#author("2018-04-11T13:58:32+09:00","","") [[TRPGログ]] #setlinebreak(on) 【ミドルフェイズ7 ~年が明けて状況精査~】 GM:あけましておめでとうございます!あけましておめでとうございます!アヒャヒャヒャヒャヒャッ! リュウ:あけましておめでとうございます リュウ:遂にこの日がやってまいりましたネGM殿 GM:年末にね、もう一回やろうと思ったら次の土日がクリスマスイブとクリスマス当日だったので空気を読んで諦めたらKONOZAMAさ! 風間サスケ:ひさしぶりですぎて、チェスバトルと潜入したくらいしか覚えてない リュウ:不穏な空気は覚えてますよ GM:準備フェイズ、例によって追記があるのでわざとまだあげてなかったんですが、流石に期間が空き過ぎてるか GM:えー、ではざっくり確認 GM:現在3日目まで終了 GM:初日:シュピルドーゼの説得終了、サスケ&ミーナペア自由民と接触。勧誘されるも、これを保留、新型絶対奏甲キューレヘルトを目撃する GM:二日目:リュウペア、トロンメイル説得に赴くも謎の塩対応を受け「あなたは自分のこの国での評価を知るべき」と言われる。サスケ&ミーナペアが説得を行い説得完了 GM:三日目:リュウペア、ヴァッサマインを訪問、ツムギと白銀と雑談、新型の開発状況などを視察。サスケ&ミーナペア。現世騎士団と接触、評議会の特使として迎えられ、協力を取り付けることに成功。 GM:その際に、ビャクライから謎の番地のナンバーを渡され、二人のみでその施設に突撃。謎の地下施設で謎の絶対奏甲とそれを管理していると思わしき集団を目撃 GM:侵入したことがバレるという危機に陥るも、サスケのウルトラCにより脱出成功 GM:現在こんな状況です GM:ざっくりですが、思い出していただけたでしょうか? 風間サスケ:だいたいわかった! リュウ:うん、覚えてたことと相違ないです GM:ちなみに追記部分はこの三日目のサスケミーナペア離脱後のイベント部分です。今日のセッションの清書が終わったら告知して一緒にうpしてから読んでおいてね! 尚、結局GMの多忙につきしばらくあげられなかったりする GM:では、四日目。説得日数も残り二日目、残存説得勢力 2つ という状況から再開となります GM:そして、この4日目の午前中は強制イベントから開始。両ペアともに強制参加です 【ミドルフェイズ6 ~交渉4日目①~】 シーンプレイヤー:全員 GM:その日はやけに静かな朝だったと、当時の人間に聞くとそろって答える。 GM:その後の嵐が記憶を掠れさせてしまうのだろうが、何にせよその日は抜けるような晴天だったことだけは明らかである--- PC1:吉報か凶報か… GM:視点はサスケ、ミーナペアが逃げ出してきたシーンから直接続く GM:夜中、施設から逃げ出した君達だったが寮に戻ってくる頃には夜が明けてしまっていた ミーナ:「はぁ……生きた心地がしなかったわ」 風間サスケ:「あれはやばかったでござる。とんでもない厄ネタを掴んじまったでござるよ…」 ミーナ:「ビャクライって言ったかしら、あの英雄。私たちの事はめようとしたんじゃないでしょうね」 風間サスケ:「見つかったのは拙者らのミスが由縁でござるからなぁ…」 GM:「そうね、私たちっていうより私のミスね、他人のせいにするのは傲慢だったわ……反省する」 ミーナ:「サスケもごめんなさい。危険に巻き込んでしまったわ」 風間サスケ:「いやいや何をおっしゃる。拙者とミーナ殿は一心同体。どちらがどうとかではないのですよ」 風間サスケ:「一先ずは昨晩の服は処分しつつ、リュウ殿あたりに相談してみようかと」 ミーナ:「そうね……誰かに相談するべきよね……」 風間サスケ:「かの御仁がこの件を知っていたのなら拙者らと一緒に土下座行脚をしてはいないでしょうから」 ミーナ:「でも、相談するべきなのは本当に彼なのかしら……」 リュウ:おや? リュウ:まあなぁ リュウ:サスケとミーナを見殺しにしようとした実績あるし 風間サスケ:「他にどなたか心当たりが?正直評議会まわりは拙者さっぱりなので」 風間サスケ:あったね… リュウ:1話目から、だからこの流れは必然だったのだろうか GM:厳密には見捨てようとしたのはミーナじゃなくてブリギットですけどね リュウ:墜落したとき完全に見捨てようとしてたワン ミーナ:「だって!おかしいじゃない。あんな大規模施設を持った組織よ?評議会が知らない筈がない、どんなに低く見積もっても国がバックに居る」 風間サスケ:「むぅ…それは確かに…」 ミーナ:「リュウさんは評議会の人間よ、もしかしたら私たち、虎の口に首を突っ込んでるんじゃ……」 GM:ミーナの顔色がサッと青くなり震えるように自らの肩を掴んだ 風間サスケ:「落ち着くでござる。評議会も一枚岩でないのはミーナ殿もご存じのはず」 だったよね? GM:はい。一応。そのための土下座巡業ですから リュウ:「おや、サスケにミーナ。戻ったのか」 ミーナ:「……ッ!?」 風間サスケ:「ただいまでござる。現世騎士団の方は協力を取り付けれたでござる。そっちのほうは?」 GM:突然のリュウの登場にミーナが飛び上がるようにして振り返る リュウ:「?」 リュウ:「ああ、ヴァッサマインに行ってきた」 ミーナ:「お、おはようございます。すみません。突然だったものでちょっと驚きました」 風間サスケ:「ミーナ殿は二日酔いで余り具合がよくないのです。何卒ご容赦を」 リュウ:「なんだいきなり?。私は悪代官か何かか・・・?」 リュウ:「いや、いい。ヴァッサマインに行ったのは他でもない」 リュウ:「あの青い絶対奏甲を公表するためだ」 ミーナ:「いえ。そんなことは……サスケ、余計な事は言わなくていいの(笑顔でマフラーをギリギリと引っ張る)」 風間サスケ:「グゲゲゲゲ…ついに決めたのでござるか。あの機体さえあれば百人…いや千人力でござろう」 風間サスケ:顔を青くしつつ リュウ:「まだ使うつもりはないぞ」 リュウ:「あくまでもあの障壁を破るための材料だ」 リュウ:「(それがわかってさえしまえば・・・)」 はっぱさま:「そうか、決めたか人間」 GM:突如、三人の頭上から声が降ろされる 風間サスケ:「勝ちの目があるのなら各国との交渉の難度も下がりそうですな…っておひさしぶりです」 リュウ:「・・・ユグドラシル」 GM:厳かな声を出しながら、歩く脚は止まらず。体はメスネコの事を追いかけているはっぱさまが三人の視界に収まる。 リュウ:はっぱさま・・・ 風間サスケ:「ちゅーる食べるでござるか…?」 風間サスケ:ひどい… リュウ:ライフルで撃ち抜くぞ GM:「まぁ、吾輩はわかっていたとも……人とは力にはあらがえぬ生物だ……ちょっと、まってよかのじょー、ほら吾輩今超かっこつけてるところだからさー」 メスの三毛猫:「フーッ!」 リュウ:「・・・(目を閉じながら)」 はっぱさま:「……わかっていた、この結果はな。だが、これで100年前の悲劇が繰り返され……そんな……おじんは嫌いよ、って」 はっぱさま:「吾輩まだピチピチの200歳だもんッ!!……あっ!?」 GM:雌猫に威嚇され足を滑らせて塀の上からボテンと音を立てて落ちるはっぱさま リュウ:「私には女王種の障壁を破る方法を思いつけなかった。だが、クロイツゼクストの障壁と同じものだとすれば、破る方法を調べることができる」 はっぱさま:「だが、その時間はあるのかな?人間よ」 GM:何事もなかったかのように立ち上がって悲しみを湛えた瞳でリュウを見上げるはっぱさま GM:その悲しみが雌猫にふられたことによるものか、それともリュウの決断、ひいてはアーカイアの未来を憂いての事か、それは誰にも分らない リュウ:「時間は少ないが、ゼロではない!」 リュウ:「やれることはやる!そしてやってみせる!」 リュウ:「(ヴァッサマインの少女の瞳、私は・・・やらなければならないんだ・・・ッ!)」 はっぱさま:「……それでも、それでもなのだ。英雄ではアーカイアは救えぬ。そういえばサスケ、土管娘、精進しておるか?」 はっぱさま:ちょいちょい、と手で貢物を要求しながらはっぱさまの視線が呆れる視線を送るミーナ達の方に向けられる 風間サスケ:「そのつもりではあるのですが、最近は判断が難しい場面が多く…お恥ずかしい」 風間サスケ:ゲソにチーズにちゅーるをぽんと ミーナ:「何なの?勇者、勇者って……英雄と何が違うって言うの?」 はっぱさま:「ふむ、そうな……では話してやろう」 風間サスケ:「ありがたいでござる…」 はっぱさま:おつまみをハムハムとしながら中年のおっさんのように寝転がるはっぱさま。 はっぱさま:「英雄とは戦うもの、殺すもの、変えるもの、つまり、生きようとするもの。言い換えれば敵を倒す者のことだ」 はっぱさま:「これは誰にでもなれる。いや、ある意味ですべての人間が英雄と言える。人の営みとはすなわち争う事だからだ」 風間サスケ:「……」 はっぱさま:「前大戦の時、吾輩にとある英雄は言った『アーカイアでも現世でも関係はない。人生は戦いだ』と」 はっぱさま:「『どこにいても戦は起こる、人は死ぬ。ならば私は祖国の為に、大切なものの為に戦いたい』と」 はっぱさま:「だが、それでは駄目なのだ、それでは悲劇が起こる。それでは同じことが延々と繰り返される」 はっぱさま:「同じ悲劇が、【人の営み】が繰り返される」 風間サスケ:「では、一体どうすれば良いのですか。戦わずに死ぬのが正解だと…?」 はっぱさま:「勇者とは……現状を変えるもの、悲劇に立ち向かうもの、運命に抗うもの、宿命の妨害者、枠組みから外れたもの、何かを救うもの、救世主……いや」 はっぱさま:「サスケ、それでは駄目なのだ。答えは自らで見つけねばならない。でなければ悲劇が訪れる。さぁ……また悲劇が来るぞ」 リュウ:「・・・何?」 GM:はっぱさまがふっと、空を見上げると同時、ズズンッという低い衝撃と共に大広場の方から青い雷光が走る 風間サスケ:「何の光!?」 GM:このはっぱつきけもの!己の肉が骨から削げ落ちるまで戦う!おうごんさまーーーーっ!ばんじゃーーーーーーいっ!! リュウ:バシッ 風間サスケ:黄金の歌姫がセイラさんみたいなイメージになってきたぞ GM:同時にあがる怒号と悲鳴 ミーナ:「行くわよサスケ!」 風間サスケ:「合点!」 GM:ミーナとサスケが走り出す。 風間サスケ:「リュウ殿、まだ調査中故はっきりとは申せませぬが、あの絶対奏甲。何者かに狙われておるようです。重々お気を付けて」 風間サスケ:駆け出す リュウ:「馬鹿!そういうことは早く・・・!チッ、ひとまずイーディスと合流しなくては・・・!」 GM:3人の耳に届く遠くの声はこうだ GM:「シュピルドーゼ側からの強制アクセスです!」「絶対に通させるな!」「駄目ッ、奏甲をはやくッ!」 風間サスケ:本当に遅かった リュウ:何?シュピルドーゼからだと? GM:リュウが、広場に向かったサスケ達と逆方向に向かって走り出す。その背中に悲しげなはっぱさまの声が投げかけられる リュウ:あの女王が理由もなくこんな手に出るとは思えん 風間サスケ:いったいなにがはじめるんです? はっぱさま:「そうだ、人間。いや、英雄。お前は行かぬ方がよかろう、お前の……半身と共に居たいのならば」 リュウ:バッと振り向く リュウ:「なぜだ?」 GM:だが、そこには青い光の粒子が残っているだけではっぱさまはもう居ない GM:風に乗ってリュウの耳の奥でリフレインする「お前の……半身と共に居たいのならば」という言葉を残して リュウ:「・・・大事なことはしっかり伝えろと両親から教わらなかったのか・・・!」