検索
AND検索
OR検索
トップ
|
リロード
|
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
| Color:
Top
/ victory of wisdom 10
victory of wisdom 10 の編集
Last update on |
編集
|
複製
|
名前変更
|
差分
|
バックアップ
|
添付
重要なお知らせ
サイトがSSL/TLSに対応しました。
【詳細はこちら】
↑
Menu
↑
概要
【トップページ表示イメージ確認】
トップページ表示内容を編集
スパム対策のためトップページを編集禁止にし、別ページの内容を表示しています
左メニューを編集
【MobileStation】
軽量簡易トップページです
編集要望
編集メモ
編集の手引き
特別演習室
まだ備忘録状態
SandBox
サイト構成
臨時難民ゲットー
公民館
サークル活動等はこちらから
DAEMON X MACHINAや模型、TRPG等
DAEMON X MACHINA
DAEMON X MACHINA談話室
法務部
各種ルール制定及び問題解決はこちらまで
討論ページ「サンダードーム」
おみくじ
画像アップローダー
【全ページの添付ファイル一覧】
Google:
↑
最近の作品
↑
ARMORED CORE Ⅵ
FIRES OF RUBICON
+
パーツリスト
頭部パーツ
HEAD
胴体パーツ
CORE
腕部パーツ
ARMS
脚部パーツ
LEGS
火器管制器
F.C.S.
ジェネレータ
GENERATOR
ブースタ
BOOSTER
腕部兵装
A.UNIT
左腕部兵装
L-A.UNIT
背部兵装
B.UNIT
コア拡張機能
EXPANSION
OS TUNING
初心者向け講座
レギュレーション
Ver 1.05更新チェックリスト追記
アセンブルの手引き
ミッションリスト
システム・操作・テクニック
登場人物
/
登場AC
ロケーション
エネミー
/
勢力
アーカイブ
用語集
/
世界観考察
談話室
/
攻略情報交換所
発売前情報
オンライン用相談室
↑
ELDEN RING
エネミー
/
ボス攻略
+
武器
武器
短剣
/
直剣
大剣
/
特大剣
刺剣
/
重刺剣
曲剣
/
大曲剣
刀
/
両刃剣
斧
/
大斧
槌
/
フレイル
/
大槌
特大武器
槍
/
大槍
斧槍
/
鎌
鞭
/
拳
/
爪
小弓
/
長弓
/
大弓
クロスボウ
/
バリスタ
杖
/
聖印
松明
小盾
/
中盾
/
大盾
/
戦技
?
/
装備の強化
防具
/
タリスマン
戦灰
魔法
(
魔術
/
祈祷
)
システム・操作等
素性
/
キャラクター育成
侵入・侵入対策
+
アイテム
アイテム
道具
/
遺灰
製作素材
/
強化素材
貴重品
/
矢・ボルト
情報
登場人物
(
イベント
?
/
商人
)
レギュレーション
世界観
/
用語集
エルデンリング談話室
情報提供
↑
各種攻略情報
↑
アーマード・コア シリーズ
PSタイトル
PS2タイトル
PS3 / 360タイトル
PS4・5 / Xbox One・SeriesX・S / STEAM
PSPタイトル
携帯電話向けタイトル
↑
ソウル シリーズ
Demon's Souls
DARK SOULS
DARK SOULSⅡ
DARK SOULSⅢ
↑
その他
METAL WOLF CHAOS(XD)
Bloodborne
Déraciné(デラシネ)
SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE
↑
創作関連
Illustration[投稿画像]
全年齢向け
成人向け
Picture[投稿写真]
Movie[投稿動画]
Novels[投稿小説]
連載中作品
完結済作品
長編
短編
R-18系作品
アップローダー
画像アップローダー
↑
機体関連
AC Showroom[機体画像展示室]
AC Garage[アセンブル相談室]
↑
メディアミックス・グッズ情報
出版物情報
音楽関連情報
プラモデル・立体物関連情報
グッズ情報
?
↑
Link
公式サイト
FROM SOFTWARE
ARMORED CORE
DARK SOULS
Bloodborne
↑
各種ログ
過去の公式発表
各種コメントログ
サイト名ダービー跡地
強化月間ログ
TRPGログ
TRPG愛好会外部サイト進出投票結果
削除ページ一覧
削除したページはここから確認・復旧できます
過去のトップページ
編集の参考に過去のトップページを保存してあります
↑
ヤーナムおみくじ
トスニルス
↑
今日の運勢
【小吉】
ハロ~ナイストゥーミーチュー
話せる?のかな?アーユー何人?
火星人?ハセヨ?
現在、330 人がアクセス中です。
Total:2589/Today:1
-- 雛形とするページ --
2系 エネミー・メカニック
3系 エネミー・メカニック
404_Not_Found
ACfA/in the end 1(小説・全年齢))
ACfA/in the end 2(小説・全年齢))
ACfA/in the end 3(小説・全年齢))
ACfA/in the end 4(小説・全年齢))
ACfA/in the end 5(小説・全年齢))
ACfA/in the end 6(小説・全年齢))
ACfA/in the end 7(小説・全年齢))
ACfA/in the end 8(小説・全年齢))
ACfA/in the end 9(小説・全年齢))
ACfA/in the end 10(小説・全年齢))
ACfA/in the end 11(小説・全年齢))
ACfA/in the end 12(小説・全年齢))
ACfA/in the end 13(小説・全年齢))
ACfA/in the end 14(小説・全年齢))
ACfA/in the end 15(小説・全年齢))
ACfA/in the end 16(小説・全年齢))
ACfA/in the end 17(小説・全年齢))
ACfA/in the end 18(小説・全年齢))
ACfA/in the end 19 エピローグ(小説・全年齢))
ACfA/in the end 20 後日談 1(小説・全年齢))
ACfA/in the end 21 後日談 2(小説・全年齢))
ACfA/in the end 22 後日談 3【最終話】(小説・全年齢))
ACfA/in the end 23 クリスマス番外編その1【12月18日のお話】(小説・全年齢))
ACfA/in the end 24 クリスマス番外編その2【12月21日のお話】(小説・全年齢))
ACfA/in the end 25 クリスマス番外編その3【12月24日 イブのお話】(小説・全年齢))
ACfA/in the end 26 クリスマス番外編 エピローグ【年明け後のお話】
ACfA/in the end 27 バレンタイン番外編その1(小説・全年齢))
ACfA/in the end 28 バレンタイン番外編その2(小説・全年齢))
ACfA/in the end 29.5A ホワイトデー番外編 前編(小説・全年齢))
ACfA/in the end 29.5B ホワイトデー番外編 中編(小説・全年齢))
ACfA/in the end 29 バレンタイン番外編その3(小説・全年齢))
ACfA/in the end 30 -after the end-(小説・全年齢))
ACfA/in the end 過去編 -The Journey of Past- 1(小説・全年齢))
ACfA/in the end 過去編 -The Journey of Past- 2(小説・全年齢))
ACfA/in the end 過去編 -The Journey of Past- 3(小説・全年齢))
ACfA/in the end 過去編 -The Journey of Past- 4(小説・全年齢))
ACfA/in the end 過去編 -The Journey of Past- 5(小説・全年齢))
ACfA/in the end 過去編 -The Journey of Past- 6 end(小説・全年齢))
ACFA/Iria's Report 01
ACFA/Iria's Report 02
ACFA/Iria's Report 03
ACFA/Iria's Report 04
ACFA/Iria's Report 05
ACFA/Iria's Report 06
ACFA/Iria's Report 07
ACFA/Iria's Report 08
ACFA/Iria's Report 09
ACFA/Iria's Report 10
ACFA/Iria's Report 11
ACFA/Iria's Report 12
ACFA/Iria's Report 13
ACFA/Iria's Report 14
ACFA/Iria's Report 15
ACFA/Iria's Report 16
ACFA/Iria's Report 17
ACFA/Iria's Report 18
ACFA/Iria's Report 19
ACFA/Iria's Report 20
ACFA/Iria's Report 21
ACfA_CWUBRG_01/Dirty Worker(小説・全年齢)
ACfA_CWUBRG_02/Dearly Beloved(小説・全年齢)
AC Garage
AC Showroom
AR2E第1回テストセッション 『入団試験』
ARMORED CORE
ARMORED CORE 2
ARMORED CORE 2 ANOTHER AGE
ARMORED CORE 2 ANOTHER AGE/ミッション
ARMORED CORE 2 ANOTHER AGE/ロケーション
ARMORED CORE 2 ANOTHER AGE/登場人物
ARMORED CORE 2 SERIES 用語集
ARMORED CORE 2/FCS
ARMORED CORE 2/インサイド
ARMORED CORE 2/エクステンション
ARMORED CORE 2/オプショナルパーツ
ARMORED CORE 2/コアパーツ
ARMORED CORE 2/ジェネレータ
ARMORED CORE 2/ブースタ
ARMORED CORE 2/ミッション
ARMORED CORE 2/ラジエータ
ARMORED CORE 2/ロケーション
ARMORED CORE 2/世界観考察
ARMORED CORE 2/企業
ARMORED CORE 2/右腕部武器
ARMORED CORE 2/左腕部武器
ARMORED CORE 2/登場人物
ARMORED CORE 2/背部武器
ARMORED CORE 2/脚部パーツ
ARMORED CORE 2/腕部パーツ
ARMORED CORE 2/頭部パーツ
ARMORED CORE 3 / 企業
ARMORED CORE 3/エネミー
ARMORED CORE V
Bloodborne
FrontPage
MenuBar
PHP
...
[[小説/長編]] [[小説/長編]] #setlinebreak Written by えむ ---- 「どぅおりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 「ぐっ?!」 高速型ミサイルが飛来。レックスはそれを横へのクイックブーストで回避。だが、そこへ間髪いれずに飛んできたグレネード弾の直撃を受け、大きな衝撃と共に大きく機体を揺さぶられる。 それでも、腕部に装備した有澤製のグレネードと、背部のチェインガンを起動。クロストリガーにて反撃をするレックス。 だが決定打には届かない。チェインガンの弾幕こそ、PAを削っていくらかのダメージを与えるが、クイックブーストで動く相手に、貴重なダメージソースとも言えるグレネードを直撃させるには至らない。 すでにフォートネクストのAPは、キルドーザーとの撃ち合い――ほぼ一方的に近い――によって8割近くを削られており、危険な状態であることを知らせるアラートメッセージが出ている。 だが勝負は、最後までわからない。そして、諦めるつもりもない。 再び飛んでくる高速ミサイルを、再びクイックブーストで回避。しかし、そこでその動きが仇となった。正確にはクイックブーストの回避時には、他の事に気を回す余裕がなくなるのが仇になった。 「どすこぉぉぉい!!」 「なっ、しまった!?」 すでに、キルドーザーが突っ込んできていた。その両手には鉄塊と言ってもいいドーザーが二つ。通常のネクストならともかく、タンクで動きもいまいちであるフォートネクストになら当てれると踏んだのであろう。そして、その判断は間違ってはいなかった。 その両手の一撃を回避する間もなく、グレネードの直撃よりも大きな衝撃がレックスを襲う。APの表示がゼロとなり、機体状況を知らせるモニターには、コアが大破したことを知らせるメッセージが映る。だが、それを確認する事もできぬまま、レックスの目の前は真っ暗となって―――― ・ ・ ・ ・ ・ ・ そこでシミュレーションは終了となった。 単にこれは対ネクスト戦の特訓のため、セレンが組んだオーダーマッチである。間違っても実戦ではない。 「よっしゃあああ!」 「……キルドーザーにも勝てんのか…」 防音が利いてるはずのシミュレーターの中から聞こえてくる歓声を聞き流しながら、セレンは大きなため息をついた。これで問題点はハッキリとしたが、これは先行き不安ってものではない。 前回のワンダフルボディ戦は、途中から向こうが歩き出したから勝てたようなもの。けれでも全てのネクストがああなる保障は、まずないだろう。強いて言えば、ビギナーズラックと言ったところか。 いずれにしても対ネクスト戦の対策は早々に練る必要があるのは確実だ。問題はどうやって鍛えるか…だが。 「せいやぁぁぁぁぁっ!!」 「うおおおおおおおっ!!」 が、その思考はキルドーザーのリンクスであるチャンピオン・チャンプスと、レックスの大きな掛け声によって寸断された。 何事かと思って見てみれば、再びフォートネクストとキルドーザーが戦闘を行っているではないか。自分から訓練か…と感心しかけたのも束の間、一瞬にしてそれは粉砕された。 そこ繰り広げられているのは戦闘だった。確かに戦闘には違いなかった。…突っ込むとしたら、両機ともドーザーオンリー装備で、ブーストも使わずに至近距離で殴り合いをしている、ただ一点である。 「何をやってるんだ……」 人が真面目に考えている時に。良い度胸じゃないか。こめかみに小さな青筋を浮かべ、通信を入れようとするセレン。だが、その殴り合いを見て、セレンはあることに気がついた。 ちょうど、それはフォートネクストが上半身部分だけを動かして相手のドーザーをかわし、キルドーザーの顔面にカウンターブローを叩き込んでいるところだった。 ぱっと見では、それだけのこと。だが至近距離でのカウンターは簡単なことではない。相手の動きを見切らなければ、沈められる危険だってあるのだ。思い出してみれば、ワンダフルボディ戦の時。ワンダフルボディの動きが鈍ってからのフォートネクストは格段に動きが変わっていた。つまり筋は悪くないわけだ。それどころか、予想以上の腕なのかもしれない。高速戦に対応できないだけで。 「そういえば、元ノーマル乗りだと言ってたが……」 その時の腕はどうだったのだろうかを聞いたことはなかった気がする。 「…いつか聞いてみるか」 もしかしたら、そこから何か突破口が開けるかもしれない。そう考えるセレン。 一方、シミュレーターから出てきた二人は、殴り合いを通じて両者の間に何かが芽生えたのか、がっちりと握手を交わしていた。 あと余談ではあるが、殴り合いに勝ったのはレックスだったりする。閑話休題。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ さて、それから何にか過ぎたある日の事。レックス達の元に、ある日一通のメールが送られてきた。 送り主は、オーメル・サイエンス。言うまでもなく、仕事の依頼だ。 「…ごめん、よく聞こえなかった」 そしてレックスは、セレンから伝えられた一言が信じられず。思わず聞き返していた。 それに対して、セレンは単語の一つ一つを強調し、ハッキリともう一度告げる。 「オーメルから、BFFのフラグシップ。スピリット オブ マザーウィル撃破依頼が来た」 スピリット オブ マザーウィル。BFFが所有する超大型のAFである。AFとしては旧型らしいが、豊富なノーマルの搭載数と圧倒的な火力量により、いまだなお現役。その凄まじさは、ランク9のホワイトグリントをも退けたことが物語っている。一言で言ってしまえば、まさに難攻不落の移動要塞。それを撃破しろと言うのだ。 「……誰に?」 「お前だ、レックス」 「マジで?」 「マジだ」 そんなやりとりを経た後、二人はそろってため息をついた。―――依頼する相手を間違えてないですか、オーメルさん…。それが二人の共通の意見である。 だが、それでも詳しい話を聞くだけ聞いてみることにする。自分達のようなランクの低いリンクスに、そんな依頼をしてくるからには、何か理由があると思ったのである。 連絡をして詳細を聞いてみたところ、とあるルートからスピリット オブ マザーウィルの設計図を入手。それを解析した結果、スピリット オブ マザーウィルの弱点がわかったのだと言う。それが偽りでない証拠に、オーメルの依頼人はその設計図のデータも送りつけてきた。 「砲台を潰していけば、そのダメージが内部に伝播していくと言うのか…。たしか、これなら上位リンクスでなくてもいける可能性はある」 「普通のリンクスだったらだけどな…。僕のフォートネクストじゃ、機動性が足りない。ある程度は耐えられるけど…時間をかけたら、スピリット オブ マザーウィルの近接防御で削り切られるのがオチだ」 ミサイルと砲台。主砲を抜きにしても、その弾幕量は恐らく相当なものだろう。クイックブーストの回避に専念すれば凌げるかもしれないが、恐らくそれでは攻撃する暇がなくなってしまうだろう。 しかし攻撃に移れば、すばやく動き続けられない以上、被弾は増える。スピリット オブ マザーウィルの壊すべき砲台は広範囲にわたって配置されていることを考えれば、必然的に砲火にさらされる時間は長くなるに違いない。そして、どれほど破壊すればいいのかもわからないとなると、なおさらのことだ。 「じゃあ、どうする? 絶対に受けなければいけない決まりではないぞ?」 「そうだな。でも……なんと言うか。逃げたくはないんだよな…。こいつを撃破できれば、リンクスとして、ある程度は認められるんだろう?」 「ジャイアントキリングは、一種の奇跡だからな。…じゃあ、受けるのか?」 「――受けるよ、セレン。何か手もあるはずだし」 こうして、スピリット オブ マザーウィル撃破のための準備が始まった。 さしあたって、相手が相手なので作戦を練る時間がほしいとオーメルに通達し、レックスは少し調べ物がしたいとセレンに申し出て、一人端末へと向かう。 少ししてセレンが覗き込んでみれば、そこにはスピリット オブ マザーウィルの設計図を筆頭に。設計図から読み取った構造材のデータやら、使用されている装備のスペックデータやら、戦闘となる旧ピースシティエリアの詳細データなど、大量のデータがそこに表示されていた。 そして、それらを前にレックスは真面目な表情で、じっとそれを見つめ考え込んでいるようだった。 集中しているようだから邪魔はしない方がいいか…と、とりあえず入れたコーヒーを置いて下がるセレン。 それから数時間が過ぎて、おもむろにレックスは振り返った。 「セレン、一種の賭けになるけど…。勝てるかもしれない」 「ほぅ。聞こうか…」 「じゃあ聞いてくれ。色々調べて考えてみたんだが――――」 そう言って、レックスは自分のプランをセレンへと説明していく。 「それが本当なら、お前でもやれるか。だが確証はない…、だから賭けか」 「駄目なら、全力で逃げるよ」 「だろうな。いいだろう、やってみろ。……で、装備はどうする?」 そうたずねるセレンに、レックスは小さく頷いて、自分が持っていこうと思っている装備を告げた。 普通だったら、反対したくなる装備だったが―――レックスのプランを先に聞いていたのもあって、セレンはあっさりと納得することができた。レックスのプランなら、それが最適だと思えたからである。 そして、数日後。作戦当日。 VOB取り付けを担当することになっているオーメルの整備員達は、そろって自分達の目を疑った。 対スピリット オブ マザーウィル。BFFの誇るフラグシップに。タンク機がインテリオルのレーザーブレードLB-ELTANIN二つと、アルドラ製のグレネード2門で挑もうとしていたからである。 To be countine…… ---- now:&online; today:&counter(today); yesterday:&counter(yesterday); total:&counter(total); ---- **移設元コメント [#oc81ceee] -策を巡らせるか……良い展開じゃないか。期待させて貰いませう -- 2010-04-07 (水) 13:19:47 -オーメルの整備員ならずとも目を疑うよ。ガチタンでSoMに挑むって時点で相当大変なのに、ブレード二刀流だと!?どうなるのか全く分からぬーん -- 2010-04-07 (水) 14:21:34 -もしや・・・ブレホでミサイル避けながらグレでミサイル砲台撃破か? -- 2010-04-07 (水) 14:50:12 -きっと割るんだろうな -- 2010-04-07 (水) 16:20:45 -「割る」と見た。 -- 2010-04-07 (水) 19:10:34 -ここは意外性を狙って・・・ゲーム中では出来ない「脚部破壊」と予想する!! -- 2010-04-07 (水) 19:23:04 -まぁ割るんだろうな -- 2010-04-07 (水) 21:30:19 -ガチタン道まっしぐらなレックス君の作戦に期待。 -- 2010-04-07 (水) 21:59:45 -実際ノーマルもハードも背中グレ二本で割れる -- 2013-03-10 (日) 21:08:48 -中に侵入してブレードとグレで壊しまくる・・・とか。 -- 2013-03-10 (日) 22:22:43 ---- 【作者一言コメント未回収につき、なし】 ---- **コメント [#uc411d8e] #comment ---- RIGHT:[[小説へ戻る>小説/長編]]
タイムスタンプを変更しない
[[小説/長編]] [[小説/長編]] #setlinebreak Written by えむ ---- 「どぅおりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 「ぐっ?!」 高速型ミサイルが飛来。レックスはそれを横へのクイックブーストで回避。だが、そこへ間髪いれずに飛んできたグレネード弾の直撃を受け、大きな衝撃と共に大きく機体を揺さぶられる。 それでも、腕部に装備した有澤製のグレネードと、背部のチェインガンを起動。クロストリガーにて反撃をするレックス。 だが決定打には届かない。チェインガンの弾幕こそ、PAを削っていくらかのダメージを与えるが、クイックブーストで動く相手に、貴重なダメージソースとも言えるグレネードを直撃させるには至らない。 すでにフォートネクストのAPは、キルドーザーとの撃ち合い――ほぼ一方的に近い――によって8割近くを削られており、危険な状態であることを知らせるアラートメッセージが出ている。 だが勝負は、最後までわからない。そして、諦めるつもりもない。 再び飛んでくる高速ミサイルを、再びクイックブーストで回避。しかし、そこでその動きが仇となった。正確にはクイックブーストの回避時には、他の事に気を回す余裕がなくなるのが仇になった。 「どすこぉぉぉい!!」 「なっ、しまった!?」 すでに、キルドーザーが突っ込んできていた。その両手には鉄塊と言ってもいいドーザーが二つ。通常のネクストならともかく、タンクで動きもいまいちであるフォートネクストになら当てれると踏んだのであろう。そして、その判断は間違ってはいなかった。 その両手の一撃を回避する間もなく、グレネードの直撃よりも大きな衝撃がレックスを襲う。APの表示がゼロとなり、機体状況を知らせるモニターには、コアが大破したことを知らせるメッセージが映る。だが、それを確認する事もできぬまま、レックスの目の前は真っ暗となって―――― ・ ・ ・ ・ ・ ・ そこでシミュレーションは終了となった。 単にこれは対ネクスト戦の特訓のため、セレンが組んだオーダーマッチである。間違っても実戦ではない。 「よっしゃあああ!」 「……キルドーザーにも勝てんのか…」 防音が利いてるはずのシミュレーターの中から聞こえてくる歓声を聞き流しながら、セレンは大きなため息をついた。これで問題点はハッキリとしたが、これは先行き不安ってものではない。 前回のワンダフルボディ戦は、途中から向こうが歩き出したから勝てたようなもの。けれでも全てのネクストがああなる保障は、まずないだろう。強いて言えば、ビギナーズラックと言ったところか。 いずれにしても対ネクスト戦の対策は早々に練る必要があるのは確実だ。問題はどうやって鍛えるか…だが。 「せいやぁぁぁぁぁっ!!」 「うおおおおおおおっ!!」 が、その思考はキルドーザーのリンクスであるチャンピオン・チャンプスと、レックスの大きな掛け声によって寸断された。 何事かと思って見てみれば、再びフォートネクストとキルドーザーが戦闘を行っているではないか。自分から訓練か…と感心しかけたのも束の間、一瞬にしてそれは粉砕された。 そこ繰り広げられているのは戦闘だった。確かに戦闘には違いなかった。…突っ込むとしたら、両機ともドーザーオンリー装備で、ブーストも使わずに至近距離で殴り合いをしている、ただ一点である。 「何をやってるんだ……」 人が真面目に考えている時に。良い度胸じゃないか。こめかみに小さな青筋を浮かべ、通信を入れようとするセレン。だが、その殴り合いを見て、セレンはあることに気がついた。 ちょうど、それはフォートネクストが上半身部分だけを動かして相手のドーザーをかわし、キルドーザーの顔面にカウンターブローを叩き込んでいるところだった。 ぱっと見では、それだけのこと。だが至近距離でのカウンターは簡単なことではない。相手の動きを見切らなければ、沈められる危険だってあるのだ。思い出してみれば、ワンダフルボディ戦の時。ワンダフルボディの動きが鈍ってからのフォートネクストは格段に動きが変わっていた。つまり筋は悪くないわけだ。それどころか、予想以上の腕なのかもしれない。高速戦に対応できないだけで。 「そういえば、元ノーマル乗りだと言ってたが……」 その時の腕はどうだったのだろうかを聞いたことはなかった気がする。 「…いつか聞いてみるか」 もしかしたら、そこから何か突破口が開けるかもしれない。そう考えるセレン。 一方、シミュレーターから出てきた二人は、殴り合いを通じて両者の間に何かが芽生えたのか、がっちりと握手を交わしていた。 あと余談ではあるが、殴り合いに勝ったのはレックスだったりする。閑話休題。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ さて、それから何にか過ぎたある日の事。レックス達の元に、ある日一通のメールが送られてきた。 送り主は、オーメル・サイエンス。言うまでもなく、仕事の依頼だ。 「…ごめん、よく聞こえなかった」 そしてレックスは、セレンから伝えられた一言が信じられず。思わず聞き返していた。 それに対して、セレンは単語の一つ一つを強調し、ハッキリともう一度告げる。 「オーメルから、BFFのフラグシップ。スピリット オブ マザーウィル撃破依頼が来た」 スピリット オブ マザーウィル。BFFが所有する超大型のAFである。AFとしては旧型らしいが、豊富なノーマルの搭載数と圧倒的な火力量により、いまだなお現役。その凄まじさは、ランク9のホワイトグリントをも退けたことが物語っている。一言で言ってしまえば、まさに難攻不落の移動要塞。それを撃破しろと言うのだ。 「……誰に?」 「お前だ、レックス」 「マジで?」 「マジだ」 そんなやりとりを経た後、二人はそろってため息をついた。―――依頼する相手を間違えてないですか、オーメルさん…。それが二人の共通の意見である。 だが、それでも詳しい話を聞くだけ聞いてみることにする。自分達のようなランクの低いリンクスに、そんな依頼をしてくるからには、何か理由があると思ったのである。 連絡をして詳細を聞いてみたところ、とあるルートからスピリット オブ マザーウィルの設計図を入手。それを解析した結果、スピリット オブ マザーウィルの弱点がわかったのだと言う。それが偽りでない証拠に、オーメルの依頼人はその設計図のデータも送りつけてきた。 「砲台を潰していけば、そのダメージが内部に伝播していくと言うのか…。たしか、これなら上位リンクスでなくてもいける可能性はある」 「普通のリンクスだったらだけどな…。僕のフォートネクストじゃ、機動性が足りない。ある程度は耐えられるけど…時間をかけたら、スピリット オブ マザーウィルの近接防御で削り切られるのがオチだ」 ミサイルと砲台。主砲を抜きにしても、その弾幕量は恐らく相当なものだろう。クイックブーストの回避に専念すれば凌げるかもしれないが、恐らくそれでは攻撃する暇がなくなってしまうだろう。 しかし攻撃に移れば、すばやく動き続けられない以上、被弾は増える。スピリット オブ マザーウィルの壊すべき砲台は広範囲にわたって配置されていることを考えれば、必然的に砲火にさらされる時間は長くなるに違いない。そして、どれほど破壊すればいいのかもわからないとなると、なおさらのことだ。 「じゃあ、どうする? 絶対に受けなければいけない決まりではないぞ?」 「そうだな。でも……なんと言うか。逃げたくはないんだよな…。こいつを撃破できれば、リンクスとして、ある程度は認められるんだろう?」 「ジャイアントキリングは、一種の奇跡だからな。…じゃあ、受けるのか?」 「――受けるよ、セレン。何か手もあるはずだし」 こうして、スピリット オブ マザーウィル撃破のための準備が始まった。 さしあたって、相手が相手なので作戦を練る時間がほしいとオーメルに通達し、レックスは少し調べ物がしたいとセレンに申し出て、一人端末へと向かう。 少ししてセレンが覗き込んでみれば、そこにはスピリット オブ マザーウィルの設計図を筆頭に。設計図から読み取った構造材のデータやら、使用されている装備のスペックデータやら、戦闘となる旧ピースシティエリアの詳細データなど、大量のデータがそこに表示されていた。 そして、それらを前にレックスは真面目な表情で、じっとそれを見つめ考え込んでいるようだった。 集中しているようだから邪魔はしない方がいいか…と、とりあえず入れたコーヒーを置いて下がるセレン。 それから数時間が過ぎて、おもむろにレックスは振り返った。 「セレン、一種の賭けになるけど…。勝てるかもしれない」 「ほぅ。聞こうか…」 「じゃあ聞いてくれ。色々調べて考えてみたんだが――――」 そう言って、レックスは自分のプランをセレンへと説明していく。 「それが本当なら、お前でもやれるか。だが確証はない…、だから賭けか」 「駄目なら、全力で逃げるよ」 「だろうな。いいだろう、やってみろ。……で、装備はどうする?」 そうたずねるセレンに、レックスは小さく頷いて、自分が持っていこうと思っている装備を告げた。 普通だったら、反対したくなる装備だったが―――レックスのプランを先に聞いていたのもあって、セレンはあっさりと納得することができた。レックスのプランなら、それが最適だと思えたからである。 そして、数日後。作戦当日。 VOB取り付けを担当することになっているオーメルの整備員達は、そろって自分達の目を疑った。 対スピリット オブ マザーウィル。BFFの誇るフラグシップに。タンク機がインテリオルのレーザーブレードLB-ELTANIN二つと、アルドラ製のグレネード2門で挑もうとしていたからである。 To be countine…… ---- now:&online; today:&counter(today); yesterday:&counter(yesterday); total:&counter(total); ---- **移設元コメント [#oc81ceee] -策を巡らせるか……良い展開じゃないか。期待させて貰いませう -- 2010-04-07 (水) 13:19:47 -オーメルの整備員ならずとも目を疑うよ。ガチタンでSoMに挑むって時点で相当大変なのに、ブレード二刀流だと!?どうなるのか全く分からぬーん -- 2010-04-07 (水) 14:21:34 -もしや・・・ブレホでミサイル避けながらグレでミサイル砲台撃破か? -- 2010-04-07 (水) 14:50:12 -きっと割るんだろうな -- 2010-04-07 (水) 16:20:45 -「割る」と見た。 -- 2010-04-07 (水) 19:10:34 -ここは意外性を狙って・・・ゲーム中では出来ない「脚部破壊」と予想する!! -- 2010-04-07 (水) 19:23:04 -まぁ割るんだろうな -- 2010-04-07 (水) 21:30:19 -ガチタン道まっしぐらなレックス君の作戦に期待。 -- 2010-04-07 (水) 21:59:45 -実際ノーマルもハードも背中グレ二本で割れる -- 2013-03-10 (日) 21:08:48 -中に侵入してブレードとグレで壊しまくる・・・とか。 -- 2013-03-10 (日) 22:22:43 ---- 【作者一言コメント未回収につき、なし】 ---- **コメント [#uc411d8e] #comment ---- RIGHT:[[小説へ戻る>小説/長編]]
テキスト整形のルールを表示する