#author("2024-07-21T14:57:37+09:00","","")
#author("2024-08-01T22:56:51+09:00","","")
//入力文章中の改行を改行とみなすプラグイン
#setlinebreak
//ここまでは出力されませんので以下から編集を開始してください
[[シリーズ一覧へ戻る>アーマード・コア シリーズ#m61e8207]]

*用語集 [#a2248784]
-本項目では主に複数のシリーズに跨る用語を解説していく。以下のシリーズ毎の用語はそれぞれの個別項目を参照。
--[[初代シリーズ用語集>ARMORED CORE PS SERIES 用語集]]
--[[2シリーズ用語集>ARMORED CORE 2 SERIES 用語集]]
--[[3シリーズ用語集>ARMORED CORE 3 SERIES 用語集]]
--[[Nシリーズ用語集>ARMORED CORE N SERIES 用語集]]
--[[4シリーズ用語集>ARMORED CORE 4・fA/用語集]]
--[[Vシリーズ用語集>ARMORED CORE V・VD/用語集]]
--[[VIシリーズ用語集>ARMORED CORE Ⅵ/用語集]]

----
#contents
----
**あ行 [#gdd1bcb8]

***アーマード・コア [#e6083e78]
-Armored Core.略してACとも。
--もしかして→[[初代>#mde8f457]]
-作品名にして本作シリーズの主役となる兵器。
-「胴体(コア)を基本に頭や手足、武装類や機関類を自在に組み替える事ができ、如何なる特性の機体をも構築する事ができる」という点は共通しているが、ナンバリングごとに性質や成り立ちは微妙に異なる。
--''初代系・3系'':地下世界で開発された汎用作業機械MTにコア構想を導入し、発展させたもの。つまりACは広義の上ではMTの一種である。
最強の兵器と称される事もあるが、ACの「最強」たる所以はコア構想の齎す汎用性にある。「何でもできる」という意味での最強の評価であり、「最も高性能」という意味ではない。一部のMTや巨大兵器などACを凌駕する性能の兵器は少なくない。
--''4系'':プレイヤーが操作するものはArmored CoreからArmored Core Nextへ。今シリーズではACではなくネクストと呼称が徹底されている。
対テロ・武装集団鎮圧兵器として開発されたMTより更に高性能の兵器として開発された。後にコジマ技術等を投入した超高性能機が開発された事で、ノーマルACとネクストACに大別されるようになった。
ノーマルは旧作でいうブランドACの様なもので、パーツ換装は可能ではあるが前提としていない。
特に他企業のノーマルとのアセンブルに当たってはパーツ間のすり合わせを調整する必要がある。
とはいえ、ゼニガメや半砲台型など脚部や腕部を交換した機体も存在する。
--''V系'':過去に使われていた兵器の発掘品という扱い、そのためか従来のACと形状から特性まで非常に異なっている。またかなりサイズダウンしており、背中武器が存在せず、ハンガーシフトにより腕武器を四本搭載できることも大きな特徴。自力で上昇ができないがブーストドライブという特殊技能を持つ。
ACVの時代は発掘および残骸の修理を行って運用しており新規生産はできなかったが、ACVDでは時代が進んだ(タワーの解析が進んだ?)こともあり再び人類が生産を行えるように。
数百年単位で放置されていてもまだ動くという事で、耐久性という面ではシリーズ最高のACとも。
--''VI系'':原点回帰という事でPSAC~N系のACと姿形は似通っている。
しかしながらAC成立までの劇中背景はかなり独自色が強い。まあ唯一外宇宙に進出している世界観なので、従来と同一では齟齬が生まれそうなのは想像に難くないところ。
探査用や土建用といった今迄に聞いたことのない役割のACがあったり。ACの時代の前に無人機の時代があったこと、またACが時代を築けた要因はコア理論によるものであることなどが語られている。
-全高は、レイヴンACは10m前後、ネクストは12~3m前後、V系ACは7m前後とされる。(どれも中量二脚の場合の値)
--AC以外の地形・オブジェクトの縮尺が厳密に統一されていないため、ゲーム内の描写によってはサイズ感が結構ブレてたりする。

***アイワナゴチャマゼプリンフォーユー [#v440e70a]
-AC4のBGM、「Speed」の空耳歌詞。
-正しい歌詞は"I would talk about speed for you.(お前にスピードというものを教えてやる)"。
-下記のエビノカラアゲといい、ACの空耳歌詞には珍妙な料理が度々登場する。

***アサルト系 [#k4580378]
-3系のみとN系以後では違う意味を持つ。
--3系ではN系以後の[[バースト系>#fb86b686]]と同じワントリガーで連続発射する武器の総称として扱われる。
---リロードキャンセルから放たれる通称「アサロケ百裂拳」が有名。
--N系以後は「マガジンリロードがある代わりに多少連射速度が速い武器」位に落ち着いており特徴はやや薄め。

***アセンブル/アセンブリ [#iaed8333]
-Assemble.略してアセンとも。
-「組み立てる」「集める」といった意味。ACにおいては「パーツを組み替え、ACを構築すること」を指す。
-時によってアセンブ''ル''だったりアセンブ''リ''だったりと公式の文書でも表記ゆれが発生している。どうせ意味は同じなので深く考えることはない。
-転じて、「ある目的で組まれた機体構成」そのものを指す事もある(例:本気で戦う時に用いる「ガチアセン」や半永続的な飛行を可能とする「無限飛行アセン」など)。
-AC以外でも、パーツの組み換えをアセンブルと表現する事がある。公式で用いられていないのであれはそれは多分にACの影響といえる。

***穴 [#u9439324]
-ACfAに登場するネクスト、フラジール、もしくはそのパイロット、CUBEの愛称。
-何故「穴」と呼ばれるかは、あれこれ説明するよりX-SOBREROで検索して頂いた方が早いだろう。
-高速でカッ飛んでいたり逆流して悲鳴を上げたりしてるヤツ。
--使用例:
--穴≡ドヒャアドヒャア!!≡穴
--穴<AMSから光が逆流する…!ホァァァァアアア!!

***アナイアレイター [#aacd2d68]
-小説版MoAの後期主人公機の名前。主人公フリッツ・バーンのために専属メカニックのエラン・キュービスが用意した機体。
--「Annihilator」と書き、「殲滅する者」といった意味を持つ。
--余談だが、乗り換え前の「初期アセン+@」の機体はアヴェンジャー(Avenger・復讐者)と名付けられている…が、アナイアレイターに比べて知名度はいま一つ。
-アセンはMoAのパッケージ・OP機と同一。そのため、MoAオープニング機の名前として「アナイアレイター」と呼ばれる事も多い。
--OP中に一瞬アセンが表示されるが、左手のブレードは「LS-3003」という本編に登場しない青い刀身のレーザーブレード。なので厳密には完全再現は不可能。大体[[月光>#m70d1b59]]で代用される。
-MoAオープニング機と小説版主人公機は本来別物なので、MoAオープニング機を指してアナイアレイターと呼ぶのは厳密には正しくないのだが、この両者を混同しても問題になる機会は少ないのでファンの間では概ね両方とも「アナイアレイター」で通っている。
-因みに、MoAゲーム中でこのアセンを再現すると、内装及び左手武装を厳選しても重量過多を起こすが、小説中ではエランのチューニングによって解決したとされる。
--最終戦直前に脚部を「LN-S3」に換装して「アナイアレイター+」となった。この状態なら重量過多を回避可能。

***アリーナ [#bbc7d402]
-ACが1on1で戦う闘技場のようなシステム。ACシリーズでは慣例コンテンツだが、初実装はACPPから。
-ゲーム開始地点ではランキング最下位、またはアリーナ出場資格なしというところから始まり、一人ずつ挑戦して勝ち上がっていく。
一部を除き"参加費無料で修理費・弾薬費が請求なし、勝利時には賞金"。"一定ランク到達でパーツが貰える"といった太っ腹仕様なので序盤の金策においては欠かすことができない存在である。
--つまりキミのACで相手のACを殺すと、なんと実質無料で賞金がもらえちまうんだ!(モダンなCM風せつめい)
-大抵の作品ではアリーナ参加者にランクが付けられ、順位をめぐって戦う。アリーナ順位は作中内においても実力の一定の指標とされることが多いが、一部例外はある。
--アセンや挙動のみならず、機体名や登録名、アリーナ紹介文(後述)、メール、ミッション中の会話などから彼らの姿を垣間見ることができる。
---前情報として対戦相手についての簡潔な紹介文が用意されている。そこには機体や戦術のみならず彼らの人格や境遇、人間関係について伺えたり、どうでも良い情報を知ることができたりと世界観の形成に一役買っている。
---紹介文の端的で簡潔な切り口と乾いた文体には隠れたファンがそれなりにいるようで、今も時折、これをリスペクトしたと思しき文を見かけることがある。
-アリーナのランカーの中には、ミッション中に敵や僚機という形で関わる者も少なくない。任務中に死亡した場合はその時点でアリーナから除籍されるので、敵味方問わずミッション後に在籍状況から安否を確認できる。
--初代とMoAで物語の核心となる「ナインボール」がまさに最初にして最たる例である。
-AC同士が戦う興行という劇中設定があるのはACMOA/AC2/AC2AA/AC3/ACSL/ACNX/ACFFの七作品だけ(多分)。あとはシミュレーションという設定が多い、なおV系はガチの殺し合い。
--fAでは「オーダーマッチ」、V系では「オーダーミッション」の一部、AAには「スペシャルアリーナ」としてAC同士の決闘が設けられる。因みに決闘の方においては1on1が保障されるものではないが、勝てば無問題である。

***アリーヤ川手 [#k1cbe4f7]
-フロムソフトウェアの保有する人型ネクスト。黒色のアリーヤの頭部と、首から下はスーツ姿という出で立ちをしている。
-鍋島P曰く「変な生き物」。フロムソフトウェア企画部主任の川手達也氏や、MoAのフロムアリーナに出場しているカワテとの関係が噂されるが詳細は不明。
-喋る事はできず、身振り手振りで意思疎通を行う。Twitterもしているが、''『・・・・・・・・・・・・・』''の後にかっこ書きの中の独白と言う形で意思表示をする。
-2009年10月に開かれたAC3Pの公式大会決勝にて初登場、軽量二脚AC『黒い疾風』を駆りゲスト参戦したが、その頭部故に''画面がほとんど見えておらず、しかも視界がオレンジなせいででサイトも判別できなかったらしく''、あえなく敗北した。
-翌年のACSLPの公式大会の決勝にも参戦、「俺がランク1だ。アーマード・コアは俺が育てた」と''手話で''豪語し、もう一体の人型ネクスト・''アクアビット松本''の助けを借りつつも新愛機「黒い稲妻」と共に戦いを挑むがまたしても敗北を喫した。
-ACLRP公式大会で''アリーヤMAX川手''にパワーアップしたが、三度敗北した。
-以上の様にその実力はかなり疑わしいが、「PSPとAMS接続すれば勝利など容易い」らしく、それを敢えて封印し他のプレイヤーと同じ土俵で戦うという高潔な精神の持ち主。
-なお''プライマルアーマーは常に全開''らしい。近付いて大丈夫なのだろうか……。
-コトブキヤにもよく似た容姿の「アーキテクトマン」が存在するが関連は不明。

***アンテナ頭 [#w4d20883]
-初代から続く伝統的デザインの頭部の通称。
-その名の通り、「頭部」というより正にアンテナの様な外見をしている。
-早くもMOAで派生型が登場、その形状から「鶏冠頭」と言われるが、知名度は低めか。4系はT字、3・N系では干の字の様な見た目。V系では久々に複数種類のアンテナが登場し、どれも一癖ある形状となっている。
-性能は「比較的軽量な部類で、消費ENは非常に高く、耐久性能は平均以下だが、内部性能は最高水準」といった感じであることが多い。
--また、防御性能に関しては大抵実弾装甲は非常に低いが、EN防御は意外と高水準であることが多かったりする。

***あんなもの [#ie002fa9]
-SLの終盤、巨大兵器"MG-AOxx/131α"を見た時のエマ・シアーズの台詞に端を発する。
-元々はこのMG-AOxx/131αのみを指していたが、後にそれ以降のシリーズでも度々似た表現が用いられた事もあって巨大兵器の通称・巨大兵器を見た時のオペレーターのお約束のリアクションの様になった。
-他にも「こんなもの」や「[[ヘンなの>ARMORED CORE V・VD/用語集#tea13234]]」といった亜種も存在する。

***依頼主 [#gdfd188f]
-プレイヤーへミッションの依頼を行う人物のこと。
-依頼が届く形態はメールであったり仲介組織・仲介人を介してであったり、時にはスミカ・ユーティライネンのように直接帯同しつつ適宜依頼するなど様々である。
-依頼人も(大体は)人の子なので間違えたりうっかりしたりすることはある。あるったらある。
--「いらいぬしははウソつきだ」 と思ったレイヴンのみなさん、どうもすみませんでした。 いらいぬしはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです……

***依頼文 [#g082d05a]
-ミッションにおいて依頼主が提示する内容を示した文面。
-ACにおいてはこれが事実上のブリーフィングとなる。4系ではブリーフィングが依頼内容を兼ねる逆転状態になっている。
-基本的にはACらしく端的で簡潔な内容で説明するが、時には依頼人の事情や人柄がこぼれていたり、ただの果たし状だったり、果てはダイイングメッセージ同然のものだったりするときがある。
--AC3系、ACLR、4系においては依頼主や仲介人などが依頼文を読み上げてくれる。AC3でクレストの依頼を聞いた時、まさかの人選に腰を抜かしたレイヴンがそれなりに居たという。

***イレギュラー [#h36ad828]
-irregular.「不規則」「変則的」「予定外」といった意味。
-初代以降、度々用いられる「大き過ぎる力を持った、秩序を破壊する危険のある存在」を指す言葉。
-V系では「黒い鳥」「例外」という言葉がこれとほぼ同じ意味で用いられた。
-概ね終盤の主人公を危険視した体制側から差し向けられた刺客に言われる。
-転じて「異常に高い腕前のプレイヤー」も指す。とつオンでアリーナ全制覇やら一人で複数人を相手取って勝つようなプレイヤーなど。
--イレギュラーとは本来はあまり良い意味の言葉ではないが、ACプレイヤーから投げかけられるこれは最高級の賛辞である。

***インサイド [#ked8a316]
-ACのコアや肩の内部に格納される装備の事。爆雷やデコイなどの補助的装備が搭載される。
--2系ではコア内部に、3・N系では肩の内部に搭載された。
-4系では消滅したが、V系で名前は変更されたものの肩内部の内臓装備という意味で復活した。

***ヴァリアブルインフィニティ [#fe64c411]
-株式会社コトブキヤが販売するACのプラモデル。略してV.I.とも。
--販売開始は2005年12月。優に10年を超えるシリーズとなった。一部絶版キットもあるが多くは定期的に再生産されているので安易にテンバイヤーの高額転売に飛びつかないように。
-非常に精緻なディティールと可動、ジョイントの規格化によりリアルアセンブルも可能という素晴らしいプラモデル。スナップフィットなので接着剤も不要。
--また、頭部や武器のみで構成された「ウェポンユニットシリーズ」も展開されている。このご時世に「でっかい箱に武器一つ」という快挙をやってのけ、一時期話題になった。
-ちなみにヴァリアブルインフィニティ全体で多くのパーツに互換性があり、「N系~4系のフレームをごちゃ混ぜにして、腕の外装に武器を装備させた上でさらに手持ち武器を持たせる」なんていうゲームでは不可能な夢アセンも可能。&br;中には「ナインボール・セラフ」のようにほぼ互換性のないモデルも存在する。&br;また、V系のみ他の世代との互換性を持たないが、タンク型の「MATSUKAZE mdl.2 拠点防衛仕様」には他のV.I.のコアを接続できるボーナスパーツが付属している。
-組み立て難易度は比較的高めだが説明書が読めるなら何も問題はない。
-お値段は平均して4000円~5000円ほど。ちょっとお高め? いやガンプラが安すぎるのだ。%%まー最近のガンプラも値上がり傾向ではあるけど。%%
--設定スケールは1/72。航空機や戦車の模型でもよく扱われるスケールなので比べてみるのも楽しい。&br;3~4系はおおよそ1/100スケールの標準ガンプラと同じサイズ。設定でも小型化されたV系も同じスケールで展開されており、こちらはおおよそ1/144スケールの標準ガンプラと同じサイズである。
-VDのブルーマグノリアを最後にリリースが途絶えている状況。今後に期待しよう。
--余談。キットの設計者が「組み換え」を考慮しなかった故か、Ver.違いキットが出る度に大量の余剰パーツが出ることで悪評高い。コトブキヤに関してはV.I.に限ったことではないが。

-関連:[[I 13>#n52c9524]]・[[ACVI>#g26469dc]]

***ウィ!ラィ!エッヴァグリ!フォエバーハピネスメイカッドリム! [#wb7c3ba9]
-VDのDLC曲、『EGF type2』の歌詞の空耳……というか表音。
-相変わらずの宗教音楽だが、こちらは比較的ゴキゲンなメロディーとなっている。
-ウィ!ラィ!エッヴァグリ!フォエバーハピネスメイカッドリム! ウィ!ラィ!エッヴァグリ!フォエバーハピネスメイカッドリム!
ウィ!ラィ!エッヴァグリ!フォエバーハピネスメイカッドリム! ウィ!ラィ!エッヴァグリ!フォエバーハピネスメイカッドリム!
フォーエバー↑ エーンデバー↑ エーヴァグリーン↑ エーヴァグリーン↑↑
フォーエバー↑ エーンデバー↑ エーヴァグリーン↑ ファーミリィー↓↓

***撃ち捨て [#q6774560]
-武装パージが可能となった3系以降から登場した概念、数発撃ってすぐに捨てる(パージ)する戦法を言う。
-高負荷だが強力ではある武器を開始直後に敵機に当て、そしてすぐに捨てれば開始直後のAP差と機動力を確保できる。
-また開幕にだけ使用しすぐにパージするつもりで積んだ武装を「撃ち捨て前提」と呼ぶこともある。高負荷なプラズマやレールなどがよく該当する。
-3系でのみ、パージした武装を戦闘中に再取得出来る。「後で拾って再利用」したり、「友軍に渡したり」といった戦術も可能。勿論「敵に拾われる」ということもある。
--処理が面倒なのかこの仕様はN系では削除された。

***衛生砲 [#v651f2ab]
-SLに登場した兵器、衛''星''砲の書き間違い。
-ACに限らず、衛星軌道から砲撃して来る砲台を衛生砲、更には衛生法と書き間違えるのはままある事である。''公式資料集でも間違っていた事がある''
-ちなみにACに登場する衛星砲は初代ACの「ジャスティス」とSLの衛星砲、ACVIで惑星封鎖機構が所有するものの三つが存在するが、単に衛星砲と呼ぶときは大抵SLのそれの事を指す。
--ちなみに、SLの衛星砲は依頼文における特徴的なイントネーションから「レー↓ザー↑砲」と呼ばれることもあるとか。聞けばわかる。

***エヴァグリイイィィイン エヴァグリイイィィイン [#cb546750]
-ACVDにて、所属勢力をEGFとしている時のワールドマップBGM、『EGF』の歌詞……を表現したもの。
-怪しげな洗脳音楽を延々聞かされるというEGFのネタ性を補強する要素の一つ。
-エヴァグリイイィィイン エヴァグリイイィィイン
エヴァグリィン エヴァグリイン エヴァグリイイィィイン
アアァァァ↑ アアァァァ→ アアァァァ↓ エェヴァグリイィン ファミリイィィィ

***エクステンション [#pb5eb082]
-関連:[[肩装備>#tc871cf8]]
-2系から登場した装備。肩の側面に外付けされる補助装備を指し、連動ミサイル・追加ブースター・追加弾倉などが存在した。
-4系では肩部兵装へ名前が変更。V系で消滅した。

***エリアオーバー [#x27151d5]
-マップ外に出てしまう事。自動的にミッション失敗扱いとなる。「領域離脱」と同義。
-V系では何故かエリアオーバーしてしまうと[[自機が自爆してしまう>ARMORED CORE V・VD/用語集#xf09db2e]]。
-VIでは横方向と上方向にはエリア外に出られなくなり、また下方向への落下は「APが減少した状態でステージに復帰」となったため、ミッション失敗の原因としては撤廃された

***エンブレム [#p0e579ad]
-ACの左肩に記さ識別紋章。個人や組織を示す為に表記される。
-作中のほぼすべてのACにも個別に設定されており、特に数の多いアリーナでは豊かなバリエーションを楽しむことができる。
-全ての作品でプレイヤーの使用するエンブレムも自作することができる。アセンブリとは異なりプレイヤー情報欄からエンブレムを編集する。
--N系まではドット画により表現され、エンブレムを自作したいレイヴンは必然的にドット画の技法を身に着ける事となった。彼らの自作エンブレムはドッターとなったことを示す徽章ともいえる。
--ある意味アセン以上の特殊技能であるため、作製技術を有する者はエンブレム職人と称されることもあった。
--4系以降は手法が大きく変わり、用意されたパーツの大きさや色を変えながら配置していくという「デカール」と呼ばれる方法になった。使用できるパーツの総数には制限があるとはいえ、以前より表現の幅はぐっと広がった。
-アセン検討やデカール作製と並んでガレージに魂とプレイ時間を囚われる重大な要因のひとつとされる。%%ガレージで弄るわけでもないのにガレージのせいになるなんてじょ…冗談じゃ……%%

***オートマップ機能 [#d7ac1e98]
-N系まで存在した頭部の付加機能の一つ。
-これがあると自機が通った空間がマップとして記録される。
-入り組んだ施設内を探索するミッションにはほぼ必須。
-極一部のミッションでは事前にクライアントやオペレータがMAPを準備してくれることもある。その場合は頭部の仕様に関わらずMAPを閲覧できる。
-入り組んでいなくても目標物を表示してくれるシリーズもあるので、あるに越したことはない。


***オーバードブースト [#hb0b8bbe]
-略してOBとも。2から登場した新機能。大量のEN消費・発熱と引き換えに大推力とスピードを生み出す緊急用ブースタ。
-高速で移動できるが、ENを急速に消耗し大きな熱も発生するため並の機体では乱発はできない。
-N系ではコアが細分化され、OB搭載コアでなければ使用できなくなった。
-4系では熱の代わりにKPゲージを消費する形に改められた。また性能はブースタが細分化されたうちの一つの「オーバードブースタ」に依存するようになった。
-V系では似た性質のグライドブーストに、VIではアサルトブーストに変更された。

***オープニング詐欺 [#jaff073b]
-またの名をフロムマジック。「オープニングでしていた挙動がゲーム中でできない事」
-ムービー班との連携不足だったりビジュアルを優先した結果だったり技術的制約でゲームに実装できなかったりと要因は様々。しばしば存在しており、ある意味恒例行事ともいえる。
-OP機がゲーム中では重量過多で実際には出撃できない、挙動が著しく鈍るのはお約束。
--初代:対戦相手のACの手持ち武器が初代の時点で劇中未登場。
--PP:企画倒れに終わった「左右で種類の違う武器腕」や「車輪型四脚」などが登場。
//--MoA:強化人間であるナインボールが背中グレネードを構え撃ちする。
--2:ライフルをマシンガンレベルで連射。
--AA:軽グレネード一発で多数のMTを薙ぎ払う。当然実際にはそのような威力は無い
--3:悪名高きインサイドミサイル、実際にはゲーム中に実装されていない。
--SL:OP機、クレスト強襲型は凄まじい重量過多故にあのように軽快には動けず、背部追加ブースタもゲーム内ではパージできない。
//--NX:EOコアであるC01-GAEAがOBの噴射音を出しながら滑走する場面がある。
--LR:ハンドレールに大爆発を起こすほどの威力は無い。また遅れて登場した四脚も右腕兵装と右肩兵装は同時使用という再現不可な挙動を取っている。
--4:マーヴとっつき、ライフル二丁でマシンガンの如き連射を繰り出すなど。またグレの爆風がゲーム内に比べて小さいという、珍しい「下方修正」なOP詐欺も。
---右手と左手で別々の目標を狙う描写に関しては、右手と左手の武器で別個の目標を狙うことはゲーム中でも可能一応可能だが実用性はあまりないので認知度は低い模様。
--fA:本編ではカットされたホワイトグリントの全身変形披露。
--V:タンクACが戦車を軽く踏み潰すシーンのスケール感が狂っている

***オープニングムービー [#c34f878a]
-ゲーム起動後、企業ロゴ後に流れるムービー。全作品共通でカット可能。
オープニングムービーに登場する機体を再現したアセンは「オープニング再現機」と呼ばれる。OP機、とも。
--実用的なアセンもあるにはあるが、大半が外見重視であり「二脚にキャノン装備」・「基準違反機体」など実用に適さないアセンの方が多い。
--が、「見栄えは良い」ためか[[ヴァリアブル・インフィニティ>#fe64c411]]の題材に選ばれることも多々あったり。
-「曲線的フレームと直線的フレーム」の違いがはっきり出るようになった2からは、そのどちらかが交代交代で主役を務めている。
----
-初代
--銀色と赤銅色の二機が登場。主役を張った方は後のMoAで「アンファング」として再現された。なお、しょっぱなから「基準違反機体(重量過多)」だったりする。&br;なお、撃破された方の赤銅色の重量二脚はMoAに出損ねたこともあって非常に影が薄い。「初代では再現不可能(手持ち武器が未出)」というのも足を引っ張っているかも。
-PP
--漆黒を背景に多数の機体が演舞?を披露。再現不能な機体も混じっている。非常に珍しいことに初代のOP機も続投している。&br;現時点唯一の逆関節アセンOP登場作品。
-MoA
--KARASAWAを装備した中二とナインボールが登場。KARASAWA装備機は小説登場の名称「[[アナイアレイター>#aacd2d68]]」で知られている。やっぱり重量過多。&br;ナインボールの方は内装に気を付ければ使用できるが「二脚にキャノン装備でレーダー無し」とやはり一筋縄ではいかない。なお、設定では(一応)強化人間なナインボールだが、珍しくキャノンの構え撃ちを披露している。
-2
--フレームに企業の特色を出しやすくなった故か、ここから「特定企業のフレームで組まれたアセン同士の戦闘」という場面が増えてくる。
---なお、2系で新たにフロート脚が登場したが、ハイエンドCGムービーの題材に呼ばれることは、無かった。
--衛星軌道上から降下したジオ系vsエムロード系基地防衛隊の戦闘。ちなみに共同ミッションはまだないのでOPプレイの範疇といえる。&br;最後はジオ系がOBしつつKARASAWA連射して〆。リミッターカットがあるのでゲーム中でもやろうと思えばできる。&br;ジオ系フレームは劇中のレオス・クライン機と酷似。エンブレムが違うので別機体だろうけど。&br;エムロード系はホーリーマザーに似た堅実な中二フレーム。ジオ側の僚機を撃破する戦果を挙げたが、KARASAWA連射の前にあっさり大破した。
-2AA
--エムロード軽量機とジオ系重量機。立場は異なるが、ミッションでも相まみえることになる。&br;通常版は暗転して終了だが、ベスト版では暗転後銃声が響く。
-3
--市街地において、クレスト系2体vsミラージュ系2体の戦闘が描かれる。&br;「ミサイル射出後のロック」や「インサイドミサイル」といった没要素。また、部位破壊も描かれているが、3系ではムービープレイである。
-3SL
--暗闇の中での高速戦闘。1vs3と言われるが、四脚の立ち位置が微妙(少なくとも攻撃されていないし)。&br;このOP機は歴代屈指の基準違反機体で、組んでもマトモに扱えないというのは有名。&br;PP以来となる四脚アセン登場。また、敵対側二脚ACは2機共企業混成アセンである。
-NX
--エヴァンジェのオラクルに似たミラージュアセンが主役だが、瞬間瞬間で分かりづらいが場面ごとに兵装を換装している。空戦ではクレストコアを装備しており、主役としては珍しく企業混成アセンである。また、現時点で唯一、KARASAWAと並ぶ象徴である[[月光>#m70d1b59]]がOP出演しているが、一場面だけで、印象に残りにくい。&br;クレスト系フレームの敵対ACも登場。闇夜で判別し難いが色が赤系統になっている他は3OPの中二とほぼ同じ。見せ場はほぼなく、レールキャノンを受けてあっさり退場している。
-NB
--ハイエンドCGムービーは採用されず、本編動画を構成したものが採用された。
-FF
--NBと同じく本編動画を構成したものが採用された。
-LR
--廃墟を吹き飛ばす[[ハンデレールガン>ARMORED CORE N SERIES 右腕部武器兵装#gf603cda]]携えた二脚ACvs四脚AC。二脚ACはVRアリーナに登場する「カスケードレインジ」に酷似。実はブースタが違う。戦場によって取り換えているだけかもしれないが。
--余談だが、ヤラレ役の四脚は3からNXまで登場してきたハイエンドCG機のごちゃ混ぜアセンだったりするのは有名。
--備考:[[カナヴン>ARMORED CORE N SERIES 用語集#ubb65617]]
--また、珍しくOP以外でもハイエンドCGムービーが作成されており、こちらは(恐らく)ファシネイターが主役を務めている。
-4
--珍しくネクスト1機のみ。レイレナード・アリーヤ機vsMT・ノーマルAC部隊。レイレナード機はランク1・シュープリスとアセンが一致している。&br;グレネードの爆風など、珍しくゲーム中より控えめの描写多数。最後に通称「マーヴとっつき」のムービープレイ。
-fA
--新要素「アームズフォート」と「ヴァンガード・オーバー・ブースト」。ホワイトグリントの出撃準備、本編ではカットされた全身変形が披露された。
--なお、ホワイトグリントのCGだが、発売当時に専門学校のCMで度々流れたのでゲームの知名度よりも上、かもしれない。
-V
--複数の異なるシチュエーションに分かれている。「名も無き傭兵達の戦場」を反映してか、今までと異なり特定の「主役機」が無い。
--「ACの発掘の様子」「夜間の都市に攻撃を仕掛ける多数のACとそれを迎撃するこれまた多数のACの戦い」「実験場らしき荒野でAC用武装のテスト(?)」「ACのアセンの様子」「夜の市街地、雨の市街地、砂漠の市街地での戦い」を断片的に描いたものの切り貼りという珍しい構成。
--
-VD
--''まさかの無し''
--資料集によると、Vの評判を鑑みて「OPに掛けるコストすら本編に注ぎたかった」との事
-VI
--今回も無し。
--621の前任者達の散り様もとい戦い振りと、621とウォルターの出会いの様子が描かれている前日談PVがOPの代わりと言えなくも無い


***踊り [#he7aa931]
-ACを小刻みに動かし、踊っている様な動作をさせたもの。概して見た目は珍妙。
-3系では実用的な回避テクニックとして、主にマシンガン装備機対策に有用だった。
-4系ではネクストに小刻みな反復横跳びをさせるような動きが踊りと呼ばれるが、回避テクニックの踊りと区別するために「リンクスの踊り」「リンクス(特有の)ステップ」と呼ばれる。

***オプショナルパーツ [#f42a033d]
-レイヴン作品に存在したパーツ群。アセン画面とは別のオプション装備画面にて付け外しを行う。
-装備する事でACの防御力を高める、ジェネレーター容量やサイトを拡大する、EN武器の性能を高めるといった効果を発揮する。
-実弾・EN防御力、旋回性能向上は大体必須オプションとして扱われる。一方で使い処に苦しむものもあり、ブレーキ性能強化は伝統的産廃。
-EN武器はオプションで性能を強化できるため、そういう点でもかつてのEN武器は強力だった
-コアに装備される性質上オプション装備個数はコアに依存する。中には装備スロットが極端に少ないものや非常に多いものもあり、コアの特徴付けの一つとなっていた。
-コアを変更するとオプションは全て装備解除される。うっかりオプションを載せ替えるのを忘れてミッションに行ってしまうのはお約束。
-4系ではチューンに統合ないし取って代わられる形で撤廃となった
-なぜそんな造形で、どこにどういう形で装備されているのかイマイチはっきりしないパーツの一つ。4系に引き継がれなかった理由の一つであろうか

***オペレーター [#aed44631]
-プレイヤーに対してミッションやメールなどを通しておいて戦場管制や情報支援を提供する者。基本的に女性なのでオペ子と呼ばれることも。
-オペレーターとして登場するのはACMoAのラナ・ニールセンが初で、ACVDにおいては初の、そして唯一男性であるファットマンが登場した。
--ちなみに初代ではミッション毎に企業から派遣されたと思われるスタッフ、ACPPではスミカ・ユーティライネンが、ともにオペレーターに近い役割をこなしていた。
-丁寧で礼儀正しいタイプ、そつなく事務的なタイプ、優しく健気だが未熟なタイプ、腕前はあるが数々の%%暴言%%名言を残したタイプ、銭ゲバ、ベテランのおっさんなど個性が分かれる。
--なお、VD資料集によると、オペレーターの性格は「ツン」と「デレ」が交代交代になる様に設定されており、Vで初めて「ツン」「デレ」二人体制が実現したとの事。
--どちらが「ツン」でどちらが「デレ」かについては、MoAのラナ・ニールセンとfAのセレンを「ツン」、4のフィオナを「デレ」と見て基準にすると分かりやすい
-V系のマルチにおいてはACに搭乗しない5人目のプレイヤーとして、前線の4機に対して俯瞰的な情報支援や管制を実施できた。
--ACVDではUNACを登用することにより、プレイヤーが1名のみでもオペレーターとして%%ぼっ%%チームを組んで参加できた。
-なお、オペレーターが存在しなかった初代ACでは頭部COMがその役割を代替していた。
--\テキ、セッキン キケン キケン キケン/
-関連:[[頭部COM>#v4db5e4a]]

***オン [#k195eb7c]
+オンラインの略、つまりはネット対戦の事。
+ONLYの略。装備に何等かの形で統一する事。ブレードしか装備しない「ブレオン」やミサイルで固めた「ミサオン」など。

**か行 [#y4e6fd26]

***ガードメカ [#z04061b9]
-各種施設において警備や防衛のために配される比較的小型のメカ。[[MT>#bacd7c3a]]以上に安価なのか、まとまった数が配備されている事が多い。
-施設探索・攻撃ミッションで見かける、防衛の為配置されてる小さな雑魚敵が大体それにあたる。
--ただし、中には「ガードメカ」とカテゴライズされているわりに思いっきり敵拠点への直接攻撃に投入されているものもある。それでよいのか。
-MT程の多様性は無いのか浮遊型が大半を占めるが、小型の四脚型や三輪型といった地上型やテックボット(初代)、グライドコブラ(3系)といった妙な愛嬌を感じさせるメカも存在する。
-ほとんどのガードメカはACに大して無力同然だが、AC3のリトルラプターのような致命的な攻撃性能を持つ%%イレギュラー%%機種やN系には回避力に定評のあるジェリフィッシュ、NBのU10G-F SQUIRREL(距離維持でグレ撃ってくるアレ)、LRのモール(砂に潜るアレ)のような精神衛生に悪い機種も稀に存在する。
-V系ではリストラの憂き目を見たMTを尻目に引き続き登場した。

***改造重機 [#i9927db4]
-初代~N系まで皆勤であった一般兵器のうちのひとつ。
-読んで字の如く、普通の重機に改造によって火工品等を設置して戦闘能力を付与したもの。
-労働者のスト鎮圧や鉱山などで目にする機会がある。
-中にはAC用パーツを強引にポン付けした見た目にも不安になるような凄まじい改造をされたものもある。
--が、正常動作は勿論、単発火力やDPSも本家に劣らない性能を見せることもある。ACパーツの拡張性の高さが垣間見える一件。

***火炎放射器 [#n6734050]
-初代から登場するイロモノ兵装であり、射突型ブレードと並ぶ愛され兵装。
-''初代系''
--まだ熱の概念はなく「射程短・高威力・ノーロック」のマシンガン程度の立ち位置。生まれた時から存在感は際立っていた。
--MoAのタンクアリーナには「火炎放射のみ+両背中に追加弾倉」という漢がいる。
--MT搭載機は初代から浮遊型が存在しており、「熱の概念がない」といっても頭上にふわふわ纏わりつかれるのは鬱陶しい以外の何物でもなかった。
-''2系''
--長らくシリーズ最重量でありシリーズ最高火力だった。まず当たらないがこれをもって大会で大暴れしたイレギュラーが居る…らしい。
--また、ミッションでは閉所で待ち受けるACが装備していることが定番となった。
--馬鹿高い瞬間火力を生かして大物狩りに持ちだす機会が出来た。
-''3系''
--投擲銃と並んで左手銃の一角に。SLでは念願のW火炎放射も達成。
--まさかの両手火炎放射器アセン機「スネークチャーマー(通称"スネちゃま")」が有名。
-''N系''
--PS2FFをプレイしたアーキテクトには強武器の一角として大いに印象に残っているであろう。CPUが扱えば化ける武器の一つ。また、キサラギの超能力タンクに吸い込まれて燃やされたアーキテクトも多いと聞く。
--LRでは火炎放射機を搭載した陸戦MTが登場。しかもご丁寧に閉所で待ち受けてくれる。&br;また、隠しボス撃破の手助けにもなる。
-4系以後では残念ながら削除。V系の世界観にはあっていた…ような気がしないでもないのだけど。
-''VI系''
--N系で大往生した火炎放射器が、AC6にてまさかの大復活。
--今回はロック可能で、3系以前の仕様、或いはブラボの火炎放射器に近い高威力かつほとんど衝撃を与えられない武器となっている他、
跳弾が発生しないのか射程内なら掠りさえすればダメージを与えられるという武器となっている。
--熱暴走状態にするとスタッガー状態になりやすくなり、ミッションから対戦まで万能に活躍するようになった。伝統的ネタ武器だった火炎放射器にしては大躍進と言わねばなるまい

***核 [#y149dd91]
-PP以降伝統となった、主に背部に装備される巨大なミサイルの通称。ACの胴体(コア)の事ではない。
-中には武器腕ミサイルになったものもあり、更には敵が撃ってくる事もある。
-由来は正に核ミサイルを思わせる凄まじい攻撃力と巨大な爆風と、「アトミック」を連想させるATという型番。実際に核弾頭を搭載している訳ではないと思われるが…。
--…が、後のVでは設定資料集で''核弾頭を搭載していると明言された''ミサイルが登場してしまった。ただし、このミサイルは他のミサイルとは色々と仕様が異なるため、広義の意味では核に含まれない。
-性能はほぼ一貫して「超高威力・超重量級・高誘導性・長時間追尾・弾数極少・弾薬費莫大」。当たると痛いミサイルにゆっくりと追いかけられ続けるのは少々面倒。
-初出のPPでは非常に強力だったが、それ以降は高威力だが極めて使い辛いという半ばネタ的な装備となっている。
-CPUは何故か両肩に持っている場合が散見される
--武器腕版の至近距離発射戦術が対CPU戦の切り札として用いられることもある。
-スタッフの発言から、どうやら公式にも用いられている模様。


***格納 [#x328e312]
-N系から登場した概念。
-一部の格納能力を持ったコアに同じく格納可能な小型の武装を内蔵する事、もしくは格納される武器の俗称。
-メインの手持ち武器をパージした後に自動で装備され使用可能となる。
-単に弾切れ時の保険やトドメ以外にも、左手のライフルを捨ててブレードに持ち替える、片手を格納ハンドガンやマシンガンに変更してサイトサイズを広げるといった使い方もある。
-左右の同じ側で、手持ちと格納とで同じ武装を2つ装備する事はできない。左手にリボハンを持ったら左格納にリボハンは装備できないという事。
-4系からは全てのコアが格納可能となった。また格納中にもENを消費するようになった。タンクは格納可能装備のみならず全ての腕武器が格納可能である。初めは砂で戦い敵に近付かれたらバズに持ち替えるといった芸当も可能に。
-V系からはハンガーユニットに変更され、「小型の武器を内臓する」という意味では格納は消滅し、VIでは完全に撤廃された。

***火星人 [#m3dac901]
-[[2シリーズ用語集>ARMORED CORE 2 SERIES 用語集#vba7f61a]]参照されたし。

***肩武器 [#tc871cf8]
-1・コア後部に装着する兵装(背部兵装)の略称。
-2・2系から登場したエクステンション装備の通称。が、こちらの用途で使われることはあまりない。
-''4系''
--エクステンションが「肩部兵装」に変更され、より「肩に装備するパーツ」らしいネーミングに。ただ従来作と同じ感覚で「肩装備」と言うと「背部兵装」と紛らわしくなった。
--4系では「肩内部装備」とも言うべきインサイドが撤廃されているため、インサイドとエクステンションを合体させたもの、とも言える。
--追加ブースタの多くを始め、ミサイル迎撃・妨害装備、電池、追加装甲など、従来のエクステンションの多くが撤廃され、そのまま引き継がれたのは連動ミサイルのみであった。
---フレア、追加PA整波装置、追加QB、コジマ粒子供給装置などこれらと似た役割のパーツもあり、4系世界に合わせて姿を変えた、とも言える。
--肩装備単体で使用できる武器が登場したのもここから。4連ASミサイルの様なマトモな品もあれば''肩ショットガン''なんて珍品もある。
-''V系''
--肩部兵装に一本化され、4系とは逆に肩内部の武装として一本化された。
--CIWS、アンプ、サブコン、追加弾倉といった補助的な装備の他、各種ミサイルやロケットなどメイン火力に使える兵装もここに装備される。
--「背部武装」を持たないVACにあっては従来作の肩内外の装備に加えて背中武器も統合した装備と言える。
--腕部のショルダー倍率が1以上ないと装備不能だが、ショルダー倍率が2の腕は&br;同時発射数(弾丸を発射する武装)か効果(追加弾倉やサブコン、アンプといった装備するだけで効果がある武装)が2倍になる。
---ただし、弾薬を消費する武器の総弾数は据え置き。つまり単位時間辺りの弾薬消耗も2倍になる。
--なお、CIWSやUAVなど同時発射数が増えてもあまり意味のない武装もあり、&br;アンプのEN消費倍率もきっちり倍加され、何より両肩スロット持ちは基本性能が低い傾向があるためショルダー倍率が多いほど有利とは一様に言えない。
-''VI''
--久々のシリーズ再始動に伴う「簡略化」に伴い削除された。
--肩の両側面にはハードポイントらしきものもあるが、これは輸送ヘリがACをハンガーに固定するためのラッチとして用いられる

***ガチタン [#kbd72c57]
-火力と装甲をガチガチに固めたタンクの通称。
-初代の頃から存在しており、スピードや上昇力が求められるミッション以外で、どうしてもクリアできない時の最後の手段として多くのレイヴンから頼られたアセン。
-運用法は単純明快。敵の攻撃を装甲で耐え抜き、大火力で叩き潰す。ガチャガチャ操作する必要が無いため、挙動が覚束ない初心者にはオススメされる。これに頼ってばかりでは勿論良くないが。
-フロムソフトウェア前社長の神氏もこれを愛用している模様で、MOAのフロムアリーナにて''『[[総監督マシーン改>#f9303ae7]]』''で参戦している。神氏はガチタン使いの王として、そしてガチタンは王のアセンとして一部で崇められている。
--「''改''」とある以上当然無印の「総監督マシーン」も存在しており初代の頃のイベントで披露していた模様。当時の攻略本にアセンが載っているが「ガチタンに武器腕+両肩装備」と後のナニかを連想させるアセンだったりする。
-どうやらこれも公式に認知されている模様。

***河童 [#n3115364]
-「水没する深度」の水に触れたACを水中へと引きずり込む妖怪。浅瀬や水たまりには居ない。
--要するに、ACが水没するとゲームオーバーになる理由を擬人化させた存在である。
---V系で「[[天狗>ARMORED CORE V・VD/用語集#h6bdf62d]]」・「[[ぬりかべ>ARMORED CORE V・VD/用語集#xf09db2e]]」というお仲間が出来た。
---初めて河童シチュエーションが登場したのは意外と3作目「ACMOA」の「潜水艦死守」ミッション。初代では落下でエリアオーバーになるミッションはあれど「水没エリアオーバー」はまだなく、PPに至っては「落下でエリアオーバーになるミッション」自体存在していなかったりする。
--水没、即ゲームオーバーとなる原因は、ゲーム中の処理としては水中への侵入が領域離脱扱いになっているため。
--この性質上フロートで水面ギリギリを滑走しているとラインギリギリにいる事になるため、水上に居ると領域離脱警報が常時けたたましく鳴り響き非常にやかましい。
-4系では機体2機分程の深度まで沈まないと領域離脱しなくなり、Vでは全ての水場にACの全高程の深度に水底が設定され水没でゲームオーバー自体が発生しなくなった。
--どちらも深刻な環境汚染下の世界が舞台であるため、河童も汚染の影響で死滅したのではとネタにされた。
-VDでは水中にいると少量のスリップダメージが発生するようになり、また水上でジャンプができなくなった。この事は自然環境の回復に伴い河童も復活したと見られている。
-Ⅵでは水没でゲームオーバー自体が発生しなくなった。
-因みに、ACに限らずフロムソフトウェアのゲームの主人公は総じて水に弱い。かの大統領でさえ河童には敵わない。
--後のSEKIROにて狼殿が見事な泳ぎと潜水を披露し、フロム系では珍しい河童に勝利した主人公となった。
-どうでも良い余談だが、「高空区域からの落下によるエリアオーバー」に関してはこれといった異名は''無い''。

***ガトリングガン [#a35eaa78]
-回転式多砲身機関砲。その名の通り、複数の砲身を束ねた様な外見の機関砲の一種。&br;誤解されがちだが「バルカン」はジェネラルエレクトリックM61ガトリングガンの商品名であり、ガトリングガンそのものの別名ではない。&br;そして「[[チェインガン>#l0682dbf]]」はガトリングガンとは全く別の機関銃である。
-外見だけならシリーズ皆勤賞の武器の一種。「''ガト''」の略称で呼ばれる事も多い。一部のプレイヤーは「''ガトマシ''」「''ガットリングガン''」とも呼ぶ。理由は後述。
-''初代系''
--正式なカテゴリとなったのは4系からだが、「ガトリングガンの形状をした武器」であれば、この頃から「チェインガン」として登場していた。
--しかし当該項目にもある通り、チェインガンは単砲身の機関砲であり、ガトリングガンとは本来似ても似つかない別物である。
--他に、武器腕「AW-GT2000」の説明文に「2連ガトリング砲」の一文がある。始祖的にはコチラか。
--PPでは一部の説明文で古風な「ガットリングガン」の表記がなされているものがあった。、現代でも稀にその様に呼ばれる事があるのはその名残である。
-''2系''
--形状はほぼガトリングキャノン化しているが、チェインの扱いはほぼ相変わらず。
--新たに両肩スロットを埋めるタイプが登場し、「連装ガトリングガン」と説明がつくもカテゴリは「チェインガン」のままであった。
-''3系~N系''
--チェインの扱いは相変わらず。
--SLで手持ち版ガトリングガンが1つだけ登場したが、この時はまだマシンガンの一種扱いであり、特にマシンガンとの差別化はされていなかった。
--そのため「''ガトマシ''」という愛称で呼ばれ、それが今日にも残っている。
-''4系''
--ようやくチェインガンから分離、連射力や弾速でチェインに劣る代わりに、それと比べて高火力という特性を持った''ガトリングキャノン''が登場した。
--また手持ちガトも「ガトリングガン」としてカテゴリ化、「マシンガンと比べて大重量、高火力、低弾速、反動が大きい、精度が低い、マガジンリロードが無い」といった性質が与えられた。
--総じて弾速の遅さから対戦では使い辛いが、ミッションではその総火力の高さやマガジンレスである事から使い勝手が良い武器となっている。
-''V系''
--マシンガンと再度統合され、マシンガンがリストラされた代わりに実弾連射武器の基本武器の座に収まった。
--誤用から始まり、マシンガンの一種扱い、マシンガンの分派と来て、マシンガンの枠を乗っ取るとは一体誰が予想しただろうか。とんでもない大躍進と言わねばなるまい。
--KE武器であり、威力の低さから跳弾される事を前提とし、それでもなおしつこく撃ち込み続けて削り倒すという長期戦・粘り勝ち向けの武器。
--どんな機体相手でも一定の活躍が見込めるが、どんな機体相手でも楽には倒せないという性質から、ジャンケンに於ける「あいこ」相当の武器と称される。
--Vでは理不尽とも言える跳弾の仕様から扱い辛かったが、VDでは跳弾の仕様変更により比較的地位が向上した。
--本作での発射音は「一つに繋がった発射音とモーター音が喧しく鳴り響く」というリアル指向な感じになった。
-''VI''
--久し振りにマシンガンとガトリングガンが同時に存在する状況となっているが、
本作では「一発当たりのパワーはマシンガンより低火力」「マシンガンより連射が効く」という4系とは逆の仕様となっている。
--ただしその猛烈な連射力により、実質的に発揮可能な火力はマシンガンより遥かに高い
--本作でも相変わらずマガジンレスだが連射し続けると「オーバーヒート」を起こす仕様上、考えなしに連射するとしばらく使用不可能となる
--他ゲーにはままある事だが、今回でACとしては初めて「空転時間」が設定され、トリガーを入力してから発砲するまで一瞬タイムラグがある

***壁切り [#ud2fb13c]
-リーチの長いレーザーブレードで壁越し/扉越しに敵を切るテクニック。
--なんだかバグ臭もするが、[[初代>#mde8f457]]から脈々と受け継がれる由緒正しいテクニックだったりする。
-四脚等の突きモーションだと「○○突き」と呼ばれそうなものだが、あまり使われない。
-[[威力程々、されどリーチの長いブレード>#h0a5cb43]]が"当てやすさ"以外に重宝される理由の一つ。
-対人戦ではまず必要とされず、主に一人プレイ、特にMT戦で重宝される。
--「破壊すると自爆する」という厄介な特性を持つN系のAMIDA相手など特に有効。
-当然だが、自身が「やられる側」にもなりうる。AC4で扉に近付きすぎたがゆえにオルレアにバッサリ行かれたリンクスもいるとか。
-Ⅵでは当初は一部武器が障害物を貫通する仕様…だったが、後に「仕様外の挙動」としてアップデートで「貫通不可」に修正された。
--その「障害物を貫通する仕様」が薄い壁どころでなく構造物そのものを貫通していたので修正は残当なのだが。

***構え [#k853bd2f]
-非強化人間のパイロットが二脚・逆関節・フロートでキャノン系装備を使用する際に取るモーション。
-この際、軽二および中二は片膝を地面に付き、片手で砲身を支える姿勢を、重二及び逆関節は腰を落とした姿勢を、フロートは(物によっては一部可変して)地上に着地姿勢を取る。(シリーズ毎に多少の差異はある。)&br;この状態では移動できず、移動しようとすれば構えは解除される。また、フロートの浮遊特性は消え、海上で構えをとろうとすれば[[水没>#n3115364]]する。
-四脚は接地している時に限り、タンクは地上・空中共にいつでも構えを取らずにキャノンを発射可能である。
-4系では二脚・逆関節でも構え無しでキャノンが撃てるようになったがシステム上消滅はしておらず、静止状態でキャノンを撃とうとすると構え姿勢をとる。
--従来とは異なり腰を少し落とすような姿勢となり、この場合反動が少し軽減される。
-V系では復活、キャノン系はタンクに限り構え無しで撃てるようになり、四脚も構え姿勢をとるようになった。
--構え姿勢中は同時に狙撃モードに移行するが、タンクには構えが無いのと同時にこの狙撃モードも無いため、スナキャタンの運用は少々難しめとなる。
--また、構え中は二脚は膝盾が展開して防御力が、四脚はアンカー設置により安定性が、それぞれ大きく向上するという性質が付与された。
-VIでは特定の腕部射撃兵装および一部除いた背部キャノン系兵装を使用すると足を止めて射撃するようになった。
--タンクおよび四脚は全ての射撃兵装を足を止めないまま使用可能。

***カラサワ[#v8077226]
-初代から続く伝統的パーツの通称。略称とか外国語をローマ字で無理矢理読んだとかではなく本当にKARASAWAという名前。
-名前は当時のスタッフの唐澤靖宜氏に因む。
-作品によって微妙に性質は異なるが、EN系の超高火力・大重量な武器という点は共通している。
-外見のモチーフは新世紀エヴァンゲリオンのポジトロンライフルと思われる。
-N系では名前がKRSWになり、4では遂にこの名を冠した武器は消滅していたが、Vで復活した。
--よく「唐澤氏のフロム退社に伴って」云々と言われるが、氏の退社はAC2の頃らしく単なる憶測にすぎない。
--4系においてはデザインの系列はそのままに、カラサワの雰囲気を感じるCANOPUSという名称で登場。世界観的にそのままの名前では浮いてしまうと判断されたか?
--VIでは何故か「KRS''V''」となっている。「カラサ''ヴァ''」?

***身体は闘争を求める [#j6cb5c3a]
-森羅万象全てはアーマードコアの新作に繋がるという格言。%%一言で言えばアーマードコア版『風が吹けば桶屋が儲かる』。%%
-元祖の流れは
 PokemonGOが流行る
 ↓
 ピカチュウやイーブイなど可愛いポケモンに癒される
 ↓
 しかし体は闘争を求める
 ↓
 鉄臭さが欲しくなる
 ↓
 アーマードコアを買う
 ↓
 アーマードコアシリーズの収入が伸びる
 ↓
 フロムが新作を作る
-……という流れだったが、語られる回数が増えるにつれて何かが起こる→世は闘争の流れに→身体は闘争を求める→フロムがアーマードコアの新作を作るというパターンが確立されていった。
-AC6にて「人類は闘争を経て進化していく」という、この言葉へつながるキーワードが出てしまった。
--さしずめ「人類は闘争を経て進化していき、その過程で身体は闘争を求めてしまう」と言う事だろう。…これを皮肉と見るか否かは貴方次第。

***ガレージ [#f6b8f0c7]
-プレイ中において、ACのアセンブルやエンブレム、デカールなどの変更、機体テストを行うモード。
-通算プレイ時間を重ねるにつれて種々の理由でガレージに籠る時間が多くなり、BGMとSEが脳内に焼き付けられた者は後を絶たない。
-ACを保管する倉庫としてのガレージはLRでちょっと表現された程度だった。
--4でもちょっとだけ格納庫でネクストだ待機している様子を確認する事ができるが、残念ながらfAには引き継がれなかった
--V系においては表現に力が入ってガレージそのもののデザインが変更可能になり、DLCも用意された。
---こうしてまたひとつ、ガレージに籠る事情が増えた。
--VIにおいては標準のメニュー画面がガーレジ内に設置されたカメラの視点に。アセンブルを変更するとメニューに戻った際に換装の様子が見ることができるほか、カーソルを動かすと別のカメラの視点からの眺めになる。
--脇の方には装備している武装がラックに置かれている他、フォトモードも起動できるためガレージに佇む愛機のスクショが取り放題になっている。
-意外とACV.I.の作例で見ることは稀だが、筆者としてはジオラマは手が掛かる上にAC用ガレージは展示も保管も運搬も割と場所を取るので始末に困るからではないかと邪推している。

***カルサワ [#y1626fcc]
-「カラサワに似た性質を持ちつつ、あちらより軽い」という性能のレーザーライフルに与えられる愛称。「軽いカラサワ」に由来する。
-初登場となる2、続く3系ではあまり使いやすい方ではないが、N系では癖はあるものの対人戦に於ける強武器の一角を成し、V系では本家カラサワがピーキーな性能な事もあって普通に強力なレザライとなっている。
-4系には存在しない。性質だけ見ればレザバズがそれに該当すると言えなくもないが、「4系のカルサワ」と大方に評される武器は無い。
-Ⅵでは、本命のKRSVがピーキー過ぎることもあってか「カルサワ」と称される武器は無い。


***干 [#a7cc1354]
-3系とN系のアンテナ頭、CHD-07-VENもしくはCR-H95EEの通称。
-もしくは3に登場するレイヴン、ゲドの愛称。
-因みに、歴代のアンテナ頭で「干」の字になっているのはこれらのみで、大半はT字型である。
-特に断りが無い場合、専らレイヴンもといゲイヴンとしてのゲドを指す。
--使用例
--干<手こずっているようだな。尻を貸そう。


***基準違反機体[#k8e4b98b]
-『重量過多』『腕部重量過多』『出力不足』『装備不完全』のいずれかを起こしているアセンブルの事。
-『装備不完全』はACを構成するパーツが足りていない状態で、問答無用で出撃不可能。&br;その他は通常は制限がかかるが、初代では全ミッションクリア、2系ではエンディングを1回見る事で出撃可能となる。
--PPとMOA及び2AAではゲーム中では解放されない。いずれも解禁データ引継ぎでのみ可能となる。&br;また、初代とPPでは『出力不足』の状態では制限解除しても出撃不可能。MOAから出撃可能となった。
--この時点では、出撃しても特にペナルティなどは発生しない。つまり重量過多させ放題であり、軽二に重武装を乗せまった滅茶苦茶なアセンでも問題なく出撃・戦闘ができる。当然対戦会では使用不可。&br;実は旋回性能等低下しているパラメータもあったりするが、見た目に現れない(数値に反映されていない)こともあって気づかなかったプレイヤーも居る模様。
-3系以降は挙動や性能の大幅低下の代償と引き換えに出撃可能となった代わりに完全なペナルティ回避はできなくなった。
--その代わりか新たに「装備解除(パージ)」が可能となったので、軽度の違反状態で出撃して用が済んだ装備をパージして通常状態に戻す、という「パージ戦術」が生まれた。
-また4系では過度の重量過多・出力不足では出撃不可能となった。
-V系では再び装備不完全以外での出撃が可能となり、ネタとして[[こんな機体>ARMORED CORE V・VD/用語集#g418a714]]も組まれた。

***逆関節 [#z5093d05]
-脚部パーツの一種。''逆脚''とも。よくある間違いだが逆''間接''ではない。
-カテゴリ内で二脚と同様軽量・中量・重量に分かれている事もあるが、厳密に別カテゴリとして分けられているのはV系のみ。
--シリーズによってはユーザー間で軽量タイプと重量タイプをそれぞれ「軽逆」「重逆」と呼称する場合もある。
-その名の通り関節の向きが前後逆になっており、膝が後ろを向いている。異形系のシルエットを構築するため人外アセンを組む時に使われる事もある。
-ザコMTは大抵この逆関節型であるためMTアセンをする時のお供でもある。
--多くのザコMTの脚部も逆関節型である事から、どうやら比較的安い・低い技術の様である。
-概ね「低燃費」「低価格」「比較的防御力が低く、積載量が少ない」「ジャンプ時に高く飛ぶ」「比較的旋回性が低い」といった特徴を持つ。
-4系以前は人間の腰から下を前後逆にした様な形状だったが、4系からは人間でいう脹脛の様な部位が追加され、膝が二つある様な形状になった。
--実はこの形状はいわゆる鳥脚、つまり''骨格上の本来の鳥の脚と全く同様の構造''である。鳥の足に見える部分は実は「爪先」で、脹脛に見える部分こそが「足」、腿に見える部分は「脹脛」なのである。
-''初代系~3系''
--その性質を利用し空戦機に使用される事が多い。
--また安価であるため、初期機の脚部を売却して最安価な逆関節に交換すると序盤の資金に余裕が出る。
-''N系''
--3系までの流れを引き継ぐ。が、安定性能が暴落、非常に固まりやすい脚となってしまった。
-''4系''
--空戦向けなのは相変わらず。しかし積載量と防御力の低さからあまり武装が積めず、撃ち合いにも強くないため少々扱いには慣れが要る。
--PS3版fAに於いては''オンラインで使用するとPS3本体を故障させ得るバグを起こす''ため使用は厳しく制限されている。
-''V系''
--KE脚部の軽量逆関節とCE脚部の重量逆関節にカテゴリが分裂した。
--軽逆は最低限の装甲と最高級のスピードを併せ持つという軽二に近い性質の脚部となった。
---あえて差を挙げるならば軽逆の方が僅かにスピードで劣り、旋回性能も見劣りする代わりに高い跳躍力から空中戦闘に優れる。
---特にVDでは軽二より速く、最高速脚部でスナを使用、逃げ回りながら狙撃するという「ネリスナ」アセンが流行した。
--重逆は逆に装甲型で、全体的に従来の逆関節とは趣が異なる。
---「ジャンプ力・安定性の高さ」「(実質的な)積載量・旋回性能の低さ」はそのままだが、&color(#ff0000){''「燃費は非常に悪い脚部」となった''};事で、以前の逆関節と運用法が変化している。
---Vの初期で[[とある問題児>ARMORED CORE V・VD/用語集#vcd11de5]]が大暴れしたせいでカテゴリ全体に強烈なペナルティが課せられ、VDではカテゴリごと産廃に片足を突っ込んだ不遇脚部。
---一応ストミでは十分使える性能だが、オンラインには居場所が無いのが現状である。
-''VI''
--とにかく跳躍性能が高く、今作でのミッション・ボス攻略に噛み合っており有能。
--反面、安定性能は重逆であろうと軽2以下と完全に終わっており使いどころを選ぶ。
--他の脚部と比べてブーストキックの威力が20%ほど高くなるという隠れた能力がある。攻め重視型。

***逆関節MT [#s8f95d37]
-逆脚MTとも。初代~fAまで皆勤であった定番やられ役の系譜。
-共通点として、「逆関節」「ストーリの初期から登場」「武装が貧弱」「人間型の腕部・頭部が無い非人間型」等。
-ものによっては設定でローコストであると説明される場合も。
-その特徴的な見た目故、これぞMTという捉え方をされていると言える。
-VIで久し振りに復活。ただしMT扱いではなくなっており、ただのガードメカ扱いである。


***逆旋回 [#e71bdf70]
-レイヴン作品の対CPU戦に限るテクニックの通称。またの名を''「尻旋回」''。
-通常のサテライト機動が敵機をサイトに捉えながらその周囲を旋回するのに対して、こちらは常に正面を向きながら敵機の周囲を旋回する。
-CPUの「後ろを取られると旋回して自機の方を向こうとする」という性質を利用し、上手くタイミングを調整する事で常に敵機のバックを取る事ができる。
-あくまでCPUのロジックの穴を突いたテクニックなので、対人戦で使用しても役に立たないので注意。
-図解にするとこんな感じ。(◎:敵機 三角:自機。頂点が向きを指す)
-  ▼
-
-▶ ◎ ◀
-
-  ▲  
-これを通常のサテライト機動とすると、
-  ▲
-
-▲ ◎ ▲
-
-  ▲  
-逆旋回はこんな感じ。
-当然、敵機の横と後ろに居る間は敵機が視界から消えるので、その間はレーダーを頼りにする事になる。
-また鈍重な機体では旋回が追い付かないため、比較的軽め、かつ更新早目のレーダーを積んだ機体でなければ無理。中~上級者向けのテクニックである。

***強化人間 [#u03ba4dd]
-初心者救済処置、クリア後のオマケ要素、CPU用公式チート的な存在。初代系からN系にかけて存在していた。
-初代と2では、借金が-50000Cに達する事で強化人間手術を受けさせられるという形で強化される。
-3とSLはクリア後のオマケ要素に該当。特にSLは未引継ぎの場合「達成率99%≒全クリア」を要求される。
-N系の台詞から、強化人間となる事を「ナニカサレる」と表現する事も。
-強化人間の効果は作品によって異なるが、概ね「グリッドレーダー標準装備」「飛行可能時間が長くなる」「キャノンを構え無しで使用可能」は共通している。
-強化人間補正は強過ぎてヌルゲーと化してしまうという意見も多いが、操作もおぼつかない、パラメータの見方もよく分かっていない、「全然分からない。俺たちは雰囲気でACをやっている」な初心者プレイヤーにとってはACは強化人間補正があっても易々とクリアさせてくれるゲームではない。初心者プレイヤーが強化人間になってしまってもリセットしろ!なんて言わず暖かく見守ってあげよう。
--公式大会では基本的に禁止。初代の頃に一度解禁状態で開催された模様だが[[光波>#z42aa237]]の項目にある通りトンでもないことになったらしい…。
-N系ではCPU専用に。また、その性質上FFでは採用されていない。
-4以降撤廃となった。
--4系については、パイロットと機体を直結させている、キャノンを構え無しで撃てるなどの仕様から「デフォルトで強化人間である」とも。
-V系ではシステム上は登場しないが、ゾディアックのメンバーが主人公を「素のままの人間」と評している事等から彼らが強化人間の類である事が示唆され、後に資料集にて実際に身体の大部分を機械化した存在である事が明かされている。
-VIでは遂に主人公が最初から強化人間となっている事が発売前に明かされている。
--主人公は旧式の強化人間であり、それ故に感情が失われているというのは相変わらずの退廃っぷりというか末法めいているというか
--尚、「『ミッションに対応してアセンを都度組み替える』などという事は強化人間でなければ無理」との事。
--以前も「アセンをミッション毎にガラっと変える事ができるのは主人公の特異性」とされる事はあったが、今回はそれに明確な設定と根拠が設けられたと言える

***機雷 [#xdbf7205]
-機械水雷の略であり、水中に設置され爆発により船舶を攻撃する兵器。
-ACの武装としては「浮遊機雷」と「吸着型機雷」に分かれる。水中は全く関係ない。
-どのタイプも敵機または自機の接触、および時間経過で爆発する。
-浮遊機雷の方は発射位置にとどまるタイプとふらふら移動するタイプがある。
--火力的にはそれなりでも、単発でありミッションでも対人戦でもほぼ当たらないため、基本的に顧みられることのないカテゴリー。
-吸着型機雷の方は目の前に機雷を設置する。吸着型のとおり地面でも壁でもくっつく。
--こちらも無視されるカテゴリーと思いきや、複数発射されるうえトータルで見れば高火力の為、直当てをメインに運用されることが多い。

***緊急容量 [#n516f594]
-[[レッドゾーン>#n266649e]]を参照。

***空中斬り [#zf949c8b]
- [[レーザーブレード>#o18b1a3b]]を空中で当てる戦術。とっつきは対象外。ブレード光波は対象(ただ、空中で使うには光波ブレが必要)。
- シリーズによっては通常の数倍の倍率が掛かるモノがあり、一撃必殺ともなり得る。
- 初代の対戦会にてフロム社員に強く印象が残ったのか、光波やブレホ共々下方修正の嵐となり、4系以降はほぼ倍率は掛からなくなっている。
- FFで空中斬りに成功した際、「グリッド〇のブレードが空中でヒット!」のアナウンスが入る。小ジャンプ機体にレーザーブレードを持たせるアセンだと聞きやすい、はず。

***グレネード [#b11f7133]
-fAまで皆勤であった武装。爆発する砲弾を発射する。略称は「グレ」。
--折りたたみ式の長砲身グレネード、通称「大グレ」は初代OPから続く伝統兵装の一つであった。
-基本的には背部兵装の物を指し、手持ちタイプは「ハングレ」と区別される。
-基本的な傾向としては、「大威力」「爆発による制圧力」「大重量」「低弾速」といった武装。
--威力と爆発範囲により、密集した雑魚を吹っ飛ばしたり大物食いをしたりで、ガチタンと合わせてミッションではお世話になることも多いカテゴリー。対人戦においてはその装備負荷と弾速の都合である程度の実力を要する場合がある。
-名称と仕様が正しくない兵装の名称が多々あったACにおいて、最後まで修正されず、かつ正しい呼称が決めにくいカテゴリー。
--本来のグレネードは手榴弾あるいは簡便なランチャーを使用して発射する擲弾をさす。
--ではACのように、「大口径榴弾を直接照準で敵に向けて発射する兵器」は何かというと、''そのような兵器カテゴリーは存在しない''のである。
--榴弾を発射するという観点でいえば榴弾砲/カノン砲が該当するがいずれにしても間接照準が基本であり、直接照準は行ったとしても緊急の際のみである。ただし、戦車砲においては対人制圧の際に直射で榴弾を使用することもある。
--とは言えあえて当てはめるとしたら「Cannon」となるであろうか。
-V系では「ハウザー」という微妙に仕様、用法が違うカテゴリーに取って代わられたため消滅。
-VIでは復活。現実基準の呼称がどうのはさておき、過去作から続く「ACシリーズのグレネード」らしい武装そのままとなっている。


***迎撃機銃 [#sfba39ef]
-初代系~N系のACのコアに搭載される、ミサイル迎撃装置の通称。コアの正面に突き出ている砲身がそれである。
-初代系は全コアに搭載されているが、2系はエムロード社、3~N系ではクレスト社のコア専用機能となっている。
-4系以前のACにおいて、コアのデザイン上とても象徴的な武装でもあるかもしれない。
-迎撃範囲に入ったミサイルを、迎撃確率に応じて破壊する。なお使用しても弾薬費が計上されないので発射されるのはレーザーであるという者も居る。
-インサイドの他のミサイル迎撃装置とは併用不可能。ただし迎撃機銃はインサイドのものと違って弾数制限も使用時のEN消費もない。
-Ⅴ系ではVDにてCIWSカテゴリとして独立した。
-Ⅵでは全削除。

*** ゲイヴン [#ua139a73]
- 作中のキャラの音声を切り貼りする音声MAD文化と、違法アップロードされたゲイポルノコミックス・ゲイポルノビデオから発生したミームが悪魔合体した結果生まれてしまった二次創作群
- 端的に言えばACシリーズの男性キャラのセリフを編集してホモっぽいことを言わせる遊び、またその対象キャラ、さらには改変の結果オリジナルから懸け離れた二次創作キャラを指す
- 流行の中心はおそらく動画アップロードサイトニコニコ動画。LGBTなんて概念が薄い時代のものなので内容は割とアレである
- ACファンサイトにおいては、ニコニコからのユーザ流入期に同時に持ち込まれたが、ショタ漫画ガチ勢、アナル開発ガチ勢、LGBTガチ勢等が流入したことによりユーザ間でセクシャリティに関する理解度が上がってしまい、逆にゲイヴン文化が廃れるという謎の遷移が発生した。
-VIでは遂に公式ゲイヴンが出てしまった。

***ケイブン [#n04f20e0]
- アーマードコアを一生楽しむ本でおなじみのケイブンシャ(頸文社)の攻略本の誤記を鵜呑みにしてしまったレイヴンのこと。ケイヴンとも呼ばれる。
- しかし、2004年の経営破綻や「一生楽しむ本」シリーズなどの出版物が絶版したため、この言葉自体消滅しかけている。

***月光 [#m70d1b59]
-フロム・ソフトウェアの象徴「ムーンライトソード」のこと。初出はフロムの処女作RPG「キングスフィールド」。
-アーマードコアでも「MOONLIGHT」の名称で初代から皆勤しており、シリーズごとに多少差はあるが「高負荷・高威力」で共通している。また原典に則り、刀身の色もfAを除いて水色をしている。
--MoAのフロムアリーナに参戦している「総監督マシーン改」のエンブレムにもなっている。
-余談だが他のフロム作品にも多数出演しており、変わり種では「METAL WOLF CHAOS」では''「超高威力のレーザーバズーカ」''だったり「O・TO・GI 〜百鬼討伐絵巻〜」では月光''扇''と多少変化して出演していたりする。
--多くの作品では「複数のフラグを立てないと入手できない超性能の隠しアイテム」的立ち位置であることが多い。&br;数少ない例外がX-Boxで発表された「叢 -MURAKUMO-」。「Clair De Lune」と全作中唯一の仏名表記、しかもAC4に先駆けて二刀流、そしてなんと標準装備だったりする。
--フロム製作なら「原作が別」でも問答無用で登場させられることもあり、批判の的となる場合も。

***軽量二脚 [#kbbf79b6]
-脚部の一種。略して''軽二''とも。
-防御力と積載量と引き換えに、他を圧倒するスピードを得た脚部。
--余談の範疇だがシリーズによっては「軽量の中二よりも重い軽二」や「軽積載の中二よりも高積載な軽二」などというイレギュラーもたまーに存在する。
-ACでは基本的に早い方が強いので、使いこなせるのであれば非常に強力。
-しかし防御力が非常に低いため、被弾を避けて動き回り続ける必要がある。とあるプレイヤーは曰く、『軽二の防御力とは機動力である。間違っても装甲で耐えようとは思うな』。
-ENはブースターに使いたいためEN武器との相性は悪い。「軽い」「それでいてAC一機くらいは倒せる総火力」「機動力が武器になる」という事で、マシンガンやショットガン、ブレードの類と相性がいい。
-防御力もさることながら積載量も少ないため、採用パーツの重量にも一際気を配る必要がある。
-重火器も載せられないので、武装は概ね軽量かつ高火力なマシンガン系やブレード、戦法は「一撃離脱」か「貼り付き」が基本となる。
-総じて、アセンから実際の立ち回りまで深い知識と技術が要求される上級者向けの脚部。初心者がいきなり使っていきなり活躍できる脚部ではない。
-最近でこそ強力な脚部として認識されているが、多くのレイヴン作品では仕様の問題から中二とスピードが大差なかったり、酷い時には中二以下のスピードだったりと不遇な脚部であった。
-ビジュアルはどれもこれも細っこい。「骨」と称されるパーツは多い。スタイリッシュと取るか、貧相と取るか。
-V系ではKE脚部として登場。やはりスピード特化の脚部だが、オンならともかくミッションに敵で出て来るとほぼザコ敵扱いとなってしまっている。
-VDではより高速な軽逆の影響で微妙に影が薄い。

***ゲリラ [#gd852f00]
-地形を上手く利用し、敵機を奇襲しつつ、或いはそれさえせずに逃げ回ることでAP勝ちを狙う戦術、或いはそれをするためのアセンのこと。
-狭義には、''マイナーなパーツを使用し、火力・安定性・防御力が何れも低い機体で行う''もののみを指す。敢えて一線級ではないパーツを採用する事により、初見殺し性を高めているのも特徴の一つと言える。
-その起源はMoAで猛威を振るっていたデビガンに対抗すべく編み出されたもの。初代シリーズから存在する由緒正しい戦術である。
-V系では地形が複雑になった事、レーダーの撤廃により索敵をリコンに頼るようになった事、そのリコンを妨害する手段もある事などから強力な戦術の一つとなっている。&br;またその性質上、V系に於いては上述の狭義の条件を満たさないものもゲリラと呼ばれる。

***剣豪 [#k04fc095]
-レーザーブレード・実体剣(Ⅴ系のみ)を主力とするアセンの事。
--あくまで「ブレードが主力」である。&br;右手武器や肩、背中装備類はブレードを補佐する武装が主に使用される。敵機を固めるハンドガンやロック障害を起こすフラロケなど。
--ブレードのみのアセン、戦術は「ブレオン」と呼ばれる。
--3系で登場した[[「射突ブレード」>#x4832995]]使いは「とっつきらー」と呼ばれ、区別される。
-''初代系''
--ブレードロックや空中斬り補正、ハンドガンの固め性能の強さから、扱いは難しいなりに強いアセンだった。
-''2系~N系''
--ブレードの補正やハンドガンの衝撃力の低下、銃器類の充実化により弱体化、全く使えないでもないという程度の使い勝手に。
--3系では左手銃の登場による「ダブルトリガー」の勃興により、ブレードを主力にするどころか装備する事すら選択肢に入らない事も少なくない状況になってしまった。
--N系に至っては著しい弱体化によりかつての強アセンが一転、ネタアセンに成り果てた。
-''4系''
--ブレードロックの復活や相性の良い装備の登場、ブレードの威力向上などにより復権。
--アンジェや真改など、CPUにも剣豪アセンを使用するキャラクターが登場している。
--この二人は「女騎士」「侍」といったキャラクター性なのでより"剣豪"っぽい。
--QBや追加ブースターのスピード感により、''辻斬り''と呼ばれる事もままある。
--上手い人が扱えばかなりの強さを発揮するものの、ラグの問題から対戦での使用は自粛傾向にあるという扱いが良いのか悪いのか分からない状況である。少なくともオフでは中々強力である。
-''V系''
--「剣豪」という用語が用いられる事は少ないが、ブレードをメインに据えるアセン自体は今作では結構人気。
--月光やムラクモを使用し、軽二や軽逆で上空から奇襲する戦法が多用された。
--Vでは2系以来の強力な衝撃を持つハンドガンが登場しているが、「ハンドで固めてブレで斬る」という伝統的剣豪アセンは意外にも少ない。素直に奇襲して両手で切り伏せるタイプの方が主流。
--なお、「グラインドブレード」「マスブレード」もブレードと銘打たれてこそいるが、これらをメインとするアセンが剣豪と呼ばれる事はほとんど無い。

***現在読込中 [#u98dfcff]
-初代系に於けるローディング画面に表示されていた文言。画面一杯にデカデカと表示されるのが特徴的
-PP、MoAではゴシック体だったが初代ACでは明朝体。オレンジ色の文字である事は共通している
-カラサワのデザインといいこれといい、『新世紀エヴァンゲリオン』からの影響が伺える一面

***興 [#e3428e98]
-3系に登場する頭部パーツのMHD-MM/003、及びN系の同デザインのH07-CRICKETの通称、もしくはNXとLRに登場するレイヴン、ジャック・Oの愛称。
-由来はその外見。正面から見たデザインが''興''の字とそっくりなため。
-単に興とだけ表記する場合、どちらかといえばパーツよりもジャック・O、殊更ゲイヴンとしてのジャックを指す事が多い。
--使用例
--興<遅かったじゃないか…
-因みに、VDのエンブレムパーツに使用される漢字を募集した結果、投票数一位がこの「興」であった。しかしフロムもAC界隈における「興」の意味合いを知ってか、人気一位でありながら不採用となった。一応、他の漢字パーツの組み合わせで興の字を作る事自体は可能である。

***ゴーゴーリムファイアエビノカラアゲッ! [#je8a0ca9]
-ACNXのBGMの一つ、「Autobahn」の歌詞の空耳。エビのから揚げ
-正しい歌詞は、「Go on freeway,like a burning.(燃える様に高速道路を行け)」
-リム・ファイヤーのテーマという訳ではない。一応ピン・ファイヤー登場ミッション曲ではある。

***金剛 [#h30a16b9]
-NX~LRに登場したジェネレーター、KONGOHの通称。
-転じて、KONGOHと似た性質を持つジェネレータの通称でもある。『金剛の系譜』『金剛の系列』『(作品名)の金剛』とも。
-果たしてその性質とは『最高級の高出力・最軽量級の重量・最低級の容量』というかなりの特化タイプ。息切れが早いためタンクに積むパーツではない。
-出力の高さを至上とする3系以前ならともかく、容量等の重要度も増したN系以降では必ずしも最適解ではない。
-寧ろ何かしらの狙いがあってこそ初めて活きる、テクニカルなパーツとなっている。
-''GBG-10000''
--初代系で一番人気だったジェネ。
--出力と軽さが最高級で、かつ容量が少ないという意味で、これも金剛の系譜、ひいては金剛のご先祖様と言える。
--しかし容量は少ないとは言っても不足を感じさせない程度にはあったため、「カツカツという程に容量が少ない訳ではないなら金剛の系譜ではない」と見る向きもある。
-''KONGOH''
--元祖。
--上記の性質に加え、発熱量もトップクラスに高いという特徴もある。
--無限飛行機体を組むならこれ。発熱量さえどうにかできれば長時間の滞空が可能になる。
-''USUSAMA''
--ACFFで登場したKONGOHの亜種。
--チューン無しの状態で''容量より出力の方が数値が高い''というKISARAGI渾身の一品に仕上がっている。
--
-''03-AALIYAH/G''
--4の看板機体アリーヤの心臓。
--PA性能も高く、容量の少なさに気を付けさえすれば総じて優秀な性能。
--「最高クラスの出力と少ない容量」……まではともかく、重量は結構重い。
--「最軽量級の重量」を満たさないため厳密には金剛の系譜ではないかもしれない。金剛の異端とも言える。
-''GN-SOBRERO''
--フラジールを稼働させるジェネ。
--正真正銘、全ジェネ中で最も高い出力、最も少ない容量、最も軽い重量を併せ持つ。
--因みにKONGOHの重量は下から2番目の軽さなので、''KONGOH以上に極端な性能''のジェネという事になる。
--なお本機はPA出力も全ジェネで最も低い。PAが剥げたら回復は困難なため被弾は極力避けねばならず、容量の少なさと相俟って扱いは難しい。
-''UGN-70/Ho VITAL / Ge-D-G23''
--前者はV、後者はVDに於ける名称。
--バイタルの通称で愛された優秀なジェネレータ。
--積極的にENを使うアセンであれば非常に高い性能を発揮するため、大概のアセンで「とりあえず」で積める。
--金剛として初めて「基本ジェネ」の立場に収まる事に成功した記念すべきパーツ。
-''SUZUMUSHI mdl.1''
--VD新登場、バイタルをより極端化させたジェネ。
--これまたぶっちぎりで最高の出力と最低の容量、下から2番目の軽さという見事に金剛の特徴に当てはまる。
--非常に強力な性能だが、初期はともかく後のアプデで容量がかなり減らされているため、場合によってはバイタルの方が扱いやすい。
--容量が少な過ぎてKARASAWAをフルチャージできず、重逆はジャンプ1回でENが尽き、&br;%%積む人間は多分いないと思われるが%%タンクはブーストチャージを封じられる。回復速度は非常に速いとはいえ気を付けたい。

***コンテナ/コンテナミサイル [#y3660c26]
-2で初登場した「PURSUIT MISSILE」の''通称''。
"PURSUIT(追尾・追跡)"という単語がそれ程一般的ではないこともあって通称の方が広く浸透していた。
--読み方は「パースート」(米読み)「パシュート」(英読み)等。EA社のレースゲーム「ニード・フォー・スピード ホット・パースート」や五輪にも採用された自転車・スケート競技「チームパシュート」が同じ綴りである。
---2当時攻略本では「''パラサイト''ミサイル」と誤記されていたことがある。
--読み方は「パースート」(米読み)「パシュート」(英読み)等。EA社のレースゲーム「ニード・フォー・スピード ホット・''パースート''」や五輪にも採用された自転車・スケート競技「チーム''パシュート''」が同じ綴りである。
---初登場の2当時では「''パラサイト''ミサイル」と誤記・誤読されていたことがある。
-母コンテナが一定距離を飛翔後、十数発の子ミサイルを射出する兵装でシリーズ初のロックオン不要のミサイル。
--分裂前に母コンテナを直撃させると子ミサイル全弾分のダメージを一度に叩き込める仕様の物が多い。
--ガンダムシリーズを知る層には試作三号機のマイクロミサイルを思い浮かべていただければ大体一致する。
-''2系''
--初登場にして全盛期。母コンテナ直撃狙いヨシ、直撃がそれても子ミサイルの誘導性も悪く無し、と中々の強武器。
--対ACとなると毎回直撃を狙えるような甘い状況には中々ならず、もっぱら一人プレイ用の装備であり対戦会では立場は無かった。
--AAではOPムービーでも登場、その縁で現状唯一立体化されている。
-''3系''
--子ミサイルの誘導性能がガタ落ち。直撃狙いばっかりで運用されることが多い。
--装備解除の仕様が出来たSL以降では「開幕撃ち捨て」に使われることも。
-''N系''
--これまで両肩スロットを占めるもののみだったが、NBにて片肩用の装備が登場。
-4系~Ⅴ系では登場せず。系統終焉、かと思われていた。
-''Ⅵ''
--まさかの復活。しかも''通称だったコンテナミサイルが正式名称と成って''。
--ただ、子ミサイルの誘導性能はそこそこ良いが、母コンテナを直撃させても子ミサイル1発分の威力しか出ない等現状(Ver1.04)ではやや残念兵装の類である。
--ただ、子ミサイルの誘導性能はそこそこ良いが、母コンテナを直撃させても子ミサイル1発分の威力しか出ない等やや残念兵装の類である。
---この仕様、現状最終Ver(Ver1.06.1)でも修正される気配が無いので正仕様である。

**さ行 [#kbaf8789]
***サイティング [#pa3b8f31]
-敵機をサイト内に収めること、またはその技術。「エイミング」とほぼ同義。というかおそらくエイミングが語源。
-攻撃を命中させるにはまずはサイト内に敵機を入れる必要があるため、ACの戦闘の基本と言える。
-またサイトが小さい程、高いサイティング技術を要する。
-4系ではサイトという概念自体が消滅したため伴ってサイティングも必要なくなったが、V系にて復活した。とは言え、サイトサイズの仕様変更などにより狙撃型FCS以外では過去作ほど重要視な技術でもない。
-CPUはこのサイティング技術が非常に強力(当然と言えば当然だが)でしばしば「鬼エイム」「鬼サイティング」「鬼ロック」と称される。&br;その脅威をまざまざと見せつけられるのがFFで「豆粒サイトのW鳥を難なくこなす」姿に嫉妬を覚えるアーキテクトもいるとかいないとか...。

***サイト [#k0902fe7]
-敵機をロックする事が可能な範囲。ACの前方に表示される四角形がこのサイトである。
-サイズはFCSと武器のサイトタイプによって決定され、射程の長短とサイトの大小はほぼ反比例している。要するに射程が長い程小さく、短い程大きい。
-FCSに対して適切な武器を選択すれば使いやすいサイズで戦闘できるが、誤った装備の仕方をすれば酷い事になる。シングルトリガー用FCSで長射程武器のダブルトリガーをした結果サイトサイズが豆粒になってしまったズベンは選択失敗の代表例である。
-4系では射程内であれば画面内の敵機を全てロックできるようになったため一旦消滅したが、V系で復活した。
-V系では以前と異なりサイトは円形となった。
--また、武器のサイトタイプは撤廃され、サイトサイズはFCSの性能のみに依存するようになった。


***サテライト [#q4015c9d]
-敵機の周囲を旋回しながら戦う事。敵機を中心に周囲を衛星の様に回り続ける様子から名付けられた。
-敵の攻撃を右へ、もしくは左へと移動し続けながら攻撃する事で、攻撃をかわしつつ命中させるという基本的な戦闘テクニックの一つ。
-過去作から仕様が大きく変化した4系やV系でも根底にありつづける基本テクニックである。

***皿頭 [#ff066e11]
-アンテナ頭と並ぶACの伝統的頭部パーツ。
--唯一2系のみそれらしきデザインのパーツは存在していない。
-その名の通り、皿の様な平べったい円形のパーツ。というかそもそも初代に登場した皿頭の嚆矢となるパーツの名前自体『HD-08-''DISH''』である。
-3までとNX以降で大きく傾向が異なり、前者では内部性能はオートマップぐらいしか無いものの低負荷・高装甲で、&br;後者では防御力は低いが内部性能は高めで、かつ極めて軽量という特徴がある。
-また首が無くなったように見える事から異形アセンを組む時にもよく使われる。

***産廃 [#zca865a1]
-産業廃棄物の略称。どうにも使い道の見出せない性能の低過ぎるパーツの通称。
--中にはシリーズ内で一貫して産廃扱いから脱却できなかったカテゴリもあり、『縦長ロックFCS』や『最多ロック数ミサイル』、『ブレーキ機能強化OP』などが該当する。
-基本的に蔑称だが、一方でドン底まで突き抜けた性能の低さによって逆に愛されるようになったパーツも多い。『煩悩ハンド』や『ハンデレールガン』などはその代表格。こういった例は遊戯王の《ワイト》、《モリンフェン》など他のゲームにも見られる。
-産廃と呼ばれるパーツのみでアセンした『サンパイダー』と呼ばれるアセンも存在する。

***シールド [#u567661a]
-2系から登場した防御兵装。搭載位置はレーザーブレードと排他関係にあり腕部側面に外付けされる形となる。実体盾とエネルギーシールド(EN盾)の二種類が存在。
--早くも2AAで派生が登場し、エクステンション部(以下Ex盾)に搭載するものが増えた。
-余談だがシールド関連は結構設定ミスが多いのも特徴。効果範囲だったり消費ENだったり。
-''2系''
--シリーズ初の盾はエネルギーシールド。負荷と防御性能のバランスが良いらしく偶にガチ対戦でも見受けられる(他に選択肢が無い、とも言える)。
--一方、AAで追加されたEx盾はシリーズ初の実盾。重量と防御のバランスが良く、それなりに好評だった模様。
-''3系''
--3系からエネルギーシールドのみの特徴でレーザーブレードを弾き相手を硬直させる様になった。3ではブレードがまだ強かったためENシールドにも出番があり、ブレード弾きからのカウンターは中々強い。
--一方、3SLで追加された実盾は強力無比かつ凶悪。多少の負荷で「軽腕が重腕に」「フロートがタンクに」変貌するほどの防御性能でOB使えない・回りこめないレベルの初心者キラーとして名をはせる羽目に。
--尚、SLのEx実盾はSLPの公式戦で全種禁止指定されたほどの代物なのだが、Ex実盾装備で安定性が0になる仕様もあり過剰評価だったように思える。
--右手用ブレードが登場したので「剣と盾」アセンが達成可能に。実用性?聞くな
-''N系''
--3系で暴れすぎた反動か随分おとなしいどころか産廃に片足突っ込んでいるとまで。特に実盾が悲惨で重い割に大した防御ではなく「盾の重量分腕を交換した方がマシ」と断言されることもしばしば。
--FFではEN盾の強力な断熱性能がとある対戦相手に非常に有用だった。
--LRでは当たり判定細分化のあおりを受けて、「カテゴリ丸ごと産廃」の烙印を押される羽目に。
---なお、LRまでは盾の効果範囲はほぼダミーパラメータで、左手盾は前方全面、Ex盾は機体全周をカバーしていた。そう考えればLRの仕様で正しくなった、ともいえるかもしれない。が、時のレイヴンの評価は前述のとおり…。
-''4系''
--…ではオミット。プライマルアーマー(PA)にその立場を奪われたか。エネミー専用のノーマルACの中には装備している機体も見受けられる。
--肩や背中装備の一つである追加PA整波装置はEX盾に相当するものと言えるか
-''V系''
--二脚の左膝に固定装備として搭載され、構え中に展開して防御力が大きく上がるようになった。
--腕部装備型はVDで復帰。レーザーブレードと同じく腕部側面の外付けから、手で保持する形に改められた。
---また、盾自体の仕様も変更され、盾自体にAPと防御値が設定されており、展開中に正面からの攻撃を盾のAP分肩代わりしてくれるようになった。&br;展開中は正面からの攻撃をほぼ無効化することから、いかに早く盾を割るかといった戦術も重要になった。
--レーザーブレード+盾の騎士アセンがようやく可能に。実用性?はてさて…
-''VI''
--「パルスシールド」と呼ばれるカテゴリで登場。今回は手持ちではなく左肩専用武器という珍しい扱いとなっている。
--ENシールドに近い趣であるが性質は独特で、展開した瞬間は防御力が増すという特長を持つ他、「バックラー」「スクトゥム」など大きさや仕様に応じたバリエーションもある。

***ジェネレータ [#v6c98a22]
-ACの動力源。ジェネの略称で呼ばれる事も多い。
--表記は「ジェネレーター」とも。本編中でも両方使われている。
-文字通りの心臓部であり、ACはこれが生み出し、また蓄積されたエネルギーによって稼働する。
-ナンバリングを跨いでも性質の似通ったパーツは多く、「非常に軽量かつ高出力だが容量は最低クラス」「絶大な容量を持つが重量も超ヘビー」なジェネレータはほぼ毎回登場している。
-コアによる部分も勿論あるだろうが、ジナコアの設定画を見るに設置位置は場合人間で言う臍辺り、コクピットの構造で言えば丁度パイロットの足元にある事になる。結構怖い構造。
--ついでに言えば、構造図のスケール感を信頼するならジェネレーターのサイズは大体普通乗用車のタイヤくらいとなる。結構小さい
--なお、「その設置位置からコクピット内は熱が籠って非常に暑い」という話もあるが、これについてはソースがはっきりしていない。単なる考察の延長だろうか
-基本的に原理は明らかになっておらず、詳細は不明。
--初代系には「水素タービンエンジン」なるものの存在が示唆されているが、それがACにも使われているかははっきりしていない。
--4系では資料集で「超高密度水素吸蔵合金を燃料とした強化実用燃料電池」と説明され、「発電部」「コンデンサ部」「コジマ粒子発生機構」の三ブロックで構成されている。
--水素吸蔵合金と燃料電池はどちらも実在する技術であり、これらの発展形と見て良いだろう。
--基本的な構造はノーマルとネクストで大差ないが、ネクストのジェネレータはこれにコジマ粒子発生機構が追加され、自らが生成したコジマ粒子の一部を燃焼させる事でノーマル用のジェネレータより大きな出力を得る事ができる。
--V系では設定画に「HYDRO METAL ENERGY」、つまり金属水素を利用している旨の記述があるが、流石にオーバーテクノロジー過ぎるという理由で没設定となった。
--VIでは具体的な原理こそ明かされていないが、「内燃型」「還流型」「コーラル内燃型」の3種類の仕組みが存在する。……内燃型だと?

***死荷重 [#t87adfec]
-「無駄な重量」の意味。装備しているだけで使わない武器などを指す。
-全く使わないレオハルトの羽レーザーなどは正にこの死荷重である。
-本来は建築用語で、建築物の様な「動かない重量」の事を指す。人や乗用車など「動く重量」は活荷重という。
-つまる所、''無意味な重量という意味での死荷重という用法は本来は誤り。''
-由来は恐らくPPのアリーナ下位レイヴンの紹介文。手持ち武器を装備していないため腕の重量が無駄になっている者が多く、それらについて死荷重という言葉がよく使われている。

***射突型ブレード [#m44b5e20]
-3にて初登場、キサラギが開発した変態装備の一つ。実弾属性。
-ブレードとは言うが、その実態は杭を高速で打ち出し敵機の装甲を貫徹する武器、いわゆるパイルバンカーである。そのためパイルの通称で呼ばれる事も多い。
-パイルバンカーの御多分に漏れず、高威力・高発熱ではあるのだが、極至近距離にしか届かない、ボタン入力から発射までにタイムラグがある、レーザーブレードとは異なり厳しい弾数制限がある。そして何より右腕武器である=これを装備するとマトモな射撃武器が装備できないという壊滅的な運用性の悪さを抱えている。
-その余りの使い辛さから、これを使いこなす者は概ねイレギュラーと見做され、これの愛称に因んで''とっつきらー''と称される。
-ストーリー中にも毎回一人はとっつきらーのCPUが居る。
-4系では使用回数の大幅増大、タイムラグ撤廃、全ての武器が左右両用になる、巨大兵器が数多く登場するといった仕様を味方に付け、対巨大兵器戦の切り札にのし上がった。
-V系ではHEATパイルと名を変えて登場、棒の先端に取り付けたHEAT弾を敵機に直接押し当てるという武器になった。
--なお、「刺突爆雷」の名前で、''全く同じ原理・コンセプトの武器を二次大戦中の日本軍が運用していた''。
--対戦車・対艦装備だったのだが、まずそれらに至近距離まで近付く事自体が至難の業である上、直撃させれば自分も確実に爆発に巻き込まれるという事実上の特攻兵器であったという。
-地上戦主体となった仕様から旧作に比べて利便性が増しており、対AC戦、特に対タンクで普通に使っていける武器となった。
-超玄人向けからちょっと扱い辛い位の武器に変貌した事は、利便性向上を歓迎する声の一方で、強烈に扱い辛い訳ではなくなったことに一抹の寂しさを覚える者もいるという。
-VIでは久し振りにシンプルなパイルとなった。というかカテゴリ自体が完全に「パイルバンカー」になっている。
--今回はロックが可能な他、突出した威力は無いが近年の作品に近い挙動の「即刺突」と、途轍もない威力の「チャージ刺突」を切り替えられるようになった。

***重量二脚 [#e8c6c88e]
-最も重い二脚。通称''重二''。
-タンクに次ぐ鈍足ながら、非常に高い防御力と積載量を持つ脚部。
--「高積載型の中二に積載で負ける重二」や「余剰積載の関係で中二より速い重二」なんてイレギュラーも偶に存在する。
-初心者はまずはこれを使ってみるのも手。中二と比べると乗せられる装備も多く、またある程度被弾しても耐えられるため、ACの基本を学びつつゲームを進める事ができる。
-防御力が欲しいが、タンクでは遅い……そんな時に頼りになる。毒ガスミッションの類では特に便利。
-当然と言えば当然だが、そのビジュアルはどれも例外なくどっしりしている。ゴツいマシンを組みたい貴方に。
-V系では、二脚としては唯一のTE脚部として登場。ACすら一撃死を狙える程にブーストチャージの威力が高く、蹴り主体で戦ってみるのも一興。

***修理費 [#c38285e2]
-ACのフレームパーツごとに設定される修復費用。何故かパラメータからは確認できない。
-ミッション終了後に機体が受けているダメージ分が経費として差し引かれる。
-基本的に高性能、高級なパーツであるほど高額に設定されている。
-弾薬費と並んでアーマード・コアのシビアなゲーム性を象徴しており、やっとの思いでミッションをクリアした新人レイヴンの報酬から弾薬費と共に差っ引かれて、悲しい赤字報酬を突きつけられる要因となっている。
-費用は決して安くないとはいえ、弾薬費に比べればまだ高額化しにくい事や被弾を避ければそもそも修理費をぐっと抑えられる。
--そのためか、弾薬費よりは悪し様に言われることは少ないようだ。
--ちなみにミッションのクリアランクには修理費が影響しているので、高ランククリアを狙う時にうっかり取り落とす要因になりやすい。

***主砲 [#udad8cf3]
-両背中スロットを埋める大火力の大口径エネルギーキャノンの総称。&br;呼ばれだしたのはN系からだが同デザインの3系や別デザインの2系の物も同系列で呼ばれることが多くなった。
-同義語で「ライウン砲」(N系の所持者より)や「LX砲」(型番「CR-WBW98''LX''」より)とも呼ばれる。

***小ジャンプ移動 [#v841c395]
-レイヴン作品に於ける最も基本的な戦闘テクニックの一つ。
-間欠的・断続的にブーストを吹かし、ブーストの加速とその慣性による移動を繰り返す事で連続で飛び跳ねるように移動する事。
-ブーストをベタ踏みするよりもENの節約となり、しかもそのまま回避運動になるため被弾率も低下させる事ができる。
-AC戦では基本中の基本にして必須テクニックであり、これを使わずしてクリアは難しい。
-4系以降の作品では、地上ブーストではENを消費しなくなったため不要となった。
--この仕様変更は、一説にはACがぴょんぴょん跳ねながら移動や戦闘をする様子をスタッフが疑問に思ったためとも言われる。あくまで噂話であるが。
-AC4以降の作品では不要なテクニックであるが、たまにQBと絡めつつジャンプしてみると回避機動として役に立つ事もある。レイヴン作品以降専門プレイヤーでも覚えておいて損は無い。

***初期機体 [#mc88ed13]
-引き継ぎ無しで作品を開始したときに、最初に乗っている機体の事。初期アセン、とも。
--また、ここから転じて初期機体を構成しているパーツを初期頭や初期コアなどと称することも多い。
-LRまでの作品ではシリーズごとに固定だったが、4系では複数の機体から1機を選択する形に変わり、V系では初期機体こそ固定だが初期から複数のパーツを所持しており、ある程度自由に組み替えることが出来る。
--また、例外としてはACVのチュートリアルの機体があり、この機体は引き継がれないため広義の意味では初期機体に含まれない。
-LRまでの作品では『ライフル・ブレード・ミサイル・レーダーを装備した中量二脚機』という構成が受け継がれていた。
--4系では脚部に軽二や重二が混ざり、武装構成は機体毎に全くの別物だった。とはいえ、上記のお約束パターンのアセンの機体も1つは含まれている。
--V系ではレーダーの仕様変更、および肩レーダーの廃止でレーダーこそ失ったが、ライフル・ブレード・ミサイルを装備した中量二脚機とほぼ過去作と同様の構成になった。
--VIでもレーダーが存在しない以外はライフル・ブレード・ミサイルを装備した中量二脚機という構成となっている。
-4系以外のほぼ全てのシリーズにおいてジェネレータとブースタの性能に難があり、初期アセンの組み換えでは真っ先に取り換えられがち。
-4系以前では「初期機体で全クリア」を目指すことは手ごろな縛りプレイとして有名。

***初代 [#mde8f457]
-「アーマード・コア」シリーズ第一作・[[アーマード・コア(AC)>ARMORED CORE]]のこと。1997年7月10日発売。
2018年12月3日発売の「プレイステーション クラシック」収録タイトルのひとつに選ばれた。
-同義語として「無印」など。

***ショットガン [#m670d801]
-カテゴリとしては2からの登場。しかし初代系のハンドガンが実質的にショットガンだったため、事実上の皆勤賞と言えるカテゴリ。
-他の多くのゲームと同様、『近距離戦では高い火力と衝撃力を発揮する武器』といった感じ。&br;やはり遠くに行くほど弾が散らばるため、真の火力を発揮する為には近距離で使う必要がある。
-近距離で使用する武装という事で、マシンガンやハンドガン等との相性が良い。
-4系では衝撃に加えて高いPA減衰性能も持つ武装として登場し、そのほとんどがイクバール/アルゼブラ製である。&br;また4系のみ、弾数が一度に発射される小弾の総数で書かれているため、弾数が1000発を超えてしまっている。実際の使用回数はその約1/16で概ね40~60と、歴代のショットガンと大差ない。

***地雷 [#l68c3532]
-踏まれると爆発を起こす兵器のこと。ACにおいても同様の仕様で登場する。
-AC用の武装としても登場していると思われがちだが、こちら正しくは[[吸着型''機雷''>#xdbf7205]]である。

***シングルトリガー [#p5bda459]
-左手に銃火器を持たない戦闘スタイル及びアセンのこと。略して「S鳥」とも。
-[[ダブルトリガー>#aa2733d4]]が出てきてから生まれた。また、ダブルトリガーが無い2系以前では特にそう呼ばれることはない。
-単純な火力はダブルトリガーの半分となってしまうが、レイヴン作品ではサイトを大きめに取る事が出来る場合もある。
-VDであれば苦手属性の盾を構えながらもう一方の手持ち武器で射撃という使い方もできる。

***素敵性能 [#lc52a65d]
-性能に関しないギミックや見た目に対して語られる単語。
-もとは「索敵性能」の誤読・誤記。

***ステルス [#rbf4f191]
-初代から3系にかけて存在する装備。レーダーに映らなくなる、+@の機能を持つ物も。
--シリーズによってはMT相手に効果を発揮せず使い勝手が良くないものも。
-MoAで初登場。「高負荷(重い・消費EN多い)の割に「レーダーに映らなくなる」一点だけだったので流行らず。
-2から回数制「ロック解除」の機能が追加。
-3から装備箇所がエクステンションに移動、高負荷だが背中が自由になることの方が大きい。また、3SLではOPムービーでも活躍した。
-対戦会では単純に無敵時間が作れてしまうので制限装備扱いになりやすい。
--制限せず対戦会が開催された際、同じく制限筆頭とされる[[電池>#t4713c12]]を超える採用率を出したことで悪名高い(FROM主催SLP公式大会でのお話)。
-一旦N系で途絶えるが。fAの追従型ECM装備「[[063ANEM>ARMORED CORE for Answer/肩部兵装#wa7f77c9]]」が「旧作におけるステルスに近い代物」とされる。

***砂 [#nf13645b]
- [[スナイパーライフル>#ydbd87a7]]の略称。漢字一文字で手軽なことから多様される傾向にある。
-- [[スナイパーキャノン>#j4f902cf]]は"砂砲"。

***スナイパーキャノン [#j4f902cf]
-構えと反動が発生する大型スナイパーライフルといった趣。通称"スナキャ"、"砂砲"。
-スナイパーライフルは初代から登場しているが、こちらは4が初登場と意外に遅く、PS3で初登場のカテゴリである。
-V系ではやはり手持ち武器となり、レールガンと並んでかなりの長物。
--安定して目標に命中させるには高い安定性を要するため、狙撃に使うのであれば事実上の四脚専用武器。
--実際に試してみると分かりやすいが、中二で撃つと大変な事になる。中量二脚でヘリに命中させたRDは、少なくとも狙撃の腕はドミナント級である。
--タンクに積んだ"砂タン"の場合、スコープが使えない為狙撃四脚とはまた違った立ち回りを要する。
---装備した種類によっては弾道がブレることを逆用し、瞬発火力を生かした巨大なショットガンとして扱われることも…
-どういう訳か、V系全体を通してCPUは重逆機で運用している事が多い。

***スナイパーライフル [#ydbd87a7]
-初代からVまで登場し続けている皆勤賞カテゴリ。通称"スナライ"、"スナ"、"砂"。
-違法改造スラッグでお馴染みのロスヴァイセを筆頭に、シリーズのどの作品にも大抵は「スナイパーの女性パイロット」が一人は居るのが伝統となっている。
-長射程と弾速の速さが持ち味。威力はライフルの4倍~5倍程あるが連射力は低く、4系以前ではサイトが小さいという欠点もあるため近距離戦での扱いは難しい。
-弾速の速さ故に命中率が高く、長距離から浮遊する敵機を始末する事ができる。AC戦でも有効だが、機体性能・プレイヤーのテクニック共に引き撃ちが出来る事が前提となる。
--例外は2系。やたらサイトが大きく、AC相手に余裕を持って近距離戦ができる。
-N系まではEN属性を持つ亜種"Eスナ"が存在した。概ね、スナの基本的な特徴に加えて、非常に厳しい総弾数と引き換えのバズ以上に高い威力を持つ武器となっている。
-4系ではPA貫通力が高いという長所が付与された。GAマンや有澤城相手にはジリ貧を余儀なくされるが、インテリオル系の機体やPAへの依存度の高い軽量機に対しては有効な武器となる。
-V系ではKE武器として登場、KE極振りでもなければまず弾けない程の高威力を持つ。VDでは軽量逆関節機で飛び回りながら一方的にチクチクと攻撃し続けるアセン"ネリスナ"が流行、活躍と共に一部プレイヤーからの顰蹙を買った。
-VIではゲームシステムが全体的に近接戦志向となった事でまさかのリストラ。仕様上登場していてもそこまで強くはなかった可能性が高い。

***スラッグガン [#l6e4bc6f]
-初代からの登場。2系のみ名義が『リニアガン』になっている。
-背部武器の一つで、構えが必要な大型ショットガンといった趣。
-概ね重く、リロードが長いという欠点を持ち、構えが必要な事などから自分で使うと弱いが敵に使われると強いといった感じ。
-初代に登場するランカーAC『ヴァルキュリアC』が異常な連射力を持った特製スラッグガンを使用する事で有名。&br;N系でリメイクされた時もその理不尽さは健在であった。
-初代系のみENタイプのスラッグガンという変わり種がいる。
-fAに登場したスラッグガンはその極めて高いPA減衰性能や高い火力、連射性能などからガチ武器の一つとなっている。
-V系ではミサイル・ロケット以外の肩武器や背中武器が腕武器に変更されていく中、残念ながらリストラされた。
-なお、現実に於けるスラッグ弾とは、''散弾銃で撃たれる大口径弾''を指す。つまりスラッグ弾は散弾ではない。ACに於けるミスマッチな分類名の一つである。
--4系ではこういったミスマッチはその多くが修正されていったが、スラッグはなぜかそのまミスマッチ状態となっていた。
-Ⅵでもスラッグガン名義の武器は用意されていないが「背部装備の散弾砲」というくくりでは「散弾バズーカ」が登場、性能的に後継と言える、かも。
--また、背部装備型ENショットガンが登場。背部装備型のEN散弾砲はMoA以来20数年ぶりの復活となった。

***生体兵器 [#k98c1886]
-初代からLRまで登場していたエネミーの分類。
--間違いやすいが、細菌やウイルスを利用する「生物兵器」ではなく、人工的に作成され兵器として運用される生物のこと。
-他のエネミーと違い、基本的にはナマモノであるためバイオセンサー搭載型の頭部を装備していないとロックオンができない。
-シリーズごとに見た目は様々だが、昆虫のような%%大変気持ち悪い容姿の%%ものが多い。
-4以降は登場していない。一部のファンからは惜しまれる一方、最新ハードの描画能力に加え、フロムがソウルシリーズやブラッドボーンで鍛えに鍛えまくったキモいクリーチャー作成力を使った生体兵器は見たくないという声も。
-VIではLR以来久し振りに完全ナマモノのエネミーが登場したが、あくまで食用ワームが放置されている内に肥大化したものであるため「兵器」ではない

***千マシ [#jf93cf11]
-「1000マシ」とも。初代からN系にかけて存在した弾数丁度1000発のマシンガンの通称。
-弾切れしらずの弾数からもたらされる最高クラスの総火力が特徴。
-一方、心許ない単発火力や弾数の多さからくる弾薬費用の高さなど癖も強い。
-4系以後は弾数丁度1000発のマシンガンが無くなったこともありそう呼ばれることはなくなった。

***総監督マシーン改 [#f9303ae7]
-ACMoAのフロムソフトアリーナのランク1を飾る機体。
-デザインは当時のフロム社長である神直利氏によるものである。
-エンブレムは2本のムーンライトソードを交差させた絵になっている。
-名前に「改」と付くように、元となった総監督マシーンも存在する。
--原型機についてはケイブンシャ刊行の初代AC攻略本『アーマード・コアを一生楽しむ本』に記載されている。FCSをミサイルに合わせた弊害で武器腕マシのサイトが豆粒化している。
#region(総監督マシーン 機体情報)
|~PILOT|N/A|
|~AC NAME|総監督マシーン|
|~HEAD|HD-ZERO|
|~CORE|XCH-01|
|~ARM|AW-MG25/2|
|~LEG|LC-MOS4545|
|~ARM WEPON R|NO EQUIP|
|~ARM WEPON L|NO EQUIP|
|~BACK WEPON R|WM-S800-GF|
|~BACK WEPON L|NO EQUIP|
|~BOOSTER|NO EQUIP|
|~GENERATOR|GBX-TL|
|~FCS|QX-9009|
#endregion

-耐久面を重視しつつも武装は遠近全てのレンジに必要な火力を用意した豪華仕様。ガチタン構成の王道をなしている。
--動きもガチタンの基本的な動作を押さえており、いうてもCPUやし大丈夫やろ^^!とナメてかかると何やかんやで射線に引きずり出されてアツアツのローストチキンにされる。
--なんとレーダー無しアセン。では社長は強化人間なのか?否。勿論''[[真人間>#z64feb8c]]''です。
-一部にはACfAの有澤社長のルーツではないかと言われている。
#region(総監督マシーン改 機体情報)
 APの高さを追求し、あえて車両型のパーツを選択した機体。
 そのエンブレムは伝説の聖剣をモチーフとしている。
|~PILOT|ジン|
|~AC NAME|総監督マシーン改|
|~HEAD|HD-H10|
|~CORE|XXL-D10|
|~ARM|AN-891-S|
|~LEG|LC-MOS4545|
|~ARM WEPON R|WG-PB26|
|~ARM WEPON L|LS-99-MOONLIGHT|
|~BACK WEPON R|WC-GN230|
|~BACK WEPON L|WM-L201|
|~BOOSTER|NO EQUIP|
|~GENERATOR|GBX-TL|
|~FCS|QX-9009|
#endregion


***そーれ、肉まんですか? [#h16134db]
-AC4のBGM、Twist itの歌詞の空耳。
-本来の歌詞は「Slowly,Dig it and twist it.(ゆっくり、理解しそして捻じ伏せろ)」
-高音質で聞くとあまりそうは聞こえない。ゲーム中でこそ聞ける空耳である。

**た行 [#h84bee72]

***大破壊 [#m540136e]
-初代系と3系に登場する用語。
-「人類が地下都市に移住する原因となった出来事」「大破壊以前の技術や歴史はほとんどが失われている」「大破壊以前の技術水準は現在より遥かに高く、それ故に当時の技術の解析・再現・制御は困難」といった事は共通している。
-また大破壊という名称ではなくとも「本編の遥か以前に起きた、世界が破壊され尽くす程の超大規模カタストロフ」自体は、唯一近未来が舞台の4系を除いてシリーズのお約束である
-''初代系''
--地上環境を破壊し尽くす程の戦争。公式年表によると、そこまで遥か昔ではない様である
--これによって失われた技術も多く、強化人間手術の技術もこれに当たる。
--衛星砲ジャスティスなど、大破壊に使われた兵器も一部は現存している。
-''3系''
--「大災害」と呼ばれる事もある。
--惑星規模の大規模災害。
--やはり多数の技術がロストテクノロジーと化しており、人類がレイヤードに移住する原因となった。
-''N系''
--直接「大破壊」「大災害」という用語は登場していないが、「現代以上の高度な文明を破壊し尽くした出来事」と「それによって失われた旧世代・旧世代技術」が存在している事が確認されている。
--スタッフの一人の曰く、''「NXの最後で起きた特攻兵器の襲来は、3系に於ける大破壊と同一の出来事」''との事。
-''V系''
--具体的な名称は無いが、やはり世界の大半が生物の住めない汚染に見舞われる程の大戦争が起きている。
--VDで明かされた設定を見るに、4系の企業間戦争の延長がそれであるかの様な記述が見て取れるが明言は無い。
-''VI''
--大破壊という呼称ではないが、「アイビスの火」と呼ばれる超大規模発火現象が本編の半世紀前に発生、甚大な被害が発生源の惑星ルビコン3どころかその周囲の星にまで発生している。
--惑星丸ごとどころか星系規模という、恒星間航行が一般化した時代に見合ってその破壊規模はシリーズ最大となっている。


***ダァーイレイヴォーン! [#qa2d28bd]
-AC2最終ミッションでのクラインの名台詞「消えろ、イレギュラー!」の英語版台詞''の聞き間違い''。
-実際の台詞は''Die, rebel!!!(死ね、反逆者!)''なのだが、「Die, raven!!!(死ね、レイヴン!!!)」と勘違いした者が多かったらしく、その独特なイントネーションが一部のプレイヤーの笑いを誘ったのと相まって、誤解が広範かつ長期に渡って広がっている。
-

***ダガー [#q5a120b6]
-AC2の[[ELS-7880>ARMORED CORE 2/左腕部武器#t57d9474]]を始祖とする短射程型レーザーブレードの通称。
--シリーズによっては複数登場していることもあり、特にLRの[[YWL16LB-ELF3>ARMORED CORE N SERIES 左腕部武器兵装#w2b58d03]]は"ミラダガ"(ミラージュ製のダガー)と呼ばれる。
-シリーズによっては[[月光>#m70d1b59]]を上回る威力を獲得しているが、リーチが短いので多段ヒットを得られにくく数値ほどの威力を体感し辛い。
--高威力の物は突きモーションで多段ヒットすれば一撃必殺もありうるが、腕部と脚部の組み合わせ次第では相手に届かない、という悲劇も起こりうる。事前テストは怠らないように。
-元はキングスフィールド系に登場する短剣か。共通点は短リーチ程度だが。
-VIには正真正銘「レーザーダガー」が登場している。今回は月光が特殊な扱いなので特に月光と比べて云々という側面では語られない
またブレード系武器が全体的に再使用時間がかなり長く調整された中、これはかなり短時間で再使用可能となるため、むしろ過去作の通常レーザーブレードに最も近い使用感の武装となっている

***縦長FCS [#v19c7d45]
-初代からサイトに大幅な仕様変更が為される前のN系に至るまで連綿と受け継がれた伝統的産廃。
-その名の通り、ロックサイトの形状が縦に長い長方形という珍しい形状をしている。
-ACのゲーム性とセオリーの性質上、サイトが縦長=視線の上下移動が楽になるという特長は、自機もしくは敵機が少しでも横移動したらロックが外れるという短所に比べてあまりに小さく、産廃化は必然であったと言える。
-N系ではミサイルロックが最速という長所を獲得している。核腕やμ腕をブチ込む為に確保していた人も居るのではないだろうか。
-ちなみにPSP版において一時期、”敵機の上下移動に強い”ことから縦長FCS推奨する向きが''微かに''あった。
--PSPではハードの都合上キーアサインが操作し難いものになりやすく、その対策として上下視点操作を省くアサインが多く採用されていた。そこへ縦長FCSによるシナジーを期待された……が、縦長FCS自体の中途半端な性能と火器との相性の渋さから間もなく広角FCSにシェアを奪われ、やがて見向きもされなくなった。

***ダブルトリガー [#aa2733d4]
+略して「W鳥」など。両手に銃火器を装備したアセンおよび両手の武器を同時に敵機に撃ち込む戦術の総称。
AC3SLで大量の左腕用銃火器が登場したことで一般的に。
「右腕」と「左背部」(もしくはその逆)を同時運用する戦術は「クロストリガー」と呼ばれる。こちらはX鳥と略され、4系で定着した。
+AC3のランカーレイヴン・トラファルガーの乗機。ミッションで僚機にもなってくれるが話題に上がることは少ない。
ACに於いて両手に銃を持つスタイルが「ダブルトリガー」と呼ばれるようになったのはこれが由来とされる。
+ACVIの''公式用語''。意味は『1.』と同じ

***だまして悪いが [#a7e0c4ac]
-依頼主による不意打ちが行われるミッションの総称。&br;大抵の場合複数のACと戦うことになり、イレギュラー認定も同時に行われることが多い。
--また、たまに依頼主の意向により、こちらが騙して悪いがを行うこともある。
---ただし、こちらから行う場合は敵ACが予定より多かったりと、不測の事態が起こりやすいのも特徴。
-なお、これらのミッションの傾向としてはレイヴンからの依頼、[[報酬が全額前払い>#q4fbcdce]]、最初に出ている敵が時期に反して妙に弱いのに僚機がいる、敵勢力の詳細が不明など。
-出典はAC2AAの『レイヴン撃破』にて、[[とあるレイヴンが喋ったセリフ>アーマード・コア シリーズ/セリフ集#x7713669]]が元。「だまして」がひらがな表記なのもここから。
--漢字表記の''騙して悪いが''もよく使われる。

***タンク脚 [#w6c4bdb8]
-初代から登場している脚部カテゴリー。かつては車両型と呼ばれることも。現在のところ皆勤賞である。
-名前の通り、戦車の車体のような脚部。シリーズにもよるが履帯を有するタイプを基本にホバータイプ(通称「[[ホバタン>#hobatank]]」)や軽量タイプ(通称軽タン)が存在したりする。
-劣悪な機動性、トップクラスの積載量、構え不要ととがったカテゴリー。この方向性を極めたアセンは''[[ガチタン>#kbd72c57]]''と呼ばれる。
--ただし、中には程よく性能をマイルドにしたタイプや逆に地上最速を誇る高速型が存在したりすることもあり、割と同一カテゴリー内で個性の分かれる脚部でもある。
-シリーズを通してコアのブースターを装備しなくなる。その為通常ブーストは脚部自体に装備されたブースターの性能に依存する。
-当然ながらその構造上ジャンプは不可能でブーストで上昇する以外に手段はない。その為高低差の大きいマップは比較的不得手。

***弾薬費 [#bcd5bf5f]
-ACの各武装ごとに設定される1発または使用1回ごとの費用。
-ミッション終了時に搭載した武装の中から使用した分だけ経費として差し引かれる。
-低威力の弾薬であれば単価が安く、高威力であれば高いという傾向がある。
--高威力なグレネードや誘導兵器であるミサイルは単価が高く、また単価が安いライフルやマシンガンでも発射数が嵩んで結果的に高額請求に至る例が多い。
-PS・PS2シリーズにおいてはミッションの報酬があまり高くなく、ちょっと撃ちすぎれば修理費と合わせてあっという間に赤字というシビアなバランスになっており、アーマード・コアのシビアなゲーム性を強調すると同時に、プレイヤーにも強烈な爪痕を刻んでいった。
--%%他のゲームやタイトルの事を考えている時ですら、請求されないと分かっていても弾薬費が頭にチラつくという声が今なお聞こえてくる%%
--PSおよびPS2時代はEN兵器においてのみ何故かこれが請求されず、経費節約の供としてしばしば重用された。
--4系以降はEN兵器にも%%結構な%%弾薬費が請求される仕様となったが、ミッション報酬の全般的な高額化により大した問題にはなっていない。
--例外として、ACfAに僚機として登場したエイ・プールは高額なASミサイルをまさに湯水のように垂れ流して懐かしの赤字請求をもたらし、リンクス達の度肝を抜いた。あまりの放蕩ぶりに彼女の経済状況が心配されるネタが発生するほどであった。
-ミッション終了後の請求において弾薬費に並んで修理費や特別減算が差し引かれるが、容易に高額化しやすい弾薬費は特に悪し様に言われることが多いようだ。

***チェインガン [#l0682dbf]
-現実世界でのチェインガン(チェーンガン)とは、チェーンを介してモーターなどの外部動力によって機関銃の機関部を駆動させる方式のこと。''単砲身''。ガトリングよりも発射サイクルや銃身加熱の面で不利だが、初弾から弾道とサイクルが安定しており、数発だけ撃つことも容易という利点がある。
-ACシリーズにおいては恒例のカテゴリ。背部武器の一つで、構えが必要な大型マシンガンといった趣。
-- 基本的にはゲーム中では「チェインガン」表記。カテゴリ名として「チェーンガン」と表記されたことはない。
--精々PPのランカーの説明文程度。あそこはガトリングが「ガットリング」だったりする無法地帯である
-同時にスラッグガンと並ぶ長きに渡る誤解の温床。本来チェインガンは単砲身だが、N系までの作品に登場するチェインガンはどれも多砲身である。
-なのでACシリーズのLRまでのこれは「ガトリングガン」と呼んだ方が正しい。実はACに限らずあちこちで度々誤解されていたりする。
--一説には、誤解の原因は映画「プレデター」だという。日本語訳の際、本来ガトリングガンと言うべき所をそれでは迫力が無いという理由でチェーンガンに変更したらしい。
-4系でようやく本来の意味の「チェインガン」が登場した。
-Ⅴ系以後は再びリストラされている。

***地球人 [#c6625896]
-初代系からアーマード・コアに触れたプレイヤーの通称。
-由来は初代系が明確に地球が舞台である事から。
-正に初代ACの発売年(1997年)からプレイしている者のAC歴は軽く20年を超える。正にACの歴史の生き字引である。
//--ちなみに、23年とは言い換えれば初代AC発売年に生まれた子供が大学を卒業する時間である。
-N系も地球かつ地上が舞台だが、まずそうは呼ばれない。4系以降も同じく。

***地上魚雷 [#y8c52a19]
-AAからLRにかけて実装された分裂ミサイルの一種。
-分裂前の大型弾が超低空を滑空する、という動作が特徴。実際にはもはや「滑走」といった体である。
--視認されにくい(実際ちょっと見えづらい)ことや敵の脚部へのダメージを期待しやすい(脚部破損を狙いやすい)のが利点。
--これだけならNOE軌道っぽいものをとるミサイル、と捉えられなくもないのだが……
-運用方法は[[若葉講座に詳しい>https://bladeandgrenade.sakura.ne.jp/index.black.php?%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%80%80%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/AC%E8%8B%A5%E8%91%89%E8%AC%9B%E5%BA%A7%20PS%E3%83%BBPS2%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E7%B7%A8/AC%E8%A3%85%E5%82%99%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%20PS%E3%83%BBPS2%E7%B7%A8#jae5ab78]]が、特に分裂前の大型弾が地面の微かな段差で自爆したり、子弾も目標の上下動に釣られて自爆しやすいのが重大な欠点として知られている。
-その結果AC3までのテクニックとして、トップアタック時に発射して相手の頭上で即座に分裂させるという最早地上でも魚雷でもない運用法が状態となっていた。
--これが琴線に触れたのかは不明だが、SLからは大型弾の状態で一定距離を進まないと分裂しないよう仕様変更が為され、事実上の産廃化と引き換えに魚雷としての尊厳を回復した。
-初出の[[ZWM-GT/00>ARMORED CORE 2/背部武器#k072d33a]]こそ高い誘導性能で対戦でも通じる装備であったが、前述のSLにおける[[CWM-GM14-1>ARMORED CORE 3/背部武器#u82a7863]]への%%仕打ち%%仕様変更を機にその地位を返上することとなった。
-AAからの背中武器仕様とSLから追加されたエクステンション仕様がリリースされている。
--何故かEXT仕様の方が優遇気味であり、背中武器が単発運用なのを尻目に2発同時発射であり、LRでは重量と弾薬費まで優遇されるという謎の仕様をしていた。
---%%やっぱEXTの内部処理の都合なのでは…?(邪推)%%

***地底人 [#ue2aedec]
-3系からアーマード・コアをプレイし始めた者の通称。
-由来は、舞台となるレイヤードが地下世界であるため。
-初代系も地下世界だがあちらには「地球人」という通称が別にあり、かつ本作の舞台は現実の地球と地続きである事が明言されていないため。
-火星人同様、SLは専ら地上が舞台だがこちらも「地底人」と呼称される。

***駐車場 [#y5074dc7]
-天井が低く、地形が平坦なステージの通称。''地下駐車場''とも。
-由来は初代系のMoAの対戦ステージの一つから。
--尤も、低天井の対戦ステージはその前作のPPから存在する(対戦ステージ「洞窟」が該当)。が、後継ステージに恵まれずそちら側では定着しなかった。
-天井の低さから敵ACの上下機動を著しく制限させ、戦いを正面からの撃ち合いによるゴリ押しに持ち込む事ができる。
-その性質からガチタンと相性が非常に良く、『アリーナでどうしても勝てない敵を倒すための最終手段』として扱われている。
-対戦ステージを駐車場として敵機の挙動に制限を掛けつつ、こちらはステージとの相性が最高に良いガチタンなどで待ち構えるという%%卑劣な%%戦法を、''駐車場呼び出し''という。
--当然ながら、敵機やその武装によっては効果が薄いどころか逆効果な場合もあるのでそこだけは注意。

***中量二脚 [#k701ac91]
-脚部の一種。略して''中二''と呼ばれる事も多い。
-初代から最新作に至るまで、一貫して初期機に採用され続けているパーツの一つ。
-性能は「中間」の一言に尽きる。重量、燃費、積載量、機動力、防御力、どれを取ってもバランスが良い。器用貧乏というよりは器用万能。
-とにかく扱いやすく、優秀な性能のパーツも多いため初心者から熟練者まで愛用者は幅広い。
-ビジュアルにしても最も癖が無く、ガチ対戦でも使えるイケメンパーツもほぼ必ず用意されているため、素敵性能を優先したい、もしくは実戦性能との両立を目指すプレイヤーにもおすすめできる。
--どれだけ素敵性能に溢れているかと言えば、『歴代パッケージ機やトップランカー、ストーリー中で絡む重要人物の脚部のほとんどが中二』と言えばわかりやすいだろうか。
-中間的な性能とは言うが、物や作品によっては軽二を凌駕する機動力や重二以上の積載量を持っていたりする。イメージに惑わされず性能は必ず確認しておこう。
-V系ではKE脚部として登場。アーカイブで確認できる勲章の文章から、やはり公式も「汎用的な前衛」という認識の様である。
--どちらかといえば機動力重視のアセンが人気。攻めて良しサポートして良しの万能タイプ。

***鉄拳MT [#yad61298]
-初代の「東雲」に端を発する''殴りかかって来る人型MT''の通称。「鉄拳制裁MT」とも。
-ACへの攻撃手段がパンチなだけに、ゴツい見た目とそれに違わない耐久力を持つ傾向が強い。
-ACの世界観的に流石にパンチは無いと判断されたのか、AC2AAを最後に以降は登場していない。
-4系ではとっつきノーマルに置き換わった感がある。

***電池 [#t4713c12]
-概ねエクステンションに装備される、ENを瞬時に回復させる装備の通称。
-レイヴン作品ではENが尽きるとチャージングによりしばらくENが使用不能となるため、「ENが完全に尽きる」事の対策ができる本機の機能は中々馬鹿にならない。
-時にはラッシュのために、時にはチャージング対策の保険にと、EN武器を多用する機体や長時間の飛行を行うアセン、またはミッションで活躍した。
-4系以降は登場しない。ただし4系にはENの代わりにKPゲージを高速で回復させるパーツが登場しており、電池の後継とも言える。

//***デンプシーロール [#a4d29224]
//AC2用語集に統合しました。

***頭部COM [#v4db5e4a]
-メインシステム、戦闘モードを起動します。
-ACの任務遂行を補佐する頭部コンピュータシステム。
-頭部パーツに搭載され、初代~N系ではパーツごとに性能や‘’ボイスの性別またはCV’’が異なる。
-機体の損傷状況や目前の敵に関する情報を音声で読み上げて搭乗者を支援する。初代ACではオペレーターがいなかったので変わりに情報支援の一部を担った。
-4系ではオペレータに完全に株を取られパーツの性能からも項目が削除され事実上のリストラ状態であった。(ネクストACの設定上は機体の制御関連システムに形を変えて存在していたとのこと)
-V系では復活した上に報告してくれる内容が増えたりCVを任意に選択できるようになって存在感がぐっと増した。特にOW起動時の警告は印象に残ったミグラントが多いようだ。
-余談だが、初代ACの”ROUGH”タイプの読み上げ内容は非常に個性的であり、”STANDARD”や”DETAILED”と聞き比べると一層の味わい深さを感じることができる。機会があれば是非アセンに組み込んで聞いてみて頂きたいところである。
~
-初代~N系
--性能は3段階の設定が用意されていた。
---初代~3系は”ROUGH”、”STANDARD”、”DETAILED”で表記され、N系のみ「標準」、「高性能」、「新鋭」で表記された。
---それぞれ低→中→高という区分けであり、プレイ中は見ての通りなのだが解説の場でこうして並べると些か混乱を招く表記である。
---基本的に高性能になるほど内容を細かく読み上げてくれるようになり、LRの「新鋭」COMにおいては敵ACの名称と特徴、推奨戦術まで読み上げてくれる。
--ちなみにCVについてはシリーズ毎に法則が異なり、性能だったりパーツ個別だったり販売メーカーだったりで毎回異なり、CVが男女2名ずつ起用されることもあった。
-V系
--性能の段階区分が廃止されて報告内容が統一され、残弾警告やスキャン/戦闘モード切替宣言などの新しい内容が追加された。また、頭部パーツに依存せずCVを任意に選択できるようになった。
--DLCでは投票などで選定された歴代のキャラクターによる頭部COMボイスが配信され、主任やセレンさんなど各キャラの性格が出たボイスを楽しめる。
~
-VI
--パーツによって変更されることはなく、男性ボイスのみ。確かな設定は明かされていないが、どうもAC自体の補佐というより強化人間たる主人公そのものを補佐するシステムのような印象を受ける。
-作戦目標クリア システム 通常モードに移行します。


***毒ガスミッション [#r3bb0898]
-シリーズでもお約束となるミッションの通称。
--平たく言えば「スリップダメージを受け続ける探索ミッション」。
-何もしていなくてもAPが減り続けるためさっさとクリアしてしまいたいが、大抵の場合ステージが入り組んでいるのが嫌らしい。
-元祖は初代の『毒ガス基地破壊』。通称の由来も、このミッションでステージに充満していたのが毒ガスだったため。
-今やフロムと言えばダークファンタジーだが、あちらでは類似のフィールドギミックとして''毒沼''が存在し世界中のファンから疎まれている
--宮崎「我が社の次回作はアーマードコアVIです^^」
--ファン「じゃあ毒沼はないわよね^^」
--宮崎「[[…>ARMORED CORE Ⅵ/ミッション#tb0cc3ac]][[…>ARMORED CORE Ⅵ/用語集#la469eb5]]」
--ファン「ないのよね?」

***土星 [#v4f57e1a]
-3系・N系の最重量ジェネレータの通称。形式が「土星・Saturn」だったりということはなく、「球体+周囲に伸びる構造体」の見た目がただ「土星に似ている」というだけである。&br;3系の[[「MGP-VEXM」>ARMORED CORE 3/ジェネレータ#xee90c92]]及びN系の[[「G03-ORCHID」>ARMORED CORE N SERIES ジェネレータ#zd1f34ef]]が該当。どちらもミラージュ製である。
--正直なところ、「大重量に見合わない性能で使い勝手が良くないこと」から蔑称に近いので使用時はTPOを弁えて。
-4系以降や2系以前においても、「最大重量・全点豪華型ジェネレータ」を「土星の系譜」と称したりすることもある。

***どっすん着地 [#ue47bb10]
-二脚・逆関節、四脚において、一定以上の勢いで落下した際に機体が着地硬直してしまうこと。
-通常よりも大きな着地音と共に機体が衝撃を吸収するようなモーションを行い、短時間だが操作を受け付けない無防備状態(着地硬直)になる。
--まさに「”どっすん”と落ちた」ような着地である事からこの呼び名が付いたようだ。
-一定以上の高度からの落下、衝撃性能の高い火器で吹き飛ばされて地面に叩きつけられた時に発生する。
-対戦では言うに及ばす、ミッションやアリーナでも致命的な隙となりうる。接地前にブーストして減速してどっすん着地を回避することはAC移動操作の基本技能ともいえる。
--4系においてはオートブースト機能が存在し、単純落下によるどっすん着地を防いでくれた。
-脚部の性能やアセンブルによってある程度の軽減などが可能であるようだ。機体の安定性能が関わるようだが、具体的な数値の関連は不明瞭なのでなるべく操作と立ち回りによる回避法を身に着けるのが賢明である。
--着地時にOBが起動するよう操作することで着地硬直のキャンセル・回避を行うテクニック(OBキャンセル)が存在する。

***とっつき [#x4832995]
-3から登場した武器カテゴリの一つ、射突型ブレードの愛称。実体属性。
-プレイヤーの一人が「射突(しゃとつ)」を「とっつき」と誤読したことが切っ掛けで広まった。
-ACの公式外伝小説でも登場しており、フロム公認の通称である。

***ドラム缶腕 [#yb218ce7]
-元は初代系に登場した腕部「ANKS-1A46J」の通称。
-由来は正にドラム缶の如き円筒形状のデザインによる。
-4系のヒルベルト腕が似た形状をしているため、これも時々ドラム缶腕と呼ばれる事もある。

**な行 [#cb537d6d]

***内装 [#c3bcedaf]
-FCS、ジェネレータ、ブースタ、作品によっては追加でラジエータなど、ACの機体を構成するパーツの内、機体内部に装備されるパーツの事。&br;インサイド等、内臓火器は含まない。
-手足や頭、コアなどの''フレーム''と対に語られる事が多い。
--厳密に言えばブースタは機体の外に付いているのだが、「フレームと武装以外」という意味合いが強いのだろう。
-ACのストーリーが始まった直後に所有する初期機の内装は貧弱である事が多い。手足より武器より、まずはジェネとブースタを交換しよう。

//***内部性能

***ナインボーライザー [#he140699]
-フロムソフトウェア製のゲームACE:Rに登場する隠しボス、ナインボール・セラフの通称。黒色ベースの量産型も登場している。
-その外見と挙動が機動戦士ガンダム00のダブルオーライザーとよく似ている事から。
--より具体的に言うと、本体自体はコトブキヤV.I.版準拠のデザイン、背部ブーストポッドは可変機構を備えた新デザインの物になっているのだが、それに加えて肩部エクステンションに相当する部分にウイングユニットが装備されており、それがダブルオーライザーのデザインとよく似通っている。
-ナインボーライザーはオリジナルのセラフには無いコジマ兵器まで装備している。緑色の粒子を扱う超性能メカな辺り、余計に00のガンダムっぽい。
-武装はパルスライフル(という名のパルスマシンガン)、ブレード、ブレード光波、マルチロックミサイル、オービット(自機追従型と設置型の2種類)、マシンガン(変形時のみ)、アサルトキャノン。その他の兵装としてプライマルアーマーと光学迷彩を装備。
--リミットブレイク(所謂必殺技)ではオービットによる大出力レーザー照射、アサルトキャノン、掴み→オービットで蜂の巣→アサルトキャノン接射という技が使用可能。
--アサルトキャノンはfAの物とは違い、一定時間照射するタイプ。砲口が胸部中央ユニットに格納されており、射撃時に胸部が上下に展開、砲口が露出する。
-現状、V系のおっさんDLCを除けば唯一操作可能なナインボール・セラフとなる。

***謎回復 [#a84802a1]
-NBまで存在したシステムの通称。
-長丁場ミッションにはミッション中にローディングが入る事があるのだが、そのローディング後に機体が受けたダメージや消費した弾薬が全回復している現象の事を指す。
-シリーズによっては「補給を行う趣旨」の通信が入ることもあるが、多くの場合が如何なる原理によってダメージや弾薬が回復しているのか全く不明で説明もないため「謎」回復と呼ばれる様になった。
-LRでは削除された。LRの難易度が高い理由の一つである。
-VIでは「補給シェルパ」と呼ばれる空飛ぶコンテナを呼び寄せることでAPと弾薬を全回復できるという新システムが導入されており、かつての謎回復に理由付けが成された格好となる

***二脚 [#q091fff7]
-脚部パーツの[[軽量二脚>#kbbf79b6]]・[[中量二脚>#k701ac91]]・[[重量二脚>#e8c6c88e]]の総称。
--逆関節も二本脚ではあるが性質が少々異なるため、これも「二脚」に含めるかは人・時によって異なる。ここでは含まないものとする。
-何れの作品でもクセが少なく、扱いやすい脚部。ビジュアルも良好なためパッケージ機やトップランカーは常にこの二脚である。
-4系以外ではキャノンを撃つ際には構えが必要となる。強化人間でなければ背部にはレーダーかミサイルを装備する事になるだろう。

***熱暴走 [#j3977669]
-熱の概念共々PS2作品にのみ存在する概念。
-被弾やブースタの使用によって蓄積した熱が一定を超えると熱暴走となり、冷却が完了するまでペナルティが発生する。また熱暴走中の冷却には、ラジエータの『緊急冷却性能』が参照される。
-NBまでは対ACのみの概念だった。対MTやミッション中で交戦する「MT扱いのAC」などは熱ダメージが発生しない。熱が取り柄の銃火器はただの豆鉄砲に成り下がってしまう。
--LRにてようやくACのみならずMTなども熱ダメージを受けるようになった。グレやプラズマなど高熱量の武器で攻撃するとリロード待ち中に爆散したりする。
-AC2~ACSLまでは熱暴走中はAPが急速に減って行く。これを利用して熱暴走によるスリップダメージを主力とするアセンや武器が登場した。
-N系ではENが急速に減って行き、ENが尽きてなお冷却が追い付かない場合は更にAPも減って行くという形に改められた。
--N系では通常ブースターを使用しただけでも熱が発生するようになった上に被弾による発熱も上昇したため、&br;''敵弾から逃れようとしてブースタを吹かすと自分が発生させた熱で余計に熱暴走しやすくなる''など、従来作に比べて熱暴走の危険が大幅に高まってしまっている。
--その上、熱暴走すると大抵チャージングを起こしてしまうため、一度熱暴走してしまうと、&br;''熱暴走→チャージング→攻撃を回避できない→更に続けて被弾し熱量増加→冷却が追い付かない''&br;という悪循環に陥ってしまう事が多く、プレイヤーから恐れられた。

***ノイズメーカー [#l323af81]
-2系に存在した装備。3系やN系のECMメーカーも愛称としてこの様に呼ばれる事もある。略して「''ノイメ''」とも。
-一定時間、敵のロックオンを阻害する機能を持つ。
-効果時間は然程長くないので過信はできないが、アリーナやAC戦ミッションでは目に見えて敵機の攻撃頻度が下がるため、レーダー持ち以外のACを相手取る時は中々有用。
-敵機の攻撃を避けるのが難しいタンクでよく使われる。

***納期のデーモン [#j9e8e1d5]
-はるかボーレタリアより現実世界に顕現し、フロムを脅かす恐ろしいデーモン……ではなく、フロムの製作スタッフが納期に追われる様を形容した言葉である。
-設定資料集や大量の没データは、納期のデーモンによりお蔵入りしてしまった没イベントの名残であると言われている。
-アーマード・コアに限らず、ソウル系も含めてフロム作品にはこのデーモンの爪痕がみられるという……。

**は行 [#t1175501]

***バースト系 [#fb86b686]
-ワントリガーで複数発''連続''発射される火器の通称。''同時''発射はまた別。&br;3系では「アサルト」タイプがこの系列。なのでN系から入った人は勘違い注意。
-物によって「扱いやすい良品」と「全く使い物にならない産廃」に綺麗に分かれている。
--「良品」の方は「射撃毎にロック補正」が入るので動き回る相手でも扱いやすい。
--一方「産廃」に部類する方は「初弾のみのロック補正」であり、2撃目以降は初弾の位置に飛んでいく。&br;即ち''「動き回る相手には最初の一発目しか弾が飛んでいかない(=無駄弾になる)」''という非常に重大な欠陥を抱えており、固定目標相手程度しか使い物にならない。
---鬱陶しいことに''シリーズ内でも上記2タイプが混在している''というややこしい仕様。&br;一例として、右手のライフルは「産廃型」だが左手のライフルは「ロック型」という風に同タイプでも左右で区分けされているという面倒な事態となっているシリーズもある。
-なお、この系統の武器は代々「射撃ボタンを連打しつつ武器を連続で切り替える」ことでリロードキャンセルが可能。&br;3系のアサルトロケットで発動させるのが有名で「アサロケ百裂拳」の異名で知られる。&br;この仕様はラストレイヴンで修正されたのでそれ以前のシリーズで可能。FFのAIは勿論使わないが、FFインターナショナル版のマニュアル操作なら可能。
-4系ではこのタイプの武装は廃止されたがV系にて復活。3連発、もしくは5連発するスナイパーキャノンと3連発するバトルライフルが存在する。&br;何れも非常に高火力な上に、スナキャはそもそもノーロック、バトライは補正付きなため使いこなせるならば強力な武装である。
-Ⅵ系でも引き続き登場。射撃毎に補正が掛かる扱いやすいタイプとして登場している。

***バケツ頭 [#me175a33]
-アンテナや皿に次ぐ伝統的なデザインの頭部。正にバケツの如き筒状の形をしている。
-バケツ頭と呼ばれ始めたのは3系の''MHD-MM/003''(後の興ヘッド)からだが、2系のストラング頭や、4系のNSS頭、V系のガラハッド頭なども似た感じの形状であるため、これらも纏めてこの様に呼ばれる事もある。
-どっしりした見た目に違わず、全体的に重量級のウェイトと高い防御力を持つ。
-ACのみならず、ソウル系に登場する一部の兜もやはりバケツに似ているためこのように呼ばれている。
-ちなみにバケツ状のデザインをした兜は実在し、それらは「グレートヘルム」と呼ばれている。


***バズーカ [#gafd5379]
-初代から4系まで登場する武器カテゴリ。V系ではカテゴリこそ消滅したが、性質を引き継ぐ武器が変わって登場しているため実質的な皆勤賞。略称は"バズ"。
-性能は一貫して実弾の大重量・高威力・低弾速・高衝撃な武器。
-非常に重いためおいそれとは積めないが、一発当たりの威力の高さからライフルでは手間取る様な硬い敵も一撃で処理できる。
-弾速の遅さからAC戦にはあまり向かないが、ミッションでMTや砲台などを処理する分には役に立つ。
-また、物によっては強い衝撃を持つため、硬直狙いの至近距離用武器ないし一撃離脱武器としてAC戦でも一定の地位を持つ。
-本来『バズーカ』とは米軍の開発したM1対戦車ロケットランチャーの愛称である。つまりバズーカとはある単一のロケットランチャーの通称であって、ロケットランチャーそのものの別名ではない。よってカテゴリ名としてのバズーカという呼称は本来は誤り。もしバズーカと呼ぶならACであれば寧ろ[[ロケット>#m9af654a]]が相応しい。
-しかも「ロケットランチャー」の意味でバズーカという単語が用いられる事はガンダム他多くのコンテンツでも見られるが、ACのバズーカはロケットランチャーですらなく、ただの大砲という珍しい例。
--ACのバズーカを無理矢理現実の兵器の区分に当てはめると、(徹甲弾発射砲という意味で)滑空砲・ライフル砲・ハンドキャノン辺りが適切か。
--また、「高威力だが弾速が遅い大口径弾」という特徴はショットガンの弾種の一つ「スラッグ弾」と一致する。つまりショットガンの一種として登場していたなら違和感は少なかったのだが、AC的にスラッグ弾はハンドガンと背中用ショットガンの領分である。あぁややこしい……。
-VIでは正式に復活すると共に遂に榴弾砲となり、ようやくバズーカらしくなったと言える

//***バトルライフル [#ec71064a]
//-⇒[[V系用語集>ARMORED CORE VERDICT DAY/用語集#oe7374b1]]
//バトルライフルはV系にしかないので移設させました。

***春鳥 [#h0a5cb43]
-AC3SL以降に登場した長射程型レーザーブレードの通称。&br;由来は初登場3SLの「MLB-HALBERD」より(HALBERD→ハルバード→春・バード→春鳥
-威力は控えめなことが多いが、低負荷で当てやすいこともあって初心者に勧められる優等生。

***ハンドガン [#ee101a72]
-初代から最新作まで皆勤賞の武装の一つ。ただし、性質は世代によって微妙に異なる。
-『小型軽量で、弾数こそ少ないが高い火力などを持つ優秀な近距離戦用副兵装』という感は共通している。
-''初代系''
--強力な衝撃力を持ち、固めた所をブレードで斬る''剣豪アセン''のキーパーツとして活躍した。&br;また、その見た目に加え一種を除いて弾が複数に分割するという半ばショットガンの様な武器であった。
-''2系~3系''
--衝撃が低下した代わりに高い熱量を発生させる様になり、単純な火力のみならず熱量武器という側面を身に付けた。
-''N系''
--格納武装となった他、かなりの高威力を持つようになり、弾切れ時の保険や、両手両格納をハンドガンとして短期戦を仕掛ける強襲機の武装として用いられる。&br;また広角サイトである事を利用して、左手に装備する事でサイトを拡大するという使い方もある。
-''4系''
--熱や衝撃を与える武装としての面は完全に消失、『格納可能でコンパクトなマシンガン』といった趣の武器となった。&br;ライフル並の火力の弾をマシンガンの様に連射するため瞬間火力は凄まじいが、弾速の遅さと射程の短さからネクスト戦には向かない。
-''V系''
--衝撃力が復活。初代系に近い衝撃タイプと4系に近い連射タイプの2種類がある。&br;強力な衝撃を持つタイプは敵ACを固めて防御力低下を誘う武器としてV初期を席巻、VDでは仕様変更により、連射が効くタイプが削り武器や盾割り装備として活躍した。
-''VI''
--強い衝撃とそこそこの威力の弾丸を発射するという初期に近い仕様に。やはり軽量低負荷。
--EN版の「レーザーハンドガン」も登場しているが、こちらはハンドガンの派生というよりレーザーライフルの小型版という趣

***ビジュアルアセン [#h77232f3]
-そのままビジュアルを重視したアセンブルを指す言葉。基本的には、実用性や整合性を介さずカッコイイからカワイイからという理由でパーツを選んでいったアセンに使われ、性能が両立したアセンに対してはあまり使われない。具体例としては、旧作で中量二脚に肩キャノンを搭載したアセンなど。
-昨今では制約も取り払われてきた事で全く実用性がないアセンも減り、あまり使われなくなってきた言葉。

***ピーピーピーボボボボ [#d88d74de]
-初代ACのACバトルにて、''戦闘開始直後にカラサワを連射(ピーピーピー)してワイルドキャットを秒殺(ボボボボ)する音''。
-その例から転じて、簡単にクリアすることができ、報酬が高いという金策に向くミッションを指すのに使われる。
-ACVでは武器強化システムの都合もあり、武器購入資金の補充も兼ねて大量のフレイムフライがピーピーピーボボボボされた。

***フィンガー [#fb49d862]
-[[指>#j409cee4]]を参照。

***ブースタ [#a2e649fa]
-ACを高速で移動させるための推進機。
--通常のブースタ・オーバードブースタ(OB)の他にエクステンション(肩装備)や背中装備にも、推力を増強したり一定方向への瞬間的な加速を可能としたり滞空したりするための追加ブースタも存在する。
--4系では更にメイン・サイド・バック・OBの4種に細分化されたが、特に断りが無い場合は通常ブースタ(メインブースタ)を指す。
-表記は「ブースター」とも。ゲーム中でも両用されているので"どちらが正解"とかは無い。
-レイヴンACは背中に2基、ネクストは背中と脚に2基ずつ計4基、VACはコア背面と前面に2基ずつないし背面のみに2基装備している。
-フロート型(N系まで)やタンク型は内蔵のブースタを使用するので通常ブースタ(メインブースタ)は装備不要、となっている。前述の追加ブースタは問題なく併用できる。
-具体的な原理などは不明だが、ジェネレータで生産されるENで稼働している。プラズマエンジンか何かだろうか?
-当然ながら高出力なもの程燃費は悪く、滞空性能に優れたものは非力な代わりに低燃費という傾向にある。
--また、満遍なく低性能なブースタが初期装備なのもN系までのお約束だった。有脚型で進めたい場合、交換優先度は筆頭とされることが多い。
-3系まではOBでなければ熱は発生しなかったが、N系では通常ブーストでも熱が出るようになった。
--N系では「非力だが低発熱」や「省エネ高性能、されど爆熱」といった個性も味付けされることになった。&br;また、N系最終作LRでは「加速度」というパラメータも追加。「低出力、されど高俊敏性」、「高出力だが加速が鈍い」という個性も追加された。
-また4系以降では通常ブーストでENを消費しなくなったため、ブーストダッシュを無限に続けられるようになり、それに伴い「小ジャンプ移動」が不要になった。
-4(というかfAのみ)に背部に搭載する使い捨ての大型ブースタもあり。詳細は[[こちら>ARMORED CORE 4・fA/用語集#ze894c6e]]を。


***武器腕 [#x3cccac2]
-初代の頃は「特殊腕」とも呼ばれたそれ自体が火器となっている腕パーツ。地味に皆勤。&br;左右両方から放たれる高い火力、それなりに軽く消費も少ないが、防御・耐久面は絶望的という極端な腕。&br;特に防御力はAC3SLまで「''0''」という有様だった。
-ACPPのOPムービーでは「左右別々の武器腕を装備したAC」という没機体が登場していた。最新作に至るまでこの仕様は再現されていない。&br;また初期の構想では「武器を内蔵した通常腕」というのも存在していた。この構想は後にインサイドという形で結実する。
-AC3では性能切り替えという新たな個性を得たが、切り替えの表示がなく今どちらのモードなのかというのが判別し辛い。この欠点はN系まで引き継ぐ。
--AC3SLで大量の左腕用銃火器が登場したことで実質終了。
-N系でようやく防御力を得られたが引き換えに装備負荷が上がってしまっており、また通常腕と違ってチューン不可。
--ちなみに部位破損の存在するLRでは通常腕とは違って二次破損しない。
-4系では並みの防御・耐久を会得、また背部武器との併用戦術も増えたことで多少はマシに。&br;ただ、双方が右武器扱いのため同時使用できないので両背中武器との相性は最悪。
-ACVでは欠場していたがACVDで復帰、腕武器を装備する腕を持ち「腕武器+武器腕」という武装が可能。&br;また、通常腕部では不可能な構え武器をハンガー送りにすることも可能。&br;代わりに肩武器やOWが装備できず、素敵な変形機構のおかげで武器の切り替えが非常に遅いなど癖は強い。&br;また、ACVDのものは「両腕がドッキングして一つの大型武器になる」ものが大半で、「両腕から放たれる高いDPS」という個性が消失してしまっている物も多い。良いか悪いかは人次第。
-VIでは再び欠場。

***プラズマキャノン [#gfffa1c9]
-初代から4系まで存在した武器カテゴリのひとつ。
-初代では2系以後のレーザーキャノンに近い性能。通称「肩サワ(肩に装備するKARASAWA)」とも呼ばれた。
-2系以後「大重量・高威力・低弾速」の言わば「EN版グレネード」ともでもいう性能、であることが多い。
--中には「小弾数・軽量で撃ち捨て前提」なのも存在するが命中率に難を抱えている場合が多く「だったらレーザーキャノンで良いよね」で終わりがち。
-VIにて復活。着弾時に爆発を起こしまさしくEN版グレ言った感だが、チャージ後の弾速は作中トップクラスという特徴をもつ。

***プラズマライフル [#ma4f2fa7]
-初代より皆勤している武器カテゴリのひとつ…だが、初代ではまだレーザーライフルとの区別は曖昧だった。明確な区別が与えられたのは2系からである。
-2系以降は「少弾数・低弾速・高火力」であり、N系までは「EN版バズーカもしくはグレネード」とでもいう性能。
-3・N系では「威力の割りに高速リロード」という特色を得た。
-4系ではPA減衰力に優れ、なおかつ着弾時にECM障害を引き起こすことができる。
-V系でもあまり立ち位置は変わらず、短射程かつ低弾速なので使い手を選ぶが、ぶち当てれればTE特化機をも溶かし切る高火力を得ている。
-VIでは従来の性質に加えてチャージにより攻撃範囲を大幅に広げる事ができるという性質を持ち、ENバズとENグレを使い分けられるような仕様に。

***ブレード光波 [#z42aa237]
-PS2作品までに存在したレーザーブレードから放たれるエネルギー波のこと。黎明期は「魔法剣」とも呼ばれた。また説明書には記載されておらず当時は隠し技(裏技)扱いだった。
--専用にブレード光波を射出する装備は「光波ブレード(光波ブレ)」と呼ばれ、MOAから登場した。
-ブーストしながらブレードを振ることで発動する。この操作がキングスフィールドにおける「魔法剣」の操作と一致することから前述の「魔法剣」の呼称が生まれた。&br;3系から登場した武器腕レーザーブレードのみ通常の射撃操作で光波を射出することができる。&br;基本的に地上戦専用だが、前述の光波ブレ及び武器腕版は空中でも使用できる。&br;地上戦に置いて光波と同時にブレード本体を当てる戦術を「光波切り」と呼ばれる。手軽に火力増強出来るが、モノによっては光波着弾時の爆発に判定があるものがあり、場合によっては自爆技にもなる。
-ノーマルレーザーブレードでの使用は初代から3系にかけては強化人間専用。N系ではプレイヤーサイドの強化人間が撤廃されたことを受けて常時使用可能となった。
-使い勝手はほぼ共通で「ロックオン不可のEN版ロケット」かつ「振りモーションのおかげで隙が大きい」と非常に癖が強く、[[サイティング>#pa3b8f31]]に優れるFFのAIすら当てていくのは困難という代物だったりする。&br;一方、弾薬費無用かつ無限使用可能なので一部の施設破壊ミッションでは大いに役立つこともあるという。
--唯一例外がPS作品のブレード光波。特に[[月光>#m70d1b59]]のそれは直撃すれば「AP上限9999」の時代に一撃数千単位のAPをもぎ取っていく、というぶっ飛んだ破壊力が設定された。&br;これは裏話があり、当時のスタッフによれば「こんなの動き回るAC相手に当たる訳ないだろう」という考えから超威力が設定された模様。&br;だが。強化人間解禁で行われた対戦会でスタッフが見たもの、それはブレード光波をAC相手にピンポイントでぶち当てていく[[イレギュラー>#h36ad828]]の存在だったという。&br;正直なところ(特に対人戦で)使いこなせたのは一部の化け物位だったのだが、これ以後ブレード光波は下方修正の一途を辿り、ついにはLRを最後に消滅することとなった。
-忘れられたのち、for AnswerのHARDモードにてAFスティグロがアームズフォートの巨体からブレード光波を放ち、一時話題となった。
-VIでは本作の月光が懐かしの光波ブレードとなる形で復活。ブレードでありながらまま離れた距離から近接攻撃を当てられる武器となっている。
壁や障害物を貫通できるという性質があったが、これはバグだったらしく早期に修正される事となった

***ブレードホーミング [#j104cd12]
- 略して''ブレホ''とも。
- 旧作において、レーザーブレードを振ると対象にホーミングする謎仕様があった
- ブレードごとに補正値が設定されているため、アセンにおけるレーザーブレードの選択を複雑にしている
- このホーミングは空中切りの方が大きな影響があり、一応地上でもホーミングはしているものの、空中切りほどの劇的な効果は無い。
- PS時代は文字通りの変態機動、2時代は程々の補正、3時代は不安定な軌道。NX・NBではついに空中切りの補正が削除され、ブレホは地上のみになった。
-- LRでは空中切りの補正が上下のみ復活したが、ドッスン着地の原因ぐらいにしかなっていない。
- PS時代では、空中切りの強烈な補正を生かして斬撃直後に発射し、ノーロック武器を当てやすくする戦術が『ブレホ撃ち』と呼ばれるほどメジャーだった。
-- また、室長は過去コメントで「ブレホで誘導してロケットを当てる」という戦法を使っていたと発言。古参の%%変態%%凄腕だったか……
-世代を経るごとに弱体化して行き、特にN系とV系ではほぼ無くなってしまっている。このためACにブレードを当てる事が困難なN系はブレードの冬の時代として扱われている。&br;一方のV系では挙動の性質上、軽量機なら対AC戦でも十分使えるため、こちらではちょっと扱いにくい程度の認識に留まっている。

***フロート [#g046628f]
-2系からLRにかけて存在している脚部カテゴリの一つ。
-その名の通り常時浮遊している特性があり、水上で唯一問題なく動けるほか溶鉱炉などのダメージ床無効、また非常に優れた機動性をも併せ持つ。&br;が、地面に撒かれた地雷など何故か回避できないものもあったりする。
-一方欠点も極端で世代によって性質は異なるが、「積載が低い」「安定性が非常に低い」「耐久性が低い」「浮いた場合の機動性も低い」と一癖どころではない。
-背部キャノン選択時には着地姿勢をとる。ものによっては一部可変しているので一見の価値があると言えようか。&br;LRでのガレージでは常時着地姿勢をとってくれるので観察しやすくなった。&br;尚、水上で背部キャノンを選択すると例外なく[[河童>#n3115364]]の餌食となる。一部作品では「一定時間操作しなかった場合強制的に待機姿勢に移行する」作品もある。勿論、水上でも例外はなく河童の餌食となる(=水没でミッション失敗)。
-4系では四脚の飛行形態に吸収される形で削除となった。或いは「ブーストダッシュできない代わりに地上移動速度が速い」という初代~2系の四脚に再統合されたというべきか
-多くのシステムが刷新と共に復活したVIでも登場せず。オグ氏的には「''個人的にあまり思い入れが無い''」との事である……
-NGワード:浮遊原理

***防御係数 [#ne36b640]
-初代~3系まで採用されていた仕様。
-これらの作品ではACの防御力は数字通りには反映されておらず、この防御係数を参照する事で実際の防御力を導出できる。
-この仕様上、少しだけ防御力を上げたつもりが実際には変わっていないという事がある。
-あまりにややこしい為か、各種パラメータの日本語化と共にN系にて撤廃された。
-詳しい計算式については[[アセンブルガイド>アーマード・コア シリーズ/AC若葉講座 PS・PS2タイトル編/ACアセンブルガイド PS・PS2編#y695677a]]を参照

***砲台 [#k30a1157]
-雑魚敵の一部としてAC2より随所に登場する。
-MTでもガードメカでもなく個別の砲台カテゴリに区分されている模様。
-主に地面に設置してあるタイプと、天井に吊り下げ設置されているタイプのふたつに大別される。側壁設置タイプは主流ではないようでN系くらいでしか見られない
-シリーズが進むごとに種類やバリエーションが地味に増えていき、V系では領地メイキング用に多数のタイプが設定された。
--ゲームとしての表現の幅が広がって言っている事を感じさせてくれる現象である。
-折に触れてプレイヤーに強い印象を与える砲台もあり、砲台大破!や管制室援護しろよぉ!(誤射)や領地で手厚い歓待を受けたりなどそれぞれに思い出を持っているものと思います。

***木刀 [#qf92aeb3]
-初期装備のブレードの通称。ブレード中最も低い威力は木刀のそれを髣髴とさせる。%%鈍器としてなら木刀は威力高い方? 知らんな%%
-特に2~LRでは刀身が茶色なため、名実共に木刀の名が相応しい。
-VIの初期ブレは木刀枠と侮ることなかれ、最後まで付き合えるほど優秀な性能となっている。%%ああずっと、ずっと側にいてくれたのか 我が師 導きのパルスブレードよ…%%

***ホバータンク [#hobatank]
-地味に初代から存在する脚部の通称。略して「ホバタン」とも。
-通常のタンク脚が履帯を有するのに対し、ホバタンは履帯がなくブースターによる移動のみとなっている。
-全体的な傾向としては、タンクと比較して「軽量」「機動性が良い」「積載量に劣る」「APに劣る」「EN消費が大きい」「EN防御が勝る」など。
--ただしあくまでタンク脚として、なので中量機並みに動けるといったわけではない。
-「ホバタン」呼びされるかはともかく、この系統のタンク脚が存在しないのは意外にもV系のみ。
-タンク脚なので構え不要でキャノン兵装が使用可能。
-パット見ホバーなので水に浮けそうだが、フロート脚のように常時浮遊しているわけではないので''水には沈む。''それを知らずに水底に没した初心者レイヴンは数知れず。
-NXにおいてはCR-LHT92ことクレホバが積載と高速性をもってトップクラスの強パーツとして君臨していた。
-4系においては履帯を有するタンク脚は存在せず、全てホバタンになるのだが見た目や性能面で区別されている。

***ホバーブースター [#z67b1841]
-3系からN系にかけて存在したエクステンション補助ブースターの一つ。略して「ホバブ」とも。
-バグか意図したものか、初出時の3では''跳ねるブースター''だったが、SLからはその名の通り''起動時の高度で対空するブースター''となった
-当然起動中はENを消費し、またゆっくりとではあるが高度は下がって行く。本当にずっと対空するつもりであれば無限飛行アセンで使用する必要がある
-足場の不安なステージや地雷がバラ撒かれているステージ、空中から襲い来る敵機を迎撃する時等で特に有用。何でもない時に使っても大した意味は無いがミッションによっては非常に役に立つ。

**ま行 [#ga5b7791]
***前払い [#q4fbcdce]
-もしかして→[[だまして悪いが>#a7e0c4ac]]
-ミッション報酬において、特に「全額前払い」であるミッションに大して揶揄の意で付けられる通称。前払いミッションとも。
-前払いが発生するミッションであっても、成功報酬も支払われる分割払いタイプでは揶揄されることはまずない。それもそのはず分割払いの時は内容がキツくても悪意ある騙しは無いからである。
-一躍名を馳せた契機はあの悪名高い「[[管理局強行偵察>アーマード・コア ラストレイヴン(ACLR)/ミッション#l3a97f77]]」である。
--特にこのミッションが槍玉に挙げられる理由としては、「最初に提示されるミッションのうちのひとつ」「報酬が他より桁ひとつ高額で魅力的」「提示される任務内容も%%見てこいカルロ%%単なる偵察」の3つの複合要因とされる。
--慣れたレイヴンには依頼文だけで内容が察せられるものであったが、迂闊にもLRに挑んだ初心者の一部は敢え無く釣られてしまい、彼らの悲鳴がネットを通じて出回ることとなった。
--高額な前払いに釣られた彼らの悲鳴はACのシビアな世界観の宣伝に一役買ったり、ひいては前払いという手段自体のイメージを損なうことに繋がったりしたようだ。契約内容はよく確認しよう。
-何も前払いの要素のすべてが悪いわけでなく、ミッションを受諾した時点で支払われるので前金で装備を整えて出撃、というメリットもある。
-が、前述の管理局強行偵察をはじめとした一連の「だまして悪いが」のせいで滅多に顧みられることはない。

***マシンガン [#t01f26d9]
-実質的皆勤賞武器カテゴリの一つ。通称''マシ''。短射程・低火力の弾丸を連続発射する実弾武器。一部にEN属性のものもある。
-一発当たりの威力の低さを、他とは一線を画す猛烈な連射力でカバーする。その性質上「当て続ける」事が求められるため、敵機にある程度追随できるだけの機動力と操作テクニックが求められる。対人戦でも強みを発揮する一方でそれなりの腕も求められる中級者以上向け武器と言える。
-比較的軽量であり、また射程も短いことから中量~軽量機の武器としても多用される。
-N系までは弾数が500発ぴったりの「500マシ」、1000発ぴったりの「1000マシ」が伝統的なパーツとして存在した。&br;大抵、500マシは優秀な万能武器、1000マシは総火力だけは高いものの扱いに難のある癖の強い武器という評価である。
-ほとんどの作品で強武器だが、2系とN系では逆に産廃同然である。その意味では浮き沈みが激しいカテゴリとも言える。
-''初代系''
--本作のマシンガンの性質は、以降の作品とほとんど変化していない。マガジンが無い事以外ほとんど変化が無い。
--初登場となるこの頃から500マシ(赤サブ)は優秀な武器として多くのプレイヤーから愛されていた。
--500マシは優秀、1000マシは微妙に使い辛いという評価だったのもこの頃から。
--MOAからEN型が新規登場。当初は「禁止武器」扱いされるほどの武器として扱われていたが戦術が極まるにつれて普通の強武器に落ち着いていった。
-''2系''
--''不遇''。
--豆鉄砲とか妙に重いとか、散々な評価であり、カテゴリごと産廃という悲惨な状況。
--レイヴン作品としては唯一本作にのみ500マシが存在しない。
-''3系''
--初代系の使い勝手再び。再び優秀な武器カテゴリに返り咲いた。
--500マシも高い性能と共に復活。「始めの内はとりあえず500マシ」という人も多かったのではないだろうか。
--SLではかのぶっ壊れ武器「800マシ」も登場、大暴れした。
--3系に手持ち型のENマシは無い。
-''N系''
--''不遇時代再び''。3系で暴れ過ぎた反動だろうか。
--マガジンが実装された事、そしてマシンガンのマガジン弾数が異様に少ない事、精度が大きく悪化した事などから、かなり扱い辛くなってしまった。
--3系で愛された500マシも性能は大幅下落。代わりにガトマシが大きく強化され、一躍脚光を浴びた。
--LRではマガジン弾数が改善された事で、至近距離戦用武器としてはまぁまぁ使える様になった。
--NBでENマシ復活…[[伝説に残るド産廃>ARMORED CORE N SERIES 用語集#yed5182c]]として。LRで他マシは復調した中ほぼ放置、CPUのハンデ武器にしかなっていない有様である。
--左手に広角サイトタイプ欲しいけどハンドガンじゃ火力が心許ない……という時に現実的な選択肢として一部のパーツが検討、採用されるという地味だが新しい居場所を得ていたりする。
-''4系''
--マガジンは相変わらず存在するがN系ほど極端に少なくはなく、十分使える水準に。改めて優良武器カテゴリに。
--新たに「近接適性が高い」という特性が与えられ、より近距離戦に強い武器になった。
--一方で、「2次ロックしない」「両手で撃つと必ずロックが外れる」というバグを抱えており、オンでの使用に際してはFCSと腕部の性能を鑑みつつ、器用に操作する事が求められる面倒な武器になってしまった。&br;一応、ミッションで使う分にはそこまで深刻に気にする必要は無い。
--fAでは初期こそ威力の低さから使いにくかったが、最終的にかなりの高火力武器に強化された。
-''V系''
--''まさかのリストラ''。
--代わりにガトリングガン、HEATマシンガン、パルスマシンガンが登場し、カテゴリとしては消滅したものの性質はこれらに受け継がれている。
--ガトにもヒトマシにもマガジンは無くなっており、使用感は3系以前に回帰している
-''VI''
--''マシンガン復活''
--ガトリングと「マシンガン」が並び立つ光景がfA以来久し振りに実現した。またワントリガーで複数弾を発射する「バーストマシンガン」という派生版も登場した
--初期レギュでは威力が低いとか弾が少ないとか反動が強いとか難点が多かったが、後に改善され軽量級の武装として積みやすくなっている

***真人間 [#z64feb8c]
-本来は「真面目に生きている人間」という意味だが、ACシリーズでは''「強化人間ではないパイロット」''を指す。
-基本的にACの主人公はこの真人間。3系までは強化人間になる事もできるが対戦はこの真人間で行われるのが一般的。
-強化人間には多くの強力な補正がかかるため相対的に真人間は弱く、真人間である事自体にメリットは無い。精々「強化人間のサポートに甘えない」という美意識を満足させられる程度。
-トップランカーの殆どは強化人間であり、真人間のトップランカーは皆無。しかしSLのフォグシャドウなど、中には真人間でありながら上位ランクに名を連ねる者もおり、そういった者は非常に人気が高い。
-VIでは(オールマインドによる独自ランキングであるが)ついに真人間と考えられるトップランカーが登場。しかも彼はよりにもよって「強化人間部隊」であるヴェスパーの首席隊長であった。

***ミサイラー [#r6b995ae]
-長音を略して''ミサイラ''、実在する軍事用語からとって''ミサイルキャリアー''とも。
-ミサイルを主力とするアセンの事。ミサオンとほぼ同義。
-多くの作品でCPUに対しては非常に有効。fAなど一部の相性の悪い敵以外はこれだけでランク上位まで勝ち上がれる。
-発射数の多いミサイルに連動ミサイルを組み合わせれば気分はもう板野サーカス。
-CPUにもこのテのアセンを組む者が各作品に大抵一人はいる。4系のエイプーが代表的。
-デコイやロックジャマー、フレアなどミサイルへの対抗手段は多く、これらを持つ相手には滅法弱い。4系のマシンガン持ち相手に至っては無効化どころか自爆させられる危険があるので過信には注意。
-ミサイルが補助武装的立ち位置となったV系には存在しない。一応手持ちをミサセントで固めれば従来のミサオン的アセンは組めることは組める。
-手持ちミサイルの復活と共に再び主力武装化したVIでは久々に使用可能に。相変わらず頼れる使い勝手をしている

***無限飛行 [#jaecf04e]
-その名の通り、半永久的に滞空する事が可能な能力の事。
-フレームを低燃費化し、強力な出力を持つジェネレータと低燃費なブースタの組み合わせや、ホバーブースタの採用で可能となる。
-大抵のミッションでは長時間のホバリングができる事は大してメリットにならないが、水場等の足場が悪いステージでは非常に有用。
-仕様変更により、fAでは浮いているだけなら大抵のアセンで可能。&br;逆にⅤ系ではすべてのアセンでほぼ不可能。

***面倒が嫌いな人 [#id989986]
-ACPPに登場したライバルキャラに当たるレイヴン・スティンガーの通称。
-由来は彼が度々「面倒が嫌い」と発言している事から。
-転じて、手間を省きたいプレイヤー、方法は何でも良いからさっさと攻略したいプレイヤーの事を指す事もある。

***モォーリカァドゥールサァーン [#rbfcb380]
-NXのBGM『Red Butterfly』の途中で聞こえる空耳歌詞、もしくはこの曲そのものの通称。
-ラストミッションなどで聞くことができる。
-続編で「モリ・カドル」というレイヴンが出て来て以降広まったネタだが確かにそう聞こえる。

**や行 [#zb2cfa72]

***指 [#j409cee4]
-PP~LRまで存在したマシンガンの一種の通称。"指マシ"とも。
-初出の''WA-Finger''に始まり、何れもFinger(FINGER)の名前が付いている事が由来か。そのまま読んでフィンガーと呼ばれる事も多い。
-何れも『手』を模した形状をしており、指の様に銃身が並んでいる外見が特徴。グフの左手がそのまま独立した武器になったと考えれば分かる人には分かるかも。
-銃身が複数あるだけあって凄まじい瞬間火力を持っており、特に初登場のPPでは鬼の如き性能を誇った。
-小型軽量で射程が短く、マシンガンにしてはサイトが小さいという点は共通している。
-N系のファイヤー親子はフィンガーの愛用者としてよく知られている。
-4系以降は登場していないが、複数の銃身が横並びになった同時に複数の弾丸を発射するマシンガンやそれに近いものは散見され、これらを指の系譜と見る向きもある。

***四脚 [#o8db636f]
-初代から存在している脚部カテゴリの一つ。
-その名の通り四本の脚を持ち、人型の上半身と併せて半人半虫とも言うべき異形なシルエットを構築する。
-世代によって性質は異なるが、「重量や積載量は中二と大差ない」「消費ENが多い」「比較的移動速度に優れる」という点は共通している。
-''初代系~2系''
--タンクと同様ブーストダッシュができず、ブーストすると必ず浮き上がる。
--代わりに通常移動速度が非常に速く、地面を滑る様に移動する。
--接地している限りキャノンを構え無しで撃てる利点もあり、かなり攻撃的な脚部と言える。
-''3系~N系''
--3にて遂に地上ブーストが可能になったが、通常移動が中二並みかそれ以下にまで落とされ没個性化した。
--また歩行時にはそれぞれの脚が一本ずつ動くようになり、非常に気持ち悪い。しかしその気持ち悪さこそが四脚の魅力と考える者も多い。
--キャノンを構え無しで撃てる点も健在。しかし積載量が少ない事から無理にキャノンを使おうとすると無理が生じるので、その辺りは考えてアセンをすること。
-''4系''
--削除されたフロートを吸収し、部分的に2系以前に回帰する形で登場。
--ブースト時は脚部が折りたたまれる様になり、空中と同じスピードで地上ブーストが可能となっている。
--全脚部でキャノンが構え無しで撃てるようになったが、安定性が非常に高い事から砂やグレを硬直せずに撃てるという意味で「四脚でキャノンを撃つ」メリットは無くなってはいない。
-''V系''
--CE型脚部として登場。TEに弱くプラズマミサイルが大の苦手。
--キャノンの使用に構えが必要になったが、構え時に後ろ脚に備えられたアンカーを展開するようになり、「構え時に安定性が飛躍的に増す脚部」となった。砂キャで長距離狙撃したい時は実質これ一択。
--ブースト時の滞空性能が非常に高いという特徴もある。このため、長時間に渡ってトップアタックを仕掛ける事が出来る。
--VD-LINKの称号からして、やはりフロムも狙撃特化脚部として設定した様だが、VDではカラサワと超衝撃ミサイルを組み合わせた中距離機が長きに渡って環境を席巻したのであった……。
-''VI''
--今回もモードチェンジによりホバリング形態になる事ができる他、キャノン系武器やチャージ攻撃を硬直無しで使える脚部というV系とそれ以前を合体させたような仕様。
--地上にいると危険な攻撃や真正面からの攻撃を跳ね返す敵が多い性質上、多くの621が頼ったと思われる。
--ブーストキックはなんと''下半身回転蹴り''。「ゴムゴムのUFO」とほぼ同じという認識で大体合っている。

**ら行 [#gacc1f9a]
***ライフル [#qb6625c4]
-初代から現在まで、初期機の右手武器の座を不動の物としている武装。
-早い話が「自動小銃」。そこそこの威力の実弾を、そこそこ早いレートで発射する。シリーズ全体を通して使用感が大差ない
-DPSは然程でもないが安定して削り続けられる強みがあり、弾数も多いため扱いやすい。4系以前ではサイトも割かし大き目というザ・基本といった武器。不動の初期装備は伊達ではない。
-ミッションでは最初から最後まで使い勝手のいい武装ではあるが、対戦では扱いやすいが故に「対策するのは基本」といった扱いになっており、一部の強武器以外の活躍は少ない。

***ラジエータ [#q3c07df6]
-熱の概念が存在したPS2作品での登場。通称"ラジ"。
--表記は「ラジエーター」とも。
-ブースタの使用や被弾、周囲の環境により発生した熱を冷却する装置。
-3系までは程々高性能で程々省エネなラジが主流だったが、仕様変更によりN系からジェネレータやブースタとの相性を鑑みての選択肢が増えた。
--基本的に「高負荷・高性能な万能型」は「負荷」の方が足を引っ張りすぎて選ばれることはそう多くは無い。

***リニアガン [#f6036ede]
-N系までの作品に登場する背中武装カテゴリの一つ。構え武器
-「リニアガン」という兵器カテゴリは実在しない。名前からしてリニアモーターの原理で弾頭を射出する兵器であろうか。そういったものは現実には「コイルガン」と呼ばれる
--レールガンとコイルガンはよく混同されるが、電力で弾頭を発射するという点以外全くの別物である。ACに於いてもレールガンとは性質が大きく異なる。
リニアガンは「実弾属性」「単発威力はそこそこ程度」「''ENを消費しない''」「発射前チャージが無い」「連射が効く」という点でレールガンと異なり、ほぼ真逆の性質と言える。何でEN消費しないんだろう
-熱か衝撃のどちらかに特化している傾向があるが、概して「滅茶苦茶扱い辛い」類の武装ではなく、背中射撃武器としては素直な使い心地の武器となっている
-''初代系''
--衝撃特化型
--背中版ライフルと形容され、そこそこ高威力の弾をそこそこ早く連射できる
-''2系''
--''リニアガンの例外''
--本作のみ、他シリーズに於ける「[[スラッグガン>#l6e4bc6f]]」に相当する武装となっている。
-''3系''
--単発型の射撃武器という意味では初代系に回帰したが、一方でリロードがかなり長くなり、連射が効く方とは言い難い仕様に
--威力はスナイパーライフルと大差ない程度だが、非常に高発熱という特長を獲得している
--武器破壊能力に優れているという点もある。対戦ではともかくアリーナでは長所となり得る
--3系では主砲は「リニアキャノン」となっていたが、EN属性で、発射時消費ENもあり、高威力だが発熱量は極少ないというレーザーキャノンに準じた仕様だった。
実際間違いだったのか、N系ではレーザーキャノンになっている
-''N系''
--連射速度が再び短縮され、改めて比較的連射の利く背中武器に
--熱量はそこまで高くはなくなったが、代わりに何といっても非常に強力な衝撃力を獲得、早い連射速度と相俟って相手を一方的に固め殺す恐ろしい武装となった
--特にエヴァンジェの装備する軽リニアの暴れ振りが印象的
--NXでは威力はまだそこまで高くなかったため、エフェクトこそ派手だがそこまで痛くないというものだったが、威力が大きく強化されたLRではより凶悪に
--手持ち武器に「リニアライフル」も追加されている。正に手持ち版リニアガンといった感じで、通常のライフルとは大きく勝手が異なりライフル用弾倉にも対応していない
-''VI''
--リニアライフルとして久々に復活。
--連射が効かない代わりに単発威力高めのライフルといった感じで、チャージすると強力な威力と衝撃を持つという、正にかつてのリニアガンが手持ちになった様な仕様。

***リミッター解除 [#g6df4407]
-2系の独自要素。略して''リミカ''とも。詳細は[[2系用語集、リミッター解除の項を参照>ARMORED CORE 2 SERIES 用語集#ia086b2c]]。

***量産機 [#g65aa01f]
-オンライン対戦や対戦会に於ける強アセンの事。
-右を見ても左を見ても同じアセンばかりな様子を、ロボアニメの大量生産機に見立てた事が由来。
-特にSLに於ける通称「中二鉄板フレーム(MISTEYE頭・008コア・HADRO腕・066脚)」が悪名高く、一時期は「同構成ではない=舐めプ」という風潮が完成されていたほどだった。
-fAではライールフレーム、V初期では34701、VDではレザスピ四脚やネリスナが該当する。
-同じような機体ばかりが使われている状況を揶揄する意味合いが強く、「あくまで強さ・勝利を目指す」という指向のプレイヤーからはこの通称はあまり歓迎されない。
-しかしながら、勝利を目指す以上は強い戦術やパーツというものはある程度固定されるものであり、&br;量産機(を使うプレイヤー)=悪と見做すのは必ずしも賞賛されるべき思考ではない。
-余談だが、量産機とは本来複数のライバルと比較した上で「あらゆる意味で最も優れた(と判断された)機種」を指す。決して「やられ役を担うザコ機」ではないのだ。

***レイヴン [#ed49520c]
-Raven.ワタリガラスの意味。その名の通り渡りを行う大型のカラスの一種で、日本にも北海道に飛来する。
-初代~4までの主人公の通称。作品によって微妙に異なるが、共通して『アーマード・コアを操る傭兵』を意味する。死肉を漁る鳥という意味の蔑称でもある。
-よくある間違いだがレイ''ブ''ンではない。
-また勘違いされがちだが、必ずしもACのパイロット=レイヴンではない。例えばフライトナーズのACパイロットやNXのアグラーヤはレイヴンではない。
-派生した意味合いとして、PS2系以前の作品を主に遊ぶプレイヤーの通称をレイヴン、初代系~LRまでの作品を『レイヴン作品』と呼ぶ事がある。
-『企業が全てを支配する世界にて唯一の何物にも縛られない自由な存在』『多額の報酬によってのみ動く例外的存在』である事が多くの作品で強調されている。
-3系以前はレイヴンになるための試験をクリアする事でレイヴンとなる事ができるようである。
-シューティングスター等の例外を除いて基本的に戦場では機体名で名乗る。その為プレイヤー間では機体名とパイロット名は混同されている事が多い。この性質は4系以降にも受け継がれている。
-「レイヴンならこの程度は問題とはならないだろう」「レイヴンならこれくらいはできるはずだ」などと無茶振りされる事も多い。期待の裏返しと言えばそうなのだが……。
-なお初代のスタッフ曰く、メタ的な意味での「レイヴン」の由来は米空軍の電子戦機''EF-111Aレイヴン''である。
--当時の創作界隈では新世紀エヴァンゲリオンに端を発する「難しい日本語」ブームが来ており、横文字のネーミングが減っていたという。&br;「では我々の世代が憧れた格好いい横文字を復権させるには何が良いか」と考えた所でEF-111Aと出会い『レイヴン』に決定したとの事。
-''初代系''
--レイヴンズ・ネストのレイヴン試験をクリアする事でレイヴンに認定される。
--『ある日守った施設を次の日に攻める』など、傭兵らしい悲哀はこの頃から存在した。
--一方で、本命の重要施設を守る為の半ば捨て駒に近い扱いをされる事もある。
--MTを遥かに上回る戦闘能力を持つためシティガードからは大いに頼られる存在。
--「自由な存在」とはいうものの、実際にはレイヴンズ・ネストに管理され、不穏分子はイレギュラーとして抹殺される運命にある。
-''2系''
--火星に於いてはナーヴス・コンコードのレイヴン試験をクリアする事でレイヴンとなると同時にアリーナに登録される。
--レイヴンとしての仕事に加え、興行として開かれるアリーナに参加する事も義務とされる様である。
--終盤でLCCが全レイヴンを管理下に置こうしたが結局断念、地球政府が「自由な傭兵であり続ける事を保障する」事を報酬に依頼を申し込むなど「自由な存在」である事が殊更強調された作品であった。
-''3系''
--グローバル・コーテックスのレイヴ(ry
--何者の差し金か、レイヴン試験が妨害される事もある。またレイヴン試験が同時に複数人で行われる唯一の作品である。
--コーテックスが比較的地味なレイヴン管理組織ならレイヴンそのものも特に特徴は無い。
-''NX''
--レイヴン試験が描かれていないため、今シリーズに於けるレイヴンの成り方は不明。
--本作に於いては『管理組織レイヴンズ・アークに所属するACパイロットのみ』がレイヴンと呼ばれる。
---そのため、アグラーヤなどはクレスト専属ACであってもレイヴンではない。そういったものは「企業専属AC」と呼ばれる。
---他にも色々と存在するレイヴンズ・アークの規律を嫌い、敢えて所属せずにACパイロットを担う者も珍しくない。
-''LR''
--レイヴンズ・アークが機能停止しているLRの時代では単純にACパイロット=レイヴンとなっている。
--アライアンスに所属する者、バーテックスに所属する者、独自の勢力を率いる者、自分一人で傭兵活動をする者、全てレイヴンである。
--本作もまた、2と並んで「レイヴンとは究極に自由な存在である」事が強調された作品であった。
-''AC4''
--VI時点で「レイヴン」が「AC傭兵」の意味で用いられた最後の作品。
--ネクストが登場する以前のACのパイロットを指し、国家解体戦争以前ではPS2作品と同様に各企業や組織から重宝された傭兵であった。
--国家解体戦争以降その価値は大きく下落、ほとんどのレイヴンがはした金でコロニーの警備を担うか、企業の狗に成り下がるかしてしまった。
--主人公はかつて伝説とまで謡われたレイヴンであり、一部のキャラからも「レイヴン」と呼ばれている
他にも元レイヴンだったライバルリンクスや、多数のレイヴンを倒して来たエースリンクスが登場しているなど、やはりレイヴンはリンクスより旧い存在という扱いになっている
--4主は621という後輩が登場するVIがリリースされるまでの約17年の長きに渡り、レイヴンと呼ばれた最後の主人公であった。
-''VD''
--用語ではないが、マギーの話す「黒い鳥」が英語版では''Dark Raven''と訳されていた。
--初代系のオマージュを多く含むV系だが、これもその一種であろう。
-''VI''
--久々に呼称として復活。主人公のコードネームとして登場。
--正確には元々は主人公のものではなく、彼が発見したACの残骸に乗っていたパイロットの登録情報を乗っ取る形でレイヴンと名乗る事になる。

***レーザーキャノン [#i46b8829]
-初代から存在するEN属性キャノンの一つ。
-初代では低弾速に着弾時の爆発など、2系以降のプラズマキャノンの性質に近いが異様な軽さと連射性能でガチ対戦で構え撃ちが使われるほどの高性能だった。
-性能が固まったのは2系からで2~4系までは概ね、高威力化し構えが必要になったでかいレーザーライフルという認識で問題ない。
-V系ではレーザーライフルと同様にチャージ武器となり、また弾数が厳しい代わりに長大な射程とかなりの高弾速を持つというEN版スナイパーキャノンに近い趣となった。
-VIでは腕武器の背部兵装版といった趣の物、超高負荷超高火力の破壊天使砲、まさかのショットガンと綺麗に個性が分かれている。

***レーザーブレード [#o18b1a3b]
-初代から登場している最も基本的な格闘用武器。通称"レザブレ"。
-その名の通りレーザーの刃を発振し、前方の敵を斬り付ける。狙いにくい分威力は高く、また使用回数はENが続く限り無限。
-振り方は脚部によって切り上げや袈裟斬りら変化する。四脚の場合は突きになり、射程が増す。
-代々初期機の左手武器であり、左右両用になった4系からもそれは変わらない。
-ブレード使用時には前方に少し踏み込み、右手武器でロックした対象にある程度ホーミングする仕様、通称"ブレードホーミング(ブレホ)"が存在する。&br;しかし作品を減る毎に弱体化しており、特にN系ではほとんどアテにできない。
-レイヴンACではダッシュしながら振る事で光波を飛ばす事もできる。また空中でヒットさせると威力が大幅に上昇する。
-通常の刀身を持たない代わりに本来は強化人間専用の「光波」を出せる''光波射出ブレ''という亜種もある。弾数無限で地上でのみ使用できるロケットとしても扱えるが、ロケットより遥かに使い辛い。
-''初代系''
--この頃は左手武器にはレーザーブレードしかなかった。
--ブレホ、ハンドガンの衝撃、空中斬りの補正の強さから非常に強力で、テクニックこそ要求されるものの一発KOも夢ではないという上級者向けの強武器である。
--この頃は発振器は腕部に内臓され、使用時のみカバーが開きせり出して来るという形式だった。
-''2系''
--ここで初めて4系まで続く腕部側面に外付けされる形になった。
--固め性能はともかく空中斬りボーナスが弱体化したため、一撃必殺とは行かなくなった。
--武器腕レーザーブレード『SAMURAI』もここで初登場したが性能は貧弱。
--左腕装備に対抗馬でエネルギーシールドが登場したが場を脅かされるほどにはならず。
-''3系''
--''レーザーブレードに冬の時代到来。''
--左手武器に新たに投擲銃が登場、更にSLで普通のライフルやマシンガン等が大量に登場した事により、扱いの難しいブレードを使う者は急激にその数を減らして行った。
--その関係で、この頃からブレードは総火力が重視される長丁場ミッションや、高速で敵機を片付ける必要がある時のお供、頑丈な敵MT退治の武装、壁越し斬りで安全に敵機を始末したい時用……などといった、特化型の道を歩む事になる。
--同じ近接用武器として[[右手用実体ブレード>#m44b5e20]]も登場したが、あちらはレザブレより遥かに扱い辛いため近接武器としては未だにこれが基本。
-''N系''
--''レーザーブレード暗黒時代。''
--燃費の悪化に加えブレードロックがほとんど無くなってしまい、左手銃も充実して来た事でレーザーブレードを使う旨味がほとんどなくなってしまった。
--NXトップランカーのジノーヴィーの扱いに代表される様に、左手にブレードを積むこと自体がネタアセンという風潮さえできてしまっている。
--LRでも不遇の状況は相変わらずだが、上下方向のブレホがある程度復活した事で僅かながら空中斬りがしやすくなり、また閉所や硬い敵との闘いが多い事から場面を絞れば全く使えないという訳でもない。流通管理局や資材置き場、発電所内部などでお世話になったレイヴンも多いだろう。
--NX以降、強化人間専用だった光波が全てのブレードで出せる様になった。お陰で光波射出ブレは光波を出しやすい以外に装備する意味が無くなってしまった。その光波自体もさして強力ではないため、LRでは他のブレは閉所に限ってはまぁまぁ使えるようになった中これだけは本当にどうしようもない。
-''4系''
--''暗黒時代ようやく脱出''
--ブレホがある程度復活、高速機であればAC相手にも無理なく狙えるようになった。またブレード使用時に、FCS毎に存在する「ブレードロック距離」に応じた距離をブーストで高速接近するようになった。特に背部追加ブースターと併用すると凄まじい速さのフミコミザンが使える。&br;しかしこの仕様の為にオンではラグやワープを頻発させるため使用禁止される事が多い。
--今作より全武器が左右両用になったため、右手にレーザーブレードを装備する事も、また両手に持つ事も可能になった。つまりカラサワから遅れる事2年、遂に月光も両手持ちができるようになった。ミッション中でもアンジェが登場ミッションのハードモードで月光二刀流を披露してくれる。
--頑丈かつ鈍重な巨大兵器が多いためN系から活躍の場は大幅に増えている。とっつきより威力は劣るがロックできる分扱いやすいのが利点。
-''V系''
--腕部側面の外付けから、手で保持する形に改められた。またほとんどの機種に刀身の様な発振器が備わり、より「剣」らしい外見となった。
--振った際の踏み込みが無くなり、その場で振るようになった。従来の様に使うには事前に加速して勢いを付ける必要がある。
--本作でも両手に装備する二刀流が可能で、両手同時振りのモーションは脚部のカテゴリごとに異なる。
--軽量機の対中量機用装備として活躍している。ストミでも一本持っていると防衛型の掃除に役立つ。
-''VI''
--4系同様の腕部外付け仕様に
--今回は近接武器が大幅にバリエーション増加したため、今回は「その一つ」という扱い。
--連発が効かない事以外は使い勝手は以前とほぼ同じ

***レーザーライフル [#caa6f7cd]
-シリーズ皆勤……の様に思えて実はそうではない武器カテゴリの一つ。
--と、いうのも初代ではプラズマライフルにその立場を奪われているため。[[プラズマライフル>#ma4f2fa7]]参照。
-PPで登場した『WG-WFwPPk』、通称"ぴぴこ"を嚆矢とした最もスタンダードな手持ちEN武器。
-弾数こそあまり多くはないが、高い威力に加えて軽減し辛いEN属性を持ち、4系以外では弾薬費もかからないという中々優秀な武器。
-上位版としてハイレーザーライフルという亜種も存在する。概ね高威力版レーザーライフルと見て問題ない。
-4系ではPA貫通力に優れるという性質から対ネクスト戦で特に有用。殊更GAマンの様な実弾偏重装甲の機体はあっという間に穴だらけにしてやれる。&br;またfAから企業ごとにエフェクトが変化するようになった。
-V系では一定時間のチャージによって本来の威力を発揮するTE武器という性質に変化、従来とは全く異なる使用感の武器となった。
-VIではチャージ可能なのはV系と同じだが、「チャージしないと弱い」というより「チャージすると強いがオーバーヒートで短時間使用不能」というより穏当な仕様に
--単発威力は高めな一方、VIに於いて重要な役割をもつ衝撃力がほとんど与えられないため、どちらかと言えば衝撃で硬直している敵機に差し込む武器に近い扱いとなっている。

***レールガン [#idb8621c]
-背中用射撃武器カテゴリの一つ。意外にも登場は遅く、N系で初登場
-現実には電磁力で弾丸を発射する兵器なのだが、N系で現れたそれは「''高速エネルギー弾を発射するレールガン''」。
-LRのOPで四脚ACがカスケに発射したのもレールガンであるが、その演出は完全にレーザー砲であった
-初登場のN系と、続く4系で大きく性質が変化している。
-''N系''
--リニアガンと混同される事もあるが、「''EN属性''」「発射時にENを消費する」「トリガーを引いてから1秒程チャージが入る」といった点で異なる。
--エフェクトの派手さに対して威力はそこまで高い訳ではないが、弾速が凄まじく速く、また衝撃力と発熱量が非常に高いという特長を持つ。
--構え武器ではあるがチャージ時さえ接地していれば良く、発射時は空中に居ても良いため、四脚でも発射の瞬間に飛び上がる事で疑似的にキャノン空中発射を実現できる
--LRでは手持ち版「ハンドレールガン」も%%ACシリーズ屈指の産廃にしてガッカリ武器として%%登場した。
--レールガンにも関わらずEN属性という点については、後にハンドレールガンの設定画にて「粒子加速レール」という記述が確認できる事から、レールガンの原理を利用した粒子ビーム砲である可能性が出て来ている
-''4系''
--ようやく実弾兵器として登場。また背中版のレールキャノンと分離し、手持ち武器に。
--衝撃力は大して無い、チャージが必要ない等、性質も大きく変化している
--LRではとんだ残念武器だったハンドレールガンだが本作では優秀。一言で表せば「ENを消費するスナイパーライフル」。
--単発系の手持ち実弾武器としては威力に優れ、また弾速とPA貫通が非常に高いという特徴を持つ。代わりに弾数が非常に厳しい
--fAのレギュ『1.00』~『1.10』では威力が抑めな代わりに弾数が多く、比較的マイルドな仕様だった
-Vでは欠場、VDではレールキャノンのみ、VIでは欠場となっている。

***レールキャノン [#t1c6f524]
-4系のレールガンが手持ち武器となかった関係で、従来の「レールガン」を引き継ぐ形で登場
-V系にも登場するが、これまた性質が変化している
-''4系''
--性質は4系レールガンのキャノン版であり、やはり「''実弾属性''」「発射時にENを消費する」「トリガーを引いて即発射」「衝撃力はあまりない」というN系とは異なる仕様
--ENを消費する代わりに超強化されたレールキャノンといった感じだが、負荷が非常に高く積みながら戦闘するのは困難
--どちらかと言えば撃ち捨て用に用いられる武器
-''V系''
--全武器が手持ちとなった関係で、改めて手持ちレールキャノンに
--属性はやはり実弾武器を意味するKE。TEではない
--V系のレーザーライフル(レーザーキャノン)同様、エネルギーをチャージしてから発射する武器となった。
--実弾キャノンにしては比較的連射が効く方であり、ロック速度・弾速もかなり早い
--但し、ENを消費しチャージを要するKEキャノン武器として見ると、単発火力があまりに低い。キャノンなりに高威力といえばそうなのだが、キャノンとして見ればもう少しDPSが欲しかった
--また地味な欠点として、チャージ時に銃身後部ユニットが発光するものは''非常に眩しい''という点が挙げられる。
--これを使って対戦で活躍する為には相当な実力と仲間との綿密な連携が求められる。ストミで使おう
-VIではAC用の武装では登場しないが、敵であったり味方であったり自機以外が使用しているのを見ることができる。

***レッドゾーン [#n266649e]
-N系まで存在したジェネレーターの固有性能の一つ。N系での表記に倣って「緊急容量」とも。
-容量ゲージの下部にある赤色の部分で、ここのENを使用すると警告音が響く。正に「EN切れ寸前」の赤信号という訳である。
-レッドゾーンではEN消費量と回復速度は半分~数分の一となる(作品によって割合は異なる)。ゲージ幅の短さに反して意外と保つため、警告音が聞こえても慌てる事はない。
-3系まではブーストの消費ENは減少するがEN武器の消費ENはそのままだったため、あまりにレッドゾーンが広いとその分のENが無駄になるため、EN武器主体機では少々使いにくかった。
-N系からはEN武器の消費ENもしっかり減少するようになった事で、「容量は少ないがレッドゾーンは広い」ジェネが見た目より息が長いジェネとして脚光を浴びるようになった。その典型がロータスである。

***連動 [#f3d7da5e]
-連動ミサイルの事を指す略称。
-同じ肩部装備ミサイルでも[[SM01-SCYLLA(肩AS)>ARMORED CORE for Answer/肩部兵装#z1196e52]]やV系肩ミサイルのような単独使用可能なミサイル、および迎撃ミサイルには適用されない。
--%%本来は連動ミサイルに区分される連動[[地上魚雷>#y8c52a19]]は何故かそう呼ばれないが、そもそもの採用率を考えればさもありなんといったところである。%%
-略称は各パーツの特性から名称が付けられる例が多く、パーツ名や型番で呼ばれることが少ない傾向があるようだ。(例:[[36連動>ARMORED CORE N SERIES エクステンション#f710b619]]、[[連動マイクロ>ARMORED CORE N SERIES エクステンション#la3e5b22]]、[[BFF分裂連動>ARMORED CORE for Answer/肩部兵装#z74720fc]]など多数)
--「それでは連動ミサイルの正式な型番、10個答えてください」「走って!」(ランニングマシンが起動する音)
--「(使用回数または同時発射数)」「垂直」「マイクロ」「分裂」といった特性を示す語に「連動」の語を足せばそのシリーズ中の何を指しているか大体分かるのが悪い。

***ロケ撃ち [#yfc7b73f]
-ロケットの如く、敵機をロックオンしていない状態で射撃武器を撃つ事。『ノーロック射撃』と同義。
-また、ロケ撃ちで弾を命中させる事を『直当て(じかあて)』『直撃ち(じかうち)』と呼ぶ。
-二次ロックどころか敵機と銃口の向きを合わせるところから始める必要がある、つまり照準が完全に手動なため極めて狙い辛く、普通に使う分にはメリットは全く無い。
-しかし高濃度のECM環境であればロケ撃ちを余儀なくされたり、またロケ撃ちの方が狙いやすい事がある。
-当たり判定が大きい、ガイドが出るといった要因からグレネードやレーザーキャノンで行われる事が多い。
-4系ではR3ボタン長押しでノーロックモードに移行する事が可能となり、ロック対象が多過ぎて狙いたい標的が狙いにくい時には役立つ。
-特にSoM戦など、ロケ撃ちの方が倒しやすい場面さえある。
-中にはロケ撃ちで超遠距離狙撃を行うリアルドミナントも存在するのだから恐ろしい。

***ロケット [#m9af654a]
-V系まで非常に長らくシリーズ皆勤だった武装カテゴリの一つ。略して「ロケ」とも。
-初代から一貫して『負荷の割りに高威力で構え不要だがロックオンできない射撃武器』という扱い。
-手持ち版の「ハンドロケット」も存在するが基本は背部武装であり、4系以前では大抵大ロケ、中ロケ、小ロケの3種が存在する。他にも3連射する通称"トリロケ"や凄まじい連射力を持つ通称"アサロケ"などバリエーションは多い。
-基本的に高威力で、特に大ロケなどは構え不要でありながら大グレと同等の威力の弾を、より多く、より高レートで発射する事が出来る。
-その一方でロックオンできないという点は致命的であり、一工夫するかリアルドミナント級の腕前が無ければ戦闘機動をしているAC相手に命中させるのは至難の業。敵機が余程鈍足だったり閉所だったりすれば至近距離用として使えなくもないが、決して汎用的な武装ではない。
-そのため、一部の動きの遅いMTや巨大兵器、或いは全く動かない固定目標の破壊が主な役目。しかしCPUはその鬼ロックで以ってACにもガスガス当てて来る。そのためFFでは中々使える。
-高発熱な『ナパームロケット』やロックオン障害を発生させる『ECMロケット』『フラッシュロケット』、強力な衝撃力をもつ『衝撃ロケット』など亜種も多い。当て辛さから事実上の至近距離戦専用だが、上手く当てる事が出来ればAC戦を有利に進められるだろう。
-4系では元々の当て辛さに加え威力も非常に低かった事から最低クラスの産廃として扱われていたが、fAのレギュ1.30以降''威力が当初の10倍''に跳ね上がり、対AF戦に限ってはバランスブレイカーと化した。
-V系ではKEロケットとCEロケットに分離、いずれも一度に複数発を同時発射するようになった。&br;地上戦主体のゲームシステムになった事もあって非常に狙いやすくなり、構え不要武器としてはかなり高火力な事も相俟って対重量機や対タンク戦で普通に使える良武装となった。この点はパイルと似た状況と言える。
-VIでは遂に欠場。
ロケットの「低負荷構え不要ただし無誘導高威力ロック不可」という個性に対して、VIのスタッガーシステムとオートエイムとの相性が良過ぎるという観点からであろうか。

**わ行 [#oc2c4f8f]
***腕部重量過多 [#e731ca61]
-初代からLRにかけて存在する概念。読んで字の如く、腕部に武装を装備させ過ぎている状態の事。
-各コアには『腕部積載量』というパラメータが存在し、腕部そのものに加えて手持ち武器、作品によってはエクステンションやインサイドの重量の合計がこれを超えると腕部重量過多となる。
-初代~2AAにかけては「[[基準違反機体>#k8e4b98b]]」となり基本的には出撃不可能となる。
-3系以降の腕部重量過多の状態では武器の命中率が大幅に悪化する。何故か片腕にだけ重量が集中している場合でも、もう片方の腕も同様に悪影響を受ける。
-この仕様のため、LRまでは腕部に重装備を施す場合は脚部のみならずコアにも気を配る必要があった。
-特に軽量コアに重量腕+重量武器(カラサワやバズーカ等)を積むという贅沢アセンを試みる際に起きやすい。
-VIでは久々に復活、4系の「並列処理性能」に近い要素も兼ねるパラメータとなった。

***ンマイハー(゚д゚ ) [#k6ee4673]
-3系のBGM「In my heart」の歌詞の一節。
-In my heart~♪という女声ボーカルの発音を表現したネタ。

** 英数・記号 [#v4e30ce2]
***AA [#je401cd5]
+「Armord Core2 Another Age」の略。
+「Armord Core for Answer」で登場したアサルト・アーマーの略。
+アスキー・アート(ASCII art)の略。

***ACエネミー [#m3d3a433]
-ミッション中に登場する「MT扱いのAC」のこと。特徴は以下の通り。
--防御計算が違い、アリーナで対戦するACよりも脆い。APはバランス調整のため本来よりも上げられている場合がある。
--弾数が無限。「弾数切れ待ちの長期戦」は不利、かつ無意味。
--装備兵装の性能及び威力調整。単発ミサイルが連装化していたりライフルがバースト化していたりする。また、デカいミサイル積んでいるからってビビる必要なかったりもする。
-AAから本来の性能のACがミッション中に登場するようになったので出番は減っている。
--N系で久々復活。弾数無限化や火力増強等の(恐らく)難易度調整目的で採用されている。
-同義語としては「ブランドAC」とも。[[初代>#mde8f457]]シリーズ程度でしか扱われないが。

***AC持ち [#l5d945f1]
-シリーズでもトップクラスの複雑操作なACVに対応すべく編み出されたもの
-その心は''コントローラーの表裏をひっくり返し、親指でLRボタン、人差し指でボタンと十字キー、中指or薬指でスティックを操作する''というもの。
-指が足りない操作体系に対して全ての指を使える操作方法としてちょっとした話題になり、
当時の2chスレに初めて投稿された当初は案の定冷笑を浴びたものの、試してみると実際便利という反応も上がっている。
-「ACとは操作が複雑なゲームである」「ACとは操作方法に対して指が全く追い付かないゲームである」という印象を裏付けるものとして、
まるで「ACプレイヤーは皆使っている」「これを使いこなせねば思う様に操作できない」かの様に喧伝される事も多いが''決してそんな事は無い''。
-AC持ちを実践すれば一気に操作しやすくなるというものでもなければ、プレイヤー間で広く一般的に用いられている訳でもない。
そして(複雑ではない訳では無いが)AC持ちなどしなくても十分操作可能である。
-今や完全にネタが先行し、一種のネットミームとして独り歩きしてしまっているのが現状である
-AC持ちの開祖と名乗る者のブログによると、かねてから存在したスティックとボタンを同時に操作する為の持ち方「モンハン持ち」ではまだ追い付かなかった事から開発したとの事で、そして''「そんな訳ない」「しかし案外使える」という実用半分ネタ半分''のつもりで投稿したと語っている。


***ACMOA/ACMoA [#b1384755]
-PSAC3部作最終の「ARMORED CORE MASTER OF ARENA」のこと。AC初のディスク2枚組となった。
--略し方だが「MOA」だったり「MoA」だったりする。
-初代PS作品中MOAのみPS2実機での作動に不具合を抱えておりPS2全般でまともに動作しない。PS3では問題なく動く。
-関連:[[MA>#b80ddee0]]

***ACVI [#g26469dc]
-2022年12月に発表された"ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON"の略記。
-もしかして→[[Armored Core V.I.>#fe64c411]]
--ローマ数字の"6(Ⅵ)"と"Variable Infinity(ヴァリアブルインフィニティ)"の略である"V.I."が十数年越しに衝突事故を起こし、大変に紛らわしい状態が生じている。
-しかし2022年時点では%%肝心のプラモの方が下火もいい所であるので、%%表だって言及されてはいないようである。
--だからといって"AC6"と表記すると某フライトシューティングゲームの略称と丸被りし、"FIRES OF RUBICON"を[[MoA>#b1384755]]のように縮めて"FOR"とするのは%%For文でも思い出してしまうのか%%全く使われておらず、表記の混乱について速やかな収束が待たれる次第である。

***AP勝ち [#yd3ace32]
-対人戦にて、相手を倒すのではなく制限時間切れになった時点で相手より多いAPを確保する事で勝利を収めること。及びその戦術。
-高いAPと機動力を持たせ、逃げ回りながら攻撃・引き撃ちする事で勝利を目指す事になる。
-基本は逃げ回り続ける事だがAPで負けている時は自分から攻める事を余儀なくされる。
-

***BNW/BRAVE NEW WORLD [#ae24cc00]
- 電撃ホビーマガジン誌にて2008年10月号から2010年6月号まで連載され、後に単行本化された公式小説作品。
- 著者は神野淳一氏。イラスト・キャラクターデザインは村上ヒサシ氏。
- AC3Pにサーティ/マーウォルスが、ACSLPにダブルハート/ウィクトーリアがゲスト参戦している。

***COAM [#fb21e4a1]
-コームと読む。V系を除くACシリーズで用いられている通貨。「C」と略される
--初代ACの取扱説明書10ページ目「ミッションの収支結果」の項によると、''CO''mpany ''A''ssuranced ''M''oneyの略である。
--正確な日本語訳までは記載が無いが、概ね「企業保証通貨」といった意味
-1Cの日本円換算については、プレイヤー間では「1C≒1万円」とする解釈が一般的。
これは、PSACで一般車両を破壊した場合の賠償金額として減算されるのが200Cなどの点からも伺える
-これに従うと、初代系初期機体の価格は約20億円(10式戦車2台分程度)、新米レイヴン向けミッションの報酬金額の相場は1億3000万円前後、終盤の腕利き向けミッションの報酬の価格帯は3~5億円程、強化人間の実験台にされる「相当な額の負債」は約5億円という事になる。
-他方、初代系スタッフの佐藤氏の個人ブログでは、「地下世界は現代より遥かに機械化が進んでいる」「ACはありふれた量産兵器である」という点から、エントリーモデルのAC1機辺りの価格は約1億円と考察している。
この場合、約20万C=1億円、つまり1C=500円前後という事になる。
--この考察は、佐藤氏自身も「安すぎるとは思う」としている事、そして何よりあくまでACの公式設定とは一切無関係と断られている佐藤氏の個人的な考察の話であるが、参考までに
-VIでは「『C』に横棒一本」という通貨記号が設定された。遠目だとユーロ(€)と似ている。

***EN管理 [#ffa70d11]
-ACを操作する際に消費されるエネルギーの管理のこと。またはその管理手法のこと
-ACシリーズはジェネレータ性能が時間当たりの生成エナジー+キャパシタ容量で表現されているため、何も考えずに操作しているとエネルギー切れで動けなくなる
-そのためブースト移動→小ジャンプ→ブースト移動を繰り返したり、QB+慣性移動をマスターしたりとシリーズごとに特殊な操作でENを効率よく利用する手法が編み出された

***ENマシンガン [#i4aa2585]
-MoAで初登場したマシンガンの派生カテゴリ。略して''Eマシ''とも
-基本的にはその名の通りEN属性化したマシンガンという感じ。
-弾数はマシンガンとして見ると少な目だが代わりに単発威力が高く、E武器であるためOPで強化でき、EN消費もそこまで重くない……と、
初登場時はレギュレーションによっては禁止指定される程の強武器だった
-2ではミッションではまぁまぁ使えなくもないレベルまで性能が落ち着き、3系から間を置いてN系で復活した時はシリーズ屈指の産廃化……と、再登場の度に評価が下がっている
-LR以降は登場していないが、4系ではパルスガン(パルスキャノン)に、V系ではパルスマシンガンに性質が受け継がれている
「燃費は猛烈に悪いが、ENに弱い相手なら一瞬で蕩かすパワーはある」というEマシの性質を極端化させたような調整となっている

***EYEシリーズ [#v6b08a10]
-ACの伝統的頭部パーツの一つ。
-PS3以前のほとんどの作品のパッケージ機の頭部に採用されており、文字通り''ACシリーズの顔''と呼ぶべき存在。
-全体的に角張ったシルエットと、大きなモノアイが特徴。そしてパーツ名は共通して「○○ EYE」となっている。EYEの名前は、一部作品では企業ごとのパーツ命名則すら無視して優先されている。
-4系で一旦途絶えたが、Vでは再登場した。
-全体的にぼちぼち位の性能で、ガチ対戦でも使用し得る程に高性能なのは3系のSKY EYEとV系のSELE EYE、CROME EYEくらいなものである。
-それでも決して産廃ではなく、何より素敵性能は全頭部でも屈指であるためミッションで使う分には何ら問題にはならない。

***Eスナ [#q23aceb6]
- MoAで初登場したスナイパーライフルの派生カテゴリ。漢字表記でE砂とも。略さず「ENスナイパーライフル」とはあまり表記されない。
- その名の通りEN属性化したスナイパーライフルという感じ。
-- 例外はあるが、異常な高弾速による高い命中率・最高クラスの単発威力・非常に長いリロード時間・小さいサイトなどが大体の共通事項。基本的には扱い辛い部類であり、玄人向け、もしくは産廃に片足突っ込んでいるものまで。
-- 完全例外が2系のEスナ[[ZWF-S/NIGHT>ARMORED CORE 2/右腕部武器#adfd5be4]]。2系を代表する対戦会の強武器として知られる。
- Eマシと共に4系以降は消失。射程が長めのレーザーライフルが代役となる場合が多い。
-V系では実質的にレーザーキャノンがEスナの代わりを務めている。

***fA [#vf56ee7a]
-「ARMORED CORE for Answer」の略称。公式でも「4を反転したf」と「A」で「fA」というロゴが使われている。
-「FA」ではない。それではフルアーマーとかコトブキヤのアレになってしまう。
-「fa」でも「Fa」でもない。二文字目だけ大文字なんて珍しいので仕方ない

***FCS [#o9a8c7e1]
-ACの内装としては初代から皆勤のパーツ
-火器管制装置の名の通り、兵装のロックオン性能全般を司る。
-作品によってはECMへの耐性やダブルトリガー時の挙動、4系では頭部に代わってレーダー性能もFCSが担当している。
-4系以外ではロックサイトの大きさもFCSが基本となる。サイトの大きさとロック距離は反比例し、大きいサイト程射程が短くなる。
--N系までのFCSにはサイトの大きさとロック距離の区分けを示すように「サイトタイプ」という項目が設定されていた。STANDARD(標準)、WIDE&SHALLOW(広角)、NARROW&DEEP(遠距離)、SIDEWAY(横長)、LENGHTHWAY(縦長)の5種類。
--なお''腕部及び背中の火器にも''サイトタイプが設定されている。使用中の火器とFCSのサイトタイプの組み合わせでFCSの実効性能が著しく変わる仕様であり、特にW鳥環境下では採用火器の傾向に絶大な影響力与えていた。
-N系やそれ以前は形状は様々で、丸いタブレット状という比較的常識的なものから、複数の細長い四角錘が寄り集まったもの(頂点の部分で結合)という構造もどのようにACに装備されるのかすら分からないようなものも多かった。
--4系から基本的な規格が統一され、4系は20本のピン穴を持つ端子が備わったメモリーカードといった風の外見となり、V系、VIもその路線を踏襲したものとなった。
-N系までは本カテゴリに「[[縦長FCS>#v19c7d45]]」と呼ばれる伝統的産廃が存在していた。

***FreQuency [#v6b828e2]
-フリーケンシーと読む。意味は「振動」「振幅」「周波数」といった意味。本来はFrequencyと綴る。
-フロムソフトウェアのサウンドチームで構成されたバンド。
-「如何にもFreQuencyらしい」という特徴的なサウンド作りをするため、聞けばすぐにそれと分かる。
-VDに登場する同名の脚部は彼らが由来。ボーカルの星野康太氏の強い要望により、当初は「Frequency」とする予定だった所を「FreQuency」に変更にされた。

***istd [#t99f053c]
-[[「いかん!そいつには手を出すな!」>アーマード・コア シリーズ/セリフ集#j18c8d5f]]
-LRのミッション「侵攻部隊迎撃」において四脚パルヴァライザーが出現した際に、ジャック・Oがプレイヤーに発した警告のローマ字略語。
-触らぬ神に祟りなし、と窘めるスラングとして用いられる。
-出典ミッション内で結局戦う羽目になった事についてはこの際忘れるべきである。

***I13 [#n52c9524]
-アリーヤのV.I.のパーツの一つ。大腿部のPA整波装置の周囲にある4つのリベットの様な部分。
-米粒どころではない、''ボールペンのペン先程度''の大きさしかないという極小サイズで有名。とりあえず「アリーヤ I13」で画像検索してみよう。
-ニッパーで普通に切り離すと''勢いでどこかに飛んで行ってしまう''ので注意が必要。
「いくら高速機のプラモだからってパーツまで速くなくていいのに」とか「''QBで消えるパーツ''」とかいろいろ言われている。
-マスキングテープで固定しながら切り離すと飛んで行かなくなるとのことので試してみると良い。

***MA [#b80ddee0]
-「ARMORED CORE MASTER OF ARENA」の、''フロム社内での略称''。
-生放送内でフロムが「MA」という記載をしているのが確認されている。
-ただし、ユーザー間で一般的なのはMoAの方。
-%%決してモビルアーマーではない。%%

***MT [#bacd7c3a]
-Muscle Tracer 略してMT。頻出する雑魚敵の一種。どういう訳かB&G開設以来6年半も項目が作製されていなかった。
--技術的にACのご先祖様にあたる。MTは元来人型作業機械として開発された。その後軍用(戦闘用)MTが開発され、これにパーツ換装という運用思想を取り入れたCored MTが生まれて更にArmored Coreへと発展していった。
-人型っぽい雑魚敵のほとんどがこれに当たる。各種一般兵器や[[ガードメカ>#z04061b9]]、ノーマルACなどとは厳密には区分される。%%しかし雑魚敵で十把一絡げなので気にするレイヴンは少ない。%%
-ACよりは安価で運用しやすいのか、様々な戦闘集団の主力装備として採用されている。
-換装規格に囚われない分外見や性能は個性豊かであり、各種特化型や、可変機、大型機、人型ですらないものまで枚挙に暇がない。
-3系では僚機として雇うことができるミッションも存在した。
--雇用費は総じて安いがACに比べるとやはり弱い。特にAPの低さからくる耐久の差はいかんともしがたい。
--しかし3のスパルタンを筆頭に侮れない強さを持つ僚機MTも存在する。ミッションによってはACよりも優先して雇った方がいいことも。
--シナリオ進行に応じてMTからACに乗り換え、レイヴンとなるものもいる。%%しかしMT時代の方が役だってたような…%%
-4系では種類が減ってV系ではMTという区分自体が消滅したが、それっぽいメカは元気に闊歩している。海外版Vでは防衛型その他はMT扱いだという。
-VIでは2作品振りに復活。大体等身が低いデフォルメ体形ロボの様な外見。雰囲気は「なっちん」に近い


***⑨ [#y3d32db8]
-ACとはまた異なるゲームのコミュニティやその影響を強く受けた者の間では「バカ」の意味で用いられるが、AC界隈では初代のトップランカーにして重要人物、ナインボールの通称。
--その「バカの方」も最強を自称しているという個性があり、結局「最強繋がり」という観点からよく関連付けられている
-転じて、ナインボールの採用パーツやその復刻パーツの通称にもよく用いられる。「⑨頭」「⑨パルス」など。
--⑨パルスに関しては、初代系とN系で違うものを指している事に注意。
-

***( ´神`) [#x0bc4f5b]
-タンク関連の話をすると現れる謎の人物を模した顔文字。
-アセンの話にも時々出没してはガチタンを薦めてくる。
-その正体はフロムソフトウェア初代社長"神直利"氏……''ではなく''同氏をアイコン化した一種の二次創作キャラクターのような顔文字である。
--神氏がイベントやMoAにて[[総監督マシーン改>#f9303ae7]]をはじめとしたガチタン構成を用いていたことや、AC4で登場した有澤重工とそのリンクスから神社長はガチタン好きというパブリックイメージがファンの間で醸成され、それが先鋭化したキャラクターとしてこの顔文字が用いられた。
--フロムソフトウェアの社長交代や顔文字文化の衰退、そしてACVD以降の長い空白期間を経たことですっかり風化し、2020年代現在では用いられることはなくなった。
--今となっては、某百科や某ニヲタwikiのガチタン記事などに往時のノリと共に見受けられる程度である。
-昨今のネットリテラシーを踏まえれば特定個人の一面を極端にネタにしたキャラクターは、その存在の時点で大きく賛否が分かれるであろうことや、そもそも神氏が既に社長を退き久しいこともあり、時代にそぐわない面が目立つようになった。彼の役目は終えられたものとするべきかもしれない。
----