Written by 独鴉


アナザーエピソード 赤き天使の力・後編

for Answer


レイレナード本社跡・・・・・・・・・
 VOBが切り離され、降下していくホワイト・グリントの視界には戦場となるエリアが映っていた。
広く遮蔽物となりそうなものはなく、ほぼ平坦であり高機動の妨げとなる木々や岩石も無い。
リンクス戦争によって大量に放出されたコジマ粒子が植物の生息を阻害しているのだろう。

「目標を確認、これより戦闘を開始」

 倒壊した本社から少し離れた場所に赤いネクストACは佇んでいた。周囲に何もなく護衛と思われる機体も見当たらない。

「レイレナード、ネクストAC、ORCA旅団。 全ては私が創り上げたもの。荒廃した世界を、人類を再生する。それが私の使命」

 突然強制的に通信が繋げられ、聞いたことも無い女性の声が聞こえてくる。声の主が誰だか一瞬分からなかったが、
声の主が目の前のネクストACからだと気付くのにはさほど時間は掛からなかった。

「私は守るために生み出された。私の使命を守り、この世界を守る」

〔修正プログラム 最終レベル 全システムチェック終了 プログラム実行開始〕

 使命、世界を守る、どれももう一人のリンクスに課せられていたのと同じもの。そして通信からは女性の声とは
別に合成音声が流れている。何かのシステムチェックなのだろうが、一般的に使われている合成音声とは
違うにもかかわらずリンクスはどこかで聞いて覚えがあった。

「黒いモデルと類似点が多い。だが油断するな」

 いままでの黒い機体との外見的相違点は肩部に増設されたブースタとカラーリングのみ、見た目としてはほとんど変わらないが、
セレンの言うとおり指令機である以上処理速度もしくは機能面で強化されているだろう。

〔ナインボール・セラフ 戦闘モード起動 ターゲット確認〕

《…排除開始》

 互いに距離を取った状態から撃ち合いになるかと思われたが、紅い天使は背負っているバインダーの左右から
12連の垂直ミサイルを撃ち出し、右サイドへと移動を開始した。後方か横に移動すればミサイルが襲い掛かり、
前に出れば051ライフルの最適距離を割った撃ち合いになる。そうなると連射が効くアサルトライフルや
マシンガンが有利となり、BFF051精密ライフルを持つリンクスの方が若干不利といえるだろう。
だがミサイルを迎撃し優位性を確保するなら前に出るしかない。近距離での交戦を覚悟したホワイト・グリントが前に出たとき、
射出されたミサイルが分裂、総数96発の小型ミサイルは回避する間もなくプライマルアーマーに接触、
連続した爆発によって急激に整波出力が落ちていく。機体を襲う爆発の衝撃に照準はぶれているが、
構わずトリガーが引かれ銃弾がセラフに襲い掛かる。全てが狙い通りコアに着弾することはなく、右ブーストによって射線軸から外れてしまう。
 セラフは機体を後ろに傾けるとブースタで距離を取りながら再びミサイルを発射、面と化したミサイル群は
ホワイト・グリントのプライマルアーマーに接触し次々と爆発していく。どうやら爆発力はそこまで高くないようだが、
プライマルアーマーの出力を大幅に削るだけにやっかいと言えるだろう。
 距離を取った撃ち合いでは分が悪いと判断したリンクスはクイックブーストで機体を加速、発射され分裂する前の
ミサイルを撃ち落すと距離を詰める。BFFライフルの適正距離を割ってしまったが、左手に持つBFFアサルトライフルの
距離的優位性を確保したかに思えた。その時手に何も持っていない状態でありながらセラフはその両腕をホワイト・グリントに向ける。
 セラフの両腕から異常な発射レートで撃ち出されるパルス弾は、まるでブレードのようにホワイト・グリントの
プライマルアーマーに接触、減衰どころかプライマルアーマーを貫通し装甲板表面で光を放っている。
出力が高いわけではなく、異常ともいえるハイレートで連続射出されるパルス粒子を減衰させるだけの制波出力がないということだ。

「っ!」

 リンクスはクイックブーストで距離を離し有効射程から外れようとする。しかし速度の上ではセラフの方が
勝っているのかどんどんその距離は縮まり、コジマ粒子の供給が間に合わずプライマルアーマーの出力がどんどん下がっていく。
跳躍しクイックブーストと降下を組み合わせ照準から逃れようとするが、大きな効果は無くやはりパルスマシンガンが
正確に着弾している。最初から全て悪い方向に動いていた。適正距離を割られた上に敵機の方が距離適正に
合わせた戦闘を行えている。機体の性能差や相性などではなく、相手の方が対象を自らが得意とする状況に上手く誘導する事に長けている。
 リンクスは再び機体を跳躍させ、後方に下がりながらライフルを連射、速度面で劣る為距離的優位性を
確保できるわけではないが、少なからずFCSの処理面に置いて優位ではある。しかしセラフの左腕のパルスマシンガンの
連射が止まり、大きく振り被る体制に入った。中距離の為レーザーブレードは確実に届かないのだが、
リンクスは何をするのか読み取れず、警戒しながら再度跳躍する為着地体勢に入ろうとするが、
念のため着地の寸前クイックブーストで着地点を変更、しかし着地点を逆読みされ振るわれた左腕のブレードから
光が撃ち出されプライマルアーマーに接触、爆発し急激に制波出力が低下してしまう。

(光波!?)

 驚く間もなく今度は右腕が振り被られ、リンクスは反射的に機体を跳躍させると足元を二刃目の光波が
通過していった。ネクストACで確実に光波を意図して使用している。どうやって使用しているのか考える間もなく、
パルスマシンガンの連射が予定していなかった角度への跳躍をしたホワイト・グリントのプライマルアーマーを
霧散させる。プライマルアーマーが再展開するまで無防備だというのにセラフは攻めようとせず、
機体を停止させた。また何が起きるのか警戒とプライマルアーマー回復の為距離を取るリンクスはただ状況を見ているだけだ。
 背部のバインダーが肩の高さまで競り上がるとコア正面にあった装甲が頭部に移動、脚部は畳まれ
戦闘機に似た形態になると高速で飛行を始める。ネクストでいうならオーバードブースト形態なのだろうが、
形状的な無理がネクストよりも少ないため飛行速度はかなりのものだ。状況が解り自らがリスクを冒さず
プライマルアーマー回復に時間を使ったことをリンクスは後悔した。高速飛行しているセラフに対して
クイックブーストで旋回しながらライフルの照準を合わせようとするが、左腕部の駆動が間に合わず
弾丸が当たる事はない。左腕部性能が落ちることを理解していながら、機能凍結してMOONLIGHTを搭載していた弊害が出てしまっていた。
 セラフは大きくホワイト・グリントの周りを旋回し、バインダーの12連装分裂ミサイルを同時発射、
捉えきれない位置から放たれるミサイル、ほぼ全方位から迫り来る攻撃にリンクスは対処しきれず、
面攻撃の一番薄い方向に自ら突っ込む事で最小限に損傷を抑えるので精一杯だった。プライマルアーマーは
爆発の衝撃で減衰していくが、両腕のライフルの照準は機体を追い掛け、少しずつだが確実にセラフの
赤い装甲を抉っている。速度を重視した設計の為か、被弾してしまえば一発一発は重いらしく、被弾変形ではなく銃創として確実に残っていた。
 両背部のSALINE05分裂ミサイルの照準を合わせ発射、計8発に分裂する2発のミサイルは
セラフの背後に迫っていく。ミサイルの爆発で一時的でも速度を落とすことが出来ればライフルの
命中率は格段にあがる。だがミサイルが分裂する直前ACの姿に戻り急減速、分裂によって広範囲に
広がったミサイルの旋回範囲の内に入ってしまう。機体すぐ横をすり抜けていくミサイルをパルスマシンガンの連射で撃墜し、
クイックブーストで進行方向を直角に捻じ曲げホワイト・グリントに向かっていく。回避行動を取った所を撃ち抜く
つもりだったリンクスは正面から突撃してくるセラフに驚き、ライフルの照準はセラフから外れてしまう。
セラフは無理な接近を避けるためかミサイルを発射し着地体勢に入る。ホワイト・グリントはミサイルの
ほとんどを回避できずプライマルアーマーは霧散、衝撃で機体が減速し無防備な瞬間を晒してしまう。
着地と同時にセラフから放たれた光刃を回避できず、直撃した光刃の爆発によって生じた衝撃で減速していた機体は
完全に停止してしまった。セラフはその間にも急速に接近、止めを刺そうと両腕のレーザーブレードは振り被られた。
ホワイト・グリントはとっさに両手に持つライフルを機体正面に構えコアへの直撃だけは防ごうとした。
しかし構わず振り切られたレーザーブレードによって左手首を切り飛ばされ、片腕のブレードはコアを抉る。
激しい痛みと機体損傷でAMSとの接続が途切れ、肉眼に戻った視界にはコックピット画面に目の前まで迫った赤いネクストの姿が映っている。

「……ナインボール・セラフ」

 紅く細身の機体でありながら翼のような黒い飛行バインダー、そして肩に描かれている⑨の文字、
全てのRAVENにとって畏怖であり目指すべき頂点の証、真紅の天使は今まさに自らの命を刈り取ろうとしている。
 再びブレードがコアに振り下ろされようとしたとき、セラフは突然バックブーストでホワイト・グリントから
距離を取った。その直後眼前を高速弾体が空気を切り裂きながら通過、セラフはこれを回避する為に距離を
取ったことが理解できた。射撃方向に視界を向けたホワイト・グリントのカメラアイに映ったのは薄桃色に
染め上げられたネクスト、戦闘シミュレートで何度も戦ったシリエジオだった。

「無事か!」

 セレンの声にリンクスはAI操作ではなく、本人が直接乗り込んで居る事がわかる。どうやって包囲網を突破して
きたのかわからないが、装甲に損傷を負っている事から強行突破時に相当無理をしたのだろう。オリジナルリンクスの
一人と言ってもセレンは長らく機体に乗っていない。ブランクのある状態で戦うにはセラフは余りにも相手は危険な相手。
そんなこと誰よりも解っているはずなのだが、何故着たのかリンクスが理解できないままシリエジオとセラフの戦闘は始まった。
 シリエジオはレールガンとレーザーライフルの照準をセラフに合わせ、徐々にホワイト・グリントに向かいながら
トリガーを引き続ける。両銃とも回避が難しい高速弾、それさえも銃身の動きと発射衝撃に備える機体の僅かな
動作から読んでいるのか、一発もあたる気配はない。
 再び冷静さを取り戻したリンクスは現状の自分の未熟さを痛感した。訓練を積んでも実戦を積んでも目の前の
頂点の足元にも及ばない。セレンが救援に入らなければ、コックピットをレーザーブレードで貫かれ消滅していただろう。
 訓練で抑え込みセレンにも言われ抑え込んでいた感情、焦り・怒り・恐怖、不安定でも自らを一時的に高める
要因をすべて排除してきた。捨て身も防御や回避に使う処理を省き全てを攻撃に割り振る、怒りもまた大量の
アドレナリン分泌による交感神経を極度に刺激して一時的に処理速度を上げるのみ、どちらも相手を倒す為に
身を捨てた事に違いないが、そんなものだけで勝てる相手ではない。
 神経系はすでに人間の伝達速度を超える光ファイバーに変えられ、心肺機能や血管も強化され大量の酸素が
血管内を高速で循環。骨格や筋肉も強化されたことで高Gにさえ体は耐えている。単純な処理速度や反応速度
だけを取ればすでに人間の枠を超えている。それでも勝てない。まだ目の前の天使を倒すには不足している。
 唯一残された可能性は一つ、ホワイト・グリントは操作の一部をマニュアルにする事でAMS負荷軽減、
統合制御体によるオートサポートを全て切っていたが、使用していなかった完全AMSシステムによる操作、
制御の全てをAMSに回し負荷全てを自ら負う事でホワイト・グリントの性能を完全に生かすしかない。
しかし機体損傷から来る電圧の乱れや大量の情報量を処理することから来る脳への負荷、それに耐えられなければ
廃人となってしまう。耐えられたとしても脳が焼かれてしまえば身体的障害だけに留まらず人格障害や記憶障害を
起こす可能性もある。リンクスに足りないモノ、それは何かを得る為に全てを失う覚悟。

        【自らの意思で 護るべき者の為に 自らの全てを捨てる】

《AMSシステム 再リンク開始》

 人間の五感を超える全身のセンサー情報、複雑かつ動作の異なる四肢の制御情報、そして制波装置やジェネレータ、
そしてFCSやブースタなど人間が持たないはずの情報、超高性能な情報処理能力を持つ人間の脳だが、
余りにも大量の情報量に処理が間に合わず痛覚となって情報過多が表現される。それは激痛などそんな生易しい
痛みではなかった。自己意識の認識が甘くなり、のた打ち回る所か悲鳴さえも上げる事も出来ず、
波に浚われる砂上の城のようにリンクスの意識は崩れ落ちていく。
リンクスはアナトリアの
傭兵ほど優れた兵士ではない。精神的に未熟であり、死に直結した極限状態をほとんど知らず、自分に何が起こっており、
どう対処したら良いかさえわからなかった。その為明確な入力を受けていないホワイト・グリントは動くこともなく、
肩ひざを地面に着いたままだ。激痛によって混濁する意識の中、何度も自問しながら決して出ることの
無かった問い掛けが走馬灯のように頭を巡っていた。

 “何のために戦うのか”
フィオナ・イェネフェルトに問われ、さらにアナトリアの傭兵が問うた戦う理由。
 “君が私と同じならばいずれ解る時がくる”
 その二つの問いに対して答えが出ることは無く、リンクスはただ依頼として任務を遂行していった。
 次々と現れ自らに問いかけ、そして消えていく姿と声。

《私にとって正当な報酬が得られればそれでいいのだよ。報酬が、それが金だけとは限らないがね》

 金以外の報酬、自らにとって金以外に得たい報酬、それはなんなのか。何の為にリンクスとなってまで戦っているのか。

《生き抜けRAVEN。私とお前、どちらが果たして正しかったのか、お前には知る権利と義務がある》

 何を知る為に行き続けているのか。激痛の中自問自答が続き、その最中も視界の隅でシリエジオとセラフの戦いが行われている。

《お前にそれだけの覚悟があるなら、いつか奴に会えるようにしてやれるだろう》

 ただ依頼に従い任務をこなすだけの傭兵、目的だったRAVEN頂点との戦い、その覚悟が出来ていたのか、
それだけの力を得ていたのか、何ヶ月かけても明確な答えなど出ていない。朦朧とする意識の中、ホワイト・グリントの
視界に入っていたシリエジオは決して退こうとせず、圧倒的力を見せるセラフと撃ちあいを続けていた。レールガンの
弾が切れてしまい、距離を取って回避する必要のなくなったセラフはシリエジオを仕留める為ブレードを使用する
タイミングを測り始めている。今まで不明瞭だった問い掛けの答え、その明確な答えが出かけていた。

「断れない依頼とは言え、お前を見す見す危険に晒した。謝罪する。……すまなかった。お前はミッションを放棄しろ。これは命令だ」

 通信機以外では聞き取れないような小さな声で伝えられるセレンの言葉、それは今まで一度も聴いたことの
ない謝罪の言葉、そして自らを護ろうとする意思だった。
 統合制御体から流れ込んでくるホワイト・グリントの主だった戦士の記憶、ジョシュア・O・ブライエン、
そしてアナトリアの傭兵、一人の女性の為に自らの全てを捨て去った二人の強い感情、何故この機体をアブマージュが
託したのか、全てはアナトリアの傭兵とフィオナ・イェネフェルトが、自分達と似た道を歩く若いRAVENに自らの道を
見出して貰うため、何の為に戦うのか自ら答えを出して貰うためだった。
 焼き付けられた自分以外の誰かが出した答え、
 他のRAVENが出した答え、
 自分を護ろうとする女性が下した答え、
 そして自らが出した答え、
 絶対的なものは何もなく、
 相対的に比べられるものでもなく、
 各個人が持つそれぞれの答えが正しい。
 自らが本当に求めるモノを得る為、
戦う理由はそれだけだった。

       “自らが戦う理由 それは……”

 リンクスは自らを保つ為足掻いていた最期の精神的抵抗を止めた。RAVENである事もLYNXである事も、
拘りも誇りも何も必要ない。大切なモノを護る事さえ出来れば、護る意思さえ残れば、もはや何もかも失って構わない。
流れ込む大量の情報は僅かに残っていた感情を消し去り、意識は白い閃光に飲まれていった。コックピットの画面がブラックアウト、
全ての表示が消え数秒後画面の隅に小さく点滅が走る。システムウェアの起動プロセスから始まり、
自機が表示されると各部の状態が表示されていく。センサー・制波装置・四肢から五指の間接まで、詳細に状態がチェックされ機体が稼動を始めた。

《システム リブート・プロセス・スタート》

 システム起動の音声が流れ、コックピットの画面はRAVENの象徴である渡鴉のエンブレムが表示される。
そして不必要な機能である操縦桿・フッドペダル、そして最期にディスプレイの処理が停止。機体と完全にリンクする以上、
いままで操作に必要としていた機能は一切必要ない。統合制御体にジェネレータ、FCSからアクチュエータ複雑系まで、
機体を駆動させるシステム全て再調整が行われ機体が息を吹き返していく。コックピット内のあらゆる光が消えた後、
静かに全ての準備が整った事が伝えられる。

《システム 戦闘モード 起動します》

 中量級でも重装備ゆえに速度が遅いシリエジオは突き放すことが出来ず、パルスマシンガンの掃射を弾の切れた
レールガンで受け止めなんとか根本的な損傷は防いでいる。それでももう長くは持たない、元々勝算があって
救援に来たわけではないが、ここまで差があるとは思っていなかった。

「っ、化け物かこいつはっ!」

 十数発のパルス弾を受け止めたレールガンが完全に破壊されもはや時間を稼ぐことは出来ない。
これまでとセレンは死の覚悟を決めたが、頭を過ぎったのは走馬灯ではなくリンクスの事だった。
 企業から受注した依頼を完了する毎に徐々に人間らしさ、そして純粋だった姿を失っていく若い鴉。
セレンは自らと同じ大量殺人の道を歩ませただけではないだろうか、ただ自らの手を血に染める代わりに、
奴に血に染めさせていただけではないのか、何も言わず自らに従う鴉を良いように使っていただけではないか、
少なからず悩む事もあった。そんな悩みを抱えた私が教官として自ら考え選択できるよう奴を指導していたのだろうか、
まだまだ教え切れてない事は多い、それでもセレンは確信できる事はあった。

「……お前は私のものだ。そうだろう。……リンクス」

 勝算どころか撤退できる確率さえ限りなくゼロの出撃、昔の私なら確実に出撃などしなかった。
だが自らの理想を求め鍛え上げ、それに応えるべく身心の訓練だけではなく投薬さえも受け入れた鴉は生き残り、
いずれこの赤い天使さえも破壊できる高みへと到達するだろう。迫り来る死を受け入れようとしたが、
セラフが距離を詰めようとした時突然向きを変えた。セレンは何が起こったのか視線を向けると、
退けと命令したはずのホワイト・グリントは蒼いカメラアイの光を放ちながら立っていた。

「貴様……、退けと命令しただろう!」

 セレンの言葉が届いていないのか、ホワイト・グリントは退こうとせず、構えられたライフルの照準は
セラフに向けられている。警告も無く撃ち出された弾丸によって銃口が動いたと感じたとき、
もう一発撃ち出された弾丸は何もない方向に向かっていく。セラフは難なく銃弾を回避したが、
初弾を回避したその次の場所にはすでに次弾が迫っていた。FCSの予測機能に頼らず経験と知識で
次の移動位置を予測、次々と撃ち出される弾丸は確実にセラフのコアに集中している。急激な変化に
警戒しているのかセラフはバインダーからミサイルを発射、ライフルの適正距離よりも離れて様子をみようと試みる。
 12発のミサイルが再びホワイト・グリントを襲うように、前面を覆う形に96発に分裂、だがホワイト・グリントは
バッククイックブーストで後方に下がると跳躍、後方に下がることで集約されたミサイルは群となって追尾し
上昇を始めるが、今度は再び前方に最低出力のクイックブーストで移動しながら着地。ミサイルは旋回能力の
限界を超えた範囲に入ったホワイト・グリントの周囲を回り地面に接触し爆発した。僅かにプライマルアーマーを
揺らめかすが効果的な爆発範囲外、減衰させるには余りに爆発範囲が狭過ぎた。ホワイト・グリント、
そしてシリエジオとの戦いで装弾数に限りが見てきたのかバインダーのミサイルの発射基を閉じ、
両腕のパルスマシンガンの照準がホワイト・グリントに合わせられた。
 ホワイト・グリントはライフルを投棄すると先ほど左手首を切り飛ばされ、地面に転がっていたアサルトライフルを掴む。
背部に光が集まりオーバードブーストを発動し、近中距離戦に入ると判断したのか、セラフは両腕を
ホワイト・グリントに向け接近する体制に入る。オーバードブースト推力が発生した直後ミサイルを発射し
オーバードブーストを解除、バックブーストで急停止しミサイルを発射した。速度の違うまったく違う2発の
分裂ミサイルはセラフに迫り8発に分裂、速度の異なる16発のそれぞれ異なる軌道でセラフに襲い掛かる。
しかし冷静にパルスマシンガンの掃射によって全て破壊、爆発の煙がセラフとホワイト・グリントの間に広がり、
爆発によって僅かに視界が遮られた所に数発の弾丸がセラフのコアに喰い込む。正確とは言い難い射撃だが
連射性能の高いアサルトライフル、セラフは軽量故に被弾を嫌いパルスマシンガンの掃射で牽制を行う。
しかしマシンガンとアサルトライフルの適正距離は比較的近く回避しにくい距離での撃ち合い、こうなると手数で
勝るセラフの方が若干有利となる。ホワイト・グリントは分裂ミサイルを発射しアサルトライフルの照準をセラフへと向ける。
少なからずミサイルの回避行動によって移動方向が予測し易くなり、一丁のアサルトライフルでも命中率を上げることができる。
軽量のセラフはミサイル単体でも相応の損傷を負ってしまう為、迎撃と回避の二択しか選択肢はない。
 ホワイト・グリントから発射されたミサイルは分裂しセラフに迫っていく。しかしセラフは後退する事で
ミサイルを引き付け、僅かな予備動作から光の刃が撃ち出されミサイルは撃墜されてしまう。パルスマシンガンで
面防御ではなく、視界を確保したまま迎撃を行う。同じミスを繰り返すなどセラフにはありえない。
再び飛行形態に可変しオーバードブースト状態に入ろうとするが、正面に回りこんでいたホワイト・グリントは
先にオーバードブーストで接近していた。セラフが最高速状態に入る前に交差、振り払われたブレードで
セラフのバインダー右半分に損傷を負わせる。セラフはそのまま飛行を続けることからバインダーの機能そのものに
影響は無いようだが、ミサイル発射基部は溶け落ちていることから効果はあったらしい。効果を確認した後
オーバーブースト状態を解くと、セラフとの対空戦闘に入るホワイト・グリント、ライフルの照準を合わせようと
着地寸前にクイックターンで機体を180度旋回させる。
 しかし予期せぬ方向から襲ってきたミサイルに右背の分裂ミサイルを破壊されてしまう。バインダーを切り裂いた
タイミングでもう片方側から発射されていたミサイルを角度的な問題から見落としていたらしい。レーダーには
映っていたのだろうが、タイミング的にセンサーよりも視界を優先して認識した為気付かなかったのだろう。
だがホワイト・グリントは損傷した右背のミサイルをパージ、着地で地面と足底との間に火花が飛び散っているが、
クイックブーストで機体を再び加速させ、旋回し再び攻撃態勢に入ろうとしているセラフに向かう。距離700、
旋回の終ったセラフから撃ち出された6発のミサイルはホワイト・グリントへと向きを変える。
 空中から発射される6発のミサイルはパルス弾と違い、飛行速度は遅く軌道さえ見切る事ができれば回避することは容易、
なおかつ飛行形態であるためかパルスマシンガンを撃たずミサイル攻撃のみ、ある程度予測を持って対処する事は
それほど難しいことではない。アサルトライフルでは連射速度の関係から全ミサイルの迎撃は不可能だが、
回避の難しいミサイルのみを迎撃するだけの精度は充分にある。後方3発のミサイルを撃ち落し、クイックブーストで
機体を加速させるとミサイルが分裂する前に横をすり抜ける。
 発射数の減ったミサイルでは優位性を確保できないと判断したセラフは速度を落とし、再度人型に可変し
着地体勢に入ろうとした。しかしリンクスもまた飛行形態から通常形態に戻るタイミングで着地する事を
読んでいなかった訳ではない。ブレードを振る瞬間の急加速と電力供給出力の変動によって起こる現象、
旧時代のハイエンドACならばどの機体も扱えたが、ネクストで光刃を使用できた情報はない。
ホワイト・グリントのMOONLIGHTから撃ち出された光刃はセラフへと向かっていく。さすがにホワイト・グリントも
使用できたのは意外だったのか、紅い天使は回避が遅れ左腕に直撃、発生した爆発によってレーザー発信基部が砕け散る。
それでも右腕のパルスガンはホワイト・グリント左背の分裂ミサイルを破壊、飛行形態に対して優勢を保てる
武装を全て奪われてしまう。再び飛行形態に可変し空中に舞い上がるセラフに対してアサルトライフル一丁では心許ない。
 何を思ったのかホワイト・グリントは空中を舞うセラフに対して、オーバーブーストで真正面から向かっていく。
迎撃してくれと言っている様なものだが、何か策があるのか一直線に向かっていく。セラフもまた空中で人型の形態に戻り、
ブレードを発生させ無理に回避しようとせず迎え撃つ体勢にはいった。ホワイト・グリントはオーバーブースト状態のまま
両腕を上段に構え、セラフに接近していくがなぜか間合いに入る前にレーザーブレードは振ってしまい空振りに終ってしまう。
ホワイト・グリントは肩部と腰部のクイックブーストを点火、急激に速度を落としセラフのブレードを振るタイミングを外してしまう。
上段に振り上げわざと空振りしたのは肩のブースト部を出来る限り正面に向け、腰部と合わせ機体を急停止させる為だった。
セラフのブレードは浅くホワイト・グリントの装甲を抉る事はできたが、振り切った反動で完全に機体は停止、
ホワイト・グリントは次の瞬間メインクイックブーストで機体を再度急加速させ、両脚部でセラフの肩を
踏み付けオーバーブーストの速度のまま地面に向け落下していく。
 ネクストACのブースト系は肩にブーストによる左右移動、メインによる前進と上昇、腰部による後進、
脚部補助による前進と上昇に限られ、四肢の稼動域を利用しても噴出方向に大きな差はない。上半身を抑えられ急落下
されてしまえば、下降ブーストが無い以上逃れるのは左右のブーストもしくは、メインブーストの出力で無理
やり逃れるしかない。だがホワイト・グリントの方が重量で勝り、なおかつ重力加速度を利用できる以上セラフの
ブーストで逃れるのは不可能。地面まで2秒もない急速落下にセラフは完全には対応できず、地面にぶつかる直前
振るったブレードでホワイト・グリントの左足を切りつけた。バランスを崩した事でセラフを保持できず、
空中で二機は別れホワイト・グリントは少し離れた地面に叩き付けられ、セラフもまた減速できず地面に叩き付けられ
バインダーは歪んでしまっている。しかし左脚部を損傷したとはいえ戦闘には不都合はなく、機と見たホワイト・グリントは
クイックブーストを点火しセラフとの間合いを一気に詰めた。腕部を破損し迎撃するには片腕のパルスマシンガンか
レーザーブレード、飛行しようにもバインダーは歪み高速飛行状態に入ることも不可能だろう。最悪アサルトアーマーを
使用する可能性は否定できないが、ホワイト・グリントが左腕に装着しているのはMOONLIGHT、いまコアやバインダーに
損傷を負っているセラフに一撃でも直撃すればそれで勝負は着く。転倒状態からセラフは立ち上がるが、
すでに充分なほどホワイト・グリントは接近していた。紫の光を発するレーザーブレードが長く伸びて行き、
RAVENを斬り捨て続けた光の剣がセラフに振り下ろされようとしている。その時セラフを覆っていた
プライマルアーマーが収縮し機体正面に集まっていく。
 月輪の使用したアサルトキャノン、それを専用の背部装置も無く使用し、収束されたコジマ粒子はブレード距離まで
接近していたホワイト・グリントを飲み込んだ。プライマルアーマー内部に侵入した大量のコジマ粒子は白銀の装甲を溶解させ、
ペイント前の基礎構造材色である灰色に変わり機体が侵食されていく。さらにアサルトアーマーの爆発ともいえる
衝撃波に吹き飛ばされ、装甲板をばら撒きながら地面に叩き付けられた。装甲が溶解し白銀の塗料が落ちただけでは収まらず、
強固な基礎構造ゆえにまだ稼動はしていたが、所々内部構造が露出し特徴的とも言えるオーバードブースタユニットを欠損、
各部から火花も飛び散っている。大破寸前、戦闘を継続できるような状態ではない。アサルトライフルは完全に使用不能、
MOOLIGHTレーザーブレードは辛うじて原型と留めているが、収束部分が歪んでいる事からまともな形状に
発生することは出来無いだろう。だが見逃すつもりはないらしく、バインダーのミサイル発射部を開き急速に向かっていく。

 なんとかフォローに入ろうとセレンはブースタで機体を動かそうとした時、嫌な音が響き機体は片膝を着き停止してしまう。

「どうしたシリエジオ! まだ動けるだろう!!」
 しかしセレンがどれだけ機体を動かそうとしても限界に達していたシリエジオは動かず、各部から激しく
火花を散らすだけでフォローに入る事は出来ない。むろん統合制御体はセレンの命令を実行しようとしているが、
限界ぎりぎりまで交戦を続けていた機体は限界を迎えていた。

「動け! 動かないかシリエジオ!」

 セレンが絶叫に近い叫びを上げてもシリエジオは中々立ち上がる事はできなかった。

 連続射出された大量の分裂ミサイルがまだ片膝を地面に着いた状況のまま立ち上がれて居ないホワイト・グリントに
向かっていく。装甲のほとんどを失ったホワイト・グリントにとってこれ以上の被弾は致命傷になってしまう。
選択する余地も無く即座にプライマルアーマーを発動、収縮限界まで一気に爆縮し、反作用限界点に達したコジマ粒子の
爆発に飲まれミサイルは次々と誘爆していく。しかし所詮は防御のために一時的にしのいだだけ、これから十数秒間は
プライマルアーマーもなく戦うしかない。確実に仕留める時と見たのか、セラフはブレードを構えるとやっと
片膝を突いた体勢になったばかりのホワイト・グリント目掛け接近していく。ホワイト・グリントはアサルトライフルを
向けトリガーを引こうとしたが、振り払われたセラフのレーザーブレードはホワイト・グリントのアサルトライフルを
切り裂き装弾されていた弾薬が飛び散る。セラフはライフルを斬り飛ばした流れを殺さず、レーザーブレードを
上段に構える。ホワイト・グリントは残されたMOONLIGHTをセラフに向けて突き出した。収束されず
ただ膨大なエネルギーを放出するMOONLIGHT、セラフとホワイト・グリントの間に迸るエネルギーは
飛び散ったばかりの弾丸に着火し周囲の存在に対して無差別な破壊が行われ、弾丸はホワイト・グリントと
セラフを抉り取っていく。まだ暴発した弾丸が飛び交う中、ホワイト・グリントは地面に背を向けるとブースターで
機体を後方に滑らせ距離を取るかのように見えた。
 だがその方向は投棄したBFFライフルのある方向、地面を滑るように後方に下がるが、セラフはパルスマシンガンを
連射しながらホワイト・グリントを追う。コアを抉り頭部へと迫るパルス弾にカメラシャッターを閉じることで
防ごうとするが、一瞬で砕け散り左側面のカメラアイが破壊されてしまう。それでもBFFライフルを掴むことに
成功したホワイト・グリントは、その照準を向かってくるセラフのコア、先ほどの暴発で無数に開いた銃痕に
照準を合わせた。しかしセラフはすでに接近しており、振り上げられたブレードは止めを刺すべくホワイト・グリントに
振り下ろされる。回避するかと思われたホワイト・グリントは逆に機体を前に進め、コアに刻まれている銃痕に
BFFライフルを突き付けトリガーを引いた。一発の銃声が鳴り響きその直後空を裂く鈍い音が鳴り、地面に機体の
部品がばらばらと落下していく。荒れ果てた大地の上に落下する機械部品は土煙を上げる。セラフは動かない
ホワイト・グリントからゆっくり離れていくと、300ほど離れた位置で地面に倒れてしまう。ホワイト・グリントが
最期に放った一発の銃弾はコア装甲を貫通し、ジェネレータに損傷を与え機能を停止させていた。

 セレンはなんとか機体を立ち上がらせると、片膝を付いた体勢のまま動かないホワイト・グリントの傍に急いだ。
システム上の復旧によってなんとかシリエジオは動いているが、補助ブースタによる姿勢制御で辛うじて歩ける状態、
気持ちは急いでいるがゆっくりとした足取りになってしまう。1000も離れていないにもかかわらず、
三分近く掛けてホワイト・グリントの近くたどりつく。装甲はコジマ粒子によって溶け落ち、先ほど露出した内部構造も
かなりの損傷を負っている。レーザーブレードによってコアを深く抉られているが、ジェネレータを破壊した事から
出力が足りず、致命傷となる前にレーザー刀身の発生が終ってしまったようだ。制波装置やコアからコジマ粒子の
流出は確認できない。堅牢な基本構造をしているホワイト・グリントに助けられたというべきだろう。生存を確認する為
機体に触れようとしたとき、倒れていたセラフが立ち上がる姿がシリエジオの視界の隅に映った。

「まだ動けるというのか……」

 シリエジオはホワイト・グリントを庇う様にセラフの前に立つと、残った左腕のLR04‐AVIORレーザーライフルを
向ける。もはやシリエジオに戦闘能力はほとんど残っていなかったが、ホワイト・グリントはもはや交戦不能、この行動はただの威嚇に過ぎない。

〔起動準備完了、 隔壁開放〕

 突然通信機から合成音声が流れると振動が鳴り響き、崩れたレイレナード本社跡の方で煙が舞い上がる。
そして噴煙の中から以前見たことのある巨大な建物が地面から姿を現した。

「……エーレンベルグか。まだ残っていたとは」

 振動が鳴り響くと強烈な光が天を穿ち、空が朱に染まっていく。セラフは自らに銃を向けたまま動かない
シリエジオの姿を見下ろしながら、まだエネルギー放出中のエーレンベルグ砲身に向かって飛んでいく。

〔現時刻を持って修正プログラムを終了します。……RAVEN、後はあなた達人間の役割〕

 今まで聞いたことのない女性の声で通信、その声は悲しみとも喜びとも取れる不思議なものだった。声の主は地球の
未来を人類の手に戻し、再び人が自らの力を必要とする時が来ない事を願いながら光の中に消え去った。
それから一分と経たないうちにホワイト・グリントは立ち上がり、何も言わずシリエジオの横に立つとエーレンベルグを見上げた。

 数日後、企業がレイレナード周辺区域を徹底的に探索が行われたが、地下施設はおろか隔壁さえも見つからず、
企業に保管されていた黒い天使の残骸や戦闘データの全てが失われ、事実確認さえすることが出来ず、
UNKNOOWNによって起こった数日の戦闘の形跡は消えてしまった。
 管理システムは地下深くに移動し、新たなサンプルDNAと戦闘情報を整理、再び人類への干渉が必要となる時まで
静かに眠り続ける。選りすぐられたサンプルから新たな素体となる人間を作り出し実証試験を繰り返す。必要となる
干渉事態が発生するまで新たなナインボールとナインブレイカーによって人間の歴史を留めない為、歴史を進め過ぎない為、
破滅させない為、全ては自らに課せられたプログラムを全うする為。

“人は管理者無くして生きてはいけない。それが例え造られたモノだったとしても”


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後書

以上で機械の鴉の終わりとなります。
第一話は 2009年3月13日の金曜日 今思えば13日の金曜日という不吉な日に始まり、
2013年5月26日に終る形となりました。……4年と2ヶ月とは我ながら遅筆にも程がある。
もし初日から読んで居る方がいましたら、超長期連載をお読み頂き有難う御座います。
完結に達するまで、全話の2倍近い没原稿が出た上に、組み込めない設定や話など沢山ありました。 
そして完結までこれだけ長く掛かってしまい申し訳ありません。
機械の鴉について:
1.リンクスについて
最期まで明かしませんでしたが、主人公の原型は初代ACの主とACPPスティンガーです。
初期イレギュラーであり、高い機械化適合性のスティンガーの遺伝子合成体です。
ありきたりといえばありきたりですが、イレギュラーという初期存在に拘りました。
書き手である私の戦い方や考え方を一切省き、完全な別個人として存在しています。
2.戦闘について
出来る限り実際のAC4Aで可能な事を主人公に行わせました。無論それでは
話として充分楽しめない為不可能なこともありますが。
3.オリジナルキャラクターについて
アサギ          :私です。別人格として主人公を安定させる為、
                  私は別で出ているときつく認識させる為出しています。
アルディー      :主人公のルートが決まっていた為、別ルート保管する必要があり、
                  AC4Aのマルチ対戦で声掛けを行って出演してもらっています。
不知火          :テルミドールは旧ナンバリングの欠けたモノではないかと
                  話される事が多いことから、そうではないと確定させる為
                  出演させました。これもAC4Aマルチで声掛けをしました。
ロストナンバー29:不知火と同じです。
4.チャンプス優遇されすぎじゃない?
優遇しました。ただし許容できる範囲でしたつもりです。
5.旧時代と4系は別次元では?
私が書き上げた初期プロットではLR主の子孫として、主人公を組み上げていました。
その頃はまだ別次元と確定されて居た訳ではないので、その頃の影響と言えます。
6.ゲイヴンを出した理由について
何もかも焼き付けられた記憶では味気ないと考え、時間と時空軸さえ意味を成さない
彼らに真を込めた言葉と、利と笑を担当してもらいました。
7.IFルートについて
今のところ予定はしていませんが、プロットや戦闘シーンはありますので、
ORCAENDと虐殺END単体なら書く事は可能です。希望があれば書きます。
書き始めた理由について:
自らの表現技術向上という執筆技能を上げる為に書き始めたのですが、
自分自身としてどれだけ技術と表現に変化が起きたのか実感はほとんどありません。
まだまだ私は未熟者であり目指す所には程遠く感じています。
今後はサークル及び出版投稿用に注力致しますので、 こちらで書く機会はほとんどなくなると思います。
また縁があればプロット作成が出来ているネクサスとラストレイヴンでも書いてみようと思います。
............ACVのプロットと序章、実はあります。

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