの大きな家は攻撃を受けた跡というわけか」

エアーリヒ:「はい、ことは数週間前。この村に何人かの英雄の方々が来ました。隣村でお伺いしているかもしれませんが、この村の大人は皆英雄の方々にいい感情を持っていません」

エアーリヒ:「それが悪かったんでしょう。英雄の方々と大人の話し合いは決裂。現在、村長以下数人の村人を人質にとって村長宅に立てこもっています」

リュウ:「となると大体3週間前か」

リュウ:「それは大変だな」

エアーリヒ:「彼らは今のところ食料以外大した要求をしてきていませんが、いつ無茶な要求をしてくるかわかりません。村にあったプルパケーファを乗っ取っていて、人数で押し返すことも出来ません」

GM:ちなみにリュウはそこまで話していてエアーリヒという少女が村はずれの小屋に食料を運んでいた人物だという事に気づく

リュウ:ふむ

エアーリヒ:「こういうお願いをしていることが彼らにばれては人質の命にかかわります。村の大人は今回の件でいっそう英雄の方々に対する不信感が強くなってしまって相談も出来ません」

エアーリヒ:「お願いします!私たちを助けてください!」

リュウ:「それは別に構わないが、あの小屋には何があるんだ?」

ブリギット:「セルくんが捕まってます」

リュウ:「なるほどなー」

GM:ブリギットも物陰から登場

ブリギット:「セルくんはエアーリヒちゃんに話を聞いてどうにかしようとしたんだけど、村長さんを人質に取られちゃった村の人につかまって……」

リュウ:「……はぁ」

リュウ:「だから一人で行動するなと」

ブリギット:「私は、セルくんが身を張ってかばってくれたから何とか逃げられて。今はエアーリヒちゃん の家にかくまってもらってます」

GM:ちなみにミーナと連絡がつかなかったのは、このかくまっている部屋が地下室なので防音仕様で歌術が届かないのが理由

リュウ:「シュヴァルベは動かないのか?」

リュウ:「英雄が敵だろうから、さすがに不味いとは思うのだが」

風間 サスケ:どうなんでしょう

GM:動きますけど相手にもバレます

PC2:動かせはするんだ

リュウ:ほう、GMは生身で行動をお望みか

リュウ:では、サスケにセルを助けに行ってもらいたい

GM:別に奏甲で戦っても構いません。ただ、人質の安全が保障できなくなります

風間 サスケ:「忍の本懐を果たすときでござるな。拘束さえとけばセルのやつもまた英雄。どうとでもなるでござろう。」

リュウ:「私達はもしもの時のためにここで待機する」

リュウ:「任せることになってすまない」

リュウ:「だが、頼んだぞ」

風間 サスケ:「ああ、任されたでござる」

GM:では状況生理終わったところで7日目、終了

GM:さぁ、8日目だ :8日目

GM:行動方針をお伺いしよう

GM:ミーナ、サスケチームからだ

PC1:救出に向かうとしてどういうアプローチをしたものか

GM:ちなみに3日間この村に居たので二人は情報判定に+20のブーストがかかる

PC2:なにが情報収集残ってましたっけ

GM:情報判定は  偵察、交渉、依頼   の3つだ

PC1:依頼…?

GM:依頼はエアーリヒ経由で情報を調べることが出来る

PC2:おお

GM:エアーリヒは村の人間なので、村の人間から情報を手に入れたり、PCでは入れないところに入れたりする

GM:情報収集先は   村長宅   監禁小屋   襲撃犯   行方不明のプルパケーファ   侵入経路    村人   だ

リュウ:敵の配置は当然わかるでしょうね

GM:判定次第だね

PC1:依頼はどう判定するんでしょう

GM:エアーリヒの判定値は70+土地勘の20-対象の難易度で判定します

GM:基本80前後で判定できると思ってもらえればいいですよ

リュウ:プルパケーファが知りたいね

PC1:頼りになる

PC2:セル君気になるので監禁小屋いきたい

風間 サスケ:セルのことが気になる!?!?!?

リュウ:草しか生えない

PC2:正確に言うとセル君を気にしてるブリギットを気にして、で

セルビウム:ミーナさんついに俺の気持ちに応えてくれる気になったんですね?!

ミーナ:元の場所に戻りなさい!

セルビウム:はい・・・

PC1:どちらかの行動権使ってエアーリヒに依頼する感じでしょうか?

GM:そうなります。情報収集は全員で6つ可能とします。エアーリヒは1回につき2回分消費です

GM:調べものとかなれてるわけではないパンピーなので

PC1:エアーリヒをどこに投入するかかぁ…

GM:ちなみに、一応忘れてないとは思いますが残り6日です

リュウ:村長宅かな、最悪村長の場所が知りたい

風間 サスケ:じゃあとりあえず初回は村長宅に依頼でいってもらいましょうか

エアーリヒ:「わかりました。村長と英雄の位置を調べてくればいいでしょうか?」

風間 サスケ:「そういう方向でお願いするでござる」」

ミーナ:「お願いするわ」

GM:では判定

GM:80以下で成功

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 2

GM:く、クリティカルだと

リュウ:やるじゃないか

風間 サスケ:「エアーリヒ殿は忍びの素質があるのやもしれぬでござる」

ミーナ:「エアーリヒさんがサスケみたいになるの……?」

風間 サスケ:「何か含みがあるでござるな…」

GM:マップ変更しました  屋敷内  見取り図

GM:ビックリマークのところが人質と英雄の配置です

GM:エアーリヒの説明だと緑のマークのところが窓になっていますが鍵が壊れているのでそこからはいれるのではないだろうか、との事でした

GM:Cが正面玄関

PC1:侵入経路までわかったぜー

GM:立てこもっているところは主に村の会議などで使っていた部屋で窓などはありません

GM:では、次の判定どうぞ

PC2:手前と奥の建物のあいだに繋がってる黒線はなんでしょう

GM:残り4

GM:ああ、通路です

PC2:10-11と10-7が繋がってるんですね

GM:そういえば直そうと思っててわすれてたw

GM:そうなります

PC2:わかりましたー

GM:では、残りの判定をどうぞ

風間 サスケ:拙者はプルパケ—ファの行方を偵察かな

GM:じゃあサスケどうぞ

GM:判定は偵察でいいですかね?

風間 サスケ:はい

GM:47以下なら成功です

風間 サスケ:結構キツいな…

GM:あ、双眼鏡あるのか

風間 サスケ:ある!超あるよ!

GM:双眼鏡使えば 57 以下で成功です

風間 サスケ:1d100>=57

DiceBot : (1D100>=57) → 58 → 成功

風間 サスケ:失敗!

PC2:惜しい!

リュウ:妖怪か

PC1:1多い妖怪って…

GM:見つからなかった!だが、サスケ。君はとあることに気づく

風間 サスケ:ふむ

GM:3週間もあって村長宅に食料が届いているのは分かってる。では、プルパのパイロットの食料は?

GM:ちなみにエアーリヒの説明で二人組だったということは分かっている

風間 サスケ:ふむふむ

GM:村長宅での立てこもり組はエアーリヒの説明では一人。そしてそちらは村長宅を出ていない

GM:では、もう一人はどうしているのだろう? という疑問だ

風間 サスケ:「なるほど…そういうことでござったか…(キメ顔)」

GM:あ、滞在補正忘れてた

GM:もとい、判明

GM:屋敷の裏山にプルパが各座している

GM:屋敷の裏に洞窟があって、そこにしまうような形で隠されている

風間 サスケ:(爆薬でもあれば入り口を封鎖するのでござるが…)

GM:洞窟の入り口には布がかけられていてうまく隠蔽されている

GM:しかも、その洞窟。どうも村長宅とどこかでつながっているようで、サスケが様子を見ていると奥に出たり入ったりしている様子が見受けられる

GM:以上でーす

風間 サスケ:はーい

GM:つぎ、ミーナ

リュウ:ん?待てよ二人?

GM:はい、立てこもり犯は二人です

リュウ:行方不明者は4人のはず

リュウ:伏兵もあり得るか

風間 サスケ:森の方のやつかもしれない

PC2:そういえば拾ったドッグタグが

リュウ:プルパケーファの抑えはこちらが行きましょう

リュウ:コクピットをぶち抜いて来ます

PC2:とりあえず監禁小屋へ偵察します

GM:了解です

GM:ではミーナは偵察を持っていないので80以下で成功です

PC2:サスケから双眼鏡は借りられますか

GM:まぁ、いいでしょう

GM:では90で

PC2:ありがとうございます

PC2:1d100<=90 偵察

DiceBot : (1D100<=90) → 3 → 成功

風間 サスケ:おお!

リュウ:うむ

ミーナ:やったわ!

GM:誰にもバレずに接近しました

風間 サスケ:ミーナ殿も忍びの者だった…?

セルビウム:「ちょっ!?ミーナさん!?なんでこんなところに?」

ミーナ:サスケが伝染ったのかしら……

ミーナ:「セルビウム、静かに。誰かに気付かれるわ」

セルビウム:「危ないですからサスケと一緒に行動してください!いいですか?この村は今わっるーい英雄 に占領されていてですね」

ミーナ:「しー!」

セルビウム:「はい・・・」

ミーナ:「なにがあったか、大体の流れは把握してるわ。もう少し待ってて。絶対助け出すから」

セルビウム:「……ミーナさん。あいつら、絶対連れ戻さないと駄目ですかね?」

ミーナ:「あいつら、ってのは?」

セルビウム:「今の犯人です。連れて帰らないと駄目ですかね?」

ミーナ:「そのまま見逃すわけにもいかないじゃない」

セルビウム:「勿論、この村でやってることは認められません。でも、俺あいつらと話したんすよ、少しでしたけど……」

ミーナ:「……なにか、あったの?」

GM:セルはぽつりぽつりと話し始める。サスケと別れた後、何があったか、エアーリヒに英雄の説得を頼まれたこと、そして対面した後に村長を人質に取られた時の事を

:当日

セルビウム:「逃げろ!ブリギット!」

ブリギット:「でもセルくん!」

セルビウム:「いいから逃げろ!俺はミーナさんにお前の事面倒見てくれって言われてるんだよ!」

セルビウム:「こんなところでお前を危ない目にあわせる目にはいかないの!」

セルビウム:「大体、そうでなくてもお前女の子だろ!男は女の子を守るもんなんだよ!速くいけ!すぐ追いつく!」

GM:セルが剣を構えながら叫ぶ。80前後であろう老婆を柱に腰ひもで縛った男は老婆に剣を突き付けながら「逃がすな!」と強い口調で叫ぶ

セルビウム:「なぁ、なんでだ?俺たちは別にお前たちと殺し合いをしに来たわけじゃない」

セルビウム:「お前たちを助けに来たんだ。なんで、こんなことになってんだよ!」

英雄B:「そんなもん同じだろうが」

英雄B:「俺たちは漫画の主人公じゃない、格闘技を勉強したわけでもない、銃なんて触ったことだってない!」

英雄B:「それでも、仕方ないから戦ったよ。奏甲の動かし方だって覚えた。こんな北国にだってきた!」

英雄B:「でも、それでどうなったよ!?安全?あるわけないとは思ってたさ!」

セルビウム:「落ち着け!まずは落ち着いて話してくれ。何があった?」

英雄B:「なにもクソもあるか!この村の女たちはな!シュヴァルベから必死の思いで逃げてきた俺たちにたいして石をなげやがったんだよ!」

英雄B:「隊長だって、あのまま村に入れてくれたら助かったかもしれないのに。このババアがしぶってるうちに体調が悪くなって……」

英雄B:「全部!全部全部全部!このクソみたいなアーカイアなんて世界の連中のわがままのせいで俺たちが命かけさせられてんだぞ!」

セルビウム:「救助が遅くなったのは悪かった。だけど、だから俺たちがこうやって……」

英雄B:「もどってどうするんだ?また傷が癒えたら戦えって?墜落から2日。道もわからない森の中でけものの群れから逃げ回ってた時、じゃあ歌姫たちは助けに来てくれたのか?」

英雄B:「現地の村人は!?誰も……誰も、来てくれなかったじゃねぇかよ……」

英雄B:「もう、もううんざりなんだよ……この世界も、あいつらにも……」

セルビウム:「……わかった。戦えとはもう言わない。俺が言わせない……だから、この村の人を解放しろ」

セルビウム:「他人を虐げて自分の思惑を通そうとするやつをなんていうか知ってるか?俺は知ってる……テロリストっていうんだ」

英雄B:「!?」

セルビウム:「俺はお前たちがテロリストだなんて思ってない。つらかったんだろう。よくわかる」

セルビウム:「俺もこの世界の歌姫なんてシステムにはうんざりしてる。おかげで自由に恋愛も出来やしない」

セルビウム:「だけど、最後は人と人なんだ。その信頼に唾を吐くようなことをしちゃいけない。人と、人とで支えあって、真正面から自分の気持ちと向き合わなきゃいけないんだ」

英雄B:「……」

セルビウム:「だから!……グッ!?」

英雄D:「な、なに真面目に話聞いてんだよ。こんなん、さっさと縛ってどっかに放りこんどきゃいいんだよ」

英雄D:「どんなきれいごと言ったってこいつに決定権あるわけじゃないんだ」

英雄B:「あ、ああ……そうだな、ごめん……」

セルビウム:(ちっくしょう……なんで……こんなことに……)

GM:そして、話は現代に戻る

セルビウム:「と、言う事がありまして……」

ミーナ:「そう、そんなことが……」

セルビウム:「ねぇ、ミーナさん。あいつら、何とかして逃がしてやれませんかね?」

ミーナ:「……それは、できないわ。きっかけや状況があったとはいえ、人質を取って立て籠もったことに対する償いは必要よ」

セルビウム:「……ですよね……わかってます……わかってますが、なんか俺、せつなくて……ちっくしょう、なんで……なんであいつらこんな悲しいんだくそぉ……」

ミーナ:「セルビウム……」

GM:絞り出すように嘆くセルの目から水滴が落ちたように見えたのはミーナ、君の見間違えだったろうか、どうだったか……

GM:残り2。さぁ、調査どうぞリュウさん

リュウ:襲撃犯やります

GM:はい、偵察で60です。アイテム諸々の補正無しの状態

GM:の目標値ね

リュウ:自身の10、ラーヴェの10で80でおk?

GM:自身のは足されて60.ラーヴェのを足して70

リュウ:ふむ

リュウ:やります

リュウ:1d100<=70

DiceBot : (1D100<=70) → 11 → 成功

GM:ちなみにわかると最後の情報、装備がわかる

GM:あ、一緒にやっちゃった

GM:まぁ、成功ですな

リュウ:それが知りたかったので問題有りませぬ

GM:全員ロングソードもってるだけです。飛び道具なし

GM:プルパも元々木材運搬用にこの村にあったものなので武器はシュッヴァルベからぱくってきたロングソードのみです

リュウ:了解

GM:情報収集1日で完遂されてしまった……

GM:では、どうしますか?もう踏み込む?明日を待つ?

GM:ちなみに情報収集完遂したので

PC2:む

GM:プルパに対しては奇襲が行えます

リュウ:奇襲?はっはっは何を行っておられるか

リュウ:突入と同時に抑えますよ

リュウ:……ちょっと待てよ

リュウ:何も壊す必要はない

リュウ:奪えばよいではないか

GM:はい。奇襲だと突入前にプルパのパイロットの隙をついて襲撃する判定になります

GM:ちなみに判定成功すると戦闘せずにプルパは無力化

リュウ:判定はいるのかー

GM:ただし、失敗すると中にいる仲間に襲撃の情報が伝わります

リュウ:ラーヴェで突っ込めば先に抑えられると思うんだけど

リュウ:同時に襲撃すれば混乱するしな

リュウ:迷いなくブルパに来るだけの頭はないだろう

GM:勿論それでもかまいませんが、ラーヴェで突撃すれば相手にはバレるので戦闘になります

リュウ:元から乗っていないこと前提だけどね

GM:戦闘プランの相談の時間を10分設けます

GM:17時10分に作戦開始ですので

GM:プレイヤーの皆さんでご相談をどうぞ

GM:それでは皆さん、そろそろ開幕です。方針をどうぞ

風間 サスケ:村長宅へGO!

リュウ:ブルパを無効化シに行きます

ミーナ:村長宅へ行きます!

GM:ちなみにリュウさんはどれで行くの?

リュウ:え?降りないと大方先に気づかれて乗られましたっていうんでしょう?

リュウ:ですので降りて行きます

GM:吾輩、信用ゼロだなー……なんでわかったの?

GM:ではイーディスもリュウについていきます

リュウ:えー?それ言ったら次から対策されるじゃないですかー

GM:(今度はもっと巧妙にだまして悪いがしてやる!)

GM:では行動開始です

GM:さぁ、どっちから行く?

リュウ:先に行動させたかったが、英雄Cがいるのでこっちから動きたい

風間 サスケ:では先にお願いします

GM:ではリュウ、イーディスペアから

リュウ:移動は1ヘックス?

GM:君達は森を通ってプルパに接近していた

GM:はい

GM:サスケの報告にあった通り、山影に隠すようにプルパが各座している

イーディス:「サスケさんの報告通りです。目標、視認しました」

リュウ:「こちらも確認した」

リュウ:「どうやら人がいるらしいな」

イーディス:「はい、ミーナさんの報告では死者1名は確定のようでしたが、用心して正解でしたね」

リュウ:「ああ。できれば怪我はさせたくなかったが……先手を撃つか」

リュウ:よし、ぶっ殺しに行くか

イーディス:「わかりました。デア・フライシュッツ使いますか?」

GM:ちなみにデア・フライシュッツはイーディスのスキルの『魔弾の射手』の事ねそのままドイツ語にし ただけ

リュウ:「両足を奪う。頼むぞイーディス」

GM:アーカイアは基本はドイツ語なのです

GM:気力消耗2回

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 15[7,8] → 15

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 16[9,7] → 16

GM:うおっ!?イーディスの気力ゲージに2回チェック

リュウ:GMぅ…

GM:吾輩のせいではないでござる

GM:では射程無視、で狙撃どうぞ

リュウ:ライフルで振ります

GM:どぞ

リュウ:1d100<=78

DiceBot : (1D100<=78) → 12 → 成功

GM:ダメージどうぞ

GM:奇襲でダメージ+5入ります

リュウ:3d10+5

DiceBot : (3D10+5) → 15[2,8,5]+5 → 20

リュウ:半分出せたしよし

GM:あっ、一撃で重症。血まみれになって岩場でのたうち回ってるのが見える。つか、瀕死だ

リュウ:よし、あとはブルパを抑えに行けば良いな

リュウ:あとは任せたぞサスケ

GM:で、どうします?正面からいく?

GM:窓から侵入する?

風間 サスケ:合点承知

風間 サスケ:せっかくだから俺はこの窓からいくぜー

ミーナ:窓側から侵入します

風間 サスケ:中の様子はなんとなく聞こえたりはしませんか

GM:そうね、ばあさんがちょっと疲弊してるっぽい事を気にしてるのと

GM:あと、いつまでたってもラーヴェが飛び去らないことにイライラしてるみたいね

風間 サスケ:なるほどなるほど

GM:まぁ、セル捕まえてそのままだからね

GM:多分仲間が探しに来たと思ってるんでしょう

風間 サスケ:当たらずしも遠からず…

GM:ちなみにブリギットも同行します

ミーナ:ところでエアーリヒはどうしてますか

ブリギット:「ミーナ、こんな時だけどセルくんの様子見てきてくれてありがとう」

GM:戦闘力皆無なので同行してません

ミーナ:「いえ、こっちこそごめん。本当はブリギットのほうがセルビウムのこと心配してたのに、わたしが行っちゃって」

風間 サスケ:人質にとられては元も子もござらんからなぁ

ブリギット:「ううん。そこはいいの。それにセルくんに「女の子」って言ってもらえたの、素直にうれしかった」

風間 サスケ:「セルのやつは果報者でござるなぁ…」

GM:ギュッと、音を立てて鉄板の仕込まれたグローブをブリギットが手にはめる

ミーナ:「ええ、最初セルビウムのこと、あんまりらしくないって思ってたけど、彼はれっきとした英雄だったわ」

ブリギット:「いいよ、本当の事だもん。でもね、私思うんだ。多分、私英雄と歌姫って関係に甘えてた」

ブリギット:「英雄は歌姫を想うもの、歌姫は英雄を想うもの、そんな劇の中みたいな関係あるわけないもんね」

ブリギット:「お互いの信頼は……ううん。自分の恋愛は、自分で勝ち取らなきゃ」

GM:ガキンッ。ブリギットがグローブを嚙合わせる金属音が響く

風間 サスケ:!?

ブリギット:「獣王(ザミエル)・ブリギット、行きます」

GM:点呼開始!

ミーナ:準備完了!(1/3)

リュウ:準備完了!(2/3)

風間 サスケ:準備完了!(3/3)

全員準備完了しましたっ!

GM:ベネベネ、よくぞ集まった我がヒーロー達。では、ヴァッサマインでのこの一連の騒動に決着をつけよう

風間 サスケ:さあ、やるでござるよ

GM:前回の状況をもう一度確認。リュウ、イーディスペアが英雄Cを狙撃。重傷を負わせることに成功

GM:これから屋敷突入組のターンが始まるところからシーン再開だ

GM:ちなみに、ブリギットのステータスを公開しましたので一読をお願いします

風間 サスケ:んんんんん!

PC2:絶対に敵を倒す意志を感じる

風間 サスケ:筋力以外フィジカルで勝てねえ!

GM:ちなみに名前だけで通してきてましたがブリギットの苗字はウェーバーと申します

GM:フルネームだとブリギット・ウェーバー

GM:では、ブリギットが拳をかち合わせたところでシーン再開だ

GM:で、どうする?入口どちらにしろ一つしかないんだけど、誰からいく?

GM:突撃前に歌術をかけることはできるけど、歌術は実際に歌っているので相手にバレる

PC2:とりあえず歌術は様子見で

PC3:サスケ突入するっきゃないでしょ

PC1:するしかないけど俺が一番敏捷低い!

PC3:あ、ちなみに無責任な発言なので

GM:ちなみにブリギットも突入する気満々です

PC2:突入するときってなにか判定必要ですか?

PC3:多少頭が回る人が行ってくれれば……

GM:いいえ、別に。立てこもり組も日常生活送ってるのでバリケードとか作ってると不便ですし

GM:普通に入れます

GM:ただ、人質のばあちゃんの近くに英雄BとDが居るのは物陰から見ることが出来る

PC2:もう少し分散配置してくれてもいいのにー

ブリギット:「どうしよう、おばあさんと犯人の距離が結構近い」

風間 サスケ:「速攻をかけるか、何か陽動をするか…」

GM:そんなことしたらヤン閣下に各個撃破されちゃうでしょ!

ミーナ:「わざと物音でも出せば一人くらいはおびき寄せられるかしら……」

GM:ちなみに、物音といえば英雄BとDが話している声が君たちのところにちょっとだが聞こえてくる

英雄B:「なぁ、なんかさっき破裂音しなかったか?」

英雄D:「いや、気づかなかったな。つか、破裂音ってなんだよ破裂音って」

英雄D:「外は吹雪だぞ?」

英雄B:「いや、『パン』っていうか『タン』っていうか……」

風間 サスケ:「(リュウ殿の動きに気づかれたでござるか…?あまり時間はないでござるな)」

ミーナ:「」

GM:聞こえてくるのはそんな感じの会話だ。とりあえず準警戒状態って感じかな。君達には気づいていない

ミーナ:「(乗り込んで一気に取り押さえるしかないわね)」

PC1:「(最悪でも人質から奴らを引き離すでござるよ!)」

ブリギット:「(じゃあ私から行くね)」

ミーナ:「(ブリギット……無理はしないで)」

GM:割と焦れた様子でブリギットが物陰から飛び出す

風間 サスケ:続いて飛びだそう

GM:即座に接敵

ミーナ:2人の後ろからついていきます

英雄B:「なっ!なんだてめぇ!」

英雄D:「この前逃がした歌姫だ!ちくしょう、仲間を連れてきやがった。お前、このババアが……」

ブリギット:「遅い!」

GM:ブリギットBGM

GM:打撃増加ランク3、歌唱開始

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 9[4,5] → 9

GM:消耗判定成功。自分の打点4上昇

GM:では、《戯曲:獣王》を使用して英雄Bに攻撃

GM:目標値80

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 79

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 3

GM:両方とも命中。片方クリティカル

風間 サスケ:「(あの身のこなし中忍…いやあるいは上忍クラスにも…)」

GM:クリティカルの方には1D10のボーナス

PC1:ひどい

GM:ロングソードとブラスナックルで1回ずつ攻撃

GM:1D10

DiceBot : (1D10) → 3

PC2:器用だなー

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 10[4,6] → 10

GM:ブラスナックル7点。ロングソードで14点

GM:さらに、《トゥー・コーダ》の追撃が入る

GM:消耗判定、獣王の分含めて3回

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 15[6,9] → 15

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 16[7,9] → 16

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 14[7,7] → 14

GM:やべっ、全部失敗した。行動不能リーチ

ミーナ:「ブリギット!落ち着いて!」

風間 サスケ:「気張りすぎでござる…!援護する!!」

GM:最後の攻撃ロングソード

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 51

GM:いや、最後の1回成功してるか、どっちにしろヤバい

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 29

GM:命中

GM:1D10

DiceBot : (1D10) → 6

GM:ダメージ30!英雄Bの胴体に刃引きした方のロングソードの刃が叩き込まれる

GM:英雄B気絶!

英雄B:「がはっ……」

ミーナ:「サスケ!もう一人を!」

風間 サスケ:「合点承知!」

ブリギット:「あなたたちの事は許せない。でも、私の英雄はそれでもあなたたちの事を助けたいって言った……だから、私もあなたたちの事は殺さない」

ミーナ:「ブリギット……」

GM:ロングソードを片手にもったブリギットはミーナの方を振り返って少し寂しそうに笑った

ブリギット:「大丈夫、まだもう一人いるもんね。頑張ろう」

ミーナ:「……ええ!」

GM:ミーナの胸に学園時代の事が去来する

GM:ブリギット・ウェーバー

GM:英雄不要論を唱えるシュピルドーゼの名家の一つ、ウェーバー家の長女の彼女は学園で孤立していた

GM:歌術を戦闘の手段として使用しようとする軍事国家シュピルドーゼの姿勢が歌姫を目指すものの中で禁忌とされる忌歌と同一視されることがその原因ではあったが

GM:他の生徒とのその隔絶が表面化したのは入学から一か月ごろの事

GM:歌術の訓練の際、彼女の不注意によってけが人が出てしまった時の事だ

GM:泣きながら謝罪する彼女に対して投げつけられた罵声をミーナ、君は今でも覚えている

GM:「魔獣!野蛮なシュピルドーゼの歌姫にはきっと英雄だってあられないわ!」

GM:「魔獣」それはウェーバー家の家紋につけられた蔑称

GM:繰り返すがウェーバー家は先の歌姫戦役以降、英雄不要論を唱え、歌姫の「戦闘能力」としての側面を鍛え続けてきた家系である

GM:その武勇は歌姫戦役後のこのアーカイアで起きた戦乱において、いかんなく発揮されてきた

GM:「血まみれウェーバー」「獣王ウェーバー」「賎王ウェーバー」「殺戮者ウェーバー」

GM:これらの異名、武勇はアーカイア中に響き渡り、そしてそれと同じ量の怨嗟を彼女の家は浴びることになる

GM:流血を忌避するアーカイアにおいて、その在り方はまさしく異端であったといえる

GM:そのウェーバー家において「歴代最高傑作」と言われた少女がブリギットである

GM:しかし、彼女は事故以降、一切、自分の武力を、力を示そうとはしなくなった。その気持ちの裏に何があったのか

GM:それはミーナにはわからない

GM:ただ、覚えているのはルームメイトに相室を断られ、途方に暮れていた彼女と、

GM:今はもういないおねぇ様に連れられて君の部屋に来た、ブリギットの顔、そして震えながら差し出された手の感触だけだ

ブリギット:「わ、わたし……ブリギット……ウェーバーっていいます。お願い、私とルームメイトになってくれないかな?」

GM:そして、そんな昔のブリギットの姿が今の剣を構えて英雄Bを倒したブリギットのさびしそうな笑顔とかぶって回想は終る

GM:では、お待たせしましたがサスケのターンだ

PC2:その前に歌術で支援したいです

GM:どうぞ

ミーナ:個人戦闘補助の歌1Aをサスケに使います

GM:消耗判定気力で1回

ミーナ:「……私だって、やれるんだから!」

ミーナ:2d10 気力

DiceBot : (2D10) → 7[3,4] → 7

GM:消耗なし

GM:サスケの打点が5点上昇します

風間 サスケ:やったー

風間 サスケ:「ご助力感謝!」

PC2:命中値+10じゃないですか?

風間 サスケ:Dに強打で攻撃するぜー

GM:ああ、ごめん。打点強化の歌と間違えたw

GM:命中+10ですね

GM:どうぞ!

風間 サスケ:2d10 コスト

DiceBot : (2D10) → 14[10,4] → 14

GM:ミーナテーマ

風間 サスケ:あぶねえええええ

GM:サスケMPのこり16

PC1:一晩寝てMPは回復してましたか

風間 サスケ:1d100<=94 カタナ攻撃

DiceBot : (1D100<=94) → 55 → 成功

GM:一晩というか2日何もしてないのを挟んでますからwまぁ、そこはいいでしょう

風間 サスケ:「覚悟するでござる!」

GM:ダメージばっちこーい

風間 サスケ:2d10+8 ダメージ

DiceBot : (2D10+8) → 20[10,10]+8 → 28

風間 サスケ:地を這うように部屋を駆け、ブリギットを囮にDの手足を切り裂く

風間 サスケ:「身体が軽い…!」

GM:英雄D、残りHP2!手足から血を吹いてぶっ倒れるがまだ抗戦の意志はあるようだ

風間 サスケ:「降伏しろ、もはや貴様らに勝機はないでござる」

英雄D:「オサムッ!ちくしょう、てめぇら。俺らにこんな事してどうなるかわかってんだろうな」

英雄D:「おい!シンジ!プルパだ!カブトムシ動かせ!」

GM:室内からの怒声に気づいたのか、自分が狙撃されたことによる恐怖からか

GM:英雄Cは這いずりながら奏甲に近づこうとする

英雄D:「お、おい!シンジ!どうしたんだよ?おい!シンジ!?」

英雄D:「ちくしょう!てめぇら、シンジにもなにかしやがったな!?」

風間 サスケ:「向こうの御仁は拙者らと違っておっかないでござるよ。さっさと降伏した方がいいでござる」

風間 サスケ:「これ以上は…こちらも手加減できるかわからないぞ」

オババ:「おお、歌姫様。よくぞこの害虫を退治してくださいました。さぁ、さぁ、はやくこの害虫にトドメを!」

風間 サスケ:「害虫でござるか…(ちらとミーナの方を見る)」

GM:ブリギットに縄を解いてもらった長老が英雄Cに蹴りを入れながら叫ぶ

ミーナ:「やめなさい!」

ブリギット:「ちょっと、おばあさん落ち着いて!」

ミーナ:「どうしてそんなことが言えるんですか!英雄もあなたと同じ、生きてる人間じゃない!」

オババ:「いいえ!これが落ち着いていられますか!この者たちの為に私が、そして村の者たちが3週間も受けた恥辱の限り、許せるものではありません!」

オババ:「ただでさえ大切な森を焼くなどという蛮行を行っておいて、私たちが助けなかったからなどといって逆恨みするなど、言語道断!」

オババ:「それに歌姫様。あなたは同じ人間といいますが、こんな無法を我々がしますか?いいえ!我々はそんなことはしない!」

オババ:「こやつらは姿だけが我々と似ているだけの別の生き物なのです!」

ミーナ:「助けなかったから、ってなに!あなたたちが彼らに石を投げたのでしょう!」

オババ:「……知らん話ですな」

風間 サスケ:「面白いババアでござるな。おっと…」

セルビウム:「もうやめてくれ!」

GM:イーディスに肩を貸されたセルが入ってくる

セルビウム:「もうたくさんだ。なんでこいつらがこんな言い方されなきゃなんないんだ」

セルビウム:「ばあさん、あんた達の俺たちに対する不信感はわかる。だけどな……俺たちだって死にたくないんだよ」

ブリギット:「セルくん!」

セルビウム:「ブリギット、無事だったみたいだな」

ブリギット:「もう、無茶して……」

セルビウム:「男は無茶するものなの」

セルビウム:「ばあさん。こいつらの身柄は俺たちが引き取る。あんたらの意見はきけない」

セルビウム:「でも、これ以上こいつらの好きにもさせないし、あんたたちのやったことに対しても別にどうこういうつもりもない。これが限界。お互いの妥協点だ」

セルビウム:「どうしても我慢ならないなら、評議会に訴えに来るといい。ただし、その時は俺たちの知ってる全部を上にあげる」

セルビウム:「そのつもりで来てくれ」

GM:セルが真面目な顔で長老に話しかける

オババ:「……フン、好きにするがいい」

GM:そういうと長老は3週間の腰ひも生活で足腰が萎えているのか、よたよたとした足取りで村長宅の外に出ていく

GM:それを君たちが見送ったところでこのシーンは終了だ

GM:9日目

GM:日数は残り5日

PC3:GMに質問

GM:はいどうぞ

PC3:《転移とリンクの歌ランク3B》を使用して村Bから屋敷までイーディスを転移させることは可能?

GM:Bは会話なので無理です。転移は4ですね。ちなみにこちらも奏甲を転移させる歌術なので無理です

PC3:了解です

風間 サスケ:BCDとお話だぜー

PC3:3人でお話スル必要はないよ1

PC3:急いで入力したせいでおかしいけど、できればすぐに発ってほしい

PC1:セルたちは連れてきます?

PC3:連れて行ってもらって構いません

PC3:エアーリヒも付けます

PC3:6,5とお願いします

PC2:エアーリヒとブリギット組を連れて森林部に?

PC3:はい

GM:9日目はエアーリヒ+ミーナ組+ブリギット組で6に

GM:リュウ組は村Bで事情聴取でいいですかね?

PC3:リュウはインタビュー、イーディスは休息でお願いします

GM:OK、ではリュウ組のシーンから9日目は演出開始だ

GM:リュウは立てこもり組と向き合っていた。村に話をつけて、セルが監禁されていた小屋に捕まえてます

PC3:もし私たちがいないうちに危害を加えたら、どうなるかとも伝えておいたことに

GM:はいはい

PC3:すまんな

英雄B:「なんだよ、、もう話すことなんてないだろ」

PC3:なんか聞いたの?

PC3:聞いてないですよね、うん

GM:いえ、特には。意味合い的には「もうどうせ牢屋ぶち込むんだから放っておけよ」的なセリフです

リュウ:「まあ、落ち着きなさい」

リュウ:「何も拷問しにきたわけじゃない」

英雄B:「……じゃあなんだよ」

リュウ:「一応、君たちを助けに来たんだ」

リュウ:「……生きていてくれてよかったよ」

英雄B:「もう戦うのはごめんだぞ」

リュウ:「ああ。戦わせる気はない」

リュウ:「だが、私達の世界にすぐに帰れる目処もないからな。仕事を斡旋するつもりだ」

英雄B:「……仕事って?」

リュウ:「何がしたい?極力君たちが望む仕事にしたいんだが」

リュウ:「……まあ、確実に戦場には出さないよ」

リュウ:「そこだけは、知っておいて欲しい」

英雄B:「……農業」

英雄B:「……自分の食い扶持が確保できる仕事が、いいかな」

英雄B:「もう、ここの奴らの言いなりになるのはごめんだ」

リュウ:「農業か、わかった。戻り次第その仕事が始められるように尽力しよう」

GM:英雄Bは、「そうか」と答えると窓の外をふっと、見る

英雄B:「で、本当はなにが目的だ?無駄話しにきたんじゃないんだろ?」

リュウ:「無駄話ではない!」

リュウ:「ふぅ。まあ、来た理由はもう一つある」

リュウ:「どうして落とされた?」

GM:リュウがその話を切り出したのとほぼ同タイミング

GM:方角としては6の森林の方からいつだか聞こえた低いサイレンのような、うなり声のような音が聞こえてくる

:ギィィィィイイイイイイイィィィィィィイッ

英雄C:「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!まただ、またあの音だ!」

英雄B:「落ち着け!ここは地上だ。前線でもない。大丈夫だ!」

リュウ:「落ち着いて水を呑むといい。しかし、これが原因か」

リュウ:「飛行型の奏甲を落とすとはな」

リュウ:「やつの姿を見た者はいるか?」

英雄B:「……わからない。そもそもあの音がなんなのか、わからないんだ」

リュウ:「ふむ。気がついていたら落とされたと」

英雄B:「ただ、俺たちが撃墜された後、シュヴァルベのコックピットからはい出した時に、あの音が聞こえてた」

リュウ:「何か、他には?」

英雄B:「突然だったんだ、本当になんの異常も……」

リュウ:「些細なことでも構わない」

英雄D:「そういえば……奏甲のボイスインジケーターが……」

リュウ:「なるほど。ありがとう」

英雄C:「そうだ……あの時、コックピットの計器がきしんだと思ったらボイスインジケーターがエラーになってそれで……」

GM:そこまで話したところで英雄Cの顔色が真っ青になって部屋の隅に駆け込むとゲーゲーと戻し始める

GM:ろくに食事を食べられていないのだろう。吐いてはいるが、出るのは胃液だけだ

GM:そんな事をやっているうちに音は聞こえなくなる

英雄B:「大丈夫か?……おい、悪いけどこれくらいで勘弁してくれ……」

リュウ:「いや、十分だ」

リュウ:「ありがとう。これでなんとかなる」

GM:特になにもなければリュウが窓から見える森を険しい顔で眺めてシーン終了だ

PC3:okです

GM:では、すこし時間はさかのぼって6の森

GM:エアーリヒが居るので今回はエネミーとの接敵判定がありません

PC1:ありがたい

GM:立てこもり組の説明だと5の樹氷地帯にシュヴァルベは墜落したということなので

GM:現在君たちはそこに向かって歩いている最中だ

エアーリヒ:「すみません。ここいらへんはシルバーバック……この辺りの主の縄張りなので、ちょっと大回りして向かいます」

GM:ケロッとした顔でエアーリヒは林をかき分けて歩いていく。所謂土地勘という奴だろう、君達にはどこいらへんが道で、どこいらへんがやぶなのかいまいちよくわからない感じだ

風間 サスケ:「うっかりエアーリヒ殿とはぐれたらまずいでござるな」

ミーナ:「ちゃんとついていかないとね」

セルビウム:「ミーナさぁん、こうやってみんなで林を歩いているとハイキングみたいじゃないですか?実にデート日和ですよ!」(吹雪の空を見上げながら)

ブリギット:「これが無ければ……」

ミーナ:「昨日のが続いてると思ってたのに……」

風間 サスケ:「セルはさぁ…」

セルビウム:「俺はいつでも平常運転ですよ!」

GM:君達がそんな話をしながら歩いているとふと、足元に黒いものが転がりはじめているのに気づく

風間 サスケ:「ん…?」

GM:炭化した木材だね

GM:恐らく空爆の影響のエリアに入ってきたんだろう

GM:周辺の木々も煤でまっくろになったものが見え始める

ミーナ:「この辺りが焼き払ったっていう場所……?」

GM:同時に森の奥が見通せるようになってくる

GM:たぶん森の外周の方まで近づいてきたんだろう

GM:具体的にはこれくらい

エアーリヒ:「助けていただいた皆さんにこういうことをいうのは気が引けるんですが」

エアーリヒ:「この森は代々、私たちの村が管理して育ててきた森でもあるんです」

エアーリヒ:「私たちはその森の恵みで生かされてきて、生活の糧にもなっています」

エアーリヒ:「必要なことだというのはわかっていますが、オババ様たちの森を焼かれたくないという気持ち、私にはよくわかるんです」

GM:エアーリヒは足元に転がった炭化した枝を拾うと寂しそうに笑った

GM:そして……

:ギィィィィイイイイイイイィィィィィィイッ

風間 サスケ:「っ!」

GM:耳をつんざく大音量

ミーナ:「な、なにこの音!」

GM:言うなればヴァイオリンをめちゃくちゃにこすったような音、騒音としかいいようのない音が耳を貫く

ブリギット:「この音……まさか奇声(ノイズ)!?」

ブリギット:がなり立てるように、かきむしるように、強弱をつけて繰り返される音が炭化した林に響き渡る

ミーナ:「ってことは、近くに奇声蟲が!?」

GM:さて、どうする?様子見に行く?このまま撤収する?

GM:相談タイムをもうけます。8分。15分まで

GM:では、サスケ達が奇声を聞いたところでシーンは終了します。

:10日目

GM:さぁ、残り4日だが、まず森林組が帰ってくるのに1日かかる

PC3:うむ

GM:ので、リュウ、イーディスペアの行動

GM:ちなみに帰り道はイベント特にありません

PC3:リュウは一人でブルパを借りて、ロンソをラーヴェまで運びます

PC3:終わったらイーディスとイチャって終わり

GM:OK

GM:ちなみにプルパはMP消費がありますのでよろしく

PC3:まじ?

GM:プルパのステータスをご覧ください(ゲス顔)

GM:精神力チェックは勘弁してあげよう

PC3:ありがとうGM!

GM:では消費をどうぞ

PC3:2d10 MP消費

DiceBot : (2D10) → 11[2,9] → 11

PC3:越えたか

GM:11点消費

GM:リュウ残りMP12点

GM:ではラーヴェの装備にロンソが追加されます

PC3:おkです

PC1:ありがたや

GM:ちなみに、トライデントどうします?

GM:トライデント詰みっぱなしだと回避−10になりますが

PC3:その辺にぽいーで

GM:トライデント破棄、了解しました

GM:では、それで作業終了。

GM:11日目は終わります

GM:失礼10日目が終わります

:11日目

GM:残り3日!

GM:さぁ、行動方針をお伺いしましょう

PC1:殴り込みだー

PC3:シュヴァルベにセルを乗せて、リュウとイーディス運んでもらうのってできます?

GM:出来ますよ。それは可能です

PC3:では捨てたトライデントは拾ってもらって運んでもらいますか

PC3:殴り込みに行きましょう

GM:ちなみに、運ぶこと自体は可能ですが、運んでいる間は戦闘機動は出来ませんがいいですか?

PC3:ええ、構いません

PC3:サスケを先行させますので

風間 サスケ:鉄砲玉のサスケさまだぜー

PC3:二人乗りなので、戦闘も可能です

PC3:ラーヴェを有効に使ってください

PC1:ダインスレイブの力…期待させて貰おう!

GM:了解です。ではラーヴェ先行、シュヴァルベが追従ということで

PC3:あ、ダインスレイヴはまず使わない方がいいです

PC3:お願いしまーす

PC2:行っちゃいましょー

PC1:しゅちゅげき!

GM:では村から2機が離陸します

GM:地上からはエアーリヒが手を振って見送ってくれている

風間 サスケ:こちらもラーヴェで手を振りかえそう

GM:くちが動いていることはなんとなくわかるが相変わらず吹雪いているので何を言っているのかわわからない

GM:まぁ、多分「御武運をー」とか「お元気で—」とかそこいらへんだろう

PC3:警告があるならすでにしてもらっていますよね!

GM:警告?なんの?

PC2:このタイミングで警告言う方がドラマチックじゃん?

PC3:何のでしょうね

PC3:今警告を言う理由はないよねという確認ですが?

GM:そうですね。警告とかそういうのではないです

PC3:よし行くか

PC3:罵倒とかでも別にいいや

GM:ちなみにイーディスが手元に1冊の本を持って居ることにリュウは気づく

PC3:GM…!ナイスだ!

GM:古い本ではなさそうだが、しっかりとした装丁がされた本でどうも絵本のようだ

リュウ:「イーディス」

リュウ:「その絵本は?」

イーディス:「出発前にあの子がくれました。『大した御礼が出来なかったから、せめてこれを』と」

イーディス:「この地方の英雄と歌姫の物語だそうです」

イーディス:「お二人も物語の二人みたいな素敵な歌姫と英雄様になってくださいね……と……」

リュウ:「ははは。照れるな」

イーディス:「ええ」

セルビウム:「いーなー。ミーナさん。俺とあれやりません?」

リュウ:「素敵な歌姫様がいて英雄冥利につきるよ」

リュウ:「きっと、なってみせよう」

ブリギット:「…………」(悟りを開いた目)

イーディス:「リュウ様なら必ずなれます」

リュウ:「イーディスと一緒にだ」

GM:では、そんな話をしながら飛行を続けること数時間

GM:森林部6の上空に到達したタイミングでそれは起きる

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 17[8,9] → 17

GM:っと、間違えた

GM:1D10

DiceBot : (1D10) → 6

PC1:高いなぁ…どっちかな

GM:6か

GM:では、シュヴァルベ組は耳鳴りに襲われる

GM:キィィィィィィィィィンッ

GM:というかなり甲高い耳鳴りだ

リュウ:「っ!来たか!」

リュウ:「回避運動!正面からくるぞ!」

セルビウム:「うん?あれなんか耳鳴りが……」

セルビウム:「え?リュウさんなんですか?」

リュウ:「避けろってんだバカ!」

GM:耳鳴りと吹雪の音でセルの耳によく音が届いていないようだ

リュウ:ああ、うん。落としていいよGM

風間 サスケ:こっちは気づけませんか

GM:生命で30+ステータスで判定して成功したら声が届く

GM:リュウからセルへの声ね

GM:ちなみにミーナとサスケはまったく気づいてない

リュウ:ステータスってことは8?

風間 サスケ:「ふんふ~ん♪タンデムはいいでござるな~」

GM:いえ、修正値の方ですからリュウだと−2

リュウ:よし振ります!(吹っ切れた)

リュウ:1d100<=28

DiceBot : (1D100<=28) → 21 → 成功

リュウ:っしゃあ!

風間 サスケ:おおー!

GM:成功した……だと……

セルビウム:「ッ!?」

GM:シュヴァルベが急に姿勢を変える。何かを回避しようとしたであろうその挙動にラーヴェ組は気づく

GM:しかし、耳鳴りが遠のいたのも一瞬

GM:さらに甲高い耳鳴りがシュヴァルベを襲う

GM:リュウの視界の端でイーディスが何かを叫んでいるのが見えるが耳鳴りが酷くて何を言っているかまでは聞こえない

GM:そして、イーディスが何かを決心したような顔で何かの歌術を歌い始めたのが見える

GM:それとほぼ同時、バギンという破断音がシュヴァルベのウイングから聞こえる

リュウ:「ーー!!!」

GM:一瞬、リュウを見つめるイーディスの貌が笑ったように見えた

GM:バギィッ!

GM:さらに大きな音を立ててシュヴァルベのウイングがまるで見えない何かに押しつぶされたように拉げて根本からもげた

セルビウム:「クォッ!?こっのぉぉぉぉぉぉっ!!あがれぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

ブリギット:「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

GM:セルとブリギットの悲鳴が上がる……と、同時に一瞬リュウの体を浮遊感が襲う

GM:同時に衝撃、シュヴァルベが地面に背中から着陸した衝撃だ。高高度から墜落したにしては衝撃は酷く小さい

GM:2D10

DiceBot : (2D10) → 8[4,4] → 8

GM:気力チェック成功。消耗無し

GM:ラーヴェ組はそばで見ていたからよくわかる。隣にいたシュヴァルベが消滅。地上に出現したんだ

風間 サスケ:「シュヴァルベがやられた!?いや、歌述を使ってかわしたでござるか!」 

ミーナ:「この歌術は、イーディスさんの……!」

GM:さて、地上のリュウに視点をうつそう。君は着地の衝撃を受けているが特に行動に問題はない

風間 サスケ:「次に撃たれるのはこっちでござるな…ミーナ殿!ちょっと揺れるでござるよ!!」と演出乱数回避機動

リュウ:「ぐっ地上か…?!」

GM:そして、本来その場にいるべき人間が『足りない』ことに気づく

リュウ:一瞬ふらつきながら立ち上がります

リュウ:「っ!イーディス!!」

GM:そう、この転移とリンクの歌は『視界内の相手』を『視界内の場所に』飛ばす歌術だ。この歌術に術者本人は含むことが出来ない

GM:つまり……

リュウ:走ります

リュウ:とにかく走ります

イーディス:「よかった、なんとか成功したみたい。これならなんとかなる」

リュウ:「くそっ!くそっ!ふざけるんじゃない!」

イーディス:「この吹雪のなかだとどうしようもないわね……」

リュウ:「そんな、駄目だ!!」

イーディス:「ごめんなさい……最後まで一緒にいることが出来ませんでした」

イーディス:「さようなら、私の英雄様……」

リュウ:「一緒に闇を溶かすって、言ったじゃないか!イーディスじゃなきゃダメなんだ!」

リュウ:「イーディスがいなくなったら、私は……!」

:わにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!

GM:イーディスが体を固め、リュウが間に合わないことを確信したタイミング。

GM:吹雪の轟音を突き破って間の抜けた咆哮が響く

GM:同時に消失するイーディスの体。リュウの前に開いた幻糸門からイーディスが出現する

リュウ:「っ?!」

リュウ:慌てて受け止めます

リュウ:ただし猛ダッシュのためコケます

GM:乱数回避をしていたところ、突然ラーヴェのコックピットを開き、地上を見下ろしているはっぱ様のカットが入る

風間 サスケ:「はっぱさま!?危ない!危ないでござるよ!?」

はっぱさま:「危ない?……おお危ない!?吾輩高所恐怖症だったのだ!」

風間 サスケ:「えええー!?」

イーディス:「リュウ、様……?」

リュウ:「イーディス…?」

リュウ:「っ!?イーディス!」

リュウ:思わず抱きしめる

イーディス:「ああ、私……助かって……よかった、ご無事なようですね」

リュウ:「イーディスも、無事で、良かった…」

GM:そして同時刻、ラーヴェ組は吹雪の合間についに視認する。

GM:赤い外殻に身を包んだ、奇声蟲の姿を……

GM:さぁ、ではシュヴァルベ大破の状態から戦闘シーンスタートだ

風間 サスケ:「あれが…」

風間 サスケ:「この吹雪中であの狙撃…なにかトリックがあるはずでござる」

GM:さて、では今回のラストバトルです

GM:ラストバトルですが、今回はちょいと趣向が変わっておりまして

GM:2マップ同時展開になります

PC1:ほむ

GM:リュウ、イーディスサイドの館内組

PC2:ふむふむ

GM:サスケ、ミーナサイドのボス討伐組

GM:これが両方同時に展開していきます

GM:1ターンにつき両方とも1回行動可能です

GM:屋敷はシュヴァルベが墜落して唯一あった入口を潰してしまっていて、現在脱出不可能です

GM:この屋敷の中を探索して脱出口を探してください

GM:はい、左が館内部の構造です

GM:こんな感じで入口をふさいでる状況です

PC1:どうしてこんな丁度良い場所に墜落を…

PC2:なんかかっこいいじゃん?

GM:では、初期配置完了です。では、ターン開始です

GM:プレイヤーからどうぞ!

PC3:移動は一部屋ずつ?

風間 サスケ:とりあえず全力移動でボスの方へ 屋敷を盾にしつつ回り込む感じかな

GM:部屋の移動は1部屋ずつです

GM:ちなみに、今リュウさん達が居るのはメインエントランス

PC3:他の部屋は情報なし?

GM:ありません

PC3:まあ聞いてもしゃーねーか

PC3:でかい部屋にいきます

GM:書庫のようです

PC3:ほう

GM:風雨にさらされていたものもあり、非常に状態が悪いものが多いですが、どうも歌姫戦役時代の文献のようですね

PC3:……これすごく重要では

GM:ちなみにドイツ語で書かれています

PC3:イーディスが読めそう

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 93

GM:読めません!

PC3:ちぇー

PC3:状態の良い物はあるんですよね

GM:リュウさんも判定していいですよ目標値60です

リュウ:1d100<=60

DiceBot : (1D100<=60) → 67 → 失敗

リュウ:なん……だと

リュウ:あと二人いるし……

GM:コックピットが外むいちゃってるのでブリギットとセルは入ってこれません

リュウ:ちぇー

リュウ:状態が良い物はあるんですよね

GM:ついでに言うと気を失ってるのかアークドライブも止まっている模様

GM:あります

リュウ:一応持ってっときます

GM:持ち去った!?

GM:一応、蔵書を読む判定は毎ターン1回ずつ行えます

PC3:ここに残していったら大事な情報源がなくなるかもしれませんしね

PC3:なんとかなるなる

GM:ではサスケ、ミーナペア

GM:行動をどうぞ

風間 サスケ:全力移動だと何マス動けますか?

GM:モード変更しなければ空中なら6

GM:地上だと2です

GM:あ、これ直してないだけだ。地上だと3ですね

GM:今直しました

風間 サスケ:空中だと屋敷で射線は切れないですよね?

GM:そうなります

風間 サスケ:そうすると全力でボスの元まで行くしかないかな

PC3:ですね

PC2:一気に接敵しましょう

風間 サスケ:「風間サスケ、吶喊する!」

GM:では、移動をどうぞ

PC3:スピードモードとっててもよかったかも

GM:ミーナは歌術なんかつかいます?

PC1:戦闘中に墜落はもういやでござるよ…

PC2:取り合えず様子見

GM:ラーヴェはマニュアル操作の機体ですからね

PC2:アークドライブ調律25あるから前回みたいな失敗はもうないはず!

PC1:パワーモード期待しちゃっていいでござるか!

GM:目標値65以下で成功ですね

PC1:すげえ微妙なライン

PC3:パワーモードはやめなさい1

PC1:はい…

PC3:いや、大丈夫なのか

PC3:が、隣接だしな

PC3:スピードモードが定石か

風間 サスケ:「奴は砲撃型!この距離ならば手も足もでまい!」

GM:特に何もなければボスのターン

PC1:なさそう

GM:1マス離れて

PC1:うん

GM:奇声蟲の背中についた大きな角がラーヴェの方を向きます

GM:絶対命中で

風間 サスケ:はっ?

GM:ダメージが1D10

GM:1D10

DiceBot : (1D10) → 6

風間 サスケ:「ミーナ殿、揺れます!」

ミーナ:「きゃっ……!」

PC1:装甲貫通?

GM:あっ、くそラーヴェは装甲7あるのか

GM:とりあえずノーダメージ

風間 サスケ:「ファイアロートラーヴェは伊達じゃない!」

GM:耳鳴りが続いたままサスケが吠えて、プレイヤーのターンだ

リュウ:エントランスへ

リュウ:そしてチェックに入る

GM:はーい

GM:どうぞ

リュウ:イーディスからどうぞ

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 70

リュウ:1d100<=60

DiceBot : (1D100<=60) → 12 → 成功

GM:イーディスは難しい顔をして必死に読もうとしている

リュウ:肩から覗き込むようににして見ます

GM:リュウは読める部分を見つけた。どうやら英雄の日記のようだ

GM:○月×日

GM:「アーカイアに来て数か月になる。奇声蟲の討伐は順調だ。シュピルドーゼのリーゼ型が前線で頑張ってくれていることが大きいだろう」

GM:「奇声蟲を駆除したら現世に帰ることになるわけだが、歌姫ともわかれなければならない事が最近とてもつらくなってきた」

イーディス:「日記……ですね……」

リュウ:「みたいだな」

リュウ:「何か、あのドラゴンが言っていたことに通じる何かがあるかもしれない」

GM:〇月△日

「奇声蟲の討伐がほぼ完了したとの報が入る。評議会の計らいで英雄の慰労会が行われる。大きな犠牲もなく奇声蟲の撃退に成功したことは素晴らしい」

GM:「総統閣下にこの世界の事をお話しすることが待ち遠しい。夢物語で一笑されるのが落ちかもしれないが」

GM:×月×日

「慰労会から数日、英雄の一人が狂乱した。自分の歌姫を殺したそうだ。せっかく平和になったというのに何故……」

GM:×月☆日

「絶対奏甲を工房から奪い何人かの英雄が出奔したとの方を受ける。追撃任務が言い渡されるようだが、一体どうなっているのだ」

GM:×月△日

「追撃部隊が編制される。星芒奏甲を預かる以上、おそらくお呼びがかかるであろうことは予測していたが、逃亡者を追いかけるだけでこのメンバーは明らかに以上だ。この事件には何かがある。ところで、最近どうものどの調子が悪い、医者の診察では過労ということだが」

GM:「歌姫に無用な心配をかけてしまい申し訳なく思う。そういえば軍の同志たちはどうしているだろうか?」

GM:そこから先は劣化でしばらく読めなくなる。続きは再度の判定で

リュウ:うむ……

イーディス:「……続きを、読みましょう」

リュウ:「……ああ」

GM:イーディスが深刻な顔で日記のページをめくる

GM:さぁ、サスケ、ミーナペアだ

風間 サスケ:移動してダインスレイブで斬りかかる

ミーナ:歌術いきます!

GM:どうぞ!

GM:どうぞ!

ミーナ:先いい?

GM:ちなみにモード変更はやらない?

PC1:モード変更の是非は歌姫におまかせしたい

PC1:歌術は先どうぞ

PC2:いまのところ必須ってわけでもなさそうだしリスクは回避しときたい

PC2:モード変更はしなーい!

PC3:ナイス判断

GM:では歌術どうぞ

風間 サスケ:ダインスレイブの基礎命中っておいくつでしょうか?

PC2:で、奏甲戦闘補助の歌1を使います

PC2:2d10 気力

DiceBot : (2D10) → 10[9,1] → 10

GM:あ、いけね書き忘れてる。

GM:基本値40です

GM:更新しました

風間 サスケ:はい

風間 サスケ:基礎40に機体補正20に技能41で101!

PC3:絶対成功!

風間 サスケ:1d100

DiceBot : (1D100) → 3

GM:だが、敵の回避値によっては変わる!−10してもらおう!

風間 サスケ:よっしゃー!

GM:しかし、クリティカル!?

GM:ダイス+1D10で判定どうぞ

風間 サスケ:6d10+5

DiceBot : (6D10+5) → 30[1,3,6,3,8,9]+5 → 35

風間 サスケ:「ダインスレイブ…奴を切り裂け!」

GM:あれ?6個振ってません?近接が4D10+5ですからボーナス付きで5D10+5

風間 サスケ:あれ

風間 サスケ:5d10+5 申し訳ない

DiceBot : (5D10+5) → 14[2,8,1,1,2]+5 → 19

風間 サスケ:てへぺろ

PC3:こういうときは後ろからダイス目を消すのです

GM:だいぶ下がった

PC2:もう振っちゃったし……

PC1:やってもうた…

GM:外殻をちょっと削っただけだね、大したダメージを与えたようには見えない

PC2:d10で1と2が2個って……

風間 サスケ:「ちっ!浅いでござる…」

ミーナ:《サスケ!また次が来るわ!》

GM:ではボスの反撃

GM:絶対命中で

風間 サスケ:「さっきのがまたクルでござるよ!」

GM:5d10+1

DiceBot : (5D10+1) → 10[3,2,1,3,1]+1 → 11

PC3:1d10じゃ!?

GM:撃ち間違えたw

GM:1D10+1

DiceBot : (1D10+1) → 7[7]+1 → 8

風間 サスケ:必中5d10は鬼畜すぎる…

GM:しかし、1点抜けた

風間 サスケ:「シュヴァルベとは違うのだ!シュヴァルベとはぁ!!」

GM:ラーヴェのボイスインジケーターが上昇を始めたところでこのターンは終了だ

GM:お待たせしまうま!

PC1:いえーい!

GM:点呼開始!

リュウ:準備完了!(1/3)

ミーナ:準備完了!(2/3)

風間サスケ:準備完了!(3/3)

全員準備完了しましたっ!

GM:ベネベネ。よくぞ集まった我がヒーローたち

GM:では、長かったこの冬の村での戦いに決着をつけよう

GM:【吹雪の決闘】

GM:最初は室内組から

GM:吹雪の決闘

リュウ:右側の部屋に行きます

GM:右の部屋ですね?

リュウ:はい

GM:どうやら元の屋敷の主の私室ですね。ベッドなどの調度品などが残っていますが、壁が壊れていたりと劣化が激しい

リュウ:ふむふむ

リュウ:「ここは……この屋敷の主の部屋か」

リュウ:家探し家探し

イーディス:「そのようですね。これは、元の住人の絵でしょうか……」

リュウ:「ん?」といって見てみる

GM:イーディスが壁に掛けられた額縁入りの肖像画を指さす

GM:埃にまみれているが仲睦まじそうな男女が並んで描かれている

リュウ:「ふむ……(これがあの絵本の)」

リュウ:男女だけかな?描かれているのは

GM:そうだね。女性が座っている椅子くらいだ

リュウ:ほう、その椅子はここにあるのかな

GM:判定はいらないけど、調べれば額縁に「我が親愛なる親友にして夫妻へ  ヴォルミカ・ヘルムヴィーデ」と送り主の名前が書かれているのがわかる

GM:ない(キッパリ)

リュウ:ほう…

リュウ:200年前の人間か

GM:ここでアーカイア知識で判定が出来る目標値20+スキルで判定

リュウ:ないから20か

GM:そうですね。判定どうぞ

リュウ:1d100<=20 そぉい!

DiceBot : (1D100<=20) → 91 → 失敗

リュウ:逆なら……!

GM:リュウは何も知らなかった!……まぁ、当たり前ですが

リュウ:イーディスに任せるか

イーディス:1D100

DiceBot : (1D100) → 90

GM:イーディスも知らなかった!割と不勉強だなこの子!?

リュウ:うーん。かわいいなぁ

リュウ:まあ、いい。メモはとった

リュウ:おそらく名前から得られる何かがヒントなんだろう

GM:では両名とも名前に関してはスルーで進行

GM:後は例の日記の続きの判定があります

リュウ:1d100<=60

DiceBot : (1D100<=60) → 17 → 成功

リュウ:ふっ

リュウ:さっきでろよ畜生…

GM:えー、では続きをリュウが読みます

GM:と、言っても途中がかなり劣化していて日記としてはかなり間があく

GM:修復が出来れば間も読めるんだろうが、現状読めるのは前の日記から半年ぐらい先のところからだ

:〇月×日

:「ヴァッサマイン領内へ移動してから数日が経過した」

:「ヴォルミカはいつまでも居てくれていいと言ってくれているがそうもいくまい。評議会からの査察団受け入れの要求が日増しに強くなっていることは明白だ」

:「彼女に迷惑をかけるわけにはいかない。幸いなことに彼らも各地で無事転戦を続けているようだ。評議会も星芒奏甲が相手では対処に時間はかかるはずだ」

:「何とかして、何とかしてその間に対処策を見つけなければならない」

:×月△日

:「ヴォルミカが譲ってくれた彼女の別荘に移ってから数日。生活に不自由はないが自ら外に出られないことが悔やまれる」

:「アーカイアでは男性であるというだけで一種の異常者だ、これほど隠れることが難しいとは思わなかった」

:「ユヴェール湖の精霊の力を借りる案などもあるが、あそこは人目に付き過ぎる」

:「流石に奏甲で無理やり乗り付けるわけにもいかない以上、あの案は破棄するしかないだろう」

:「そういえば戦いばかりでカーラとまともに旅行もしていなかったことを思い出す」

:「彼女には辛い事ばかりだろう」

:えー、そこまで読んでふとリュウは気づく

リュウ:文字がおかしくなってるのかな

:その日の日記はそこで終わっているんだが

:最後のところにペンで塗りつぶした部分があるんだ

リュウ:ほう?

:そんなに長くないから最後のところに続く言葉があるんだろう、という事は察することが出来る

GM:ちなみに……残念ながら、20%以下の数値で成功してしまっているので

GM:リュウにはこれを解読する判定を行うことが出来る

リュウ:一応確認

GM:目標値は50%

GM:判定する?

リュウ:インクだばぁ?

GM:いいや、確実に故意に塗りつぶしている

リュウ:ペンでぐりぐりか

リュウ:まあ、いい。チャレンジするだけしてみるか

リュウ:1d100<=50

DiceBot : (1D100<=50) → 67 → 失敗

リュウ:失敗ー

リュウ:さ~次以降

GM:リュウは日差しにページを翳してみるが文字が透けて見えるなどの事はなかった

GM:単語にして3つ、さして長くないその黒塗りの文字の中に妙な違和感を感じながら、

GM:リュウは静かにその日記帳を閉じた

GM:さぁ、ではお待たせしたねぇ。お二人さぁん屋敷の外での戦闘継続だぁ

風間サスケ:合点!

GM:ちなみにシュヴァルベはここに墜落してます

風間サスケ:シュヴァルベを狙うつもりか!

PC2:入り口が近い

GM:ちなみにシュヴァルベは完全に停止している

GM:ちなみにラーヴェはまだ飛行中でOK?

風間サスケ:そうですね

GM:了解

GM:では、行動をどうぞ

PC1:自分は移動して殴りつけますが、ミーナからは何かあります?

PC2:ないです

GM:では攻撃どうぞ

風間サスケ:諸々に歌の補正で命中111ですね

風間サスケ:移動してダインスレイブで攻撃

風間サスケ:そっちの回避が10でしたよね

GM:ボスの回避値が10なので101以下で命中!

GM:ファンブルファンブルファンブルファンブル

PC1:1d100<=101 ダインスレイブ

DiceBot : (1D100<=101) → 95 → 成功

風間サスケ:あぶねええええ

風間サスケ:4d10+5 ダメージ

DiceBot : (4D10+5) → 20[4,4,9,3]+5 → 25

風間サスケ:「墜ちろカトンボ!!」

GM:ちょっとダメージ入った装甲が削れる

GM:だが、相手に深刻なダメージは与えていないようだ

GM:ではボスの反撃

風間サスケ:「あの蟲…なんて堅さでござるか…じり貧やもしれぬ…」

GM:1D10*2

DiceBot : (1D10*2) → 8[8]*2 → 16

GM:9点ダメージ

風間サスケ:装甲で弾いて2点ダメージですね

PC2:もう弾いた計算?

GM:はじいたあとの数値で9点です

風間サスケ:ぐえー!

ミーナ:《サスケ!大丈夫なの!?》

GM:ラーヴェのボイスインジケーターが急激に上昇を開始。一気にレッドアラートを表示する

風間サスケ:「やつの攻撃の威力が突然跳ね上がったでござるよ...これでもうダインスレイブは使えない。だが、まだやれるでござるよ!」

GM:コックピットに響く警報音

GM:いや、まだ小破してないのでまだダインスレイヴ使えますよ

GM:あと2点で小破です

PC1:はーい

GM:では特に何もなければここでイベントが入る

風間サスケ:やれることないですね

GM:ミーナ、君が空中に表示されるモニターのエラー処理を行っていると

ミーナ:《もう、こんなときにエラーなんて!》

GM:きみの耳に何かの音が届く、奏甲が響かせる歌術の音でも、アークドライヴが発する金属音でもない

GM:それは声だ、何か小さな声が、君の耳をうっている

ミーナ:《……声が、聞こえる?》

GM:声の主探します?

GM:目標値70

PC2:探します

GM:偵察を足してもいい

GM:では判定どうぞ

PC2:ノー偵察なんで目標値70で

PC1:ぼ、望遠鏡

PC2:あっ忘れてた

PC3:ラーヴェの修正

PC2:ラーヴェのって歌姫にも効くんですか

GM:…効きます

PC2:よし

PC2:せっかくなんで双眼鏡も借りて110!

GM:どうぞ!(やけくそ気味に)

ミーナ:1d100<=110 偵察

DiceBot : (1D100<=110) → 38 → 成功

GM:えー、ミーナ。君はラーヴェのセンサーを展開して地上を探すと気づく

GM:屋敷の屋根に黒いドレスを来た女性が居て君に向かって何かを必死に叫んでいる

PC2:何を喋ってるかまでは分かりますか

GM:そこまではわからないね

GM:ただ、必死に君に

GM:何かを訴えかけようとしているのは分かる

PC2:ちなみに、その女性に見覚えは?

GM:ああ、ジェスチャーで地面を指さしているのがわかる

GM:君はない(キッパリ)

PC3:マス的にどこ?

GM:そして、女性側から見上げる吹雪の中のラーヴェとコックピットの中のミーナがカットインした後に

GM:リュウとイーディスがさっき見つけた絵画がカットインしてこのターンは終わりだ

GM:ここ

PC3:あとは指差している地面

GM:ラーヴェの一個下のマスあたりですかね

PC3:了解

GM:ああ、あとターンが終わる前にさっきまで「のわーーーっ」とか「このへたくそー!もっとちゃんとよけるのだー」とか言ってた

GM:はっぱ様が静かになってミーナの方をじっと見ているカットも入る

GM:では、改めて屋敷組

GM:行動どうします?

PC3:中央の部屋へ

GM:了解しました。日記判定する?

リュウ:する

リュウ:50のやつですよね?

GM:60ですね

リュウ:1d100<=60

DiceBot : (1D100<=60) → 89 → 失敗

リュウ:失敗

GM:ではイーディス

イーディス:1D100

DiceBot : (1D100) → 33

GM:イーディスが続きを読み始める

:〇月×日

:妻が亡くなった。長く私を支えてくれた彼女が居なくなることはとてもつらい

:世捨て人のような生活を強いられたこの毎日に巻き込んでしまったこと、すまなく思う

:ベッドで冷たくなっていた妻を医者に見せてやることも出来なかったが、

:まぁ、死因は他にはないだろう。

:妻の後を追いたい気持ちに駆られるが、しかし私にはやらなければならないことがまだあるのだ

:×月〇日

:「ヴォルミカにユグドラシルの幼生体を連れてきてくれるように頼む。彼女本人に会うことはやめた方がいい何があるかわからない」

:「今手元に残った伝書バトが世界と自分をつなぐ最後の門だと思うと実に笑えてくる」

:「戻る道はない、なんとか……なんとかしなければ……」

:△月☆日

:「この体調で山登りをすることになるとは思わなかったが、あの生物にあわなければならない」

:「幸いなことにこの屋敷は地形的に隔絶している」

:「あの道さえ塞いでしまえば表に出ることはないだろう」

:×月☆日

:「ヴォルミカが来るという。馬鹿な女だ、あまりに腹が立ったので思わず勢い最後の伝書バトを殺してしまった」

:「まぁ、いい。アレは既に頼んである……あとは、到着を待つだけだ……」

:「残念ながら、私にアレを破壊することは出来なかった」

:「アレは危険だ。■■■■■■を■■■させる。願わくば、アレがもう目覚めないことを願うほかないが。評議会が見逃してくれるかどうか……」

:「頼むヴォルミカ。はやく、はやく来てくれ……もう、私は待ちきれない」

GM:日記はここで終わっている

リュウ:「……どういうことだ?来るなと言っておきながら、待ちきれない?」

イーディス:「日記に一貫性がありませんね」

リュウ:「まるで、何かに取り憑かれたみたいだな」

イーディス:「それに、このにじんでいる文字のインク……これ、もしかして血では……」

リュウ:「……何だって?」

リュウ:「インクが切れたのか、おかしくなって血で書き始めたか。そもそもこの血はーー」

GM:イーディスが指摘した部分。黒く凝固した固形物が付着したページの部分をイーディスが撫でる

GM:欠片がポロポロとかさぶたのように落ちる。闇色の破片

GM:その下からかろうじて読み取れる文字が現れる

GM:Selts■■■ ■■■■ ■■■ler

イーディス:「……すみません、リュウ様。私少し体調が」

イーディス:「この本の調査はまた後日ということでよろしいでしょうか?外の様子も心配です」

リュウ:「ああ。わかった」

イーディス:「ありがとうございます。この本は、私がお預かりしますがよろしいでしょうか?」

リュウ:「かまわないよ」

イーディス:「ありがとうございます。では、まずはこの屋敷からの脱出手段を探しましょう」

リュウ:「そうだな。一体どこで出られるのか」

リュウ:と言った感じで探索に入る

イーディス:リュウが周辺を探しているのを見ながら、屋敷の暗闇の中でイーディスがバックに日記帳を入れたところで屋敷組のターンは終了だ

GM:では、ミーナサスケペア

GM:どうします?

PC1:着陸かな?

PC2:さっきの歌姫さんに指定された場所に降りたいですね

PC1:そういうかんじで

GM:では行動をどうぞ

風間サスケ:移動して着陸

風間サスケ:「ミーナ殿!本当にこれでいいんでござるな!?」

ミーナ:《ええっ! さっきの人はここを指差してたわ!なにかあるはず!》

PC1:「南無三!」

はっぱさま:「サスケ、サスケ」

風間サスケ:「なんでござろうはっぱさま?今忙しいんでござるよ」

はっぱさま:「かかあ天下という言葉があってじゃな?夫婦円満の秘訣は主導権の握りあいをプロレスで決めるという古い習わしがだね?」

風間サスケ:「はあ…?ぷろれす…」

はっぱさま:「尻に敷かれるのも男の器量よ」(いい事言ったと言わんばかりにスルメをほおばる)

風間サスケ:「後にして欲しかったでござるよぉ!!!!」(強行着陸シーケンス中)

GM:土煙をあげて屋敷の前に着陸するラーヴェ。君をずっと追っていた奇声蟲の動きが一瞬止まる

風間サスケ:「奴の動きが…?」

GM:そして、開いていた背中の大角が閉まり、後ろ足に力を入れたのがわかる

GM:で、ラーヴェ攻撃します?

風間サスケ:出来るならダインスレイブで殴っておきたい

風間サスケ:いや、待て…

風間サスケ:地面調べられます?

GM:大丈夫ですよ

風間サスケ:サスケ的には多分このまま殴りかかるんで、足下調べる指示が欲しい

ミーナ:《サスケ、足元か地面になにか変なところはない?》

風間サスケ:「地面でござるか?確認してみるでござる!」

風間サスケ:調べる場合って偵察ですか?

GM:では判定をどうぞ80%

風間サスケ:1d100<=80

DiceBot : (1D100<=80) → 22 → 成功

GM:ええ、特になにもないですね。ただ、どうやらこの屋敷、地下に空間がある模様

GM:それも割とデカいのが

PC3:穴を空けることは?

風間サスケ:「この振動…おそらく地下に大きな空間があるでござるよ。」

GM:出来ないことは無いでしょうが、やったら奇声蟲の攻撃もろに受けますね

PC1:屋敷組に期待だろうか

ミーナ:《大きな空間……きっとそこになにか……?》

風間サスケ:「穴を開けるのは危険が大きすぎるでござる…」

はっぱさま:「サスケ!来るぞ、正面の事に気を付けるのだ」

風間サスケ:「応!」

GM:ボスの攻撃

GM:今度は絶対命中ではない

GM:地上なのでラーヴェの回避修正は0に

GM:回避値31を引いて

GM:目標値44か……チッ

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 23

PC1:ふぁーんぶる!ふぁーんぶる!

PC1:ぐえー

GM:ヒャッハァァァァァァァッ!

GM:貴族種特有の超大型の巨体が迫る

GM:背中に生えた大型の衝角は槍のように、ラーヴェのボディーをとらえた

GM:3D10+3

DiceBot : (3D10+3) → 23[8,10,5]+3 → 26

風間サスケ:「ぬかったぁ!!」

GM:ヒューッ!

GM:ラーヴェ小破

PC1:めっちゃ痛くない?

GM:ダインスレイヴのケーブルが衝角に粉砕される

GM:10と8と5だからねぇw期待値遥かに超えるダメージ

ミーナ:《きゃあっ!》

風間サスケ:「ダインスレイブが…試作機ということでござるか。だがまだ戦う術は残っている!!」ダインスレイブを投げ捨てロングソードを抜刀

GM:ちなみに、このゲーム別ゲージへダメージは貫通しませんので小破HPと大破HPは無傷

PC1:大変ありがたい

GM:ではシーンはまた屋敷組に移る

リュウ:左の部屋へ

GM:はーい

GM:リビング

GM:ですね

GM:所謂キッチンとかと一緒になってる奴

リュウ:目星目星

GM:中央の部屋が応接室、奥が書斎、右が寝室とかの私室、左が生活の為の部屋

GM:さぁ、探索判定どうぞ

リュウ:探索判定?

GM:ああ、そういえば今のところ部屋の中歩き回っただけで判定してないんだ。全部本の判定しちゃってたから

GM:偵察で目標値30で判定です

リュウ:1d100<=40

DiceBot : (1D100<=40) → 40 → 成功

リュウ:やったぜ

PC1:おお!!

GM:えー、台所の食器棚の裏にもう一つ扉があることがわかりました

リュウ:「隠し扉か」

GM:食器棚自体は二人で力を合わせれば動かせますし、その気になればイーディスが歌術で動かすこともできます

GM:動かす?

リュウ:どかすどかす

GM:どうやって?

GM:イーディスが歌術で動かすなら1瞬ですみますが、気力の消耗判定2回

リュウ:二人で力をあわせて

GM:二人で力を合わせるパターンだとこのターンはそれだけで消費

リュウ:うん。知ってる

GM:それでも二人?

リュウ:それでも二人

GM:はい(しょんぼりしながらダイスをしまう音)

GM:じゃあ食器を屋敷組が動かしている間、サスケミーナペアの戦闘再開だ

GM:どうする?

風間サスケ:強打+ロングソードで攻撃

風間サスケ:2d10 コスト

DiceBot : (2D10) → 16[9,7] → 16

風間サスケ:ぐえー!?

PC2:毎回コストが高めだ

風間サスケ:命中は95

風間サスケ:1d100<=85 命中

DiceBot : (1D100<=85) → 24 → 成功

GM:サスケ気絶

風間サスケ:あっ

GM:MP0で気絶しました

リュウ:こいつやっぱ馬鹿だな

風間サスケ:このMP消費って前回の脱走者との戦闘の消費なんですけど、合間で回復とかしてません?

ミーナ:《ちょっと!サスケ!しっかりして!》

リュウ:殴ったりしたら起きない?

GM:いいでしょう、2日ですのででは5点回復を認めます

風間サスケ:ありがとう!ありがとう!

GM:ちなみに、外部衝撃を与えれば起きます

GM:サスケMP残り5

リュウ:ミーナが一緒なのでぶん殴ってもらいましょう

風間サスケ:「くっ!意識を失うとはなんたる不覚!」

GM:一応攻撃自体はしてるでいいですよ

風間サスケ:2d10+1d10+6 ダメージ

DiceBot : (2D10+1D10+6) → 13[4,9]+3[3]+6 → 22

風間サスケ:2d10+1d10+6 ダメージ

DiceBot : (2D10+1D10+6) → 15[5,10]+5[5]+6 → 26

PC1:連投ミス

GM:ロングソードが相手の装甲に激突する甲高い音が響く。決して悪くない、むしろ渾身の力を加えた手ごたえのある一撃それが

:ガギィンッ

GM:むなしくはじき返されるとともに欠けたロングソードの破片が宙を舞った

GM:ダメージ0

リュウ:この私がMPを消費してまで用意したと言うのに……

風間サスケ:「まずい…非常にまずい…」

はっぱさま:「…………」

GM:ではボスのターン!

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 73

GM:はずれたぁ!

風間サスケ:「死ぬ!あんなのもう一度くらったら死ぬでござるよぉ!?」

GM:返しで出された衝角をラーヴェがひらりとかわしながら距離を取る

ミーナ:《このままだとジリ貧よ!なんとかしなさい!》

はっぱさま:「……いかんな」

GM:奇声蟲に対するラーヴェのコックピットで指示を出しあうサスケとミーナの隣で、深刻そうに顔を歪めたはっぱさまがぽつりと呟いた

風間サスケ:「くっ、ダンスレイブがあってこその均衡状態であったか!」

GM:ではカット変わって屋敷組

リュウ:先に進む

GM:まだ何も言ってなぁい!

GM:隠されていたドアには植物の根っこみたいなものが絡まっていてあきまてん

GM:刃物持ってればあけられるけどリュウさんもってな……もってる……だと……

GM:……あける?

リュウ:空ける

リュウ:開ける

リュウ:オープン・セサミ

GM:ファイナルアンサー?

リュウ:私を揺さぶっても意味はないぞ

GM:うわぁぁぁぁぁん!

GM:えー、絡まっていた根をリュウが無慈悲に切り取っていく

GM:5分とかからずにドアはあいた

イーディス:「……ここ、でしょうか?」

リュウ:「とにかく進むしかあるまい」

イーディス:「そうですね」

イーディス:下に続く螺旋階段

イーディス:暗い石造りの階段を下りると唐突に広い空間に出る

GM:広さにして体育館程度

リュウ:「ここは……そしてあれはーー」

GM:頑丈にひときわ頑丈にくみ上げられた大理石の外壁は屋敷本体の劣化に対して、まったくと言っていいほど劣化していない

GM:そして、その大広間の中央、そこに幾重にもアンカーで固定された「青い絶対奏甲」が各座していた

GM:はぁい、ではリュウ、イーディスペアがフラグを回収したので今回の特殊絶対奏甲の登場でーす

リュウ:やったぁ

GM:皆様、ステータス諸々確認をどうぞ

リュウ:強くね?

PC2:おかしいことしか書いてない

GM:尚、特殊と書きましたが公式の機体です

PC3:まじじゃねーか!

PC1:ぼくのかんがえたさいきょうのそうこう!

リュウ:「あれはーー蒼い奏甲?」

GM:サスケ、ミーナのお二人に渡したルルブのデータの中にも元データははいっていますのでリアル等身がみたければそちらをご参照ください

GM:では、改めてシーン続行

GM:ゼクストが見つかった時と同じくして

GM:サスケ、ミーナペア

はっぱさま:「いかん!それを起こしてはならん!!」

GM:はっぱさまがコックピットで叫ぶ

風間サスケ:「はっぱさま?なんのはなしをしておられるのです!?」

ミーナ:《……ねえサスケ、この生き物ほんとになんなの?》

GM:「……すまんサスケ、お前といっしょに居て、成長を見守ってやりたかったがそうもいかなくなってしまったようだ」

風間サスケ:「一体どういうことでござる!?

はっぱさま:「行かねばならぬところが出来たようだ……」

GM:はっぱ様の体があわく発光し始める

はっぱさま:「本当ならば、お前には『英雄』ではなく、万人を救う『勇者』になって欲しかったのだが、あの男がそばにいるのでは無理かもしれんなぁ……」

はっぱさま:「おう、そういう意味では小娘。お前は中々だったぞ。そのまま精進するように」

風間サスケ:「『勇者』覚えておくでござるよ…お達者で…」

はっぱさま:「まぁ、精進しても発育はだめっぽいがのー」

ミーナ:《なんだかよくわからないけど最後の一言が余計だってのはわかったわ!》

はっぱさま:「ではな、サスケ。また機会があれば」

GM:光の粒子をコックピットに散らし、はっぱさまがコックピットから消失する

GM:同時にコックピットのゲインゲージが回復

GM:ラーヴェがパワーモードに入って小破HPが1、回復する

GM:ダインスレイヴ再使用可能

風間サスケ:「機体が…!真に神仏の類でござったか…」

GM:さぁ、では戦闘再開

GM:行動をどうぞ

風間サスケ:必殺ダインスレイブアタック!

風間サスケ:1d100<=95

DiceBot : (1D100<=95) → 88 → 成功

風間サスケ:ゾロ目成功!

GM:パワーモードで命中値+10ですね。まぁ、どちらにしろあたってますが

GM:ではダメージ判定どうぞ。ダメージも+5入ってるので

風間サスケ:4d10+10 ダメージ

DiceBot : (4D10+10) → 19[3,9,3,4]+10 → 29

GM:ダインスレイヴの刃から噴き出した幻糸がビーム状の刃を形成、奇声蟲の肩装甲を削り取る

GM:苦悶の叫び声をあげる貴族種

GM:貴族種の反撃

GM:パワーモードで−10の補正が入ってるので

GM:目標値34

GM:1D100

DiceBot : (1D100) → 32

GM:命中!

GM:3D10+5

DiceBot : (3D10+5) → 16[3,4,9]+5 → 21

GM:防御値9でこれにさらに−10が入って。2点抜けた

GM:再び小破

GM:ダインスレイヴ使用不可に

GM:で、改めて屋敷組

風間サスケ:「はっぱさま…」

リュウ:「この奏甲、今までとは、違う」

リュウ:「動くのか……?」

イーディス:「わかりません。まずは起動させてみないことには……」

GM:ゼクストに近寄ろうとしたイーディスとリュウの目の前に光の粒子が集まると動物の姿を形作る

はっぱさま:「人間、それを起こしてはならん」

リュウ:「お前は……」

GM:ボテッというコミカルな着地音がしそうな姿勢で二人の前に着地するはっぱさま

リュウ:クロスボウを構える

はっぱさま:「我が名は『はっぱさま』、第16代神歌樹ユグドラシルと貴様たち評議会が呼称するものである」

リュウ:「(ユグドラシル……?!あの日記にあったやつか?)」

リュウ:「なぜ、動かしてはならない?」

イーディス:「ユグドラシル……まさかとは思いましたが、議事堂の神歌樹……本当にこんなことが……」

はっぱさま:「危険なものだからだ。そこの娘は、そして娘から聞いているのではないか?かつての歌姫戦役の騒乱を」

はっぱさま:「そのなかで生み出された災厄の一つがこれだ」

はっぱさま:「誰も彼もが踊り狂ったあの忌まわしい戦いの中で、これの持ち主も時代の波にのまれていった」

はっぱさま:「そして、同じことを繰り返したくないと、われらにこれの封印を託したのだ」

リュウ:「それは、この屋敷の……英雄が頼んだのか」

はっぱさま:「そうだ……去れ、人の子よ。去るならば外のあれもおぬしらをおうまい。こんな僻地の屋敷一つ、近寄らねばよいではないか」

はっぱさま:「何故そうまでしてあれを退治しようとする」

リュウ:「………」

イーディス:「奇声蟲の排除は評議会の最優先目標です。犠牲になった方々の為にも譲れません」

はっぱさま:「アレが人を襲ったのをみたことがあるのか?」

イーディス:「事実我々はアレに撃墜されました。今も外であなたの飼い主たちが戦っているのを知っているはずです」

リュウ:「奇声蟲は、人を襲う」

リュウ:「そして、私は、私たちはそのために喚ばれた」

はっぱさま:「……そう言って戦っていった者たちを、吾輩は200年前にも見た」

はっぱさま:「あらかじめ言っておくぞ、人間」

はっぱさま:「お前たち英雄に『奇声蟲の根絶は不可能』だ!」

はっぱさま:「決して、なくならぬ。200年前と同じことが繰り返されるだけよ」

リュウ:「……なぜだ」

リュウ:「知っているんだろう?200年前のことを」

はっぱさま:「……知らぬがよかろう。遠からずわかることだ」

リュウ:「それで、警告だけするのか?」

リュウ:「同じことが起こるなら、変える必要があるはずだ」

はっぱさま:「避ける手段があるのならば、助けもしよう。だが、自らの決まった結末など知ってしまっていてはまっすぐに人はすすめぬ」

リュウ:「私はーー」

イーディス:「リュウさまは!」

リュウ:「私は、どんな運命も受け入れよう」

リュウ:「私がここにいるのも、すでにその結末へのレールの上」

リュウ:「今更、動じるつもりはない」

GM:口を開きかけたイーディスをせいしてリュウがはっぱさまに向かって語り掛ける

GM:しかし、はっぱさまはその瞳を悲しそうに見つめ返すとため息をつく

はっぱさま:「……人間よ、英雄の権化のような人間よ。お前たちのたどる運命に同情の念しか、吾輩にはない」

はっぱさま:「よかろう、初戦畜生の身。そなたたちがその気になれば吾輩などしょせん屁のツッパリ以下」

はっぱさま:「持っていくならば好きにするがいい」

はっぱさま:「だが、忘れるな。この機体の目覚めは他の星芒奏甲の……ひいては際限ない争いの火種となる」

リュウ:「……動かさなかったら、争いは起きないのか?」

はっぱさま:「その嵐の中に立って、後悔しないことだ……」

GM:「起きるだろう。だが、被害は大きく違うだろう」

リュウ:「………」

リュウ:「なら、私はーー」

リュウ:「こいつを、破壊する」

はっぱさま:「……なに?」

リュウ:「破壊するといった」

リュウ:「喜べ畜生」

はっぱさま:「どうやって?」

はっぱさま:「我々神霊でも破壊できぬ天災のようなものだぞ」

リュウ:「こいつを壊せるやつを知っている」

リュウ:「ーーおそらく、今も私たちを見ているやつだ」

はっぱさま:「……成程、山の主か」

リュウ:「ドラゴンならば、壊せるはずだ」

はっぱさま:「……確かに、あれならば不可能ではないか……しかし、死ぬぞ?お前」

リュウ:「死なないさ。それともここで死ぬことが私の結末だとでも?」

リュウ:「運命は一つじゃない」

はっぱさま:「……よかろう、ならば持っていけ。星芒奏甲顎座のゼクスト」

はっぱさま:「忘れるな、その力に溺れた時お前の滅びは隣にある」

リュウ:「わかっている。……あと一つ、お願いしたいことがあるんだが」

はっぱさま:「?なんだ?」

はっぱさま:「サキイカならもう無いぞ?」

リュウ:「……サスケに付いてやってくれないか」

はっぱさま:「……考えよう」

リュウ:「(イーディスに聞こえないように)あいつは、これから必要なやつだ」

リュウ:「(同じく聞こえないように)私よりも、英雄。いや『勇者』になってくれるかもしれない」

リュウ:「近くで見守ってやってくれないか」

はっぱさま:「ふん。お前、千里眼かなにかでももっているのか?」

リュウ:「?何の話だ?」

はっぱさま:「英雄なんかより、せいじかにでもなった方がいいぞ」

リュウ:「私はイーディスといられればそれで十分さ」

GM:はっぱさまはにやりと笑うと光の粒子になって消える

イーディス:「リュウさま、本気ですか?」

リュウ:「本気だとも。今までイーディスに嘘をついたことがあったか?」

イーディス:「星芒奏甲は先の歌姫大戦で運用された伝説の絶対奏甲の一つです」

イーディス:「それを破壊することがどれだけ人類への背徳か……」

イーディス:「私は反対です」

イーディス:「評議会に」

イーディス:「属するものとして、賛成は出来ません」

リュウ:「……こいつは争いを呼ぶ」

リュウ:「強力な力が何をもたらすか」

リュウ:「私はそれを知っているつもりだ」

イーディス:「……外の二人が心配です。この話はあとで」

GM:イーディスはそういうと歌術の詠唱を開始する。

GM:すぐに君とこの話で和解する気はないようだ

リュウ:「……わかった。今は奇声蟲を倒す」

GM:大理石で敷き詰められた地下室に幻糸の光が満ちる

リュウ:「(こいつを動かさないために、防人となっていたのだろう)」

リュウ:「(なら、その役目も終わりだ)」

GM:その出力は他の絶対奏甲のそれとは出力がけた外れに違う

GM:いま、200年前の亡霊が目を覚ます

GM:クロイツ起動

リュウ:「ーーよし、こういうときに言うセリフは決まっている」

リュウ:「うごけぇぇぇえええええ!!!!」

GM:アンカーを全て引きちぎって立ち上がるゼクスト

リュウ:「(なんて、力だ)」

GM:基盤を崩された天井が崩落する同時に壊れる館を突き破り青い絶対奏甲が地上に出現する

リュウ:「(言葉にしようのない、なんだ、この感覚)」

リュウ:「(いや、今は!)」

GM:ゼクストの各関節から消費された幻糸が黒い炎のような陽炎となって立ち上る

リュウ:「イーディス、待っていてくれ。ちょっとケリをつけてくる」

イーディス:「リュウさま!武器をお忘れです!」

リュウ:「おっと、そうだった。丸腰か」

GM:ガレキをよけたイーディスが倉庫の隣に立てかけられた大槍を指さす

GM:淡い光を湛えた超大型の騎乗槍

GM:間違いなく幻糸を長く浴び続けた結果変質したアーク装備だ

GM:ちなみにアークランスのステータスは

リュウ:「今は、力を借りるぞ」

GM:命中値70   攻撃力が  4D10×2+10 だ

GM:アーク装備なので装甲半減も入る

GM:間違えた 3D10×2+10 ね

PC3:おk

リュウ:「さあ、行こうか。クロイツゼクスト!!」

GM:貴族種

GM:がゼクストを視認してそちらに向けて衝角を構える

GM:ラーヴェはもはや眼中にないようだ

リュウ:「サスケ!聞こえるか!」

GM:そして、ミーナの耳にこの戦いの間に聞こえていた声がついにはっきりと聞こえる

???:「お願い、もう楽にしてあげて」

風間サスケ:「リュウ殿!その機体はいったい!?」

リュウ:「話しは後だ!ブリギットとセルビウムを頼む!」

PC3:行きますか

GM:こいやぁ!

風間サスケ:「了解でござる。貴殿の幸運を祈る!」

ミーナ:《いまの声って……楽にって、いったい?》

リュウ:ニマス移動

リュウ:アークランサーで貴族種に攻撃!

リュウ:脅威の命中率125!

イーディス:《凄い、この出力。ラーヴェとは比較にならない》

イーディス:《リュウさま、リミッター解除を行います》

リュウ:「わかった!頼む!」

イーディス:《リミッターOFFモード》   消耗ジャッジ1回

イーディス:2D10

DiceBot : (2D10) → 14[5,9] → 14

イーディス:1回ダメージ入りましたが

イーディス:起動自体は成功

イーディス:攻撃回数2回

イーディス:白兵、

イーディス:射撃、回避、抵抗、すべてに+10

リュウ:命中率脅威の135と化した

リュウ:回避修正は?

イーディス:防御値+2、ダメージ値+4

GM:相手のなら10です

リュウ:では125で判定

リュウ:1d100<=125

DiceBot : (1D100<=125) → 59 → 成功

GM:ダメージ判定どうぞ

リュウ:3D10×2+10+4 「まずは一撃!」

GM:ゼクストのダメージ補正の10がもう一つあるので

リュウ:3D10

DiceBot : (3D10) → 13[5,4,4] → 13

リュウ:26+10+10+4で50!

GM:3D10×2+10+4ですね

リュウ:ん?

GM:×はアスタリスクで出来ますよ

リュウ:3D10*2+10+4 なるほどね

DiceBot : (3D10*2+10+4) → 21[8,7,6]*2+10+4 → 56

GM:56……うおっ!?半分ちかく持ってかれた

GM:衝角が根元からえぐり飛ばされ、絶叫をあげる貴族種

リュウ:1d100<=125 「まだだ!」

DiceBot : (1D100<=125) → 26 → 成功

GM:ダメージどうぞ

リュウ:3D10*2+10+4 「2撃目!」

DiceBot : (3D10*2+10+4) → 11[6,2,3]*2+10+4 → 36

GM:っと、あとさっきからゼクストの補正忘れてますね

リュウ:+10?

GM:そうです

GM:なのでさっきのが66今のが46

リュウ:66、46

リュウ:112!

GM:それで計算しているので大丈夫ですよ

GM:だが、それでもトドメを差し切れていない!

リュウ:「来い!」

GM:こいつのHPは150!サスケの与えたダメージ総量が32!合計144!

GM:さぁ、受けろ!衝角あたーっく!!

GM:3D10+5

DiceBot : (3D10+5) → 22[8,8,6]+5 → 27

GM:ゼクスト見た後だと微々たるもの!

GM:しかも星芒結界のせいでダメージ0!

リュウ:トドメと行くか

GM:ゼクストの周りを対流していた黒い陽炎が正面に移動、青白い光を放ち障壁を形成

GM:貴族種の突進を光の壁が受け止める

リュウ:両腕でアークランサーを構え突撃

リュウ:命中判定よろし?

GM:どうぞ

リュウ:1d100<=125

DiceBot : (1D100<=125) → 81 → 成功

リュウ:3D10*2+10+10+4 「これで、終わりだ!!」

DiceBot : (3D10*2+10+10+4) → 17[10,2,5]*2+10+10+4 → 58

リュウ:貴族種を突き抜ける一撃

GM:光の障壁に拘束されたまま回避も出来ない貴族種が理不尽を嘆くように低く叫ぶ

GM:噴き出す青い鮮血

風間サスケ:「あの奏甲…トンデモない性能でござる…」

リュウ:「(せめて、安らかに眠れ)」

GM:未だに吹雪き続ける白い闇の中で、のちに黒い館事件と言われるこの一連の騒動は終焉を迎えたのだった

GM:ボス撃破お疲れ様!

GM:このままエンディング行きたいけどメタガ大丈夫?

PC3:うむ。大丈夫だ

GM:エンディング2

GM:では君たちは機体から降りてシュヴァルベ組を助けているところからシーンは始まる

GM:ちなみにコックッピットを開けると本来はセルが居るはずなんだが、ブリギットが出て来た

GM:ブリギット、絶賛気絶中

ミーナ:「ブリギット!大丈夫!?」

GM:ちなみに、セルの姿は見えない

風間サスケ:「気絶してるでござるな」

風間サスケ:「まさか放り出された…?」

リュウ:貴族種の残骸の方を見ている

ブリギット:「うん……ミーナ。ああっ!?ミーナ無事だった!?」

ミーナ:「ブリギット!よかった、無事で!」

ブリギット:「あれ、ここコックピット……セルくんは?」

風間サスケ:「ここにいるのはお主だけでござる。何か覚えておらぬか?」

ブリギット:「ううん……そもそも私奏甲の外に居たはずなんだけど……」

風間サスケ:周辺には見当たりませんか?

ミーナ:「まさか落ちたときに……!?」

セルビウム:「それはね、この俺、スーパー英雄セルビウム・ボルトくんが、気絶している君を助けてコックピットにほおりこんだからなのだぁ」

セルビウム:「ミーナさん、心配しました?心配しました?」

風間サスケ:絶句

ミーナ:「…………」

GM:リュウとサスケの肩をポンポンしながら出てくるセル

リュウ:反応なし

セルビウム:「……あれ?みんななんか視線が冷たいんだけど……」

セルビウム:「ほら!英雄っていっても生身じゃ流石に奇声蟲に対抗できないし?」

セルビウム:「ブリギットを安全なところにいれて、自分は林の中から応援!的な?」

風間サスケ:無言でセルとブリギットの間を開ける

セルビウム:「ん?なんで?なんでみんな距離とるの?」

セルビウム:「いやぁ、流石に今回は俺も死ぬかと思いましたよミーナさん」

ミーナ:「……ブリギット」

GM:ポケットから白い布を取り出して頭に積もり始めた雪を払い、ほほの汗をぬぐうセル

リュウ:ギリギリと首だけセルの方を見る

ミーナ:ちなみにその白い布に心当たりがあったり?

GM:ある。見覚えもある

リュウ:背負っていたライフルを構える

ミーナ:うん

ブリギット:「……ミーナ」

風間サスケ:「じゃあな、今まで楽しかったでござるよ」

ミーナ:「……やっちゃう?」

リュウ:タァン

ブリギット:「ねっ」

セルビウム:「ハイ?」

GM:右手にミーナのパンツを持ったセルがひきつらせた顔をしたところで空にカメラがパンアップ

ブリギット:「なんでよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

GM:この1週間吹き続けだった吹雪がやんだのはこれから数時間のちの事、そしてさらに数日後……

GM:「至急電!ポザネオ島陥落!!ポザネオ島陥落!!英雄リュウ、サスケ共に出頭要請が出ています」

GM:「ポザネオ島が、女王種に襲撃されました!!」

GM:to be continued...

GM:以上、ルリルラ第二話  黒い館の亡霊 でした!!

PC3:お疲れ様でした……!

GM:長々としたセッションでしたがおつかれさまでしたー!

PC3:なんですかね。この言いようのない気持ちは

PC2:お疲れさまでした!

GM:実は、サスケミーナペアがちゃんとフラグを立てているので、このあとイベントがあるのだけど

PC1:おつかれさまでした!

PC1:ほお

PC2:死亡フラグ?

GM:そこはプレイヤーが出てこない上に長いのであとで加筆してアップロードしておきます

PC3:おkです

GM:3話への前振り的なのが2つシーンである

GM:ゼクストの処遇に関しては取りあえずPC達に預けます

PC3:わかった

GM:今回のセッション内での破壊は即座には不可能ですが

GM:次回、ドラゴンに頼むでもよし

GM:工房に持ち込んでばらしてもらうでもよし

GM:とりあえず他の人間にばれないように隠してきた、的な扱いで大丈夫です

GM:とりあえず今回はこの辺りで!

PC3:お疲れ様でした!

PC1:はーい

PC1:お疲れ様でした!

PC2:お疲れさまでした!

GM:次、ルリルラ第三話「女王種討伐」にご期待ください

PC1:どんどんぱふぱふー

PC3:楽しみにしています

PC2:わくわく

PC1:ではすいませんがお先に失礼します、お疲れ様でした。

GM:おつかれさまでしたー

PC3:では、私も

PC3:悩み事が増えるなぁ(満面の笑み)


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